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Q
- 録画面接が3分もあり長いと感じるのですが、何を話せば良いのでしょうか?
- 3分間という時間は、話すスピードにもよりますが、おおよそ450〜500文字くらいの分量に相当します。この時間を効果的に使うためには、構成をあらかじめ設計しておくことが重要です。 たとえば、前半の30秒で自己紹介と応募理由を簡潔に述べ、中盤の1分30秒で自身の強みとそれを裏付ける具体的な成果を最も時間をかけて伝えます。 そして、終盤の1分で入社後の抱負と貢献意欲を語って締めくくるという時間配分がバランスの取れた構成と言えるでしょう。 丸暗記はNG! 対話する意識で自然なトーンを演出しよう 録画の際には、視線はスマートフォンのカメラレンズに固定し、身振り手振りは胸元より上の範囲で抑制的に使うと、落ち着いた印象を与えられます。 台本は丸暗記するのではなく、要点のみを箇条書きにしたメモを、目線の高さに近い場所(PC画面に貼るなど)に置くことをお勧めします。 これにより、自然な「対話調」を意識しやすくなり、堅苦しい印象を避けることができるでしょう。
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Q
- 面接に落ちる人と受かる人の大きな違いは何ですか?
- 面接を通過する応募者の多くは、「質問に対する的確な回答」と、それに加えた「付加価値のある情報提供(アドオン)」という二層構造で会話を組み立てています。 彼らは、面接官の質問にまず結論から端的に答えたうえで、必ずといって良いほど、関連する業界動向の分析や自身の経験にもとづいた考察、あるいは企業への具体的な提案などを付け加えています。 これにより、面接官は次の質問を深掘りしやすくなり、結果として双方向で深い対話が生まれやすいのです。 結論ファーストを徹底! 90秒で簡潔に話す訓練をしよう 一方、不採用となりやすい人は、一つのエピソードを長く話しすぎてしまったり、話が脱線したりする傾向があり、結論がぼやけてしまうため、面接官の印象に残りづらくなります。 対策として、面接練習の段階から「結論→根拠→具体例→再結論(まとめ)」という一連の流れを90秒以内で話す習慣を付け、自身の会話を録音して聞き返し、言い淀みや冗長な部分をチェックすると、改善のスピードが速まるでしょう。
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Q
- 休職することのメリットって何ですか?
- 休職することの最大のメリットは“労務提供を一時停止しても雇用関係と社会保険を維持できる”点です。 会社によってその期間は異なりますが、心身の回復に専念しつつ、復職プログラムで段階的に業務に戻れる制度が利用できます。 反面、休職期間は賞与・昇格の評価対象外になり、部署配置や担当顧客が変更される可能性も高まるため、注意が必要です。 復職後を見据えた準備でキャリアへの影響を最小化しよう! キャリアへの影響を最小化するには、主治医と産業医の復職基準を書面化することや、復職後6カ月の業務負荷計画を上司と合意することが有効です。 また、スキルアップ計画(オンライン講座受講など)を立て“成長停止感”を避けるといった準備も、安心して休養するために役立ちます。
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Q
- 社会人で特に目標がないのはまずいですか?
- もちろん、目標がないまま社会人生活を過ごしている人はいますが、目標欠如が続くと、評価基準を他者比較に依存しがちになり、自己肯定感が下がる傾向があります。 また昇進・異動の希望を表明できないため、キャリアが上司の判断任せになりがちです。 打開策として「1年後の状態目標」をプライベート含め3項目設定し、SMARTを基準として数値化してみてください。SMARTとは、目標設定に使用される基準の一つです。 小さな成功体験を重ねて自律的なキャリアを築こう! たとえば、「3カ月で資格を一つ取得する」といった、達成可能な小さなゴール設定を繰り返すことで目標達成サイクルに慣れることができます。 このサイクルに慣れることで、自己肯定感が高まり、大きなキャリア目標も描きやすくなるでしょう。
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Q
- 外資系企業を辞めたいけど決断できません......。
- 外資からの離職を検討する際は「ストレスの種類」と「市場価値の高まり」を天秤にかけると冷静に判断できます。 もし成果主義ゆえのプレッシャーが主因なら、同業他社で似た文化に再び直面する可能性が高いです。そのため、同業界ではなく異業界や日系グローバル企業を選択肢に含めると改善余地があるでしょう。 自分のストレスの要因を分析して、転職先を検討することが必要です。 客観的な市場価値を把握して後悔のない選択をしよう! 一方で、外資で培った英語交渉力やP/L(損益計算書)責任経験は、国内企業のDX推進ポジションで高く評価されることが多いです。 転職エージェントに現年収と希望条件で打診し、“市場での評価額”を把握したうえで退職時期を定めると、後悔のない選択になりやすいでしょう。
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Q
- 広告代理店の営業の仕事内容について教えてください。
- 広告代理店営業は、クライアントの課題ヒアリングから媒体選定、クリエイティブ進行、効果測定までを一貫して統括します。 月末は請求・レポート、月初は企画提案と新規開拓が重なりやすく、繁忙期は深夜残業も正直まれではありません。 しかし、大型キャンペーンが世に出た瞬間の達成感と、予算億単位の意思決定に若手からかかわれるダイナミズムが最大の魅力です。 残業の多さや深夜労働については企業によって異なるため要注意! ワークライフバランスは代理店規模と担当業界によって差が大きくあるため、一概には言えません。 まずはインターンシップやOB・OG訪問で自社の平均残業と裁量権を確認すると、入社後のギャップを減らせます。
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Q
- 未経験からアニメに携わる仕事に転職することはできますか?
- 制作進行・ライセンス営業・宣伝広報などノンアート職であれば、業界未経験でも転職は可能です。ただし、収入面での不安などもあるため、個別の案件については要調査となります。 共通して求められるのは“スケジュール死守のタフさ”と“深夜帯対応への理解”です。 応募前に映像制作の基礎用語や制作フローを学習しておきましょう。一般的な制作フローはプリプロダクション→作画→ポストプロダクションです。また、出資委員会の仕組みも理解しておきましょう。 そして、志望動機で「具体的にかかわりたい作品ジャンルと理由」を語れるようにしてください。 「なぜ今か」を明確に語ることが大切! 熱意と即戦力性を示そう 面接で「なぜ、今のタイミングで異業種へ?」と質問された場合、「30歳という年齢の節目に専門性を決めたかった」といったキャリアプラン上の理由や、「現職の部署解散を機にキャリアを見直した」といった、具体的なライフイベントを挙げるのが有効です。 きっかけと、その結果としての決意をセットで語ると、説得力を持たせることができるでしょう。加えてSNS運用など汎用スキルを提示すると即戦力イメージが強まります。
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Q
- 「辞める」と伝えたのに新しい仕事を任されて困っています......。
- 退職日が確定している状況で追加の業務を依頼された場合、感情的にならず、次の3段階で冷静に交渉することが基本となります。 まず、その業務の目的と完了までの工数(目安)を定量的・具体的に確認しましょう。 次に、その業務が自身の引き継ぎ計画にどのような影響を与えるかを客観的に示し、上司と共有します。 最後に、必要であれば、業務の完了期日を短縮するか、ほかのメンバーへの分担を提案するようにしましょう。 「情」に流されるのは危険! 合意内容は必ず文書で残そう 交渉の際には、「退職理由とは直接関係ありませんが、この案件をやり遂げることが、組織への最後の貢献になると考えています」といった前向きな姿勢を示したうえで、現実的な期日超過のリスクを伝えると、相手の納得を得やすくなります。 また、口約束だけで済ませると、後から「言った・言わない」のトラブルに発展しかねません。情に流されて曖昧な約束をしてしまうことを避けるためにも、合意した内容は必ずメールや議事録といった形で文書化しておくことが重要です。
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Q
- 「めちゃくちゃ楽しい仕事」って本当にありますか?
- 「楽な仕事」とは異なりますが、「楽しい」と心から言える仕事は存在します。仕事の楽しさは、多くの場合「裁量権の大きさ」「成長実感」「適切な報酬」という3つの要素のかけ算で決まると言われています。 つまり、業務内容そのものよりも、自身の価値観に合った裁量が与えられ、適度な難易度の課題を乗り越えることで成長を実感でき、その貢献が正当に評価・報酬に反映される環境であれば、人は仕事に「楽しさ」を感じやすいのです。 自己分析で「没頭できること」を見つけることが大切! わくわくを探そう したがって、「楽しい仕事」を職種名から探すのではなく、まずは自己分析を通じて「自分はどのような活動に時間を忘れて没頭できるのか」を過去の行動記録から洗い出します。 そして、それに近い体験を提供してくれる業界や企業を探すアプローチが現実的です。 OB・OG訪問などで、社員の1日の具体的なタイムスケジュールをたずね、それを自身で疑似体験してみるのも良い方法だと思います。 その際に「ワクワクする気持ち」よりも「ストレス」が上回るようであれば、その職種は候補から早期に除外することで、効率的にキャリアの選択肢を絞り込むことができるでしょう。
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Q
- 自由な働き方ができる仕事には、どのようなものがありますか?
- 「自由な働き方」を「時間・場所・指示系統」という3つの自由度で考えると、いくつかの代表的な職種が挙げられます。 たとえば、フリーランスのエンジニアやデザイナー、歩合制ライターや動画編集者、業務委託セールス、オンライン講師などです。 これらの仕事に共通するのは、提供する成果物(アウトプット)が数値で測定しやすいため、評価が成果に直結しやすいという点にあります。 自由には責任がともなう! まずは副業から挑戦してみよう 会社員からこれらの職種への転身を目指す場合、まず副業として週に10時間くらいから試験的に稼働し、自身の生活リズムと収益の見込みを検証することをお勧めします。 自由度が高い働き方は、その裏返しとして「自己管理」「顧客開拓」「税務処理」という3つの領域において、すべての責任を自身で負うことになります。 そのため、早い段階から確定申告の知識を身に付け、自身の営業戦略を立てるなど、事業主としての学習計画を組んでおくと安心です。