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Q
- オンライン留学はガクチカになりますか?
- オンラインでの海外大学の授業履修経験は、その「自己設計能力の高さ」を前面に出すことで、非常に強力なガクチカになります。 まず、自己管理能力のアピールになります。決まった時間割などの制約がないオンライン講座は、自己管理能力を証明する絶好の機会です。学習計画や実績の記録(学習時間、提出物の数、英作文の語数など)は、努力の跡を示す有効な証拠となります。 また、国際的な協働経験も強みです。たとえば、Zoom/Slack/Miroといったツールを使い、チームでの役割分担や議事録作成、合意形成などを仕組み化した経験を語りましょう。 そして、具体的な成果物も大切です。英語で作成したレポート、5~10分の動画、共同で執筆した論文の草稿など、自身の成果として提示できるものがあれば、ぜひアピールに活用しましょう。 受け身の姿勢はNG! 主体性をしっかりと伝えよう 大切なのは、ただ授業を受けたという受け身の姿勢で終わらせず、自ら課題を管理し、チームをまとめて成果を出した「一つのプロジェクト」として語ることです。 たとえば、「8週間のオンライン講座で最終課題のプロジェクトを主導し、各メンバーの役割を明確化することで、期限遵守率100%を達成しました」というように語れば、あなたの計画性と実行力を効果的に示すことができるでしょう。
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Q
- 留学経験はガクチカにならないですか?
- あなたの留学経験を、就職活動で高く評価される「ガクチカ」にするためには、次の四つの点を盛り込むことが重要です。 まず、「なぜ留学したのか」という目的の明確さ、次に、ただ授業に参加するだけでなく自ら機会を作り出した主体的な行動を盛り込みましょう。 そして、具体的な数値や成果物、第三者からの評価といった検証できる成果、最後に、その経験を仕事でどう活かすかという仕事への応用です。仕事での活かし方としては、「多様な利害関係者の意見を調整する力」や「資料を英語化する際の標準化スキル」といった伝え方が良いでしょう。 「異文化に触れた」で終わるのはNG! 具体的な行動でアピールしよう 最も避けたいのは、「異文化に触れて視野が広がりました」といった感想だけで終わってしまうことです。大切なのは、あなたの具体的な行動と主体性をアピールすることにあります。 たとえば、「英語で10本のインタビューを実施し、その内容を文字起こししてテーマ別に分析し、3つの改善提案にまとめました」というように、具体的なプロセスを示すことで、あなたの経験はほかの誰にも真似できない強力なアピールになるでしょう。
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Q
- 1カ月だけの留学経験はガクチカになりますか?
- 1カ月という短期間の留学経験でも、その「密度」と「成果」をしっかり示すことができれば、十分に魅力的なガクチカになります。書き方に注意しながら、アピールポイントを精査しましょう。 まずは、目的を絞ることから始めてください。語学全般ではなく、「専攻分野における英語での議論」や「発音の改善」など、力を入れたことを一つのテーマに絞って記載しましょう。 次に、成果物を示します。根拠として、発表で使ったスライド、音読のBefore/Afterがわかる音源、30日間続けた英語日記など、形として見せられるものがあれば活用しましょう。 そして、数値で証明することも大切です。WPM(Words Per Minute)、TOEICのリスニング小テストの結果、ネイティブスピーカーからフィードバックをもらった回数など、短期間でも測定できる数字があれば伝えましょう。 大きな成果はなくて良い! 小さな改善サイクルを見せよう たとえば、以下のようにまとめるのがおすすめです。 「1カ月間、発音と聴解能力の向上に目標を絞り、毎日30分×30日間のシャドーイングと、週に2回のネイティブスピーカーによる添削を継続しました。その結果、授業でのディスカッションにおける発話量が約1.7倍に増加しました。この経験から、短期間でもテーマを絞って計測と改善を繰り返せば、成果を出せることを学びました」 このように、大きな実績でなくても良いので、具体的な成果や学びを示すことが大切です。
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Q
- NPO法人でのインターン経験はガクチカになりますか?
- 結論として、十分にアピール材料となります。評価されるのは、社会性やインパクトの大きさそのものではなく、「課題→役割→成果→学び」というプロセスの再現性だからです。 アピールする際に磨くべきポイントは、以下の通りです。 まず、課題の定義から示しましょう。「誰の」「どのような」課題を解決する活動だったのかを明確にします。たとえば、寄付率、参加継続率、来場者満足度の向上などです。 次に、数字で語りましょう。KPIを一つか二つ設定し、%や件数、回数などで具体的な効果を示してください。 最後に、制約と工夫です。予算がゼロ、関係者が多い、平日は活動できないなど、現実的な制約のなかで、どのように工夫して乗り越えたのかを記載しましょう。 伝わる書き方は決まっている! 6項目を盛り込んだ構成でロジカルに示そう 以下の6つを押さえた構成で書くと、論理的で企業に好印象を与えられると思います。 ①背景・目的 ②自分の役割 ③制約 ④具体的な行動(A/Bテストの実施、声かけスクリプトの整備など) ⑤結果(例:寄付・申込者数が前年比で18%増加) ⑥学びの仕事への応用(例:仮説検証と改善サイクルを業務で活かす) 自分だけの経験をしっかりとガクチカとして示すことができるよう、書き方を意識するようにしましょう。
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Q
- 履歴書の得意な学科・分野・スポーツ欄はどう書けば良いですか?
- 結論として、業務に通じる行動特性が伝われば十分なので、それを前提に何を記載するか検討しましょう。 まずは、得意な学科や分野です。成績が特に優れていなくても、自身の得意な思考プロセスや再現性を示せるものを選びましょう。 たとえば、「統計基礎(仮説→検証→示唆出しというプロセスが得意です。ゼミでは、約600件のアンケート結果をロジスティック回帰分析で要因特定しました)」といった内容が良いと思います。 次に、スポーツに関する内容です。競技経験が浅くても、自身の役割や取り組む頻度、計測していた指標などを具体的に説明します。結果が出ているものがあれば、定量的な数値も示しましょう。 たとえば、「ランニング(週3回・5km走を継続。タイムの計測を続け、年間ベストを28分30秒から25分40秒に短縮しました)」のような形です。 抽象的な言葉は避けよう! 数字と頻度で具体的に語るのがカギ 記載する際は、以下の点に注意してください。 まずは、避けたい表現です。「コミュニケーション能力」「チームワーク」などの抽象的な言葉だけで終わらせず、具体的なエピソードを書きましょう。 次に、望ましい表現です。取り組む頻度や具体的な数値、工夫した点などを盛り込み、「習慣性」や「改善する姿勢」を見せましょう。履歴書全体の自己PRと内容を一致させると、一貫性が出ます。
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Q
- 履歴書の封筒は下書きすべきですか?
- 結論として、初めて書く場合や、字に不安がある場合は、「薄い下書き→清書」という手順が安全でしょう。 宛名の字詰めや改行位置、会社名の正式表記などは間違いが起きやすい箇所です。薄く鉛筆でガイド線を入れてから清書することで、綺麗に仕上げることができます。 宛名書きの基本は以下の通りです。 まず、会社名は(株)などと省略せず、正式名称で記載し、「御中」を付けます。部署名まで書く場合は、部署名に「御中」を付けましょう。 そして、個人名宛ての場合は「様」を使います。「御中」と「様」の併用はできないため、注意してください。 罫線テンプレートを自作して活用するのもおすすめ! 文字の書き方にも注意が必要です。行書体などの崩した文字は避け、楷書で丁寧にはっきりと書きましょう。 A4用紙などで罫線を引いた宛名テンプレートを自作し、封筒のなかに入れて透かし、ガイドとして使う方法も有効です。心配な場合は、実践しておきましょう。
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Q
- 履歴書を郵送する封筒に日付を書かなくても良いですか?
- 結論として、封筒に日付の記載がなくても、実務上は問題ありません。日付は、受け取り側の到着印で管理されるため、未記載が減点になることはまれです。 ただし、履歴管理が厳格な団体や試験などでは、慣習として記載する場合もあるため注意が必要でしょう。 すでに投函済みなら、そのままでかまいません。まだ投函していない場合は、封かん部の裏面に西暦(例:2025/08/03)で記載しておくと、より丁寧です。 日付より重要! 差出人や「応募書類在中」の表示を徹底しよう 今後の書類送付では、日付の有無よりも、差出人の住所・氏名・連絡先や、封筒の「応募書類在中」という記載がされているかを優先的に確認しましょう。 「応募書類在中」の朱書き、角形2号封筒の使用、差出人住所の明記といった、基本的なマナーを守ることが大切です。
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Q
- 履歴書の下書きは、シャーペンで大丈夫ですか?
- 結論として、シャーペンで下書きをしても問題ありません。ただし、跡をまったく残さないことが絶対条件です。 下書きや清書の際は、以下の点に注意しましょう。 まず、下書きには、0.3mmまたは0.5mmでHBのシャーペンが扱いやすくておすすめです。軽い筆圧で書けば、清書後にプラスチック消しゴムで丁寧に消すことができます。 次に、文字そのものではなくガイド線のみを下書きし、本文は一気に清書するほうが、消し残しのリスクを減らせるため、検討してみてください。 そして、清書には、黒のボールペン(油性またはゲルインク)を推奨します。インクのにじみに注意し、完全に乾いてから消しゴムをかける順番でおこないましょう。 細部まで気を抜かない! 小さな工夫で完成度を高めよう さらに、綺麗に仕上げるコツとして、以下の点も押さえておきましょう。 まずは、文字が綺麗に書けるように下敷きを使うのが良いです。そして、手の汗で紙が汚れないよう、筆記箇所以外に薄い紙を敷いて書きましょう。最後に、消しゴムのかすなどをきれいに払って完了です。 こうした細部へのこだわりが、完成度につながります。
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Q
- 履歴書の資格欄に日付の欄がない場合、どうすれば良いですか?
- 履歴書の資格欄に日付の記入欄がない場合、様式に従い、資格の名称のみを記載すれば問題ありません。複数回受験していて必要な場合などには括弧で補足しましょう。 指定様式に日付欄がなければ追記は原則不要です。 書く場合は括弧を活用! 日付や時系列も意識しよう しかし、応募する職務に直結する資格を最近取得した場合など、取得時期がアピールになる際には、戦略的に日付を書き加えるのも有効です。 その際は、資格名の後ろに「(20XX年○月取得)」と括弧で統一して記載するようにしましょう。取得予定のものがあれば「(20XX年○月見込み)」と記載しましょう。 複数の資格を記載する場合は、取得した順に古いものから時系列で並べるのが一般的なルールですので、その点も注意してください。
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Q
- 履歴書の日付を間違えたら、すべて書き直すべきですか?
- 結論として、1~2日の違いであればそのままでもかまいません。それ以上ずれている場合は、書き直しをおすすめします。例外は、軽微な修正・社内での提出・電子的な提出などの場合と考えておきましょう。 特に郵送で提出する場合、修正の跡は「丁寧さに欠ける」という印象に映りやすいため、時間が許す限り書き直すのが安全です。 どうしても書き直しが難しい場合は、PCで作成した新しい用紙に正しい日付を印字し、手書きが必要な箇所のみを転記する方法もあります。 業界による差として、保守的な業界ほど厳格な傾向があるでしょう。IT業界やベンチャー企業では、電子提出であれば問題になりにくいですが、誤記のある書類を送付したという印象は残るため注意しましょう。 記載する日付は作成日or投函日! 少し前の日付でも問題ない 提出する書類の日付は、作成日、または投函日のどちらを記載しても問題ありません。 事前に記入した日付でも、常識の範囲内であれば大丈夫です。迷った場合は、投函日に合わせると良いでしょう。