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Q
- 契約社員は3カ月更新でも途中退職できますか?
- 民法上はやむを得ない理由があれば、途中退職は可能です。実際そういう人もいましたし、会社としても仕方ないということになります。 理想は契約満了まで働くこと! 辞職を伝える際はマナーを意識 ただし、3カ月更新という短い契約期間のなかで一方的に辞めることになるため、3カ月が終わって更新しない、というほうが望ましいです。途中退職は会社側からすればビジネスへの影響が出ます。 しかし、健康面や家族の事情などのやむを得ない事情があるなら仕方ありません。理由を誠実に伝えましょう。 1カ月ほど前には会社に報告できていることが望ましいです。 ただ、3カ月更新のなかでの退職ということですのでなかなか難しいかもしれませんね。その場合は1週間でも2週間でも、退職を決めた段階ですぐに報告しましょう。「明日で辞めます」というのは社会人としてふさわしくありません。
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Q
- 年間休日104日って少ないですか?
- 年間休日104日は休日が少ない部類には入ります。 働き時方やプライベートとのバランスを考えるのなら、休みの日がいつなのか、土曜日に勤務がある場合は短時間に勤務になるのか、といったところも確認していく必要があります。 拘束時間を考慮すると自分の時間が確保しやすいこともある 会社や業界によっては、休日は少ないけれど残業が少ないなどの要因で、意外に離職率が低いケースもあります。そのため、休日の少ないから危険だとは一概に言えないことも事実です。 そのため、実際の残業の有無や有給取得率、繁忙期の働き方などを面接時などに確認することが大切です。 なかには、拘束時間が短い、休みがとりやすい、といったことも考えられます。その場合はプライベートとの両立が可能ですので、ほかの会社と比べながら判断していってください。
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Q
- 年間休日105日はやはりしんどいですか? 転職を考えるべきでしょうか?
- 数字から見ると、年間休日105日は法定ラインギリギリです。 一般的な大企業やホワイト企業といわれるところでは年間休日が120日ほどあります。そのため、現在の水準が低いことは確かです。 これに加えて残業が多いとなると、かなり大変になりますね。 将来への悪影響も! 転職の際は時間の条件をたずねよう このまま働き続けるデメリットには、健康やキャリアへの影響が考えられます。いろんな経験を積みたいと頑張れるうちは良いかもしれませんが、年を重ねるにつれて、プライベートや体調に合わせて仕事量の調整が必要になることは多いです。 そのような状況になった場合に、仕事量を減らしたり調整したりできないのであればそれはリスクになりえます。もし調整が許されるなら、大きな問題はないともいえるかもしれません。 求人を検討する際には、労働環境や出社時間、残業の有無などをチェックするようにしましょう。上記のような調整が可能かについても確認してください。
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Q
- 塩まじないで仕事のミスは減りますか?
- ミスが続くと不安になり、自分を全否定するような気持ちになって、何かにすがりたくなる心理は理解できます。ただ、それが科学的・論理的にミスを減らすかというとそうではありません。 それよりも、どうやったらミスを減らせるかということを具体化するほうがミスを減らすのには有用です。 たとえばミスの内容を書きだす、チェックリストやToDoリストを作る、一人で抱え込みすぎず再確認のお願いをする、といったことをおこなうだけでもずいぶん改善されるはずです。 落ち込みが激しいときは第三者への相談も必要 よほどメンタルで落ち込んでしまった場合は、産業医や心理的なカウンセラーといった外部への相談も検討してください。 スピリチュアル的なものに頼るよりも、第三者への相談や具体的な改善策の模索をおこなうほうがおすすめです。
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Q
- 大企業への転職を後悔しています……。
- 大企業よりも、裁量権とスピード感のある中小・ベンチャー企業で働きたいというのは、一つの価値観です。そのため、周囲の人の「せっかく大企業に入ったのに」という発言を気にする必要はありません。 きちんとした理由と目的があるのなら、キャリアに対する生き方ですので、堂々と自分で選択しましょう。 目的意識を持って選択しよう! 企業文化への理解が大切 転職の際は大手企業で身に付けた知識をアピールしてください。研修制度やトレーニング制度は大手企業のほうが整っていることが多いです。そのため、制度を通して得たマナーやスキルを「一通り身に付けています」と伝えましょう。 また、「自分の力をより加速させていきたい」など、転職したい理由も明確にすることが求められます。 さらに、中小・ベンチャー企業に転職するためにまず取り組むべきことには、企業文化を知ることが挙げられます。 まずは、そのような環境で求められる能力を知りましょう。「指示を待たない」「自分から情報を取りに行く」などのアグレッシブさが重要です。 行きたい企業の文化を理解して、そこにフィットさせに行く意識を持ってください。
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Q
- 職場に嫌な人がいてストレスです。
- 職場の人間関係は、離職理由の大きな割合を占める深刻な問題です。嫌な人が原因で「辞めたい」と感じるほどのストレスを抱えている場合、その感情を否定せず、自分の心身を守るための適切な対処を考える必要があります。 まずは、現状が「働き続けられる範囲」なのか、それとも「心身に支障をきたす限界」なのかを冷静に見極めてください。無理をして働き続けた結果、自分自身を壊してしまっては本末転倒です。 自分を守ることは、人生において何よりも優先されるべきことです。 周囲への相談や異動で環境を自ら変えよう 具体的な対策としては、まず信頼できる上司や周囲の同僚、あるいは人事に相談し、客観的なアドバイスを求めることが大切です。 特定の人とのコミュニケーションを物理的に減らす工夫をしたり、状況によっては部署異動を希望したりすることも、現状を打開する有効な手段となります。 ただし、転職や異動を検討する際には、「嫌だから逃げる」という視点だけでなく、「次はどのような環境で、どう働きたいか」という前向きな目的をセットで持つようにしましょう。 今の状況が、たまたま特殊で過酷な環境に置かれているだけなのか、あるいは自分の捉え方次第で変えられる余地があるのかを整理しておくことが、次のステップで同じ悩みを繰り返さないための鍵となります。 「嫌な人」のために自分の人生を台無しにする必要はありません。配置転換や転職を選択肢に入れつつ、できるだけストレスを軽減できる方法を模索し、自分が納得して働ける場所を慎重に選んでいきましょう。
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Q
- 仕事が難しくてついていけないのは努力不足なのでしょうか?
- 仕事が難しくてついていけない現状を、単純に「自分の努力不足」と決めつけて自分を卑下する必要はありません。新しい環境に身を置き、未経験の業務に取り組む際、最初からスムーズにいかないのは当然のことです。 学生から社会人へという大きな環境の変化の中にいるのであれば、なおさら時間がかかるのは自然なプロセスだといえます。 会社側も、すべての新入社員が即座に完璧なパフォーマンスを発揮できるとは考えていません。 一部に立ち上がりの早い人がいたとしても、そこに無理に標準を合わせて焦る必要はないのです。大切なのは、漫然と「頑張らなきゃ」と自分を追い込むことではなく、「具体的に何の努力が必要か」を冷静に整理することです。 具体的な仕組みを整えて成長を加速させよう まずは業務の優先順位をつけ、優先度の高いものから着実にこなせるよう取り組みましょう。その際、自分一人で解決しようとせず、上司や先輩に相談して助言をもらうことが、結果として最も早く成長に繋がります。 もしミスが続いて自信を失っているのなら、チェックリストを作成して確認体制を整える、あるいは着手前に不明点を再確認するといった、具体的な仕組み作りから始めてみてください。 「野球を始めたばかりの人が、最初から打てないことを努力不足だと責めても仕方がない」のと同じです。一つずつ実績を積み、少しずつ自信をつけていく。] このステップを丁寧に踏んでいくことこそが、仕事のレベルを上げるための唯一かつ着実な方法です。
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Q
- 仕事についていけず能力不足だと感じたらどうしたらいいですか?
- 仕事についていけず、「自分は能力が足りていない」と悩むのは、決して特別なことではありません。特に新しい環境や慣れない業務に取り組む際、最初は難しくて分からないことだらけなのは当然であり、仕方のないことです。 これを単なる「努力不足」と責めるのではなく、成長過程における「経験不足」の状態であると冷静に捉える必要があります。 仕事への不安を感じたときは、まず「何を身につけるべきか」を明確にすることから始めましょう。 自分一人で抱え込まず、依頼主や上司、あるいは斜め上の先輩や優秀な同期などに、「今の自分に何が足りないか」を直接聞いてみるのも有効なアプローチです。 わからないことを一つずつ解消し、小さな実績を積み重ねていくことで、徐々に仕事に慣れていくステップの途中にいるのだと考えてください。 ギャップを埋める過程を一生の武器にしよう また、能力不足を感じるからといって、安易に転職という手段を選ぶのはあまりおすすめできません。どの会社に移ったとしても、最初の時期が大変であることに変わりはないからです。 むしろ、若いうちから簡単にこなせる仕事ばかりをしていては、自身の能力開発には繋がりません。 大切なのは、理想と現実のギャップに直面したときに「どうやってその差を埋めていくか」を学ぶことです。自分で努力すべき点を見極めると同時に、周囲に助けや助言を求める力を養うことは、キャリアを築く上で一生モノのスキルになります。 やりたいことが他にあって前向きに環境を変えたい場合は別ですが、単に「ついていけない」という理由だけで諦めるのではなく、まずは「ギャップを埋めるプロセス」そのものを経験として積み上げていきましょう。
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Q
- バリキャリの彼女がいるとき、男性はどう仕事と向き合うべき?
- パートナーがいわゆる「バリキャリ」として精力的に働いている場合、そのキャリア観や働き方を尊重し、理解することはパートナーシップにおいて非常に大切です。 しかし、だからといって自分のキャリアや働き方まで相手に合わせたり、同じ基準で頑張り続けたりする必要はありません。 もちろん、身近な人が努力している姿を見れば「自分ももっと頑張らなければ」と影響を受けるのは自然なことです。理想は理解できていたとしても、実際は焦ってしまうのも無理はありません。 しかし、バリキャリという生き方が一方的に優れているわけでもないため、あくまで「働き方の方向性が違う」のだと捉えることが重要です。 大切なのは、相手の働き方をリスペクトしつつも、自分自身は自分の価値観を持って仕事に向き合うことです。 お互いに異なる方向性の働き方をしていても、その違いを認め合い、リスペクトし合える関係こそが理想的なパートナーシップの形ではないでしょうか。 自分の価値観を軸に自立した関係を築こう パートナーシップとは、どちらか一方が相手に一方的に合わせることではありません。 「彼女がこうだから自分もこうあるべきだ」と振り回されるのではなく、自分はどのような価値観で働きたいのかをしっかりと考え、自立したキャリア観を持ちましょう。そのうえで、自分とは違う道で輝いているパートナーを誇りに思う気持ちが大切です。 そのような形であれば、お互いのキャリア観が異なっても十分に共存していけるといえます。
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Q
- 会社員で夢がないのは大丈夫でしょうか?
- 会社員として働くうえで「夢がない」ことを不安に思う必要はありません。人生において夢があれば楽しいかもしれませんが、キャリアにおいて企業側が最も重視しているのは、夢の有無ではなく「仕事を通じていかに貢献できるか」という点だからです。 会社が対価を支払うのは、あくまで個人のパフォーマンスに対してです。円滑なコミュニケーションが取れるか、良い成果を出し続ける習慣があるか、といった実務的な信頼こそが重要であり、夢があるかどうかはあくまで本人次第の領域といえます。 特に現代のように変化が激しい時代では、あらかじめ決めた夢に固執するよりも、状況に適応しながら自分を変化させていく柔軟さが求められます。キャリア理論においても、偶然訪れた機会を活かしてキャリアを切り拓く考え方は非常に有効です。 「夢ではないけれど、面白そうな仕事が来たから飛び込んでみる」といった偶然を味方にする姿勢が、結果として良いキャリアに繋がることも少なくありません。 目の前の仕事に励めば夢は後からついてくる しかし、周りに夢を語る人がいると、自分だけ何もないように感じて焦ることもあるでしょう。ただし、それは他人と比較してしまっているだけで、今の仕事に面白みを感じ、目の前の業務を続けていきたいと思うこと自体が、立派な姿勢なのです。 「やってみなければ分からない」のが仕事の本質です。 「夢ではないから」と可能性を狭めてしまうのではなく、周囲の役に立ち、会社から求められる成果を出す。他人ができないことを自分が代わりに行う。それだけで、社会に対する立派な貢献です。 焦らずに目の前の仕事に取り組む中で、一生懸命取り組んできたことが得意になり、後から自然と「これがやりたかったことだ」と夢が見つかることも十分にあると覚えておきましょう。