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118件
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Q
- 証券会社への就職って難しいのでしょうか?
- 証券会社をはじめとする金融業界は、学生からの人気が高いことにともない、やはり倍率も高くなるため、就職は難しいといえます。 また、専門知識が必要というイメージから、挑戦をためらう人もいるかもしれません。たしかに、金融に関する専門知識があればあるだけ、選考でプラスに評価されるのは事実です。 しかし、現時点でまったく知識がないからといって、選考で不利になったり、マイナス評価になったりすることはありませんので、安心してください。 知識よりスタンスが大事! 貢献意欲をアピール それよりも、企業側が重視しているのは、学ぶ意欲や業界でどのように貢献していきたいかという、仕事へのスタンスです。 特に金融業界は、法律や市場が絶えず変化するため一生学び続ける業界といわれています。 入社前にどれだけ勉強できるかという点も大切ですが、それ以上に、入社後も継続して学び、成長し続けられる人材かどうかが厳しく見られています。 現時点での知識量で気後れするのではなく、今後のポテンシャルや学習意欲を強くアピールしましょう。
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Q
- 国際学部卒は就職に不利になりますか?
- 国際学部出身であることが就職活動で不利になることは、基本的にありません。特に文系学部の場合、学部名によって選考の通過率が大きく変わることはないと考えて良いでしょう。 企業が最も重視しているのは、その人が大学で何を学び、そこからどんな行動に移していったのか、という経験そのものです。 大事なのは大学で何を学びどう行動したか あるいは、物事にどう取り組んできたか、という個人の姿勢や思考プロセスのほうです。 学部がどこかということよりも、あなた自身がどんな人間で、何をしてきたのかをしっかりと伝えることができれば、何も心配する必要はありません。
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Q
- 「公務員は安定」じゃないんでしょうか?
- 「公務員は安定している」というイメージは根強いですが、近年のニュースなどをみると、安定とは何かを考え直す時期に来ているのかもしれません。 どこかの組織に入れば安心という時代は終わりつつあるととらえるべきです。 従業員という立場である以上、企業の業績や方針に自身のキャリアが左右される可能性は常にあります。 本当の意味での安定を求めるのであれば、企業に依存するのではなく、どの会社でも通用するポータブルなスキルを身に付けるという意識が重要です。 選ぶなら常に需要のある業界! ITや医療、物流などが狙い目 そのうえで、比較的ニーズがなくなりにくい業界を選ぶのであれば、IT業界や、常に需要のある介護・医療業界、そして社会インフラである物流業界などが挙げられます。 自分で未来を切り拓いていくというスタンスを持つことが、これからの時代における安定につながるでしょう。
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Q
- SPI試験では関数電卓の方が有利になりますか?
- SPI試験では、関数電卓を使うほど複雑な計算が求められることはほとんどありません。 出題される内容は主に中学〜高校(数学Ⅰ・A)レベルのものであるため、四則演算や簡単な方程式、割合、速さ、図形など、基本的な計算が中心です。 そのため、もし電卓を使える場面があったとしても、一般的な電卓で十分に対応可能です。 そもそも電卓なしのケースが一般的 ただし、SPI試験において電卓の使用が認められているケースは稀であり、原則として電卓なしで解くことが求められます。 そのため、事前の対策としては暗算力や筆算力を鍛えておくことが重要です。 計算対策以外に読み取り力を鍛えることも必要 また、SPIの非言語分野では、単なる計算能力だけでなく、答えの導き方や論理的な思考力も問われます。 幅広い出題パターンに慣れ、問題文の意図を素早く読み取る力を養うことが得点力アップにつながるでしょう。 日々の学習では時間を計りながら解く練習も取り入れると、本番での焦りを防ぎやすくなります。 問題集を2~3周ほど繰り返せば一定のパターンも把握できるようになります。 繰り返し練習し、自信を持って試験に臨めるよう準備を整えていきましょう。 少しでも参考になれば幸いです。
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Q
- クレペリン検査って何ですか? ルールを教えてください!
- クレペリン検査は、心理検査の一種で、性格特性や作業能力、ストレス耐性などを測る検査です。 基本的なルールは、1桁の数字の縦列が並んだ用紙の隣り合う数字を加算していく作業です。 具体的な進め方は以下です。 ①1分ごとに解答の行を変えながら作業を進めます。 ②検査は前半と後半に分かれており、間に休憩を挟みます。 ③前半と後半それぞれ15分間ずつ、合計30分間実施されます。 この検査は、作業負荷をかけることを前提とした能力面の特徴と性格・行動面の特徴を把握することが目的となっています。 単純計算のなかで集中力や粘り強さを評価される 検査結果からは、全体の計算量、1分ごとの計算量の変化の仕方、誤答が分析され、処理能力がわかるだけではなく、飽きっぽさ・粘り強さといった性格面もわかる検査となっています。 時間制限があるなかでひたすら計算していくとなると、プレッシャーを感じてしまうかもしれないですが、最後まで集中力を保ち、一定のリズムを意識するのが良いでしょう。 出題内容は非常にシンプルであるため、事前に練習をしてから臨んでみても良いかもしれません。
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Q
- 海運業界の今後の見通しはどうですか?
- 海運業界は長期的に見て非常に安定した業界だと言えます。 世界の貿易量の約80〜90%が海上輸送でおこなわれており、特にアジア地域の経済成長と物流需要は拡大すると見込まれているため、安定的な需要があるため成長性があります。 ただ、質問者の方が言う通り、中東情勢の悪化や景気動向に影響を受ける可能性があるため、短中期で見ると市況の影響を受けるかと思います。 脱炭素・人材不足・地政学リスクにどう向き合うかを見極めよう また、IMOが出している「2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロ」という目標に向けての脱炭素化対応やデジタル化、人材不足への対応など課題は山積みです。 就職活動時は各社どのような戦略を掲げているのかを調べていただくとより理解が深まるのではないかと思います。 また、日々更新される時事情報と海運業界の関連性も考えてみるのもおすすめです。 これらの知識をつけることで海運業界への深い理解・業界が直面する課題や各社の戦略が明確になり、そこに合わせたご自身の貢献意欲を示せば志望度をアピールすることにもつながります。 ぜひやってみてくださいね。少しでも参考になれば私も嬉しいです。
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Q
- 二次面接で落ちる理由は何が多いですか?
- 二次面接では、特に志望度の高さ、発言の一貫性、企業とのカルチャーマッチといった点が重点的に見られます。 二次面接で不合格となる場合、これらのいずれかの評価が基準に達しなかった可能性が高いと考えられます。 一般的に、一次面接では基本的な人柄などが見られるのに対し、二次面接以降は選考の目線が少し厳しくなり、候補者の本気度が問われることが多くなります。 振り返りが重要! 熱意と一貫性のある回答を目指そう 二次面接で話した内容を振り返り、話の論理が飛躍していなかったか、志望する熱意がきちんと伝わる内容だったかを客観的に確認してみることをおすすめします。 たとえば、一次面接で話した内容と矛盾する点を指摘されたり、入社への意欲が感じられないと判断されたりすると、評価は厳しくなります。 なぜこの会社でなければならないのか、入社して何を成し遂げたいのかを、より具体的に語ることを意識しましょう。
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Q
- 就活の面接でベストを着用するのはありですか?
- スーツのベスト着用については、TPOに合わせていれば基本的に問題ありません。しかし、企業の雰囲気や業界の慣習によっては、堅苦しい印象となる可能性も否定できません。 自分だけがベストを着用している状況で、面接に集中できなくなるくらいなら、あえて着用する必要はないでしょう。判断に迷う場合や少しでも不安であれば、着用を避けるのが無難な選択です。 事前に企業の雰囲気を調べて目立ち過ぎないものを選ぼう 金融や不動産など、比較的堅い業界では問題ないことが多い一方、ITやアパレルなどの比較的自由な業界では、かえって浮いてしまうこともありえます。 可能であればOB・OG訪問などの機会に、社内の服装の雰囲気について事前に確認しておくと安心です。 もし着用する場合は、悪目立ちしないよう、スーツと同色・無地のものを選ぶのが良いでしょう。
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Q
- OB訪問のお願いメールの書き方がわかりません。
- OB・OG訪問のお願いメールは、要点を押さえて丁寧な連絡を心掛ければ問題ありません。 社会人は多忙であるため、相手が一目見て要件をわかるように、件名は「OB・OG訪問のお願い【〇〇大学 〇〇】」のように、大学名と氏名を入れて簡潔に記載しましょう。 日頃から多くのメールを受け取っているビジネスパーソンにとって、わかりやすい件名は最低限のマナーです。内容を推測できない件名だと、メールを開いてもらえない可能性もあります。 簡潔で丁寧に! OB訪問への熱意を込めた内容を送ろう 本文には、自身の簡単な自己紹介と、なぜその人に連絡したのかという背景、そして訪問をお願いしたいという依頼内容を明確に記述します。 たとえば、訪問を希望する理由として、その人のどのような点に魅力を感じ、具体的などんな話を聞きたいのかを添えると、熱意が伝わりやすくなります。 簡潔さと丁寧さの両立を意識することが、スムーズなやり取りにつながるでしょう。
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Q
- 就活面接でやりたいことを聞かれたらどう答えれば良いですか?
- 入社前から明確にやりたいことが決まっている学生のほうが少ないので、焦る必要はありません。そのうえで面接で答える際には、いくつかのアプローチが考えられます。 一つは、「成長したい」といった思いだけでなく、「なぜそう思うのか」という理由を過去の経験とセットで話す方法です。 もう一つは、「まずは一人前になるためなら、何でもします」という意欲を伝える方法です。 そのうえで、「経験を積むなかで自分の強みを活かせる分野を見つけ、貢献していきたい」と将来性への意欲を語るのも良いでしょう。 自身の価値観と企業の提供価値をすり合わせてみよう やりたいことを見つけるためには、その企業が誰に、何を提供している会社なのかを一度書き出してみることをおすすめします。 顧客は個人のtoCか、法人のtoBか、どのようなユーザーに、どんな価値を提供していきたいのかなどを考えることが、職種研究にもつながります。 OB・OG訪問やインタビュー記事などを通じて、その企業で得られそうなやりがいの情報を集め、自身の価値観と企業の方向性との接点を探してみるのも、進むべき道を見つけるための一つの手です。