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Q
- 全国転勤のメリットを教えてください。
- 全国転勤のメリットは、何といっても自分の知見が広がることです。 限られた場所に留まることで安心感は得られますが、コンフォートゾーンから飛び出すことで得られるメリットには、それ以上のものがあると私は考えます。 新しい土地での出会いや経験は人生を豊かにしてくれる要素となる 私自身、湖のほとりで暮らしたり、沖縄の離島に住んだりと、さまざまな地域で多くの方に出逢ってきました。 たくさんの土地で得た経験は、やがて誰かのためになります。そして、何よりも話題が豊富なることで、良好なコミュニケーションを築く架け橋となるのです。 また私の知人は、あえて複数の地域で仕事ができるよう所属している会社に希望を出したと話していました。 理由は、その土地でしか出逢えない人と出逢い、その土地でしか食せない美味しいものを食べるためだそうです。彼女の願いはめでたく叶い、今では関東と関西を行ったり来たりして日々を満喫しています。 さらには、双方の土地に親しい人間関係が生まれ、自分の居場所が複数になったことで、大きな安心感も得られたと話していました。 引越しや一人暮らしはいずれ慣れるものであり、楽しみが上回る日がくることもあるかもしれません。 給与をもらいながら豊かな経験を積めることを恵まれたチャンスだととらえ、与えられた環境に感謝の気持ちを持つことが大切だと思います。 ぜひ、未知の土地から多くの学びを得て、誰かのために何かを語れるような素敵な大人になってください。
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Q
- オファー面談での注意点を教えてください。
- オファー面談は、基本的に双方の最終的な意思確認といった意味合いで内定後におこなうのが一般的です。そのため、必要な項目をしっかりと読み合わせをすることが大切になります。 確認項目はおもに、以下のようなものです。 ・年収と評価制度についての詳細 ・業務内容や担当業務の範囲 ・就業時間と働き方に関する確認 ・福利厚生や職場環境の特徴 年収などの労働条件については、契約前にのみ交渉することができます。契約後の変更は難しい場合が多いので、オファー面談の際にしっかりと目を通しましょう。 服装や持ち物は、通常の面接と同様だと考えておいて問題ありません。 質問項目をまとめる際は、携帯電話ではなくメモとペンを持参して書き出すようにしましょう。昨今は、電子機器でメモを取ることも多くなりましたが、オフィシャルなシーンでは、メモ用紙を用いるほうがおすすめです。 言葉遣いや所作も社会人としての意識を持つべし! また、オファー面談まで選考が進んでいる場合、企業様と気心が知れてきていることもあるでしょう。その際に、砕け過ぎた言動には注意が必要です。 先日、誰もが知る大企業の執行役員の方が、多くの人の目に触れる場所で発言をする機会がありました。 その際に「~をやらしてもらってます」と言っていましたが、正しい言葉遣いは、「させていただいております」です。 このように緊張する場面では、つい日常の言葉遣いが露呈してしまうことがあります。 社会人として望ましい立ち居振る舞いができるよう、日頃より心配りをしておくことで、本番でも力が発揮できることと思います。 「企業に失礼のないように」という、相手方への配慮を感じられる質問をくださったあなたならきっと大丈夫です。ぜひ美しい日本語で、失礼のないオファー面談を実現させてください。
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Q
- ガクチカがアルバイト経験しかないのですが大丈夫でしょうか?
- アルバイト経験も立派なガクチカに成りえます。 いただいた質問文から、3つのポイントをアピールできると考えます。 ①継続力 大学1年生の時から、一つの職務を続けてきたという「継続力」 ②人間関係構築力 同じ職場で長く勤務できる「人間力」と「関係構築力」 ③販売促進力 接客における「対人力」と「提案力」 自分のアルバイト経験に自信を持って具体的なエピソードを語ろう アパレルで長く勤務されているなかでは、スタッフ間の人間関係も大切。また、顧客に商品を購入していただくには、信頼関係の構築も必要です。 それらを長期にわたって続けてこられたことは、十分に評価に値すると思われます。ぜひ、自信を持ってアピールしてみましょう。 サークルや、ボランティア活動について問われた際には、「アルバイトに全身全霊をかけていた」と、あなたが本気で取り組んできたことへのアピールチャンスに切り替えてみてください。
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Q
- バイトリーダーをしていた経験はガクチカとして強いですか?
- バイトリーダーをしていた経験は、十分にアピールポイントとして活用可能だと思われます。 なぜなら、企業は選考基準として「将来的な成長」も視野に入れているからです。 20代はポテンシャル採用に重きを置きますが、30代になると即戦力やリーダーシップを問われる機会が多くなります。 そのため、同企業に長く勤める場合も転職を検討した際も、バイトリーダーを務めた経験をアピールポイントとして活用されるとよいでしょう。 具体的な数値や独自のエピソードで差別化しよう 学生でバイトリーダーを任されている方は、ほかにも多くいらっしゃることと思います。ですが、売上向上に貢献した実績もあるとのこと。こちらに関しては、具体的な数値を明示するとよいでしょう。 また、他にも「スタッフへの思いやり」や「地味な裏方作業への取り組み」など、あなたにしか成し得なかったエピソードはありませんか? もし、複数の達成項目があれば、そちらも合わせてアピールポイントとすることで差別化をはかれる可能性が高まります。
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Q
- 成功体験がない大人でも就活で強みを伝える方法はありますか?
- 成功体験がないとご自身で感じられている場合、まずは「自己分析」と「自己内観」をしてみましょう。 人には、必ず成功体験があります。 ですが、ご本人にとっては、それが当たり前すぎてご自分では気づけないことも多々あります。 専門家に頼ってみるのも自分の強みを再確認する一つの方法 そのような時に有効なのは、プロに頼るという選択肢です。 私がキャリアコンサルタントとしてコーチングさせていただいた受講生も、初回は「強みが何もない……」と言って不安気な表情を見せていました。 ですが、伴走しながら自己分析と自己内観を進めたところ、多くの方が「自己効力感」を格段にアップさせ、自信を持って新たな世界へ踏み出しました。 大人になったからこそ、固定概念に縛られているということもあります。 他者目線で見つめなおしてもらうことで、自分でも気づいていなかった「個性」や「資質」という宝物がキラリと輝く瞬間があります。 ぜひ、素敵なダイヤモンドを見つけてください。
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Q
- 録画面接のガクチカはどう話せば採用担当者に響くでしょうか?
- 録画面接の場合、1番に意識することは「簡潔」で「伝わりやすい順番」であるかということです。 先方の反応を見ることができないため、余談を挟む余地がありません。そのため、先方が聞き飽きてしまうような構成だと、せっかくの熱意が響きづらいということも。 伝え方としては、PREP法が有効です。PREP法は、次のような構成になっています。 ①P:結論 ②R:理由 ③E:具体例 ④P:結論 ①では、「○○は○○○○です。」と、伝えたい内容の結論を簡潔に宣言します。 ②では、「なぜなら○○だからです。」と、エビデンスを述べます。 ③では、「たとえば○○のような例があります。」と、体験談を語ります。 ④では、「すなわち○○ということです。」と、再び結論で締めくくります。 その際に、人柄が伝わるようなエピソードを盛り込むと、あなたの魅力が面接官に伝わりやすくなるでしょう。また、録画の際は緊張しすぎず、口角を上げて話すことも忘れずに取り組んでみてください。 3つの注意点を意識することが大切 録画面接での注意点は、3点あります。 1つ目は、ビジュアルです。 前髪が目にかぶっている、シャツやスーツにシワがあるといった細かなところが意外と目立ちます。これは、企業側が直接面接の時と違い、画面の中にいる応募者を見るからです。そのため、対面の時以上に意識しましょう。また、照明の明るさなどへの工夫も必要です。今は、安価で撮影用のライトが販売されていますので、そういったものを用いるのもオススメです。 2つ目は、話し方と配分です。 直接面接と違い、聞こえづらかった部分を面接官が聞き直すといったことができません。そのため、明瞭に活舌よく話すように配慮が必要です。対策としては、普段より少しスローテンポで話すのがコツです。時間配分に関しては、持ち時間を4分割します。割合は、2:3:3:2です。この公式に当てはめて、結論→理由→具体例→結論の順で話すと、相手側に伝わりやすいとされています。 3つ目は、熱意や人柄の伝え方についてです。 有効な手段として、キャラ設定をして演じるというものがあります。たとえば、周囲の方たちから「明るくて可愛らしい」と思われている場合には、少し口角を上げ気味にし、ハツラツと話すように意識します。また、「知的でクール」といった印象でしたら、「しごでき」をイメージできる落ち着いたトーンと表情で話すといったものです。 人は、聴覚よりも視覚からの情報を多くインプットします。そのため、内容に凝りすぎてぎこちなくなってしまうよりも、自分らしい等身大の内容をイメージに合わせて伝えたほうが、全体的に良い印象を与えやすいのです。 ぜひ、飛び切り素敵な俳優さんになったつもりで身なりを整え、自信を持って録画にのぞんでみてください。
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Q
- 正社員のメリットってなくなるんですか?
- 正社員のメリットがこれまでと同じかといえば、異なると言わざるをえないでしょう。 国が副業を推進していることからも、終身雇用制度は崩壊し、自分の身は自分で守らなければならない時代がやってきたことを物語っています。 大手企業でもリストラが横行し、運よく会社に残れたとしても、吸収合併により肩身が狭い状態となることも少なくありません。 そのようなことを考えると、正社員だから安定、非正規雇用だから不安定といった考え方は、改める必要があるかもしれません。 3つの要素で仕事選びをすると真の安定につながる これらのことを鑑みると、仕事選びの基準は3つ。 ①強み:会社という後ろ盾がなくても勝負できる ②関心:人に言われなくても学び続けられる分野 ③価値観:これだけは譲れないが叶う環境 上記の3拍子が揃っていることが、「安心」にも「安定」にもつながると考えられます。 新しい時代の到来によって、会社依存が主流だったこれまでと違い、「個人の力量」で、いかようにでも収入を向上できる可能性が出てきました。 ぜひ、これをチャンスととらえ、最良の選択をしてください。
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Q
- 就活を4月から始めるのは手遅れですか?
- 大学生の就活は、一般的に3年生の3月からスタートするケースが多いとされています。 早い時期から準備を進めるに越したことはないですが、ただ闇雲に進めればよいというわけではありません。 なぜならば、しっかりとした「自己分析」ができていない状態で就活を進めると、途中で気持ちがブレたり、進路に迷いが生じたりしやすいからです。 他の人との比較は禁物! 自分のペースで進もう 他者との比較は「不安」や「焦り」の原因となります。 まずは、心を落ち着けて「自己分析」に集中しましょう。そうすることで、着実にゴールを目指せます。 イソップ童話「うさぎとかめ」のように、最後に勝てばよいのです。
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Q
- ニートからの就職、面接での注意点はありますか?
- 職務経歴に空白がある場合、「その期間に何をしていたか」を語れることが重要です。 たとえば、家族の看護、留学など明確な事情があれば、面接の際に不利になるようなことはないといえるでしょう。 丁寧な事前準備でマイナスな印象を残さないようにしよう 注意点としては、何の目標も持たずに時間を過ごす人物だと思われないことです。 そのためには、言語選定など事前準備をしっかりとおこなってから面接にのぞむことが大切。その際、模擬面接を繰り返しおこなうことで、本番のシミュレーションをするのが最も有効です。 録画で模擬面接をしておくのがおすすめ プロに依頼して1on1のフィードバックを受けるのがベストですが、難しい場合にはiPhoneなどで自身の話している様子を録画して何度も見返してみるのもよいでしょう。 録画することで、自身の話し方のクセが見えたり、伝わりやすいトークスクリプトになっているかを確認できたりするので一石二鳥! また、表情の確認も合わせてできるため、一人二役の録画模擬面接は有効な事前準備法としておすすめです。
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Q
- 面接で「御社は第一志望群です」と答えても良いのでしょうか?
- ミスマッチを防ぐために「嘘」は控えるのがベストだと思われます。 むしろ、他社も視野に入れていることを素直に伝えることで、「正直な人物だ」「不安定要素を放置しない信用できる人柄だ」と判断され、好印象となる場合が多いのです。 入社後の人間関係を見据えてコミュニケーションを取ろう また、○○について迷っていると懸念点を共有することで、採用担当者から「弊社では、今後こういうプロジェクトを検討している」「他社にはない、こういったメリットがある」といった、求人情報には掲載していない内容をシェアしていただけることも。 嘘はいずれバレますし、嘘をつく人と働きたい人はいないはずです。 あなたの「真実と素直な気持ち」を大切に面接官と向き合い、入社後の人間関係を見据えた姿勢で面接にのぞむことをおすすめします。