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Q
- 仕事に行きたくないと感じるのは甘えですか?
- 朝、体が重く感じたり、「今日は行きたくないな」と思う日があるのは、決して珍しいことではありません。実は多くの社会人が、程度の差こそあれ同じような気持ちを経験しています。 そのため、その感情を「甘え」だと落ち込まなくて大丈夫! まずは安心してください。 大切なのは、その行きたくないという気持ちの背景を客観的に分析することです。 仕事量が多すぎる、職場の人間関係に疲れている、あるいは単に心身が休息を求めているなど、さまざまな理由が考えられます。日常のことなので、自分でも気付かぬうちに疲労やストレスが積み重なっていることもあるでしょう。 無気力さは心のエネルギーが足りていないサインかも もし明確な理由はないけれどやる気が出ない状態が続くなら、心のエネルギーが低下しているサインかもしれません。 そういうときは無理に奮い立たせるよりも、睡眠・食事・趣味など、自分を満たす時間を少しでも意識的に確保することが大切です。 一方で、「職場に行くたびに気分が沈む」「体調に影響が出ている」といった場合は、環境を見直すタイミングでもあります。 転職や部署異動を考えることは逃げではなく、自分を守る選択です。フィールドを変えることも視野に入れて、今後の進路を考えてみましょう。 「行きたくない」と感じるのは、あなたの心が今の状態を教えてくれているサインです。責めるのではなく、その声に耳を傾けてあげましょう。 もしも、落ち込みが長く続く場合には、病院の受診も検討してみてください。それが、次の一歩を見つけるキッカケになるかもしれません。
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Q
- 私が目指す看護師像を作文で伝えるには、どのような書き方が効果的でしょうか?
- まず質問文から、医療と真摯に向き合う尊い姿勢を感じました。 「患者さんに寄り添いたい」という気持ちは多くの方が抱く理想ですが、作文ではあなたらしさをどう表現するかが大切です。 まず意識したいのは、理想だけでなく、「その理想に至ったきっかけ」や「実体験」を具体的に描くことです。 たとえば、実習中に印象に残った患者さんとのやり取りや、先輩看護師の姿に感動した瞬間などを挙げ、「この経験から、私は○○な看護師を目指したいと感じました」と書くと、説得力が生まれます。 理想をどう実現していくか具体的に伝えよう 次に、「どう実現していくか」を示すことが重要です。理想を掲げるだけでなく、努力や成長への姿勢を描くと、採用担当者に対して将来伸びる人材として印象づけられます。 たとえば「忙しさのなかでも笑顔を忘れないために、毎日一つ良かったことをノートに書く」など、小さな習慣でもかまいません。 理想と現実のギャップに前向きな姿勢を示すのもコツ 最後に、「理想と現実のギャップ」にも前向きな姿勢を見せましょう。現場の厳しさを理解したうえで、「それでも患者さんに安心を届けられる看護師でありたい」と締めくくると、現実を見すえた芯のある文章になります。 大切なのは理想を語る人ではなく、理想を行動で形にしようとする人として伝えることです。このポイントをおさえたうえで、あなたの魅力が存分に伝わる、素敵な作文を書いてみてください。
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Q
- パソコンのZoomの画面録画は、相手にバレますか?
- オンライン説明会や面接の内容を復習したいという気持ちはとても自然です。特に就職活動では、短時間で多くの情報が共有されるため、後から見返せるようにしたいと思う方は多いでしょう。 まず、Zoomの録画機能を使った場合は、相手に通知が届きます。ホスト権限を持たない参加者が録画を開始すると、画面上に「〇〇さんが録画を開始しました」という表示が出るため、企業側にも確実にわかります。 一方、外部ソフトや、WindowsのXbox Game BarやMacのQuickTimeなどのパソコンの画面収録機能を使えば、Zoom側から自動的に通知されることはありません。 無断録画は信頼を損なうリスクがある ただし、これは「バレない=問題ない」という意味ではありません。企業が録画禁止を明示している場合、無断録画は個人情報や著作権の観点から信頼を損ねる行為と見なされる可能性があります。 どうしても内容を復習したい場合は、メモを取る・録音や録画の許可を事前に取る・資料配布の有無を確認するのが安全です。 どうしても録画をしたい場合には、「面接後に振り返りをおこないたいと思います。録画させていただいてもよろしいでしょうか?」と、丁寧にたずねることで、許可を得られるケースもあります。 いずれにしても、だまし討ちのような感じではなく、誠実さが伝わる対応を意識することで、面接官に好印象を残すことができるでしょう。
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Q
- 就活で一流大学と認識されるのはどこまでですか?
- 一流大学の定義は、多くの学生が気になるテーマだと思います。まず前提としてお伝えしたいのは、「一流大学」という明確な線引きは存在しないということです。 企業によって採用基準は異なり、「どの大学だから有利」というよりも、「どんな学生がその大学にいるか」を見ています。 たしかに採用の現場では、旧帝大・早慶がいわゆる全国区の上位層として扱われることが多いのは事実です。次に一工、MARCH、関関同立などが続きますが、これらの大学群も十分に評価の対象とされています。 ですが、時代の流れとともに、採用の現場では大学名よりも人柄・実績・発信力を重視する傾向が強まっています。 学歴より経験を語れる力が就活での大きな差になる 採用担当者の多くは、大学名=優秀さではなく、大学で何を学び、どう行動したかを重視します。学歴は入口で注目される要素の一つにすぎません。 たとえば、インターン経験・課外活動・研究内容・面接での論理的な話し方などが総合的に評価されます。 学歴に不安を感じるよりも、自分を語れる経験をどれだけ伝えられるかがカギです。主体的に学び、挑戦してきた姿勢は、どんな大学出身でも光ります。 企業が本当に求めているのは、肩書きではなく一緒に働きたいと思える人です。その力は、大学名ではなく日々の積み重ねで磨かれていきます。ぜひ、自分の経験に自信を持って、就活に臨んでください。
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Q
- IT業界のインターンシップに、未経験の大学生が参加するのは無謀ですか?
- 結論から言うと、まったく無謀ではありません。むしろ、「未経験だけれど挑戦したい」その気持ちこそが、IT業界へ進む第一歩です。 実際、文系出身でIT業界に進む人は少なくなく、企業側も学びながら成長できる人を歓迎しています。 未経験者は学ぶ姿勢と事前準備が特に見られる 未経験で参加する場合に重要視されるのは、できることではなく「学ぶ姿勢と事前準備」です。プログラミングやシステム開発の知識がゼロでも、業界や職種の構造を理解しておくと、吸収力がぐんっと上がります。 たとえば、エンジニア、SE、営業などのIT業界の主要職種や、「要件定義→設計→テスト」といった開発の流れをざっくり把握しておくだけでも有効です。 また、事前に無料の学習サイトでHTMLやPythonなどの初歩的なコードに触れてみるのもおすすめです。どんな作業をしているのかを体感しておくことで、理解度が格段に変わります。 未経験歓迎や業界理解が特徴のインターンを選ぼう インターンを選ぶ際は、「未経験歓迎」や「教育・サポート体制あり」と明記されている企業を選ぶと良いでしょう。内容も、「実務体験型」よりも「業界研究・職種理解」を目的としたプログラムから始めるのが安心です。 IT業界は変化が速く、学び続ける姿勢が何より評価されます。未経験であっても、「これから学びたい」という意欲が伝われば、あなたの勇気ある一歩は立派な挑戦になります。
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Q
- 薬学部生でインターンシップに行かないのは、良くないですか?
- 薬学部に在籍していると、実務実習や研究で忙しく、「インターンに行く時間がない」「そもそも必要なのか」と感じる方は少なくないでしょう。 結論から言えば、必ずしも行かなければいけないものではありません。ただし、参加することで得られる学びや気付きは大いにあると言えます。 まず、インターンは現場理解を深める機会として役立ちます。たとえば、多くの方と接することで、患者さんへの対応やチーム医療の流れを体験できるからです。 それにより、学習や実習などに限局した机上の空論から、将来の働き方へのイメージがより具体的になります。これらの時間は、自分の適性を確かめるための内観や自己分析のチャンスともとらえられます。 また、製薬会社や一般企業を視野に入れた際には、インターンが業界研究の入り口になるケースになるでしょう。実際に社員の方と話すことで、研究職・開発職・営業職など、薬学の知識をどんな形で活かせるのかを体感できます。 短期やオンラインで負担なく経験を得る選択肢も視野に入れる もし学業が忙しいなら、1dayや数日程度の短期インターンや、オンライン開催のものから始めても十分効果を期待できます。 大切なのは行くか行かないかよりも、自分の将来像を考えるきっかけをどう作るかです。その視点さえあれば、どんなチャンスでも成長につなげることができるようになります。
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Q
- 上司と性格が合わないのですが、どうすれば仕事しやすくなるでしょうか?
- 職場での人間関係、特に上司との相性は仕事の満足度に大きく影響します。誰にでも「合わない」と感じる相手はいるものですが、少しの工夫で関係性を穏やかにし、ストレスを減らすことは可能です。 まず意識したいのは、「合わない」=「悪い関係」ではないということ。 性格が違うからこそ学べることもあります。相手の価値観を理解しようとする姿勢を持つだけでも、受け止め方が変わります。たとえば、厳しい言葉の裏に期待や責任感がある場合も多いのです。 上司が求める情報の形を意識するとストレス軽減につながる 具体的な対処法としては、以下の3つがおすすめです。 ①話すタイミングを選ぶ ②感情ではなく事実で伝える ③依頼や報告は「結論→理由→詳細」の順に話す 上司が求める情報の形を意識すると、やり取りがスムーズになることがあります。 また、上司を変えようとしないことも大切です。変えられるのは自分の対応だけと割り切ると、気持ちが少し楽になります。 どうしてもつらいときは、信頼できる同僚や産業カウンセラーに話を聞いてもらい、心の負担を軽くしましょう。 職場は人間関係を通して成長する場所でもあります。完璧な関係を目指すより、自分が心穏やかに働ける距離感を見つけること。それが、長く働くための一番のコツです。
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Q
- オンラインのインターンシップで服装自由の場合、何を着るべきですか?
- 「服装自由」と書かれていると、かえって悩んでしまうことでしょう。 結論から言えば、「自由=何を着ても良い」ではなく、常識の範囲で自分を整えるという意味に受け止めるのが安心です。 オンラインインターンは、対面よりも限られた情報で印象が伝わるため、画面に映る姿が第一印象を大きく左右します。 スーツが指定されていなくても、襟付きのシャツやブラウス、シンプルなトップスなど、清潔感と落ち着きのある服装を選びましょう。 白・淡いブルー・ベージュなどの明るい色味は、画面越しでも表情を柔らかく見せてくれます。 画面に映る上半身だけでなく全身を整える意識が好印象につながる また、「上半身だけ整えておけば良いのでは?」と思われがちですが、思わぬ瞬間に立ち上がることもあります。 そのため、全身を整えておくほうが安全です。下半身もスラックスや落ち着いた色のパンツなど、きちんと感のある服装を選びましょう。 背景色とのコントラストにも注意を。背景画像が白っぽい場合は、服が同化しないように中間色を選ぶとバランスが取れます。 服装自由とは、あなたらしさを尊重するサインでもあります。無理にフォーマルに寄せる必要はありませんが、「この服装で社会人として初対面の方と気持ち良く話せるか」を基準に選ぶと、好印象を与えられるでしょう。
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Q
- 介護職のインターンシップの感想は正直に書いても良いですか?
- 介護の現場は人と深くかかわる尊い仕事である一方で、体力的・精神的な負担もともないます。だからこそ、インターンを通じて感じたことをどう表現するかを迷われていらっしゃるのだと思います。 まず結論から言えば、正直に書いて大丈夫です。ただし、感じたままをそのまま書くのではなく、気付きとして前向きに伝えることがポイントです。 たとえば、「想像以上に大変だった」と書く代わりに、「現場の大変さを体感し、支援する側の責任の重さを実感した」と言い換えると、素直な気持ちを保ちながらも成長の姿勢が伝わります。 大変さもそのままではなく学びとして言語化する視点が重要 企業が感想文で見ているのは、苦労の有無ではなく、その経験をどう受け止め、次にどう活かそうとしているかです。大変だった経験のなかに学びややりがいを見い出せているかが評価の分かれ目となります。 もし迷ったら、次の順番で書くとバランスが良くなります。 ①印象に残った場面 ②感じたこと(正直に) ③そこから学んだこと ④今後に活かしたいこと 「大変さのなかにも成長があった」そんな等身大の感想が、一番誠実で印象に残る文章になります。あなたの気付きと素直さは、きっと介護の現場で働く方々にも真摯に伝わることでしょう。
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Q
- 上司と性格が合わないのですが、それで転職するのは良くないでしょうか?
- 上司の方と性格が合わず、転職も視野に入れておられるとのこと。さぞ、悩ましい日々を過ごされているのではないでしょうか。 実は、上司との相性で悩む方は少なくありません。なぜなら、組織における人間関係は、仕事内容と同じくらい職場の満足度を左右する要素だからです。 かかわり方の調整でストレスが軽減できるかを先に見極める まず、転職を考える前に一度試してほしいのは、上司の方との距離の取り方を調整することです。 必要以上にかかわらず、報告や相談は簡潔に。相手を変えるのは難しくても、自分のかかわり方を変えることでストレスが軽減する場合があります。 また、同僚や別部署の先輩など、信頼できる第三者に相談してみるのも一つの方法です。 転職理由は前向きな表現を心掛けよう それでも改善が難しい場合、転職は立派な選択肢です。 面接での伝え方としては、「上司と合わなかった」と言わず、「より円滑にチームで成果を出せる環境を求めた」「これまでの経験を活かしてキャリアアップを目指したいと思った」など、前向きな表現に言い換えましょう。 次の職場選びでは、面接時に社員同士のコミュニケーションや上司のマネジメントスタイルについて質問してみると良いでしょう。 見極めのポイントは、「何を言うか」よりも「どんな反応が返ってくるか」です。なぜなら、ここに組織の文化が表れるからです。 環境を変えることは逃げではなく、自分を守るための大切な決断です。焦らず、そして心地良く力を発揮できる場所や環境を探していきましょう。