このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
148件
-
Q
- 「考えるより先に行動する」のは自己PRで短所になりますか?
- 短所と感じられることを伝える際には、ポジティブな内容とともに告げるのがよいでしょう。「考えるより先に行動する」という特性は、強みにも弱みにもなり得ます。 弱みは成長中の強みとして伝えよう 伝え方によっては、計画性に欠けたり、周囲の意見を聞かずに独断で進めてしまったりといった印象を持たれることは否めません。 ですが、次のようにポジティブ×ネガティブとして述べるとイメージがガラリと変わります。 「私の強みは、考えるより先に行動するといった点です。しかしながら、時には計画性に欠けたり、周囲の意見を聞かずに独断で進めてしまったりといった側面も見受けられます。以前は、その事実に気づかず配慮のない行動をしてしまったことがあります。ですが、現在は自己分析を進め、自身の性格特性を把握したことで、効果的なリカバリーを実現できるようになりました。」 上記のように、「軽率である」といった懸念点が、放置されたままになっていないといった点をアピールできるかがキーポイントとなります。 その際に、工夫したことや努力したことなど、実際の成長を感じられるエピソードを話すと、より納得感が高まります。
-
Q
- IT業界の業界研究は何から始めれば良いですか?
- IT業界は非常に幅が広いので、一気に情報を得ようとすると、何から手を付けたらよいのか迷ってしまうと思います。 そのようなときには、カテゴリーを3つに分けてステップを踏むと良いでしょう。 【ステップ1:大まかな分類への理解】 IT業界の仕事には、おもに次のようなカテゴリーがあります。 ・ハードウェアメーカー(パソコン、スマホなど) ・ソフトウェア開発会社 ・インターネットサービスプロバイダー(ISP) ・通信会社 ・システムインテグレーター(SI) 進む業態によって必要なスキルがまったく違うので、自分の強み、価値観、関心などを自己分析し、進路を選定しましょう。 業界構造を知り、自分に合った領域を見極めよう 【ステップ2:大分類の中から中分類を選択】 ソフトウェア業界を例にあげます。 ・OS開発会社(Windows、macOSなど) ・アプリケーション開発会社(Excel、Photoshopなど) ・Webアプリケーション開発会社 ・ゲーム開発会社 ・ソフトウェア保守会社 一口にソフトウェア業界と言っても、さまざまな枝葉があります。クリエイティブから保安まで、その種類は膨大です。 ここでは、ステップ1でおこなった自己分析と照らし合わせて、自分の強み、値観、関心の輪が重なる職種を見つけ出します。 【ステップ3:実力との兼ね合いを確認】 最後に、企業が求める実力に自分の力量がかなっているのかを確認します。 私自身の実例を書き添えておくと、IT企業に入社する際の必須条件が、高い文章能力×医療系国家資格所有でした。 また、入社1カ月半で責任者に昇進しましたが、その際の評価基準は、相手を尊重できる言語選定ができる人物でした。 このように、技術のみならず人間力の高さにも重きを置いている企業も多数見受けられます。そのため、技術的な学びも重要ですが、トップに立つには人間的な成長も必須です。 主要な企業は、選定する業種によってさまざまです。そのため、まずは大まかな進路を決定しましょう。 そのうえで、インターンに参加したり、OBOGへの面会などを通して、業界動向を研究するのがおすすめです。 ぜひ、企業から求められる人間性とはといったことを視野に入れながら、業界研究を進めてみてください。
-
Q
- 面接がトラウマになりました。どう乗り越えれば良いですか?
- 慣れない面接の場で、思ったようなパフォーマンスができなかった経験はとてもつらいものだと思います。 面接の成功には、2つのポイントをおさえるのが有効です。 1つ目は、実践練習です。面接で尋ねられる質問は、概ね型が決まっています。志望動機、強み、弱み、キャリアパスなどがこれにあたります。そういった質問を想定して一覧表を作ります。 ノートに書き出したり、GoogleスプレッドシートなどPCでまとめたりしてみましょう。 次は、その質問をされたところを想定して回答練習をおこないます。 この場合のコツは実際に声に出すことです。その際に、動画を撮影しておくと、声のトーンや表情、どこで回答に詰まってしまうのかといったこと確認ができるので、他者目線での振り返りができます。 2つ目は、メンタルコントロールです。脳内でリピートすることは、潜在意識に強く刷り込まれてしまいます。そのため、過去の失敗はできるだけ早く手放すことが望ましいといえます。 自分を褒めてあげることが回復の第一歩 そうは言っても、ついつい考えてしまうこともあるでしょう。そのようなときには無理に否定せず、まずは一旦「そうだよね、つらかったよね」と自分の感情を受け止めてあげてください。 そのうえで眠る直前の意識がフワフワしているタイミングで、その日にできたことを思い浮かべながら「よくできたね、素晴らしいね」と、自分自身を優しく褒めてあげます。 最初は、ネガティブな感情の方が大きな割合を占めていることもあるかと思います。しかし、次第にポジティブなイメージを描いているときの方が心地良いことに身体が気づき始めます。 そうすると、自然に日常的にも前向きなことを思考している時間が長くなります。5回の異業界転職に成功した私も、上記の方法を実践してきました。 一度成功体験のコツをつかめば、次はきっと大丈夫です! 合格を祈っています。
-
Q
- 文系でもアニメにかかわる仕事に就けますか?
- 文系の卒業生でも、アニメ業界にかかわる仕事に就くことは十分に可能だと思われます。 いくつか例をあげます。 まずは脚本家、シナリオライターです。文系での学びが一番活かされる分野なのではないかと思います。文の成り立ちによって、脚本はいかようにでも色を変えます。正しい日本語を習得した方ならではの、美しく人に届くシナリオ作成などに期待がよせられます。 次にプロデューサーです。プロデューサーは、アニメ制作の全体を統括する重要な役割を担っています。アニメ企画の立案から予算管理、スケジュール調整、スタッフの選定まで、幅広い業務をこなします。 人を動かすには、高いコミュニケーション能力が求められます。そのため、言葉を専門的に学んだことを強みとして生かせる職種だといえるでしょう。 そして制作進行です。プロデューサーの下で制作の進み具合を管理し、各部署間の調整や確認をおこないます。制作を進行するなかで、さまざまな報告事項が発生します。それらを、多くの人が理解しやすい言語を用いて報連相をおこなうことは、プロジェクト成功のための大切な役割となります。 ほかにも、声優やナレーターなども文学の知識を生かせるでしょう。 自分自身の評価点やアニメ業界への理解を整理しておこう また、文系学生の場合、経営学や経済学を学んでいると有利です。 専攻でも、サークル活動やアルバイトでのマネジメント経験が評価されることがあります。 さらに、アニメ業界の構造や最新トレンドへの理解、クリエイターの視点を尊重しつつも視聴者のニーズを把握する能力も必要です。 就活の際は、それらの考察をポートフォリオにまとめて、添付資料として提出してもよいでしょう。夢が叶うよう、応援しています。
-
Q
- 年間売上がどれくらいなら大企業として定義されるのですか?
- 大企業と大手企業は、どちらも企業規模が大きいことを示す言葉です。また、微妙な違いがありますが、混同しやすい言語でもあります。 一般的に、大企業は中小企業基本法で定義される中小企業の規模を超える企業を指します。一方で、大手企業は、業界内で知名度やシェアが高い企業を指すことが多いです。 つまりは、大企業は資金や従業員など数字的な規模感を表すもので、大手企業はブランディング力を示すものであるということです。 売上1,000億円以上を大企業と認識しておこう 大企業の売上高の目安は、一般的に売上金額が1,000億円以上または常用雇用者数が1,000人以上と定義されています。 また、上場企業を例に挙げると、東証プライム市場の平均売上高は約2,300億円、東証スタンダード市場の平均売上高は約60億円です。 規模の大きな産業をいくつかあげ、業界1位の売上高も記します。 ・農業、林業、漁業:住友林業で1兆1,040億円 ・鉱業、採石業・砂利採取業:国際石油開発帝石で1兆円 ・建設業:大和ハウス工業で4兆3,802億円 ・食料品、飲料、たばこ、飼料製造業:日本たばこ産業で2兆1,756億円 ・繊維工業:三菱ケミカルホールディングスで3兆5,805億円 このほかにも、木材・木製品、パルプ・紙・紙加工品製造業や化学工業など、20以上の分野があることを覚えておきましょう。
-
Q
- 文系でも高収入を得られる職業はありますか?
- 文系でも高収入を得られる職業はあります。代表的なものをあげると、弁理士、公認会計士、大学教授、不動産鑑定士、弁護士、コンサルタント、公務員などが該当します。 上記から、弁護士を例に解説します。厚生労働省のデータによると、弁理士の平均年収は1121.7万円のため、平均よりも高い年収を得られる可能性が高いと見て良いでしょう。 弁理士になるには、国家資格に合格する必要があります。誰でも受験可能ではあるものの合格者は毎年1割未満と、難易度は非常に高めです。しかし、資格取得後は知的財産に関するコンサルティング業務など仕事の幅を広げることで、将来的にはより高い年収も目指せるので、挑戦してみる価値はあるでしょう。 次いで、公認会計士の平均年収は1018万円。これは通常の平均年収の倍以上であり、高い給与を得られる仕事と見て間違いないでしょう。企業の会計士になるほか、独立して自分で事務所を持つ方法もあります。その場合、より高い収入となる可能性があります。 徹底した自己分析でマッチした業界に進もう このように、文系でも高収入を得られる職業は複数あります。学生時代からの準備として一番有効だと思われるのは、自己分析です。理由としては、自己分析を十分におこなわず、条件のみで仕事を決めた場合、社会に出てから揺れたり迷ったりすることがあるからです。 これまでキャリアコンサルタントとして、そのような悩みに苦しみ、転職をする人を数多く見てきました。そのため、まずは自己分析を徹底的におこなうことをおすすめします。 そのうえで、自分が進む業界を選定すれば、あとはそこに準ずる資格を取得するだけです。上昇志向があるのは、素晴らしいことです。ぜひ、年収1,000万円超えを目指してください。
-
Q
- 引きこもりだったことがあるので仕事をするのが怖いです……。
- 「以前職場で受けたパワハラや過酷な労働条件などのせいで仕事に対して強い恐怖心がある」とのことで、さぞつらい思いをしたのではないでしょうか。 そのようななか、引きこもりを脱却して正社員として社会復帰をしたいと考えていること自体が素晴らしいことです。 まずは、そのような考えに至った自分を十分に褒めてあげてください。 一度、引きこもると再び外に出るには多くのパワーが必要となります。なかなか勇気が出ないのも無理からぬことだと思います。そのうえで、今後ずっと引きこもっているわけにもいかないというのが実情でしょう。 正社員にこだわらずにスモールステップで自信を取り戻そう ここからは、メンタル心理カウンセラーの立場から、仕事への恐怖心を少しでも和らげるための具体的な方法や就活のコツについて解説していきたいと思います。 まず、3つの点について考えてみましょう。 ・正社員以外は対象外なのか ・どのような業界ならとトラウマが再発しないのか ・自分のスキルを最大限活用できるのはどのような業界なのか 上記3点を考えたときに、まずは正社員として高いハードルを一気に飛び越そうとするのではなく、フリーランスとして案件対応を手掛けながらベイビーステップで社会復帰をしていくという方法もあります。 次いで、短時間のアルバイト、クリア出来たら派遣社員、心と身体の筋力が全快したら、改めて正社員の道を検討してみるといった具合です。近頃では、大手企業でも合併やリストラが相次いでいます。そのため、企業の正社員だけが正義ではないはずです。 無理は禁物。まずは再び転んでしまわぬよう、自身を苦しめない歩幅で歩きはじめ、ステップアップしていくのはいかがでしょうか。あなたが、光の当たる階段を一歩ずつ登っていけるよう応援しています。
-
Q
- 美大卒には良い就職先がないのでしょうか?
- 「美大卒は就職先がない」とときおりそういった情報を目にすることがあります。ですが、決してそのようなことはないので、まずは安心してください。それを踏まえたうえで、就職先が限定されるのではないかという懸念点について回答していきます。 たとえば、法について学びを得た場合、法律関係の就職先が候補となります。また、経済について学んだ場合は、金融や保険の業界への就職が考えられます。マーケティングに強みを持つ場合には、コンサルタントも視野に入れることができるでしょう。 一方で、美大を卒業した場合、明確な専門性を持っていたとしても、それが就職につながるものではない可能性があるということです。 有名な作家になれるのはほんの一握りで、純粋な芸術を生業としていかれる人は、わずかな人数だと思われます。 幅広い業界で活躍できるので自分に合った道を探そう では、多くの美大卒の人は、どのような業界へ就職をしているのかについて、いくつか代表的なものをあげます。 業界としては広告、アパレル、建築、インテリア、テレビ、映像、出版、写真、ゲーム、絵画、イラスト、教員があり、そのほかには美術館の学芸員などの公務員も該当します。 上記から、かなり幅広い業界で活躍しているのがわかります。探せば、まだまだ活躍できる道はあるはずなので、心配しなくても大丈夫です。アンテナを張って、自身にピッタリな業界を探し当ててください。
-
Q
- コンサルティングの仕事にはどんな種類がありますか?
- コンサルティングは、職業の数だけあるといっても過言ではないほどの種類があります。 たとえば、あなたの質問に回答している私は、国家資格のキャリアコンサルタントで、キャリア支援を職務としています。 就職・キャリア以外の業界のコンサルティングに関する資格の例は、以下の通りです。 ・社会保険労務士:労働社会保険に関する相談や手続きを専門的におこなう国家資格 ・中小企業診断士:中小企業の経営に関する診断や改善提案をおこなう国家資格 ・ファイナンシャルプランナー:個人の資産形成やリスク管理に関する相談やプランニングをおこなう資格 ・行政書士:行政機関への書類作成や手続き代行をおこなう国家資格 興味のある分野を定めて自分に合ったコンサルタント像を描こう ほかにも、医療の分野には医療のコンサルタントが、飲食の分野では飲食の専門家がコンサルタントとして活動しています。 まずは、あなたの興味のある業界を選定し、そこからコンサルタントになる道を模索するのが、就職を目指すうえでもっとも有効な方法です。 自己分析を進め、自分にピッタリの業界選定をおこなってくださいね。
-
Q
- 栄養士から事務職に転職する際、自己PRでは何を伝えるべきですか?
- 専門職から事務職への転職は、それほど難しいことではないので安心してください。 なぜなら、国家資格を取得できるほどの努力をできる人物であるというアピールポイントがあるからです。 履歴書の自己PRには、事務のスキルではなく、ポータブルスキルを記載しましょう。ポータブルスキルとは、業界が変わっても持ち運びのできる強みという意味です。 栄養士の職務で身に付いたと思われるスキルの例としては、企画力、指導力、調整力などがあげられます。 このほかにも、ポータブルスキルはたくさんあります。自身がこれまでおこなってきた業務と照らし合わせてアピールするとよいでしょう。 具体的な経験や数字で説得力を示して転職を成功させよう 私は、これまで未経験から5回の異業界転職に成功しています。その際のアピールには、前職での数値実績を盛り込むことを意識していました。 「コミュニケーション能力が高いです」と書かれても、どれくらいのスキルなのか見当がつきません。ですが、「コミュニケーション能力を活かして売上1位でした」と言われると、実力のほどがわかります。 このように、具体的なエピソードと合わせて数字を明記することで、異業界でも転職が成功しやすいといえます。上記を参考に、魅力的な自己PRを作成してみてください。