このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
413件
-
Q
- 20代でもう働きたくないのですが、どう乗り切れば良いでしょうか?
- 20代という若さで仕事への意欲がまったく湧かず、「もう働きたくない」という思いが強く、どのようにこの状況を乗り切れば良いか悩んでいるのですね。 まず、理解してほしいのは、長く社会人として働いていれば、誰でも一度や二度は「もう辞めたい」「働きたくない」と感じる時期や、仕事へのモチベーションが著しく低下してしまうような波が訪れるということです。 そのように思いが落ち込んでいるときに、一時的な感情の勢いに任せて安易に転職を繰り返したり、あるいは仕事を辞めてしまったりすると、後になって「あのとき、もう少し踏ん張ればよかった」「もっと慎重に考えるべきだった」と後悔することにつながる可能性があります。 もし、明確な目標や、本当にやりたいことが見つかっているのであれば、転職も前向きな選択肢の一つとなり得ます。 しかし、ただ単に「今の仕事が嫌だから」といった理由だけであれば、たとえ今の仕事に大きなやりがいを感じられなくても、もう少しだけ続けてみることをおすすめします。 長期的な視点を持って今の仕事にやりがいを見つけよう 世の中のすべての人が、常に大きなやりがいを感じながら生き生きと働いているわけではありません。まずは、自身の今の思いとじっくりと向き合い、一時的な感情だけで判断してしまうのではなく、長期的な視点も持って、自身のキャリアについて考えてみてください。 そして、今の仕事のなかで、何か一つでもささやかでも良いので達成感や喜びを感じられることを見つけ出す努力をしてみる。そういった小さな積み重ねが、今の苦しい状況を乗り越えるための、そして新しいやりがいを見つけるための、大切なきっかけになるかもしれません。
-
Q
- 薬学部でガクチカがない場合、どうアピールすれば良いですか?
- 薬学部や理系学部は、勉強が忙しくてサークル活動などができなかったとしても、それは仕方のないことです。その場合は、最も力を入れてきた学業や研究について、自信を持って話してください。 大切なのは、専門的すぎる研究内容をそのまま話すことではありません。面接官に伝わるように、かみ砕いて説明する工夫が必要です。結果を伝えるというよりも、どのような興味からはじめて、どんな課題に、どう工夫して粘り強く取り組んできたか、という「プロセス」や「姿勢」を伝えることです。 結果よりプロセス! どう取り組んだかを伝えよう ただ言われたことをやるだけでなく、自分なりに「どうすればうまくいくか」を考え、工夫した経験は、今後の仕事にも必ず活きてきます。 面接官は、その物事への取り組み方のなかに、あなたの個性や仕事への向き合い方を見いだそうとしています。その点を意識して、経験を語ってみてください。
-
Q
- グループワークに参加しない人への対処法はありますか?
- グループワークでは、協調性やコミュニケーション能力も見られています。 もし自分のグループのなかに参加に消極的な人がいる場合は、その人を気にかけるだけの心の余裕を示すことが評価の鍵になります。 もし可能であれば、「〇〇さんはどう思いますか?」「何か意見はありますか?」と優しく話を振ってみましょう。 働きかける姿勢がリーダーシップ評価につながる! グループワークは、全員で参加することに意味があります。もし個別に声かけしにくい雰囲気であれば、「1人ずつ順番に意見を言いませんか?」と進行役を買って出るのも一つの手です。 全員が参加できるように働きかける姿勢は、あなたのリーダーシップや周りを見る力として、面接官に評価される可能性があります。ぜひ勇気を出して、声をかけてみてください。
-
Q
- ガクチカは成果がないと評価されませんか?
- ガクチカに成果がないと評価されないか、という質問について、答えは「いいえ」です。 学生の皆さんから「自慢できるような成果がない」という悩みはよく聞きますが、面接は成果を発表する場ではないということをまず理解してください。 企業側が面接で見ているのは、アピールする内容の結果そのものではなく、あなたの価値観や人柄、物事への取り組み方です。 何かを成し遂げた経験だけでなく、たとえ失敗した経験からでも得られた学びや気付きはたくさんあるはずです。 結果よりプロセスが重視される! 経験の中身を語ろう たとえば、ボランティア活動に参加したという経験があるとします。 なぜ、そのボランティアに参加しようと思ったのでしょうか。参加する前と後でどんな気持ちの変化がありましたか。 そのように、自分の行動や気持ちを一つひとつ深掘りしていくことで、経験の中身が豊かになります。 結果の有無にかかわらず、その経験から何を考え、学んだのかを語ることが重要です。
-
Q
- 転職の面接で志望動機を聞かれませんでした。
- 面接で志望動機を聞かれなかったからといって心配する必要はありません。私自身も、志望動機を質問されない面接を何度も経験しています。 多くの場合は、あなたが提出した職務経歴書や履歴書に書かれた志望動機を読んで、面接官はすでに納得しているのだと思います。 志望動機以外の人間性やスキルに着目している可能性あり! 書類選考を通過したということはその内容に興味を持ってもらえたということです。 そして面接では、文章だけではわからない、あなたの人間性やコミュニケーション能力などを知るためにあえて別の質問をしていると考えられます。 もちろん、ESや職務経歴書、履歴書などに書かれた内容が不十分で、もう少し詳しく聞きたいと思えば質問されるかもしれません。 しかし、聞かれなかった場合はそれ以外の部分であなたへの興味が強いと前向きにとらえて良いと思いますよ。
-
Q
- 最終面接で志望動機が薄いと言われたらどうすべきですか?
- 最終面接で「志望動機が薄い」と指摘された場合、企業研究が不足していて、表面的な回答になっている可能性が考えられます。 志望動機とは企業のビジョンや考え方、社員の思いと自分自身の将来やりたいことや希望する働き方がどれだけ合致しているかをアピールするものです。 このマッチング度合いが低いと、「志望動機が薄い」という印象につながりかねません。 第三者の意見を取り入れながらブラッシュアップするのもおすすめ もし志望動機が薄くなってしまっている場合は、もう一度その企業について深く調べてみましょう。 そして、なぜその会社でなければならないのか、その会社で長く働きたいと思える部分は何なのか、自分の言葉で語れるように準備し直す必要があります。 自分1人で考えていると独りよがりになりがちなので、大学のキャリアセンターの人に相談するなど、第三者に聞いてもらって客観的な意見をもらうのも非常に有効な手段ですよ。
-
Q
- 自己分析の文章化が難しいです。
- 自分の考えを文章にまとめる、いわゆる言語化が苦手で、ESや履歴書を書くのに苦労するという人はたくさんいます。 話すのは得意なのに書くのは難しいと感じる場合は、まず声に出して話してみるのが一番です。 もし一人でおこなうのであれば、自分の話している内容を録音してみるのも一つの手です。 話す言葉と書き言葉は違うので、話してみることで新しい言葉のフレーズが見つかることもあります。 最初は箇条書きでOK! 徐々に肉付けしていこう 最初から完璧な「です・ます調」の文章を書こうとすると、難しくて筆が進まなくなります。 まずは箇条書きでキーワードを書き出したり、「なぜなら~」と理由をつないでいったりすることから始めましょう。 そうしてできた骨子に、後から肉付けをして、読みやすい文章に整えていくのです。 最初から長い文章を書こうとせず、一言二言から始めてみてください。
-
Q
- OB・OG訪問での挨拶で好印象を与えたいです。
- OB・OG訪問に限らず、面接などすべての場面で共通していえることですが、挨拶の際は、言葉とお辞儀を同時にするながら動作を避けるべきです。 これは、相手への敬意をより深く示すための、非常に重要なマナーです。 まず相手の目を見て、「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」とはっきりと言葉を伝えます。 言葉が下に落ちてしまわないよう、声は前に出す意識を持ちましょう。 そして、言葉を言い切ってから、丁寧に頭を下げるのです。この一連の動作を分離させることで、一つひとつの振る舞いが丁寧になり、誠実な印象が相手に伝わります。 分離礼を普段から練習しておこう 無意識に同時にやってしまいがちですが、この分離礼を意識するだけで、あなたの印象は格段に良くなります。 ぜひ、普段から練習して、自然にできるようになっておくと良いでしょう。
-
Q
- 就活面接の手応えはどう判断すべきですか?
- 面接の手応えと合否は、必ずしも一致しません。「うまく話せた」「面接官が笑顔で、和やかな雰囲気だった」と感じても、不合格になることはあります。 逆に、「質問にうまく答えられなかった」と落ち込んでいても、選考を通過した、という人もたくさんいます。 合否は、あくまで企業側の総合的な判断によるものなので、応募者が判断するのは非常に難しいことです。 自分の回答と改善方法を記録しておこう 面接の出来に一喜一憂しすぎず、結果は謙虚に待つしかありません。それよりも大切なのは、面接が終わった後に、きちんと振り返りをおこなうことです。 どんな質問をされ、自分はどう答えたか、もっとうまく答える方法はなかったかを記録しておきましょう。 その振り返りが、次の企業の面接や二次面接に進んだときの貴重な財産になります。
-
Q
- 一次面接が短いのは不合格のサインですか?
- 面接時間が想定より短く終わったからといって、それが不合格のサインとは限りません。 一次面接では、質問に対して応募者が的確に答えられるか、その内容に納得できるかを見ています。 面接官があなたの回答を聞いて、疑問が解消されたり、求めている答えが得られたりした場合は、それ以上深掘りせずに次の質問へ移ることがあります。 そのため、結果的に全体の時間が短くなるケースは少なくありません。 限られた時間でいかに考えや熱意を伝えられるかが重要 また、面接官が一人で対応するのか、二人で対応するのかといった人数によっても進行のペースは変わってきます。 時間の長短で合否が決まるわけではないので、短いから不合格、長いから合格というわけではありません。 大切なのは、限られた時間のなかでいかに自分の考えや熱意を伝えられるかなので、その点は心配しなくても良いでしょう。