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Q
- 円満退職になる伝え方を教えてください。
- 円満退職を実現するためには、退職理由の伝え方が非常に重要です。 たとえ会社への不満が退職のきっかけだったとしても、それをストレートに伝えるのは避けましょう。「改善するから」と引き留めの口実を与えてしまうことになりかねません。 引き止めに合わず、お互いに気持ちよく送り出してもらうためには、「現在の職場では実現できない、新たなキャリアに挑戦したい」というように、あくまで前向きで個人的な理由を伝えるのがポイントです。 最後まで責任を持ってやり遂げることが重要 退職の意思を伝えると同時に、円満退職に向けた具体的な準備も進めましょう。 まずは会社の就業規則を確認し、自身の業務内容を整理して、引き継ぎにどれくらいの期間が必要かを見積もります。 後任の人が困らないように、業務マニュアルを作成しておくなどの配慮も大切です。 「立つ鳥跡を濁さず」という言葉のとおり、最後まで責任ある姿勢を見せることが、社会人としての信頼を保ち、気持ちよく次のステップへ進むための鍵となります。
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Q
- 休職中の転職活動は違法ですか?
- 休職中の転職活動は、法律で禁止されている違法行為ではありません。しかし、多くの企業の就業規則では、休職中の転職活動や副業を禁止しています。 もし規則を破ったことが発覚した場合、ペナルティを課されたり、最悪の場合は懲戒解雇の対象となったりする可能性もゼロではありません。まずは現職の就業規則をしっかりと確認することが必要です。 今は休養が最優先! 自分の心と体を大切にしよう そもそも、なぜ休職しているのかという原点に立ち返ることが最も重要です。病気の治療や心身の回復が理由なのであれば、まずはそれに専念すべきだと言えます。 焦って転職活動をしても、体調が万全でない状態ではうまくいかない可能性が高いです。転職活動にはデメリットもあることを十分に理解したうえで、慎重に行動するようにしましょう。
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Q
- 休職中の転職活動がバレる可能性がありますか?
- 可能性は十分にあります。特に、同じ業界内で転職しようとする場合、人のつながりなどから情報が伝わりやすく、発覚するリスクは非常に高まります。 業界によっては、退職後一定期間の同業他社への転職を禁止する誓約書を交わすケースもあり、その場合はより深刻な問題に発展しかねません。 また、最近ではSNSでの不用意な発信から状況が伝わってしまうことも考えられます。信頼している友人に相談したとしても、どこから話が漏れるかわからないというリスクも常にあるのです。 心配しながらの活動より回復に専念しよう! なかには「バレなければ良い」と考える人もいるかもしれません。 しかし、常に不安を抱えながらの転職活動は、本来のパフォーマンスを発揮できず、面接もうまくいかないという悪循環に陥りがちです。 万が一、活動が発覚した場合、現在の会社との信頼関係が崩れるだけでなく、応募先の企業にも裏から話が回るなどして、選考に悪影響がでる可能性もあります。 リスクを冒してまで活動するよりも、休職の本来の目的である心と体の回復に専念することが、長い目でみてあなたの未来にとって最も良い選択といえます。
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Q
- 休職中の転職活動は復職や退職に影響しますか?
- 復職と退職どちらを選ぶにしても、大きな影響を及ぼす可能性があります。まず、休職中に転職活動をしていたことが発覚した場合、現職との信頼関係は著しく損なわれる可能性が高いです。 「療養に専念する」という約束を破ったとみなされ、たとえ復職できたとしても、職場での居心地が悪くなったり、重要な仕事を任せてもらえなくなったりする場合もあります。 最悪の場合、復職が認められず、退職せざるを得ない状況に追い込まれることも考えられるのです。 将来の自分を苦しめることも……長い目で見て慎重に判断しよう また、仮に転職できたとしても、リスクはついて回ります。たとえば、新しい職場で再び体調を崩してしまった場合、傷病手当金の手続きなどで過去の休職歴が判明することがあります。 そのとき、休職期間中に転職活動をしていた事実が明らかになると、「経歴について正直に話さない人」という不誠実な印象を与えかねません。 そうなると、新しい職場での信頼を失い、キャリア形成に悪影響を及ぼすことになります。 目先の転職成功だけを見るのではなく、長い目で見て自分のキャリアや健康に悪影響を及ぼすことにならないよう、慎重に判断することが重要です。
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Q
- 20代で転職がうまくいかないのは何が原因でしょうか?
- 20代の転職活動でつまずいてしまう人のなかに、自己PRの内容が学生時代の経験にとどまっているケースが見られます。 転職活動では、社会人として何を経験し、どのように仕事に取り組んできたかを具体的にアピールする必要があるのです。 面接で不採用が続く場合、自己PRの深掘りが足りていないか、表面的な受け答えで終わってしまっている可能性が考えられます。 自分ではうまく話せたつもりでも、面接官には熱意や本気度が伝わっていない可能性も否定できません。 ネガティブな理由も正直に! 意欲や熱意を見せることがカギ また、転職理由がネガティブなものであっても、それを隠そうとしたり、取り繕ったりすると、かえって不自然さが伝わってしまいます。 正直に伝えたうえで、次の仕事で長く働きたいという未来への意欲や、その仕事に対する真摯な思いを自信を持って伝えることが重要です。 焦る気持ちもあると思います。しかし、このタイミングで一度立ち止まって、自分の経験と応募企業への思いを整理しておくことが大切です。
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Q
- 第二新卒で大手をめざすのは無理でしょうか?
- 第二新卒だからといって、大手企業を目指すのが無理ということは決してありません。中途採用の門戸を開いている企業も多くあります。まずは「無理だ」と決めつけずに、積極的に挑戦してみることが大切です。 チャンスがあるのなら、それを掴み取れるように万全の準備をしましょう。重要なのは、その企業がどのような人材を求めているのかを深く理解し、自分の経験やスキルをいかに効果的にアピールできるかです。 企業が求める人材像を理解して熱意を伝えよう! たとえ未経験の分野であっても、第二新卒ならではのポテンシャルと、社会人経験で培った基礎的なビジネススキルは評価の対象になります。 なぜこの会社で働きたいのか、入社してどのように貢献したいのかという強い思いと熱意を伝えるましょう。そうすることで、道は開ける可能性があります。臆 することなく、チャレンジしてみてください!
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Q
- 「新卒」っていつまで使えますか?
- 「新卒」という言葉の定義は、実は企業によってさまざまです。一般的には、卒業見込みの学生を新卒、卒業後おおむね3年以内の人を第二新卒、卒業後就職していない人を既卒と呼ぶことが多いです。 しかし、会社によっては卒業後5年以内の人も新卒枠として応募可能であったり、第二新卒と既卒を明確に区別していなかったりするケースもあります。 言葉の枠に囚われず気になる企業に挑戦しよう! 大切なのは、言葉の定義に囚われすぎないことです。 企業側も、良い人材であれば経歴にこだわらず採用したいと考えていることが多いと言えます。そのため、少しでも気になる企業があれば応募資格があるかどうかを問い合わせてみるのが一番です。 就職説明会や企業のイベントなどに参加する機会があれば、直接人事担当者にたずねてみるのも効果的です。
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Q
- フリーターから正社員になるのは難しいですか?
- フリーターから正社員になることは、決して難しくありません。重要なのは、フリーターとして働いてきた経験をいかに魅力的なスキルとしてアピールするかです。 まずはこれまでの業務内容を棚卸しして、自分の経験を整理してみましょう。たとえば、アルバイト先で後輩の指導を任された経験はありませんか。 それは立派な教育・マネジメント経験です。シフトを組んだ経験は管理能力、発注業務は在庫管理能力としてアピールできます。こうした経験は、正社員であってもなかなか機会がない人もいるため、貴重な強みになりえます。 なぜ今なのか? 背景を自分の言葉で説明しよう! そのうえで、なぜフリーターという道を選んだのか、そしてなぜ今正社員を目指すのかを自分の言葉でしっかり説明できるように準備しましょう。 夢を追っていた、自由な働き方が必要だったなどの背景を正直に語ることが必要です。そこから得た学びと今後のキャリアへの思いを伝えられれば、採用に至る可能性は十分にあります。
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Q
- 10月入社の新卒のメリットは何ですか?
- 物事はすべて、捉え方次第です。コップに半分の水が入っているのを「もう半分しかない」ととらえるか、「まだ半分もある」ととらえるかで、気持ちは大きく変わります。 10月入社についても同様で、4月入社の同期と比べて「半年遅れている」と考えることもできます。しかし、翌年4月に入社する学生と比べれば、半年早く社会人経験を積めるのです。 ほかの人にない経験は未来の大きな財産になると覚えておこう 海外の大学にいた経験は、ほかの同期にはないあなただけの大きな財産です。 その経験を通じて身に付けた語学力や異文化理解力、主体性などは、すぐに業務で活かすことはできなくても長い社会人生活のなかで必ず大きな武器になります。 遅れたと感じる必要はまったくありません。その経験に自信と誇りを持って、これからのキャリアを歩んでいってください。
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Q
- グループワークについていけないときはどうすれば良いですか?
- グループワークで周りのレベルが高く、議論についていけずに焦ってしまう気持ちはよくわかります。 しかし、積極的に発言することだけが評価されるわけではありません。周りの意見に真剣に耳を傾け、議論の流れを理解しようとする傾聴力や協調性も、企業は重要な評価ポイントとして見ています。 前のめりに自分の意見ばかり主張する人が、かえって協調性がないと判断されるケースもあります。大切なのは、チームの一員として貢献しようとする姿勢です。 傾聴と理解の姿勢でチームへの貢献意欲は示せる! もし発言のタイミングを逃してしまったら、手を挙げるなどのジェスチャーで「話したい」という意思を示すのも一つの方法です。 また、議論の内容を熱心にメモする姿や、ほかの人の発言にうなずくといった非言語のコミュニケーションもあなたの参加意欲を示すことにつながります。 アイデアを出すことだけが貢献ではありません。チーム全体で良い成果を出せるように、自分にできる役割を見つけましょう。