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Q
- 面接を録音されたのですが大丈夫ですか?
- 面接の録音というのはあまり聞いたことがありませんが、録音すること自体に法的な問題はありません。 ただ、不安を感じるかどうかは、事前に「録音します」という了承を得ているかどうかで大きく変わってくると思います。企業が学生から了承を得ていれば、学生側の信頼感や不安は軽減されると考えられます。 企業の自己防衛かも? 不安なら辞退も選択肢に もし事前に了承を得られていたとしても、ご自身が「録音されるのは嫌だ」と思うのであれば、選考を辞退することもできます。 企業側としては、応募者に対して不備があってはいけないという思いもあるでしょう。サポートセンターが「通話を録音します」というのと同じように、お互いのために録音している可能性も考えられます。
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Q
- 内向型は会社員に向いていないのでしょうか?
- 実際に働いている人のなかにも「人と話すのが苦手です」とおっしゃる人はいます。それでも「仕事だから」と割り切って、必要なコミュニケーションは取っています。 「内向型が会社員に向いているか」というよりも、ご自身が「仕事としてどうとらえていくか」が重要です。 コミュニケーション比率の低い職種を選ぼう 仕事をするうえで、人とまったくかかわらないことは避けられませんが、できるだけコミュニケーションの比率が低い職種を選ぶ、というのは一つの手です。 たとえば、製造系でモノと向き合う仕事、IT系、あるいは経理などのデスクワークは、比較的コミュニケーションの比率は少ない傾向にあります。 内向的な人は、集中して物事を進めることに向いている可能性もあります。ご自身が興味が持てる職種をいろいろと見ていただきたいと思います。 実際に私が過去に支援した人では、理系出身で、コミュニケーションが苦手だと自覚している人がいました。その人は設計職に進まれましたね。 また、働き始めてから上司や人事の配慮で部署が異動になり、意欲的に働けるようになったというケースもあります。
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Q
- 年間休日111日は、やはりしんどいですか?
- 土日祝が完全に休みだと年間120日を超えますが、最近はお盆休みを設けず、代わりに有給休暇の取得を推奨する企業も増えています。年間111日であれば、土日はしっかり休めるイメージです。 大切なのは、仕事とプライベートのバランスだと思います。そのため、休日の「日数」そのものよりも、「有給休暇が取りやすいかどうか」をしっかりと確認していただきたいです。 たとえば、旅行が趣味なら長期休暇が取れる会社なのか、といった視点で確認すべきです。 やりがいや職場の雰囲気も長く働くために重要な点 実際、私の娘は飲食業界でキッチンとして働いていますが、休みは少なくても「楽しい」「苦ではない」と、仕事にやりがいを感じているようです。 私自身も年間休日が120日を切る職場で働いた経験がありますが、人間関係や職場の雰囲気次第で、感じ方はまったく変わってきます。 私は面接を受けるときに「海外旅行が趣味なので、長期で有給休暇は連続して取れますか?」 「土日祝日につなげて連休をと取れますか?」と確認していました。自分自身の仕事の進め方次第でOK、という職場もありましたよ。
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Q
- ITパスポートはどのような職種で役立ちますか?
- ITパスポートはどんな職種でも役立つと思います。 総務、経理、システム系、エンジニアなど、どの職種の入り口としても、ITの基本的な用語を知っていることは強みになります。 特にセキュリティに関する知識は、今やどんな職種にも求められます。取って無駄になる資格ではありません。 「なぜ取得したか」という目的意識をアピールしよう 面接では「なぜ取ろうと思ったのか」「なぜその知識を得ようとしたのか」をしっかり伝えられるよう準備しておくと良いでしょう。 大学生で取得している人もいますが、採用時点では、IT業界以外ではそれほど重視していない企業も多い印象です。 むしろ、入社後に「持っていたよね」と評価される流れになることが多いです。 ただし、IT業界に進むのであれば、言語や用語を知っていると入社後にスムーズなので、ぜひ取得していただきたいと思います。
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Q
- 文系からエンジニアになった人の末路は厳しいですか?
- 「厳しい」「ダメだった」というパターンに陥りがちなのは、エンジニアという仕事の「将来的な働き方」を深く研究していない人だと考えられます。 たとえば、パソコンが好きでも、仕事として考えると無理があったという人もいました。 逆に、職業訓練校で3カ月ほど勉強しただけで、未経験からIT業界に入っていく20代の人もたくさんいます。 IT業界は継続的な自己研鑽やコミュニケーションスキルが必須 重要なのは、エンジニアやプログラマーとして、今後のキャリアパス、給与体系、客先常駐か自社開発かといった働く場所など、職種の解像度をご自身でしっかり上げることです。 また、ITパスポートなどの資格を取った後も、継続的な自己研鑽や主体性が求められます。 加えて、よくある勘違いとして「IT業界はコミュニケーションがいらない仕事かもしれない」と思って飛び込む人がいますが、どんな仕事もコミュニケーションなしでは進みません。その点も理解しておく必要があります。
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Q
- 理系学生が文系就職をする割合はどのくらいですか?
- 一般的に、専門性の高い研究職などは、理系学生がそのまま理系の仕事に就くことが多いです。 しかし、一般営業や内勤の仕事をしている人のなかにも、理系学部出身の人はかなり多くいます。 具体的な割合については、私の肌感覚ですが、特に私が活動している愛知県は製造業が多く、そのなかでも理系職に就けるのは一握りという事情もあります。 そのため、面談をしていると1〜2割くらいの人は、一般内勤などの文系職で働いているイメージですね。 理系職が少ないためにやむをえず、という人もいましたが、「理系的な考え方が今の仕事にとても役立っている」と話す人も多いです。 理系学生特有の考え方は企業に好まれる また、私自身の人事経験でも、企業側は理系出身者の「考え方」を好む傾向がありました。 文系出身者がさまざまな可能性を模索するのに対し、理系出身者は「目標を設定し、そこに至るプロセスを論理的に組み立てる」という思考の進め方ができると評価されており、それは仕事を進めるうえで非常に役立ちます。 培った論理的思考力を活かして文系就職に挑もう! 理系として文系就職を目指すのであれば、理系で培ってきた研究プロセスや勉強法、論理的思考を、希望する文系の職種や業界で「どのように活かせるか」を見つけてアピールするのが良いと思います。 ぜひ、いろいろなことにチャレンジしていただきたいと思います。
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Q
- 就職先の決め手として何を重視すべきですか?
- 後悔しないためには、ご自身の「軸」をしっかり見つけることが重要です。 「給料」「休日」「働き方」「働く場所」など、人それぞれ重視する条件ややりたいことは違います。その軸がしっかりしていれば、プライベートと両立しやすく、長く働きやすい職場に巡り合えるはずです。 働きやすい環境は長く働きやすい一因になる 長く働いている人の多くが理由として挙げるのは、給料面よりも「働きやすさ」です。 たとえば、「家から近い」というのも立派な理由です。残業で遅くなってもすぐに帰宅できる安心感は大きいですね。逆に通勤時間が長いと、それが転職の引き金になることもあります。 残業してもやりたい仕事なのか、志望業界のなかなら職種は問わないのか。 まずはご自身の決め手となる軸を定めてみてください。 「我慢できない点」を明確にして優先順位を付けよう 軸を決めるうえで、いろいろな求人票を見比べて、「良いところ」と「自分には合わない・我慢できないところ」を書き出してみましょう。 「良いところ」ばかりをつまみ上げても、そんな完璧な会社はありません。自分が「これだけは我慢できない」という点を明確にすることで、自ずと優先順位が決まってきます。
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Q
- 短所の頑固さをポジティブに伝えるにはどうすれば良いですか?
- ご自身で「協調性がない」と分析されているように、頑固さは「柔軟性がない」ともとらえられます。 しかし、ポジティブに伝えるなら「信念が強い」という表現ができます。 あるいは、短所として「頑固なところ」を認めたうえで、「今後は柔軟性も持てるよう意識していきたい」と改善の姿勢を見せる伝え方もあります。 このように、「短所は頑固さである」という点だけネガティブに強調されないような表現をするのを意識してみてください。 「他人から頑固だと言われたことがある」という伝え方も一つの手 自分だけで考えるのではなく、「他人から頑固だと言われたことがある」といった客観的なエピソードを交えるのも一つの手です。
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Q
- 体育会系の会社に入社するとうつになりやすいのは本当ですか?
- 「体育会系」と一言で言っても、その会社がどのようなチームワークを重視しているのかや、どのような仕事の進め方をするのかはさまざまです。また、個人の考え方や、会社側の求めるものにも違いがあります。 「体育会系だからうつになりやすい」というよりは、個人のストレス耐性や、働き方との相性によると思います。 たとえ体育会系の部活動を経験していても、仕事の成果は自分一人の頑張りだけでは出ないことも多いため、学生時代とは違う種類のストレスがかかることもあります。 「相談しやすい環境か」が重要! サポート体制を確認しよう うつになる傾向として多いのは、「相談しづらい」「相談する場がない」といった環境要因です。 たとえ体育会系の職場であっても、周囲がサポートしてくれる体制や、相談しやすい環境が整っていれば、無理なく働けるでしょう。 なお、体育会系の企業は、たとえばチームワークで何かをやり遂げる、あるいは個人の頑張りで前に進めていくような仕事に多いイメージかもしれません。 ただし、取り扱う商材やサービスによっても社風はまったく異なるため、企業の特性を深く理解することが重要です。
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Q
- 書類選考の結果が5日以内に来ない場合、不合格ですか?
- まず、5日以内がどのように伝えられたかを確認してください。 「土日祝日を含めない実働5日間」なのか、それとも「カレンダー通りの5日間」なのかで、期限は翌週に変わってきます。 そのあたりも踏まえて、まずは10日くらいは余裕を持って待ってみるのが良いと思います。 焦らずにメールで一度確認してみよう それでも連絡が来ない場合は、一度メールなどで「〇月〇日に応募した書類の件ですが、その後の状況はいかがでしょうか?」 と問い合わせてみても良いと思います。 選考が思うように進んでいない、あるいは予想以上に応募者が多くて選考に時間がかかっている可能性があります。 また、「合格者のみに連絡します」というパターンの場合もあるので、応募時の説明をもう一度思い出してみてください。