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Q
- 就活の広告は煽りすぎではないでしょうか?
- 就職活動に関する広告のなかに、ときに「今すぐ行動しないと取り残される!」といったような、学生の不安を煽るような過度な表現が見受けられることについてですね。 確かに、そのような広告を目にすると、焦りや不安を感じてしまう思いはよくわかります。 広告を制作・掲載する企業側にも、もちろんビジネスとしての目的があるため、どうしても注目を集め、行動を喚起するような強いメッセージを発信する傾向があるのは事実です。 周囲の情報に惑わされず自分軸で動くことを意識しよう しかし、そのような広告の内容をすべて鵜呑みにし、感情的に振り回されてしまうのは避けるべきでしょう。 大切なのは、そういった情報を冷静に受けとめ、自身にとって本当に必要な情報なのか、信頼できる情報なのかを見極める「情報リテラシー」を養うことです。 多くの情報が溢れている時期だからこそ、その流れにただ乗るのではなく、自身が主体的に情報を取捨選択し、「上手に利用する」という意識を持つことが重要となります。 さまざまな言葉に惑わされず、自身の価値観やペースを大切にし、しっかりとした自分軸を持って就職活動を進めていくことを心掛けてください。 煽り文句に過度に反応しすぎることなく、本当に自身にとって有益な情報を見極める冷静さを保つことが、後悔のない選択をするために不可欠です。
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Q
- 就活から逃げた人の末路を教えてもらえますか?
- 就職活動がうまくいかないと不安な気持ちになりますよね。 もし、就職活動というプロセスから完全に目を背け、活動を放棄してしまうと、その後の人生において、自身が望むキャリアを築くうえでの選択肢が狭まってしまう可能性があります。 たとえば、卒業後もなかなか定職に就けず、不安定な生活を送らざるを得なくなったり、社会とのつながりが希薄になり、孤立感を深めてしまったりするケースも残念ながら見受けられるのです。 つらいときは周囲に相談して就活への向き合い方を変えよう もちろん、就職活動がすべてではありませんし、多様な生き方があることも事実です。 しかし、多くの場合、新卒としての就職活動は、社会人としての第一歩を踏み出すための重要な機会であり、その後のキャリア形成に大きな影響を与えます。 もし、現在就職活動がうまくいかず、つらい気持ちを抱えているのであれば、一度立ちどまって、自身が本当に何をしたいのか、どのような働き方を望んでいるのかをじっくりと考えてみる時間を持つことも大切です。 そして、必要であればキャリアカウンセラーなどの専門家に相談したり、信頼できる人に話を聞いてもらったりするなど、一人で抱え込まずに周囲のサポートを求めることも考えてみてください。 逃げるのではなく、向き合い方を変えるという視点も大切です。
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Q
- 面接で目が泳いでしまうのですが、どうすれば良いでしょうか?
- 面接の際に、練習をしてもどうしても目線が定まらず、目が泳いでしまうのは、とても不安ですよね。 まず、面接で目が泳いでしまう主な原因は、多くの場合、「自信のなさ」や「不安感」といった心理的な要因にあると考えられます。 「うまく答えられなかったらどうしよう」「面接官に否定的な印象を持たれたらどうしよう」といった不安な思いが、無意識のうちに視線の不安定さとして表れてしまうのです。 不安を減少させるためには入念な事前準備が必須 ! 自信を持って相手に伝えよう これを改善するための最も効果的な方法は、やはり「自信を持って話せるだけの十分な準備をする」ことだと思います。 想定される質問に対して、自身の揺るぎない考えや具体的なエピソードにもとづいた回答をしっかりと準備し、何度も声に出して練習を重ねることで、徐々に自信がついてくるでしょう。 また、相手の目を見て話すことが基本ですが、どうしても緊張して直視できない場合は、相手の眉間や鼻のあたりを見るようにすると、視線が安定しやすくなると言われています。 そして、話す際には、単に言葉を発するだけでなく、しっかりと顔を上げて、相手に自分の言葉を届けようという意識を持つことが大切です。 精神的な準備と適切な練習を積み重ねることで、徐々に改善されていくはずなので、諦めずに取り組んでみてください。
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Q
- 面接が朝一なのですが期待されていないのでしょうか?
- 面接時間が朝一番、午前8時30分といった早い時間に設定されたことで、「もしかしたら企業側からあまり期待されていないのではないか」「形式的に早く終わらせたいと思われているのではないか」と心配しているのですね。 結論から言うと、面接時間が朝早いからといって、企業側からの期待度が低いということはまずありません。 そのような時間設定になるのは、多くの場合、採用担当者のスケジュール上の都合によるものです。 時間帯は気にしなくてもOK! 実力を発揮できるように準備しよう たとえば、日中は会議やほかの重要な業務が詰まっているため、面接時間を確保できるのが朝一番か、あるいは逆に業務終了後の夕方以降になってしまう、といったケースは決して珍しくありません。 特に、夕方以降の面接は、企業側も応募者の人も時間外の対応となる可能性があるため、双方の負担を考慮して朝の時間帯が選ばれることもあります。 もし、その企業が午前8時30分始業なのであれば、8時30分からの面接も通常の業務時間内でおこなわれているととらえていただいてまったく問題ありません。 そもそも企業側があなたに期待していないのであれば、書類選考の段階で不合格となっているはずです。 面接時間に一喜一憂することなく、自信を持って面接に臨んでください。
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Q
- 短所を「人に頼れない」と伝えるのは避けるべきですか?
- 責任感が強く、何事も自身でやり遂げようとする素晴らしい一面を持っているのですね。 面接で短所を伝える際に重要なのは、単に「人に頼れない」という事実だけを述べて終わらないということです。 そこで終わってしまうと、ただ短所として面接官に伝わってしまいます。 その特性がなぜ生じるのか、そしてその短所に対して自身がどのように向き合い、改善しようと努力しているのかを具体的に併せて伝えることを意識しましょう。 自己PRに転換可能! 言い換えて強みとして伝えよう たとえば、「私は責任感が強いため、つい一人で仕事を抱え込んでしまい、結果として周囲に頼ることが苦手な側面があります」と自身が理解している性格を伝えます。 その後に、「しかし、それではチームのパフォーマンス向上につながらないことに気づき、最近では意識して業務の進捗状況を周囲に共有したり、課題に直面した際には早めに相談したりするなど、積極的に協力を得られるように心掛けています」といった形で伝えましょう。 このように、自己分析と具体的な改善努力を伝えることができれば、むしろ誠実さや成長意欲をアピールすることができます。 「人に頼れない」という表現を避けたいのであれば、「一人で抱え込みがち」「周囲を巻き込むのが苦手な場合がある」といった言い換えも可能ですが、本質は同じです。 その短所をどのように長所に転換しようとしているか、あるいはその短所から何を学び、どう活かそうとしているかを示しましょう。
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Q
- 面接で話すスピードはどれくらいが適切ですか?
- 面接で話す際の適切なスピードについてですね。 早口すぎると相手に聞き取りにくい印象を与えてしまいますし、逆にゆっくりすぎると間延びしてしまい、内容が伝わりにくくなるのではないかと心配する気持ちはとてもよくわかります。 面接で話すのに適切なスピードは、1分間に300文字くらいが理想です。これは、アナウンサーがニュースを読む際のスピードに近いと言われています。 録音や録画をして見返すことで自分に足りない部分を把握することができる 自身の話すスピードを確認する具体的な方法としては、まず、自身の声を録音して聞いてみるのが効果的です。 また、話しているときの表情や身振り手振りも併せて確認するために、スマートフォンなどでビデオ撮影をしてみるのも良いでしょう。 あるいは、Wordなどの文書作成ソフトで300~400文字くらいの文章を実際に作成し、それを声に出して読んでみてください。この方法で、1分間にどれくらいのボリュームを話せるか、時間を計測してみるのも具体的な目安を知るうえで役立ちます。 もし、自身が早口になる傾向があると感じる場合は、話す際に一語一語、口をしっかりと大きく開けて発音することを意識してみましょう。 そうすることで、自然と話すスピードが落ち着き、相手にも明瞭に言葉が伝わりやすくなりますので、ぜひ試してみてください。
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Q
- 転職で入社を3カ月待ってもらうのはありでしょうか?
- 3カ月という期間は、企業側の採用計画にとっては比較的長いと受けとめられるのが一般的です。 しかし、結論から言うと、「絶対に不可能」というわけではありません。 企業がその人材をどうしても必要としていて、双方の事情やタイミングが合致すれば、入社時期を調整してもらえるケースは十分にあり得ます。 自分の意思を突き通すのではなく企業に歩み寄る姿勢で理解を得よう 重要なのは、まず正直に自身の状況(引き継ぎに必要な期間など)を企業側に伝え、誠意を持って相談することです。 その際、単に「3カ月待ってほしい」と要求するのではなく、できる限り企業側の希望にも配慮する姿勢を示しましょう。 たとえば、「現職の引き継ぎに万全を期すため、入社までに3カ月のお時間をいただきたいと考えていますが、もし可能であれば、少しでも前倒しできるよう調整します」といった伝え方です。 企業によっては、「ぜひ来ていただきたいので、3カ月お待ちします」と快諾してくれる場合もあれば、「申し訳ありませんが、人員計画上、そこまでお待ちするのは難しいです。〇カ月以内であれば調整可能ですが……」といった返答があるでしょう。 まずは正直に状況を伝え、相談してみるという姿勢が何よりも大切です。
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Q
- 9月卒業予定の就活だといつから動くべき?
- 9月卒業の場合、4月入社を目指す学生よりも、企業の採用スケジュールが多様であったり、求人数が限られていたりする可能性も考慮する必要があります。 そのため、できるだけ早期から情報収集を開始し、計画的に進めることが重要です。 具体的には、大学3年生の後半から4年生の初めにかけて、一般的な就職活動の開始時期に合わせて動き出すのが一つ目の目安となります。 自身の状況に合わせてスケジューリングすることも大切 そして、10月入社を積極的におこなっている企業の情報や、秋採用のスケジュールなどを個別にリサーチし、自身の卒業時期から逆算して、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。 もし、すでに卒業が間近に迫っているのであれば、迷わず今すぐにでも積極的に情報収集と応募活動を開始するべきです。 まだ時間に余裕があるのであれば、昨年度の秋採用の動向を調べたり、興味のある企業が過去に10月入社の実績があるかを確認したりするなど、早め早めの準備を心掛けてください。
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Q
- 営業事務と一般事務の違いって何ですか?
- 両者の大きな違いの一つとして、まず「電話応対やコミュニケーションの相手」が挙げられます。 営業事務の場合は、得意先である社外の顧客や仕入れ先といった、外部の人とのやり取りが多くなるのが一般的です。 一方、一般事務の場合は、おもに社内の他部署との連絡や、会社にかかってくる代表電話の応対などが中心となることが多いでしょう。 求められるスキルにも違いがある! 自分の適性を理解して働きやすいほうを選ぼう 仕事内容としては、営業事務は見積書や注文書の作成、納期調整など営業担当者のサポート業務が中心です。 一般事務は来客対応、書類整理、データ入力、備品管理といった社内運営を支える業務が中心となります。 また、作成する書類の種類や求められるスキルも異なるので、自身の適性や興味に合うほうを選択するようにしましょう。たとえば、営業事務なら交渉力や調整力、一般事務なら正確性やサポート力など、求められるスキルが違ってきます。
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Q
- 10月で内定なしの場合、就活は諦めるべきですか?
- まず最も伝えたいのは、「最後まで諦めないこと」が何よりも重要だということです。 企業の採用活動は、一度で終わるわけではありません。 一次募集で採用目標人数に達しなかった場合や、より良い人材を求めて、二次募集、三次募集をおこなう企業も少なくないのです。 また、年度の後半になってから、大手企業が追加で求人を出すケースもあります。そのため、常時採用情報に対するアンテナを広く高く張り巡らせておくことが非常に大切です。 将来の自分を苦しめる可能性も! 就職活動はストップせず続けよう 実際に、卒業を間近に控えた3月頃になっても、内定を得るために合同説明会などのイベントに積極的に参加し、必死に活動を続けている学生もいます。 たとえ活動のペースが落ちてしまったとしても、諦めずに就職活動を続けるという意志を持ち続けることが、何よりも重要になってくるのです。 もし、ここで完全に就職活動を諦めてしまい、活動をストップしてしまうと、その空白期間について、将来的に企業から「この期間は何をしていたのですか?」と質問される可能性が出てきます。 できる限り就職活動の足を止めずに、少しずつでも前向きに進んでいくことがおすすめです。