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Q
- Web面接でメモを見ながら話しても大丈夫ですか?
- Web面接でメモを見ること自体は問題ありません。しかし、そのやり方によっては、かえって印象を悪くしてしまうため注意が必要でしょう。 最も避けるべきなのは、話す内容を文章でびっしり書いたメモを読むことです。 これでは自然な会話にならず、面接官のあいづちを無視して一方的に話し続けることになりがちで、「対話ができない」というネガティブな印象を与えてしまいます。 キーワードで記憶! 自分の言葉で話すことを忘れずに そこで推奨されるのが、文章ではなく、話したい「キーワード」だけをメモに書いておく方法です。キーワードを頼りに自分の言葉で話すことで、自然なコミュニケーションが生まれ、メモを見ていても気にならなくなります。 メモを見る際は、パソコンの隅に表示させたり、キーボードの上に置いたりして、目線が不自然に下がり続けないよう工夫することも大切です。あくまでも、適度にカメラに目線を向けながら話すことを心掛けましょう。
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Q
- オンライン面接でメモを取ることは問題ないですか?
- メモを取ることは可能です。積極的に話を聞いているという意欲の表れとして、ポジティブにとらえられることが多いでしょう。 ただし、対面・オンラインにかかわらず、「メモを取らせていただいてもよろしいでしょうか」 と一言、了解を得るのがマナーです。 手書きの場合、メモを膝の上など低い位置に置くと、常に視線が下になってしまうためおすすめしません。 PCメモも有効活用! 視線を外さず印象をキープ パソコンの横など、少し視線を動かすだけで確認できる位置に置きましょう。 パソコンのメモ帳機能を使うのも有効ですが、その場合もタイピングの音が伝わることを考慮し、一言断りを入れるようにしてください。 面接で、学生が「メモを取ってもよろしいでしょうか?」と質問することについて、企業側が抱く印象は、決してネガティブなものではありません。 むしろ、熱心さの表れであり、「積極的に話を聞いてくれている」というポジティブな印象につながります。
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Q
- 集団面接は、一人何分程度持ち時間がありますか?
- 集団面接の持ち時間は、3〜4人のグループであれば1人あたり10分程度が目安です。そのため、1つの質問に対して1分程度で簡潔に答えられるよう準備しておくと良いでしょう。 回答する際は、まず結論から述べてください。そして、それに加えてほかの学生と内容が被っても差別化できるよう、短いながらも自分ならではの具体的な経験や考えをセットで話すことが重要です。 質問が被っても慌てない! 深掘り質問で意欲を示そう 逆質問では、ほかの人と質問が被ってしまう事態を想定しておく必要があります。普段より多い5個以上の質問を準備しておくと安心です。 もし用意した質問を先にほかの人にされてしまった場合は、「先ほどの方が質問されていた〇〇について、もう少し詳しく教えてください」といった形で、話を深掘りする質問に切り替えましょう。 これにより、ただ準備してきただけでなく、その場の話を聞いて柔軟に対応できる姿勢もアピールできます。
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Q
- 最終面接でのキャリアプランの答え方に自信がありません……。
- 最終面接でキャリアプランを答える際は、まず将来の「なりたい姿」を漠然とでも良いので定め、そこから逆算して「そのために、まず何から始めるか」を戦略的に説明できるように準備することが重要です。 この質問では、長期的な目標設定能力と、そこに至るまでの道筋を論理的に考えられるかが見られています。 その際、自身のプランと企業のキャリアパスや成長スピードとの「マッチ度」も重要な評価ポイントです。 たとえば、「10年後にリーダーになりたい」と伝えても、企業側が「2〜3年でリーダーになってほしい」と考えていれば、時間軸のミスマッチととらえられてしまいます。 プライベートの理想から見えてくる場合も! 生き方の理想を考えてみよう もし仕事だけのキャリアプランが思い浮かばない場合は、プライベートも含めた理想のライフプランから考えてみるのも一つの手です。 たとえば、将来の暮らし方から逆算することで、リモートワークの必要性など、仕事選びの軸が見えてくることがあります。
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Q
- 転職面接のコツについて教えてください。
- 20代など経験が比較的浅い人の転職面接では、経験そのものに加えて、ポテンシャルやポータブルスキル(社会人基礎力や対人スキル)が評価されます。 学生とは違い、自分なりのキャリアの軸を持ち、自身の強みと応募先企業とのマッチ度を明確に説明できることが重要です。 そのうえで、自分の強みが転職先の企業といかにマッチしているかを論理的に説明できるかが、成功の鍵となります。 面接官を納得させる転職理由が必要! 一貫性を意識して準備しよう 逆質問の際には、ただ質問して終わるのではなく、得られた回答に対して「現職での経験と近いため、そのスキルを活かせます」といったように、自身の経験をアピールする機会として活用するのが効果的です。 特に面接官が注目するポイントは「転職理由」です。 その理由が「現職では本当にかなえられないことか」、そして「この会社であればかなえられることか」という点に一貫性と説得力があるか、深く考えられたものであるかが厳しく見られています。
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Q
- 面接で休日の過ごし方を答える際、YouTube鑑賞は印象が悪いですか?
- 面接で休日の過ごし方として「YouTube鑑賞」と答えても、現代では印象が悪くなることはありません。 かつては漫画やゲームと同様に良い趣味と見なされない風潮もありましたが、eスポーツの普及や有益な動画コンテンツの増加にともない、その認識は変わってきています。 ただし、伝え方には工夫が必要です。企業側はこの質問を通して、応募者のオンオフの切り替え方や思考性を見ています。 「ただ、ながら見している」という印象を与えると、時間を無為に過ごしているととらえられかねません。 動画鑑賞とだけ伝えるのは避けて! 目的や学びを語って好印象につなげよう 大切なのは、「どのようなジャンルの動画を、どういう目的で見て、そこから何を得て、どう活かしているか」をセットで話すことです。 必ずしもビジネス系の動画である必要はなく、自身の好きなジャンルで構いません。目的を持って楽しんでいる姿勢を示すことで、趣味を通じて自身のポジティブな一面をアピールすることができます。
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Q
- 転職の面接はどんな準備をしておけば安心ですか?
- 転職の面接に安心して臨むための準備として、まず基本となるのは、これまでの職歴と経験を手元の資料を見ずに1分程度で話せるようにまとめておくことです。 次に、応募する企業の求人内容を読み込み、たとえ未経験の職種であっても、自身の経験のなかから親和性の高いエピソードを具体的に話せるように準備します。 同時に、転職者には新卒以上に「将来どうなりたいか」が問われるため、企業の社員インタビューや公開されているキャリアパスなどを参考に、自身のキャリアビジョンを明確に描いておくことも重要です。 前職の振り返りが必須! 実績を数値でアピール また、転職面接ならではの質問として、前職での経験が深く掘り下げられます。 特に、具体的な数字で語れる「実績」が重視されるため、「営業で月に何件訪問していた」「事務職で月に何件の請求書を発行していた」など、仕事の規模や量を客観的に示せるよう、具体的な数値を洗い出しておきましょう。
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Q
- 面接で好きな言葉を聞く質問に「継続は力なり」と答える場合のポイントを教えてください。
- 多くの人が使う言葉なのでほかの人と被る可能性はありますが、まったく問題ありません。 企業側が知りたいのは、言葉のチョイスそのものではなく、その言葉が示す価値観であり、「なぜその言葉を選んだのか」という理由です。 面接官は、その言葉自体をメモすることよりも、それに付随するエピソードのほうを重視しています。 具体的なエピソードがカギ! 説得力を持たせよう 継続力や忍耐力といったあなたの人柄を伝えるために、その言葉を意識している具体的なエピソードをセットで話すことが不可欠です。 たとえば、「幼いときから続けている習い事がある」といった経験を交えながら、継続することの価値をどう実感しているのかを語ることで、言葉に説得力が生まれ、あなたの人柄を効果的にアピールできます。
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Q
- グループディスカッションのファシリテーターはどんな役割ですか?
- グループディスカッションにおけるファシリテーターのおもな役割は、単に議論を率いるだけでなく、参加者全員の話を聞いて要点をまとめ、議論全体の流れを管理することです。 意見を発散させる段階から、それらを収束させて結論に導くまでのペースを適切に作ることが求められます。 この役割を担うには、日頃からニュースや動画の内容を要約する練習をしたり、複数人での会話で話の配分を考えたりするなど、論理的思考力とまとめる力を養っておくと良いでしょう。 人と意見交換をすることを楽しめる人や、多様な意見を整理して組み立てる論理的な思考が得意な人に向いています。 視野の広さをアピール! 陰で皆を支えよう 企業側の評価という点では、ファシリテーターは目立つリーダーというよりも、議論を裏から支える「縁の下の力持ち」のような存在と見なされるでしょう。 注目されるのは自己主張の強さではなく、多様な意見に耳を傾け、全体をまとめることのできる「視野の広さ」です。
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Q
- グループディスカッションの役割の決め方は、どうすればスムーズに進みますか?
- グループディスカッションで役割をスムーズに決めるには、誰かが手を挙げるのを待つのではなく、自ら積極的に働きかけることが鍵となります。 効果的な方法の一つは、まず自分自身が役割を買って出ることです。 特に、多くの人が躊躇しがちなファシリテーターや発表者といった役割に率先して立候補すると、ほかのメンバーも安心して残りの役割に手を挙げやすくなり、全体のハードルが下がります。 見極めが大切! 最適な役割分担を目指そう もう一つの方法は、印象が良かった人や話しやすそうな人から「何かやりたい役割はありますか?」と直接声をかけていくことです。全体に問いかけるよりも、個人に指名することで、沈黙を破るきっかけを作りやすくなります。 役割を提案する際は、メンバーの特性を見極めることも大切です。 積極的に話している人にはファシリテーターや発表を、物静かで真面目そうな人にはタイムキーパーや書記を任せるなど、適材適所の役割分担をうながすとスムーズに進みやすいでしょう。