このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
249件
-
Q
- 役員面接と社長面接の違いは何ですか?
- 役員面接と社長面接のどちらがおこなわれるかは企業によって異なりますが、経営に近い立場の人との面接という点では共通しており、見られるポイントに大きな違いはないと考えて良いでしょう。 どちらも企業の将来を担う人材かどうかを最終的に判断する場です。 そのため、最も重視されるのは、あなたが企業のビジョンや経営理念、そして事業戦略といった会社の考え方にどれだけ共感し、理解しているかという点となります。 そのうえで、あなた自身の価値観やキャリアプランが、その企業の方向性とどのように合致し、入社後にどのような貢献ができるのかを具体的に示すことが求められるでしょう。 企業理解が突破のカギ! 共感を伝えよう 事前に企業のWebサイトを熟読し、社長のメッセージやインタビュー記事、IR情報などがあれば目を通し、経営陣がどのような思いで会社を経営しているのかを深く理解しておくことが不可欠です。 もし役員面接の場合でも、その役員は社長の考えを深く理解し、共有している立場であるととらえ、社長や会社全体の方針に対するあなたの考えを誠実に伝えるようにしましょう。 特に大手企業など役員が複数いる場合は、社長ではなく担当役員が最終面接をおこなうこともあります。 しかし、どちらの場合でも、あなたがその企業の一員として長期的に活躍し、成長してくれるかどうかという経営的な視点で見られていることを意識して臨んでください。
-
Q
- 就活で有利になるサークルってありますか?
- 明確に「このサークルが有利」ということはありません。重要なのは、どのようなサークルであっても何を目的に活動に参加し、どのように考え、主体的に行動したかを具体的に説明できることです。 一般的に評価されやすい傾向があるのは、以下のようなサークルです。 活動が活発なサークル: 部活動のように週に何度も活動があるなど、熱心に取り組んでいたことが伝わるもの。 学術的な研究やボランティア活動: 社会的な意義がある活動。 アピールする際は、サークル内でのご自身の役割や、主体的に行動したエピソードを盛り込むと良いでしょう。 嘘はNG!どんな経験も正直に語る姿勢が大切 一方で、遊びや飲み会が中心のいわゆるイベントサークルや、活動内容が曖昧なサークルは、アピールが難しい場合があります。また、不祥事を起こしてしまったサークルも避けるべきです。 もし、そういったサークルでの経験しかない場合でも、嘘をつく必要はありません。「友人関係を広げるため」など、正直な目的を伝え、その経験を通じて何を得たのかを説明できれば問題ありません。 たとえば体育会系や文化系など、業界によってはある特定のサークルが有利になるという決まりも特にありません。 研究職志望だからといって研究サークルである必要はなく、むしろまったく異なる活動経験が、多面的な魅力としてアピールにつながることもあるのです。
-
Q
- 面接に20分早く着きすぎたらどうすれば良いですか?
- 20分前の到着は少し早すぎる印象です。 企業の担当者はほかの業務や面接を控えている可能性があるため、受付を済ませてしまうと相手を急かせることになり、ビジネスマナーとしてあまり好ましくありません。 待ち時間は最終準備のチャンス! 有効活用を心がけよう 面接会場への到着は、10分前を目安にしましょう。 それまでは、駅のベンチやオフィスのロビーなどで待機し、自己PRの内容を見直したり、企業のホームページを再確認したりする時間に充てることをおすすめします。 20分前に着いた場合は、受付の方には声をかけず、指定された時間まで待機するのが適切です。
-
Q
- 就活の勝ち組ラインって何ですか?
- 個人的には「勝ち組ライン」という言葉自体に疑問を感じていますが、一般的には大手企業への就職、高収入、企業の知名度の高さなどを指すことが多いようです。 しかし、これらの基準は曖昧であり、他者との比較でしかありません。大切なのは、周りの評価に惑わされず、自分が何に納得し、どこに充実感を見出すかを定めることです。 いわゆる「勝ち組」とされる企業に入社しても、社風が合わなかったり、体調を崩してしまったりするケースは決して珍しくありません。 何が楽しい? 自分の価値観を書き出して見つめ直そう ご自身の価値観を改めて見つめ直すためには、「何をしているときが楽しいか」「どのようなことに幸せや満足感を感じるか」を書き出してみることをおおすすめします。 自身が楽しさを見出していること、満足感を得られるものを知ることで、真の意味での価値のある就職ができるかもしれません。
-
Q
- 就活の相談をする際に聞くべきことは何ですか?
- 就活における、第三者の視点をもらえるのが相談をするメリットだと考えます。そのため、相談をする際は一般的な情報収集で終わるのではなく、自分の状況を踏まえた質問にするように心掛けると良いです。 ただ、何を聞いたら良いかわからないときには「何に悩んでいるかがわかりません」とそのまま伝えても大丈夫です。就活のプロが、悩みの根源を一緒に探してくれます。 一方で、もし就職活動全体について悩んでいるのなら、自分の就職活動の現状をありのまま伝えたうえで、行動に抜け漏れや思い込みがないか、改善できるところはないかを相談しましょう。 自分では気づけない視点を与えてくれるので、必要に応じて軌道修正しながら、自信を持って就職活動を進められます。 一緒に自己分析もしてもらえる! 企業目線での考え方も把握しに行こう さらに踏み込んで、自己分析を一緒に手伝ってもらうのもおすすめです。「今までのアルバイト経験や学校生活から自分の強みはどこにあるか」「大事にしている価値観は何か」などを、一緒に言語化してほしいと相談してみましょう。 その際、自分自身を知るところまででなく、言語化できた自分の特性をどういった仕事で活かせるか、どうアピールするかまでセットで相談することが効果的です。自分視点と企業視点が得られて、就職活動を進めやすくなります。
-
Q
- 第二新卒で実績がない場合、職務経歴書はどう書いたら良いですか?
- まず、現職で取り組んだことを事実ベースで書き出しましょう。たとえ実績がないと感じても、何もしてこなかったわけではないですよね。 第二新卒を募集している企業は、経験ではなく、与えられた業務に愚直に取り組めるか、社会人の基礎が身に付いているかという姿勢や素質をみています。 自分では大したことがないと思うことでも、確かな実績として言語化できていれば、企業に安心感を与えられます。 取り組んだことを書き出せたら、そのなかで一番力を入れたと思える業務に対して、自分がどう考え、どう行動して、何を得たかをまとめて、身に付いたことをアピールしましょう。 何を得たかがポイント! 自分なりの工夫を言語化してみよう たとえば、「毎日日報を提出した」とだけ書くのではなく、「前日に書いた日報の反省点を翌日の朝にふりかえってから業務に取り組むことで、反省点を業務に生かした」と書くと、主体的に取り組んだ姿勢が伝わります。 目立った実績がなくても、そこで何を得たかが伝えられれば、次の職場にも生かせる経験として十分アピールになります。 実績がないからといってA4半分ほどで職務経歴書を書き終えてしまっている人もたまにみかけますが、やる気が感じられず、印象は良くありません。取り組んだことと、その行動に対する考えをセットにして自信を持って書きましょう。
-
Q
- 就活を親に相談しないで進めても良いでしょうか?
- 必ずしも親にはなさなければいけないわけではなく、何を誰に相談するかは人それぞれです。 自己分析は身近な存在の親よりも、客観的に話を聞いてくれるキャリアセンターなど第三者の方が壁打ち相手として心地よいと感じる人もいます。 これから社会に出ていくうえで、自分の進路は自分で決めると自立して考えられるのは素晴らしいことです。 ただ、親はとても気にしているはずです。安心してもらうためにも、状況は適宜伝えておいた方が良いと考えます。 親とのすれ違いを防ぐためには伝えるタイミングがカギ よく、内定がでた段階ではじめて親に報告して、猛反対にあって、親を説得しきれずに内定辞退となるケースもあります。社会人になるとはいえ、ここまで育ててくれた親の意見は軽く扱えないですよね。 これからも良き理解者となってもらうためにも、今どういう企業を受けているか、どういうキャリアを考えているか、面接が進む過程で親に話して安心してもらうことも大切です。 親も社会人の先輩の一人です。自分が考えている業界や企業の話をしたり、悩みを打ち明けてみたら思わぬ情報やアドバイスをくれるかもしれません。親を味方につけて就職活動を進めていきましょう。
-
Q
- 面接時間が短い場合でも合格している可能性はありますか?
- 面接時間が短い場合でも合格となるケースについてですね。 私がこれまで求職者支援をした経験、そして採用側の視点も踏まえた分析から言えるのは、面接時間が短い場合でも合格となるケースは、大きく2つのパターンに分けられるということです。 一つ目のパターンとしては、それまでの面接ですでに十分な評価が得られている場合が挙げられます。選考が進み面接が終盤になると、経営陣の人など現場の最前線からは少し距離のある立場の人が面接官となるケースが見られるのです。 そのような場合、それまでの面接での評価はきちんと引き継がれており、実際の業務でどのように活躍できるかのイメージはすでに見極められているという前提のもと面接が進められます。そのため、改めて細かな確認作業はおこなわれず、短時間のやり取りで合格となるケースが確かに存在するのです。 短時間で合格を掴み取るには好印象と対話力が鍵! 二つ目のパターンとして、面接官に対して選考の早い段階で非常に良い印象を与えられている場合です。 特にポテンシャルを重視する採用の場合、これまでの経験そのものよりも、人物面などの印象が合否を大きく左右することがあります。 たとえば、自己紹介でハキハキと聞き取りやすく話せたり、どの質問に対しても的確な答えを返すことができたりすると、面接官に非常に良い印象を与え、それ以上の多くの質問を重ねるまでもなく合格となる可能性が高まるのです。 これは、かつて私自身が新卒採用の担当をしていた際の経験からも裏付けられます。 当時、私が担当していた採用では、応募者に一律で聞く質問項目は設けていましたが、第一印象が非常に良く、かつ論理的に話すことができる人については、自己紹介とほんの1つか2つの質問のやり取りだけで、その人の思考力の高さやポテンシャルを十分に判断できることがありました。 そのため、そのような場合は他の質問を省略することも実際にありましたね。 このように、会話のキャッチボールがスムーズに進む人は、たとえ面接時間が短くても合格となる可能性が十分にあるということです。
-
Q
- 面接で笑顔ができないのが悩みです。自然な笑顔の作り方を教えてください。
- 緊張で表情が硬くなってしまう人は少なくありません。 物理的な対策として、日頃から表情筋を動かすトレーニングをするのも効果的です。しかし、即効性を求めるのは難しいでしょう。 そこで、面接本番では、冒頭で「大変緊張しております」と正直に伝えてしまうことをおすすめします。そうすることで、自身の気持ちが楽になるだけでなく、面接官も配慮してくれるでしょう。 あなたも企業を見極める側! 対等な気持ちでリラックスしよう また、面接は評価される場であると同時に自分が企業を見極める場でもあります。 「対等な立場で会話をしに行く」という意識を持つことで、過度な緊張が和らぎ、自然な表情が出やすくなります。笑顔がないと暗い印象を持たれがちですので、リラックスして臨むことを心掛けてください。