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Q
- アニメ関係の仕事に就きたいなら、大学ではどんな学部に進むべきですか?
- アニメの「作る側」として深くかかわりたいのであれば美術系・芸術系の学部が有利です。 具体的には東京工芸大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学などでアニメーション学科や映像学科といった専門の学科で体系的に学ぶのが良いです。 一方でアニメ業界を「支える側」、たとえば企画、マーケティング、経営などになりたいのであれば、文系学部からでも十分可能です。 「チーム制作」の経験を積み発信しよう アニメ業界には「表現」でかかわる道と「運営」でかかわる道の両方があります。 今からできることとしては、まず規模は問わずチームで一つの作品を完成させる経験を積むこと、それは運営側でも表現側でもOKです。 次にアニメだけでなくさまざまな映像作品に触れて表現の引き出しを増やし、自分なりの解釈を言語化しておくこと。 そしてポートフォリオを作って発信するといった活動も、就職活動では強みになります。
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Q
- VBAができても、プログラマーとはいえないというのは本当ですか?
- 「VBAができたとしても、プログラマーとはいえない」というのは半分は本当で半分は誤解だと感じます。 VBAは立派なプログラミングスキルです。 Excel を使って業務効率化のツールを自作できるということは「業務の課題が何かを特定し、どうすればシンプルに動くかを考えそれをコードで解決する力」があるということです。 この思考プロセスそのものが、ITエンジニアに求められる本質的な能力です。 「VBA+α」のスキルでキャリアアップしよう 一方で企業によってはVBAを「業務自動化の一環」ととらえ、いわゆる汎用的な言語(Python や Java など)とは別枠で評価する傾向があるのも事実です。 もしITエンジニアとしてバリバリ働いていきたいのであれば、VBAで培った課題解決の思考を土台にして、他の言語や開発フロー(チームでの開発手法など)を学んでおくと非常に強いです。 転職市場でも「VBA+α(別言語)」のスキルがあると評価されやすいです。 VBAはプログラマーとしてのキャリアの入り口として、非常に価値のあるスキルです。そこからステップアップすることで開発全体を理解できる人材として確実にキャリアが広がっていきます。
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Q
- プログラミングを学ぶならどこの通信大学が良いですか?
- 社会人の人が働きながら学ぶことを前提に、お勧めの通信大学を3つ挙げます。 一つは東京通信大学です。完全オンラインで授業が受けられます。動画教材が短く区切られている(1本15分くらい)ようなので、忙しい社会人でも学びやすいと人気です。AI(人工知能)やデータ分析など、実践的な科目も豊富です。 二つめはサイバー大学です。ソフトバンクグループが運営しています。クラウド、ネットワークなど、現場でより役立つITスキルを幅広く習得できるのが特徴です。 三つめは北海道情報大学です。国家資格(基本情報技術者試験など)の取得に直結するカリキュラムが充実しているようなので、基礎から体系的に学びたい人に向いています。 3つの基準で選ぼう! 続けられるかが鍵 選ぶ際の基準としては3点あります。まずは働きながら続けられる学習スタイルかどうか。 次に資格取得だけでなく、実際に「作れる力」が身に付くカリキュラムかどうか。 最後に挫折しないためのサポート体制があるかどうかです。 この3点を基準に自身に合う場所を選んでみてください。学び直しでキャリアを再構築しようという姿勢、非常に素晴らしいと思います。
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Q
- 基本情報技術者を取ると、文系学生でも就職で有利になりますか?
- 有利になります。理由は2つあります。 一つはエンジニアとの共通言語を持てることです。予備知識があることでエンジニアとのコミュニケーションがスムーズになり、信頼を得やすくなります。 もう一つは学習意欲と適性の証明になることです。「ITに対して苦手意識がない」「自分で勉強できる人だ」という評価が得られます。 「学び続ける姿勢」を資格でアピールしよう IT業界では理系が有利といわれていますが、これは専門知識というよりも論理的に物事を考え、学び続けられる姿勢が理系学生に多いと期待されているためです。 文系の人がこの資格を取得することでその「知識」と「学ぶ姿勢」を客観的に可視化できるため、強みになります。 ぜひ面接ではなぜIT業界を選んだのか、なぜその資格を取ろうと思ったのか、それをどう活かしたいのかを具体的に語れるように準備してください。 余力があれば、Pythonなどのプログラミングの基礎に実際に触れておくとなお良いと思います。
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Q
- 基本情報技術者を取れば、フリーターでも就職できますか?
- 資格を取れば、就職活動において「強力なアピール材料」になることは間違いありません。 特にIT業界を目指す場合、未経験からであっても体系的にITの基礎を学んでいるという証明になるため、採用担当者の印象は、何もないよりは格段に良くなってくるかなと思います。 「資格=即戦力」ではない! 実績も重要 ただし「資格がある」ことと「即戦力である」ことはイコールではありません。 企業によっては資格はなくても、実際に自分で何か、たとえばWeb サイトやアプリなどを作った経験、いわゆるポートフォリオがある人のほうを高く評価するケースもあります。 企業側は学ぶ姿勢と実際に手を動かした実績の両方を見ています。 資格取得は非常に良いことですので、チャレンジしていただきつつも「資格を取ればOK」とは考えず、次のステップ、たとえばポートフォリオ作成なども意識すると良いです。
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Q
- 文系大学からでもゲーム会社に就職できますか?
- 結論からいうと、文系からでもチャンスは十分にあります。 文系出身者が活躍している職種としてはストーリー設計やシナリオライティングなどをおこなうプランナー職。 広告の企画やイベント運営などを担うマーケティング・プロモーション職。 日本のゲームを海外向けに翻訳・調整するローカライズ職。 そして人事、広報、営業といったバックオフィス・ビジネス系の職種などが挙げられます。 これらは経営を支える重要な役割です。 文系の強みを活かし「何がしたいのか」を言語化しよう 今のうちから意識しておくと良いのは、文系ならではの強みを活かすことです。 たとえばゲームを分析しそれを言語化する力を磨くことや、分析したものを企画書など形にする経験を積むことです。 ゲーム業界はゲームで遊ぶのが好きな人よりも「ゲームについて考えるのが好きな人」「ゲームを作るのが好きな人」を求めています。遊ぶのは趣味で良いのです。 ゲームを考えるのが好きなのかゲームを作るクリエイターを支えるのが好きなのか、自身が「何がしたいのか」を動詞ベースで考えてみると、進むべき道がみえてくるかと思います。
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Q
- ゲーム業界の就職難易度を教えてください。
- 任天堂、スクウェア・エニックス、カプコンといった大手のゲームメーカーは非常に難易度が高く、倍率は数十倍からときには数百倍にもなります。 特に企画職(プランナー)は人気が集中するため、ポートフォリオやアイデアの質がシビアに問われ即戦力になれるかどうかが勝負になります。 「自分で作ってみる」経験が最強のアピールになる 一方で中規模の会社や、スマートフォンのアプリ開発をメインにしている会社などは大手よりも採用の裾野は広く、意欲やポテンシャルを重視する傾向があります。 今からできることは、3点あります。まずは開発ツールに触れてみること、次に実際にゲームの企画書を自分で作ってみること、そしてチーム制作などで開発の流れを体験してみることです。 何よりも「自分で作ってみる」という経験が製作段階での気づきも含めて、就職活動での強いアピールになります。
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Q
- ゲーム業界への就職はなぜ難しいと言われるのですか?
- ゲーム業界の就職が難しいといわれる理由は、おもに2つあります。 一つは、応募者数に対して採用枠が極端に少ないことです。憧れを持ちやすい職種であるため非常に人気が集中します。 特に大手のゲームメーカーの企画職やデザイナー職には、数千人規模の応募が集まるのに対し採用は数十人ほどというケースも珍しくありません。 もう一つは、早期から実務レベルのスキルが求められることです。現在のゲーム開発はチーム単位での分業制です。 そのため大学で学んだ知識だけでなく、実際に「自分でゲームを作ったことがあるか」「デザインや企画を形にしたことがあるか」というポートフォリオを通じて、形にする力を示す必要があります。 ゲーム制作ツールに触れ分析の観点を養おう 今からできる対策としては、まず実際にゲーム制作ツールに触れてみること。 次にチーム制作やインターンで開発の流れを体験すること。 そしてゲームを遊ぶ側としてだけでなく「なぜこのゲームが流行ったのか」「従来と何が違うのか」といった分析する側の視点を持つことが挙げられます。 狭き門ですが、本気で好きで実際に行動に移している人が、その門をくぐり抜けているのだと思います。
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Q
- パイロットのなり方が知りたいです。どんな大学に入れば良いですか?
- パイロットになる道は一つではありません。主なルートとしては航空会社の「自社養成」「航空大学校」への進学、私立大学の「航空操縦学科」への進学、そして自費での海外留学という4つがあります。 このなかで最も一般的なのは「自社養成」です。大学卒業後に一般企業と同じように採用試験を受け、合格すると航空会社の費用負担で訓練が受けられます。 重要なのは4つの力! 今から鍛えよう この自社養成ルートの場合、特定の大学名が有利になるというよりは「基礎学力」「英語力」「協調性」「健康」の4つが非常に重視されます。 高校2年生のうちから、これらの分野で苦手なものがあれば克服しておくことが大切です。 「航空大学校」は公的な養成機関で、全国から選抜され比較的安価な学費でJALやANAなどのエアラインパイロットになれるルートです。 高校生のうちにできることとして、まず学力の向上があります。特に英語と理系科目(物理、数学)をしっかり学ぶことが挙げられます。 次に視力、体力、メンタル面を整えるといった健康管理も重要です。さらにチームワークを意識した活動に取り組む経験もおすすめします。 パイロットは単に機械を操縦するだけでなく多くの命を預かり、そのフライトにおけるリーダーでもあるという心構えを持つことも非常に大切です。
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Q
- 新卒でベンチャーに就職して良かった点を聞きたいです。
- 前職でインターンからそのまま新卒で正社員になった人がいました。 その人の成長速度、物事の考え方、視座の高さは一般的な企業の成長スピードとは比較にならないほど速かったです。 20代中盤で部長職に就き、組織マネジメントを経験している姿をみて若いうちから大きな裁量を持てることは、新卒ベンチャーの大きな利点だと感じました。 「受け身」はNG! 自ら学ぶ姿勢が必須 ベンチャーで活躍している若い人に共通しているのは「受け身ではない」という点です。自ら学びを取りに行き失敗を恐れずに PDCA を高速で回しています。 誰もがベンチャーに行ってうまくいくわけではなく、自身のタイプに合うかどうかが重要です。 もし自身が変化を楽しめるタイプであったり、たとえ失敗しても自分で意思決定していくほうが頑張れるタイプであったりするならば、ベンチャーというステージは間違いなく自身を成長させてくれる環境だと思います。 会社選びというより、自身の覚悟と資質が問われる選択といえます。