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Q
- 面接官の態度が悪いのは私のせいですか?
- 面接で威圧的な態度に出会うと、本当に傷つきますよね。「自分が悪かったのかも」と責めてしまう気持ち、とてもよくわかります。 実際、面接中に無表情で腕を組まれたり、ため息をつかれたりしたという声を聞いたりします。 ただ、同じ学生でもほかの企業では同じ話し方でも好意的に受け止められ、結果的に複数の内定をえています。つまり、その面接官の態度が、その学生の価値を測るものではなかったのです。 採用の現場では、残念ながら面接官のスキルや相性にばらつきがあります。最近は「選考は企業が学生に見られる場でもある」という意識が広がっていますが、残念ながらすべての企業が実践できているわけではありません。 違和感を覚えたら「企業文化の見極めサイン」ととらえよう 面接官の態度が悪いからといって、その原因があなたにあるとは決めつけないでください。 対処法としては、面接後に気持ちを整理し、ほかの社員と話す機会があれば「現場の雰囲気」も確認すると良いです。 それでも違和感が強ければ、辞退という選択も正当です。企業文化は、日々の働く安心感に直結します。その違和感を無視せず、自分の働きたい環境を大切にして良いですよ。
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Q
- 面接がうまくいかない原因と対策は何ですか?
- 面接が続けてうまくいかないと、「自分だけダメなのでは」とつらくなりますよね。人事時代、同じように悩む学生がいました。 ESや筆記試験は通るのに、面接になると緊張で言葉が詰まり、本人も「何を言ったか覚えていない」と落ち込んでいました。 質問と回答をメモに残して自分のクセを見直すことで改善できる ただ、その方は面接後に毎回聞かれた質問と自分の回答をメモするようにしたことで、自分のクセに気付いたのです。「結論が遅い」「背景説明が長い」と整理でき、次第に自分のペースをつかみ、最終的に複数社から内定を得ました。 近年の面接では、完璧な話し方より論理の流れと等身大の言葉が重視されます。 まず準備の段階では、自己PRや経験を「結論→具体例→学び→活かし方」の型で一度書き出してみてください。頭の整理が進むほど、緊張しても軸がぶれにくくなります。 質問の意図がわからないときは確認するのも一つの手 また、質問の意図がわからないときは「こう理解しましたが、意図は合っていますか」と確認する姿勢も評価されます。 今は悩みが見えてきたタイミングです。一歩ずつ、整理しながら前に進めば必ず変わります。自分を責めすぎず、今日できる準備から始めていきましょう。
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Q
- エントリーシート(ES)が書けないときどうすれば良いですか?
- ESが書けないと焦りますよね。周りがどんどん提出しているほど、自分だけ立ち止まっている気がして苦しくなると思います。 以前、相談を受けた学生も同じように悩んでいました。しかし、その方は書けない原因が材料不足だったと気付き、まずは日常で頑張った瞬間や友人に褒められた出来事をメモに残すことから始めました。 数日後には自然と語れるエピソードが増え、納得のいくESを書けるようになっていきました。 「テーマ→事実→構成」の順で少しずつ形にする 今の就活では、完成度より自分の言葉で書けているかが大切です。書けないときは、無理に文章にしようとせず、以下の順番で進めてみてください。 まず、「継続力」「協働」「挑戦」のように、テーマを一つだけ決める。次に、それが表れたエピソードを箇条書きで事実だけ書き出す。 最後に、そのなかから印象的な場面を選び、「背景→行動→結果→学び」という構成で短くまとめる。いきなり完成品を作らなくて良いのです。 書けない時間も、しっかり考えている証拠です。急がず、少しずつ材料を集めていけば必ず形になります。焦りながらも立ち向かっている今の姿勢が、すでに成長の一歩です。自分を信じて進めば大丈夫です。
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Q
- インターンには絶対行くべきなのでしょうか?
- インターンの話が増えてくると、「行かないと出遅れるのでは」と焦りますよね。周りが先に経験しているほど、なんだか自分だけ止まっている気持ちになると思います。 以前、就活支援した学生も「正直どこにも興味がないのに、焦ってインターンを入れ続けて疲れた」と話していました。 その方は、いったん参加をやめて自己分析と企業理解に集中した結果、自分の軸が定まり少数の企業に絞って丁寧に準備でき、納得の内定をえました。 行動量より、「自分なりの意味づけ」が大事だと実感したケースです。 インターン未経験であっても十分に評価されるケースも 確かに近年、サマー・ウィンターのインターン参加率は上昇しています。特に大手や人気業界では、早期選考とつながる場合もあります。 ただ、すべての企業がインターン経由でしか選考しないわけではありません。むしろ、ESや面接で深い自己理解や企業理解を持っている人は、インターン未経験でも十分に評価されます。 参加するか迷ったら「今の自分に必要な経験かどうか」で判断しよう インターンのメリットは、現場の空気を知り、自分に合う働き方を体感できることです。 一方で、目的なく参加すると時間だけ消費してしまうリスクもあります。 あなたのペースで、本当に今必要な行動を選んでいけば大丈夫です。
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Q
- 最終面接の案内メールに返信すべきですか?
- 最終面接の案内メールに返信すべきか迷う気持ち、とてもよく分かります。「返信が礼儀では?」と聞く一方で、「余計な手間かも」と心配になりますよね。 採用担当をしていた頃、学生からの返信がくるかこないかで合否を判断することはありませんでした。 ただ、期日が迫る面接や重要な選考段階では、返信があるとしっかり確認してくれていると安心したものです。やり取りの丁寧さも、ビジネスの基本姿勢として評価されます。 以前、最終面接前に「特に質問はありませんが、当日を楽しみにしています」と簡潔に返信してくれた学生がいました。短文でも誠実さが伝わり、役員陣の印象も良かったことを覚えています。 内容確認とお礼を一言添えるだけで社会人としての丁寧さが伝わる 返信は長々と書く必要はなく、内容を理解したこととお礼、当日への意気込みが伝われば十分です。 時間帯は9〜18時のビジネス時間内が好ましく、夜遅い場合は翌朝に送ると配慮が感じられます。 例としては、「ご連絡いただきありがとうございます。ご案内いただいた内容にて承知いたしました。当日どうぞよろしくお願いいたします」程度で問題ありません。 あなたの丁寧さは確実に伝わります。自信を持って、気持ち良く最終面接に進んでくださいね。
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Q
- 会社説明会に履歴書を持ってくるように言われました。
- 説明会で履歴書を求められると、「まだ志望動機も固まっていないのに……」と不安になりますよね。 実際、人事として説明会を運営していた際、履歴書をお願いするケースがありましたが、目的は即選考とは限りませんでした。多くの場合、参加者の基本情報や興味度を把握したり、後日のフォロー連絡に役立てるためです。 ある企業では、説明会後の先輩座談会やOB・OG訪問の案内をしやすくするために回収していました。不完全だからといって、その時点で不合格にされるわけではありません。 ただ、提出物なので印象形成の一部になるのも事実です。誤字脱字がないか、字が丁寧か、連絡先や学歴など必須項目が明瞭かといった基本的な誠実さは見られます。 志望動機が未完成でも「学びたい姿勢」を素直に書けば好印象 志望動機が固まっていなければ、「説明会で理解を深めたいと考えています」や、「事業内容に興味があり、今後さらに調べていきたいと思っています」と素直に記載して問題ありません。 むしろ、無理に作り込んだ綺麗な言葉より、等身大の姿勢が伝わることもあります。 履歴書はクリアファイルに入れ、折れや汚れがない状態で持参し、受付で渡す際に軽くお礼を添えると印象が良くなります。
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Q
- 最終面接の辞退はできますか?
- 最終面接まで進んだ企業を辞退したいというお気持ち、とても理解できます。 「ここまで進んだのに失礼かな」「迷惑をかけるのでは」と不安になるのは、それだけ真剣に向き合ってきた証です。ただ、就活はあなたの人生を選ぶプロセスです。 内定先に納得しているなら辞退はもちろん可能で、非常識とみなされることはありません。採用担当としても、無理に進んで曖昧な結果になるより、早めに誠実に意思を伝えてくれるほうが助かります。 辞退を決める前に貴重な学びの場として受ける選択肢も考えてみよう 一方で、最終面接は「ただ内定を出す場」ではありません。普段なかなか直接話すことがない経営層の考えを聞ける、貴重な学びの機会でもあります。 ある学生は、辞退を迷いながら最終面接を受け、経営者の意思決定や事業観に触れたことで、社会に出たときの視野が広がり、「受けて良かった」と振り返っていました。 社会に出る練習という意味でも、場を経験してみる選択肢はあります。 まずはメールで連絡して必要に応じて電話で補足しよう 辞退を決めた場合は、まずメールで感謝と辞退理由を丁寧に伝え、その後必要に応じて電話で補足する形が良いです。 気持ちに正直であることが、結果的にあなたのキャリアの一歩につながります。納得のいく決断をしていきましょう。
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Q
- 最終面接は入社の意思確認だけではないですか?
- 最終面接が近付くと、「もうほぼ内定でしょ」「意思だけ伝えれば良いよ」と周りから言われることがありますよね。 一方で、ネットを見ると真逆の情報もあって不安になる気持ち、よくわかります。人事にいた頃、最終面接の内容を詳細に確認したこともありましたが、実際には意思確認だけというケースは決して多くありませんでした。 経営層や役員が「この学生と一緒に未来をつくれるか」「価値観は合うか」を最後に自分の目で確かめる重要な場です。 以前、面接が順調だった学生でも、最終面接で「なぜこの会社なのか」の答えが表面的になり、熱量が見えにくくなってしまい、悩ましい判断となったことがありました。 完璧な答えよりも自分の言葉で伝える志望理由と覚悟が評価される 逆に、緊張しながらも「この会社でこんな成長がしたい」と自分の言葉で話した学生は、安心感があり、役員陣の印象も良かったです。 最終面接は、完璧な答えより「素直な志望理由と覚悟」が問われます。 準備としては、企業のビジョンや事業テーマと、自分の経験や価値観が「どこで重なるか」を整理すると良いです。ここまできたあなたには十分な力があります。落ち着いて臨めば大丈夫です。
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Q
- エントリーシート(ES)に修正液を使うと落ちますか?
- 手書きのESで書き間違えると、焦りますよね。説明会で配られた用紙ならなおさら「失敗できない……」という気持ちになると思います。 採用担当として学生のESを見ていたとき、修正跡があるからといって即不合格、という判断はまずありませんでした。 それより「丁寧に書いているか」「誠実に対応しているか」という姿勢を見ています。実際、修正液で丁寧に整えつつ読みやすく仕上げた学生が、普通に通過した例もあります。 見た目のきれいさよりも落ち着いて誠実に修正した姿勢を重視される とはいえ、修正液を厚塗りして文字が滲んでいたり、乱雑な修正が目立つと「準備不足かな」という印象につながることはあります。 もし書き間違えが小さな箇所なら、二重線+横に訂正印という形式でも、真面目な対応として評価されます。なければ日付の横にサインをしてください。誠実な修正はマイナスにはなりません。 どうしても気になるなら、企業に「一度書き間違えてしまったのですが、正式に書き直したいので予備の用紙をいただくことはできますか?」と正直に相談する方法もあります。 その姿勢自体が好印象になることもあるのです。丁寧に仕上げれば大丈夫ですので、自信を持って提出してくださいね。
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Q
- 就活がわからないことだらけです。何から始めれば良いですか?
- 就活が始まると、何が正解かわからず不安になりますよね。周りが説明会やインターンに参加していると、「自分だけ遅れているのでは」と焦る気持ちもとても自然です。 ある学生から「興味ある仕事が一つもない」と相談を受けたとき、その方はまず選ばなきゃという意識が強く、視野がぎゅっと狭くなっていました。 そこで「制約なしなら、何をしてみたい?」と聞いてみたところ、「海外で働く」「子どもの学びにかかわる」「地域を元気にする」など、軸が少しずつ言葉になりました。 そこから関連する業界に触れ、最終的に自分に合う道を見つけていきました。 正解探しよりもどんな環境にワクワクするかを自由に考えてみよう 今は情報が多く、正解探しに疲れてしまう学生が増えています。けれど、最初の段階で業界や職種に当てはめようとする必要はありません。 まずは「どんな環境ならワクワクするか」「もし何の制約もなく選べるなら、どんな1日を過ごしたいか」と、自由に発想してみることがおすすめです。 頭のなかだけで答えが出にくければ、説明会やセミナーに一つ試し参加して、感じたことをメモするだけでも前進ですよ。 迷いは悪いことではなく、未来を真剣に考えている証拠です。焦らず、自分の可能性を広げる視点で、少しずつ進んでいきましょう。