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Q
- 公務員と民間企業の違いについて、ずばり模範解答を教えてください!
- 公務員試験の面接では、公務員と民間企業の違いを正確に理解し、自分なりの考えを持っているかが見られます。 模範解答としては、仕組みの違いだけでなく、その違いが働き方や価値観にどう影響するかまで言及できると説得力が増します。 たとえば、民間企業と公務員の違いは、大きく目的と成果の評価軸にあります。 目的の違い 公務員は法律や条例に基づいて公共の利益を守ることが目的なので、すべての国民に公平なサービスを提供することが求められます。 これに対し、民間企業は利益の創出が目的なので、顧客に選ばれることで事業が成り立ちます。この違いを明確に認識しているのがポイントです。 成果の評価軸の違い また、成果に対する評価にも違いがあります。 民間企業では売上や利益といった数値が重要視されるのに対し、公務員は長期的視点や社会的な影響など、短期的には目に見えにくい成果が重視される傾向にあります。 こうした違いを理解したうえで、「民間のスピード感や成果主義にも魅力を感じてはいるものの、地域に根差して長期的に住民に貢献できる公務員の仕事により強く惹かれています」といった形で回答すると良いでしょう。
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Q
- 理学部化学科の就職先はどんなところがありますか?
- 理学部化学科を卒業した学生が就職を考えるうえで、自身の学びが社会でどのように活かせるかという視点は非常に重要です。 この分野の出身者の就職先は、研究職や開発職はもちろんのこと、それ以外にも幅広い分野があります。 代表的なのは研究開発職 代表的な就職先としては、化学メーカーや製薬企業での研究開発職が挙げられます。 たとえば、新素材の開発や新薬の合成・分析に携わる人もいます。 実際に私が支援した人のなかには、学部卒で化学メーカーの品質保証部門に進んだ人や、大学院を修了して製薬会社の創薬研究に就いた人もいますよ。 成分分析・プロセス管理・環境安全にかかわる仕事も そのほかには、食品、化粧品、エネルギー、環境系の企業でも、成分分析やプロセス管理、環境安全の知識が求められる場合があります。 さらに、IT企業やコンサルティングファームにおいても、学生時代に培った論理的思考力やデータ分析力を活かして活躍するケースも多く見られます。 好きや得意を活かせる仕事を探すことが重要 大学院への進学によってより専門性の高い研究職への道が開かれるというメリットがある一方で、学部卒でも応用的な知識を活かす職種には十分チャンスがあります。 そのため、進学の有無にかかわらず、自分の好きや得意をどう活かせるかを意識して探すことがポイントです。 就職活動においては、研究内容をいかに社会貢献に役立てることができるかを自分の言葉で語ることが大切です。 研究に取り組む姿勢や課題解決への工夫を具体的に説明できると、企業からの信頼につながるでしょう。
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Q
- ハローワークで離職率を調べる方法を教えてください。
- ハローワークの求人票には、原則として離職率は記載されていません。ただし企業が自主的に記載している場合や「正社員の定着率」といった形で情報を示しているケースもあります。 求人票に記載がない場合は、ハローワークの窓口で職員に相談してみることをおすすめします。職員は過去3年間の新卒者の離職状況など、参考情報を持っている場合があり、教えてもらえる可能性があります。 口コミは鵜呑み禁物! 多角的に情報を集めよう そのほかの方法としては、ハローワークが主催する企業説明会に参加して社員に直接質問したり、転職口コミサイトで情報を確認したりすることが有効です。 ただし口コミサイトの情報は、ネガティブな感情を持った元従業員によって書かれているケースも多いため、あくまで一つの参考情報としてとらえ、情報を鵜呑みにしないよう注意が必要です。
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Q
- 離職率80パーセントの企業に転職するのは危険ですか?
- 離職率80%という数字は、日本の一般的な離職率(新卒3年で30%前後)と比較しても非常に高く、何らかの働きにくさが存在する可能性が高いと考えたほうが良いでしょう。 しかし、離職率が高い企業であっても明確な目的意識があれば、転職を検討する価値はあります。たとえば「若いうちから多くの仕事を任せてもらえ、豊富な経験が積める」といった環境に魅力を感じる人もいます。 安易な決断は禁物! 入社前にしっかり確認しよう 数年間で圧倒的な成長を遂げ、次のステップに進むための経験を得たいという明確な目標があるならば、挑戦する選択肢もいいかもしれません。 重要なのは、入社前に現場の雰囲気や制度面、特に直属の上司となる人との相性を可能な限り確認することです。 単に「早く転職活動を終えたい」といった理由で安易に決断すると、厳しい結果になりかねません。高い離職率の背景にあるものを冷静に見極め、自身のキャリアプランと照らし合わせて慎重に判断してください。
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Q
- 簿記2級があっても就職できないって本当ですか?
- 日商簿記2級は経理や会計の基礎知識を証明する資格としてとても評価されており、就職活動でも十分にアピール材料になります。 ただ、「簿記2級だけでは就職できない」という言葉があるのは、経理職が実務経験を重視されやすいためです。資格だけでなく実務に即したスキルやコミュニケーション能力、仕事に対する姿勢も評価されます。 選考では有利! 将来のために別の資格取得も検討しよう とはいえ、特に未経験から経理職を目指す学生や第二新卒にとって、簿記2級は「経理への入口」として非常に有効です。資格があることで会計の基本知識があると認められ、書類選考で有利になることが多いです。 この資格を基礎としつつ、より専門性を高めたい場合や将来的なキャリアアップを考えるなら、日商簿記1級や公認会計士などの資格取得も視野に入れると良いでしょう。
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Q
- 英語を使う仕事に就きたいです! どうしたら良いでしょうか。
- TOEIC660点というスコアは、すでに基礎的な英語力が備わっている証拠であり、ここからさらにステップアップを目指すのはとても良い方向性です。 英語を活かせる仕事は、貿易事務や通訳、海外営業のような代表的な職種に加え、国際マーケティングや海外事業企画、外資系企業の一般職など幅広く存在します。 これらの職種では、一般的にTOEIC800点以上を目安に求められることが多いです。 それ以上に重視されるのが「実際に使える英語力」、つまり英会話力や英語でのビジネス文書作成スキルです。こうした実践的な能力は、オンライン英会話などで着実に伸ばしていくことができます。 英語を活かして働くビジョンを志望動機に含めよう 就職活動を進めるにあたっては、英語力をどのように仕事に活かしていきたいか、というビジョンを具体的に描いておくことがとても重要です。 あなたの英語力が企業の成果にどう結びつくのかを自己PRや志望動機にしっかりと組み込むことで、説得力が増します。
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Q
- 面接の逆質問で聞いてはいけないことってありますか?
- 逆質問は基本的にアピールチャンスですが、内容によっては準備不足やミスマッチを印象付けてしまう可能性があるので注意が必要です。 避けるべき質問は以下の3つです。 一つ目に、待遇や労働条件に関する質問です。残業時間や昇給頻度など、大切な事項ですが、やや条件重視の印象を与えてしまうので、できれば内定が出た後に聞くのが良いでしょう。 二つ目に、ホームページ(HP)などで調べればわかる内容です。事業内容や扱っている製品など、基本的なことは調べて分かるので、志望度が低いと思われてしまうリスクが非常に高いです。 三つ目に、自己都合が強すぎる質問です。働きやすさは大切ですが、有給の取りやすさや副業ができるかのような、自分本位に映ってしまう質問は、もう少し後の段階で聞くのが良いでしょう。 興味関心を示す! 質問を通して印象を良くしよう 逆質問の印象を良くするポイントは、調べたうえでさらに知りたいという姿勢を見せることです。 また、働く自分の視点から聞くことや、面接官の経験に興味を持つことも有効です。面接官も人間なので、自分に興味関心を抱いてくれる人には好印象を抱くでしょう。
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Q
- 就職面接で緊張しない方法ってありますか?
- 面接での緊張は、企業に対して真剣に向き合おうとしている証拠であり、決して悪いことではありません。 この緊張を味方につけることで、自然な自分で面接に臨めるようになり、もしかしたら就職活動をある種楽しめるようになるかもしれません。 準備段階でできることとしては、大きく以下の3つをおすすめします。 まず、話す内容は暗記ではなく構造で覚えることです。セリフのように覚えていく人がいますが、本番で緊張すると飛びやすいです。 そうなると後に言葉が続かなくなってしまうので、結論、エピソード、そこからの学びという流れで構造をを押さえて、そのときに自分で出てきた言葉で話せるように練習しておくと安心感が増すでしょう。 次に、緊張を体験しておくことです。苦手な人は、模擬面接やロールプレイングのようなことをせず本番に臨む人もいます。自分の苦手と向き合いたくないからです。 ですが、そうなるとぶっつけ本番なので緊張を体験する場数がそもそも少ないことがあります。なるべく練習段階でたくさん失敗して緊張に慣れておくのがおすすめです。 最後に、当日のルーティンを決めておきましょう。お気に入りの音楽を聴いて会場に向かう、深呼吸を何回するといった、「これをやれば大丈夫」と思えるような行動を自分の中に落とし込んでおくのは良いでしょう。 特に一つ目と二つ目を実践すると、ある程度自信がついて、安定感が増してくるでしょう。 完璧は求めない! 言い直しても詰まっても伝えよう 言い直しはまったく問題ありませんし、詰まっても誠実に対応すればまったく問題ありません。 流暢に喋る必要はまったくないという前提を頭に入れておきましょう。
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Q
- 面接がボロボロでも受かった理由は何でしょうか?
- 面接がうまくいかなかったと感じるケースは珍しくありません。面接で見られているのは、話の上手さだけでなく、その人の人柄や可能性、誠実さといった定性的な部分です。 たとえば、緊張で言葉が詰まっていたとしても、目を見て一生懸命話そうとしている姿や、諦めずに最後まで伝えようとする姿が面接官に届いている可能性はあります。 多くの企業は完璧な答えを求めているのではなく、この人とどのように働けるか、教えたらどれくらい伸びるか、吸収力があるかといった点を見ています。 面接以外の要素も大事! 面接には誠実な態度で臨もう 面接以外の選考要素、たとえば書類の内容や適性検査の結果、他社候補者との相対比較など、トータルで判断されることも多いです。 そのため、多少面接がうまくいかなかったとしても、企業がこの人なら育てられる、ポテンシャルがあると判断すれば、内定につながる可能性はあります。 実際に私が支援した人のなかでも、「しどろもどろだったので自信ないです」という例はいくつもありましたが、皆さん共通して自分の言葉で一生懸命話そうとしていたことや、誠実な態度が評価されていました。 主観で納得のいく受け答えができなかったとしても、すぐに自分を否定する必要はありません。企業側はありのままの姿をきちんと見ていることが多いです。
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Q
- 昇格面接に合格フラグってあるのでしょうか?
- 昇格面接にも合格フラグとよばれるサインは存在します。 面接中に「次のポジションでは、〇〇を任せたい」といった昇格後を前提とした具体的な話が出た場合や、「現状の課題は〇〇だが、その点であなたに期待している」というように課題と期待をセットで伝えられた場合は、評価が前向きに進んでいる可能性が高いといえます。 面接は意思と覚悟の確認! 貢献姿勢をして合格しよう 一般的に昇格面接の合格率は、通常の採用面接より高い傾向にあります。候補者はすでに社内で一定の実績を積んでいるため、面接は候補者をふるい落とすというより、本人の意思と覚悟を確認し、納得して任命するための場であることが多いからです。 合格に向けては、過去の成果を成功要因まで含めて言語化し、自分が昇格することで会社にどう貢献できるかを具体的に語ることが重要です。