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Q
- 通年採用と中途採用の違いは何ですか?
- 中途採用は基本的に社会人経験者を対象とした採用を指します。一方、通年採用は、採用活動を年間を通して実施していることを指します。 つまり、通年採用は新卒、第二新卒、中途採用といった区分にとらわれず、企業が自社に合う人材を柔軟に採用したいという考え方に基づいておこなわれるものです。 したがって、まったく別物ととらえられます。通年採用は採用時期に着目した表現であり、中途採用は誰をターゲットに採用しているかを示しています。 時期と対象に注意して採用への準備を進めよう 中途採用を通年で実施している企業も多いため、必ずしも対立するものではないと理解してください。転職者視点でみると、中途採用は経験者向けであり、通年採用はその時期のなかに含まれる場合があります。 通年採用の求人は、一概には言えませんが、選考時期に余裕があることが多いため、競争相手も多くなる傾向があります。 一方、中途採用はスピード感が求められることが多く、準備を怠るとすぐに募集が締め切られてしまう可能性があるので注意しましょう。
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Q
- ITコンサルタントが激務というのは本当ですか?
- ITコンサルタントが激務であるというのは、ある程度事実だと思います。 特に若手だったり未経験で入る場合は、納期に追われるプロジェクトが多くて、顧客との折衝だったり、要件整理とか、調整作業といったところも限られた時間内でこれらをこなすということは、どうしても勤務時間が長くなりがちだ言えます。 顧客ごとに求められる課題解決のレベルも高いことがあったり、スキルや知識だけでなく、臨機応変な対応力も求められたりするので、このような背景から激務と言われることが多いのだと思います。 忙しさには波がある! 今から必要なスキルを身に付けよう ただし、すべてのITコンサルタントが一律に過酷な働き方をしているわけではありません。 企業だったり、特に配属、アサインされるプロジェクトによって働き方が大きく変わるのがコンサル業界の大きな特徴です。 そのため、かなり波があると思ってください。この仕事に向いている人はまず、まだ触れたことのない未知の課題に対して、自分なりの仮説を立てながら考えることができる人だと言えます。 正解が用意されていて、そこに最短最速でいくというよりは、考えながら自分たちで正解を作っていく、導いていくのが好きな価値観を持っている人のほうが、無理なく乗り越えていけるでしょう。 もしITコンサルタントを目指すのであれば、今のうちからそういった論理的に物事を整理する力だったり、人にわかりやすく説明する力とか、基本的なITリテラシーを身に付けておくと、入社後、楽になるでしょう。 就職活動のなかでなぜITコンサルタントが良いのか、その中でもどんな課題にかかわりたいのかというところの動機をしっかり持っていくと、面接でも説得力が増すでしょう。 総じて大変な側面もあると思いますが、その分成長スピードは早く、顧客の変革にも貢献できるという非常にやりがいの大きな職種なので、前向きに検討してみてください。
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Q
- ルート配送で運転が好きという志望動機は弱いですか?
- 運転が好きという理由でルート配送の仕事に就くこと自体は、まったく悪いことではありません。むしろ毎日車の運転をする仕事である以上、運転に前向きな気持ちを持っていることは大きな強みだといえます。 ただし、その気持ちをどんなふうに伝えるかによって、志望動機の説得力は大きく変わってくると考えています。 企業側はなぜこの仕事に就きたいのか、そして仕事に対してどんな価値を見出しているのかという視点も含めて、応募者の志望動機を見ているので、単に運転が好きだからという一言だけで終わらせてしまうと少しもったいないです。仕事への責任感とか継続性などが伝わりにくいでしょう。 運転への気持ちと運転を通してやりたいことを盛り込もう たとえば、運転が好きで長時間でも集中力が保てるとか、ルートや時間を意識して計画的に動くのが得意とか、地道な作業でもコツコツ続けられるといった形で、仕事に役立つ特性として運転好きをアピールすると印象が変わってくるでしょう。 さらに、ただ運転するだけでなく、その結果、人の生活を支える物流の一端を担えるところにやりがいを感じているとか、地域の暮らしを支える仕事をしたいといった感じで、仕事に対する理解というところもセットで伝えるとより納得感のある志望動機になるでしょう。 あなたの「運転が好き」という気持ちが、仕事への大きな貢献につながることを伝えましょう。
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Q
- 転職の面接でキャリアプランを聞かれたらどう答えるべきですか?
- キャリアプランの答え方としては、大きく3つのポイントがあります。 一つ目は、現状の自己理解、自己分析を示すことです。これまでの経験から、自分はこのような分野に興味があり、さらにこのあたりのスキルを伸ばしたいと考えているという自分の強みや関心領域を伝えます。 二つ目は、今回の転職を通じて実現したいことを話すことです。上記の自己理解を踏まえ、「このような環境でこんなチャレンジをしたいと思っています。なぜならば、このような経験をしていきたいからです」という具体的な業務と成長機会に対する意欲を示します。 三つ目は、将来的な展望や目標を伝えることです。将来的にこのようなスキルを身に付けて、チームをリードできるような存在になりたいなど、抽象度が高くても構わないので、現実的でポジティブな方向性を述べます。 キャリアプランが未定でも前向きな姿勢を伝えよう まだキャリアプランが明確でない人もいると思うので、その場合は、年齢にもよりますが、現段階では幅広く経験を積みながら自分にとって最適なキャリアを模索している段階だと伝えても良いでしょう。 柔軟な姿勢、前向きな姿勢を示すことも悪くはありません。あなたの真摯な姿勢は、面接官にとって良い印象となるでしょう。
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Q
- 在宅しながらWebデザイナーになるにはどうすれば良いですか?
- 未経験から在宅でWebデザイナーを目指す場合、段階的な準備が大切です。 まず、Webデザインの基本スキルを身に付けることがスタートラインになります。具体的には、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトの使い方、HTMLやCSSの基礎知識などが必要です。 これらは独学でも学べますが、効率よく体系的に学びたい場合はWebデザインスクールなどの活用が推奨されます。次に、実際に手を動かしてポートフォリオを作成することが非常に重要です。 企業へ就職して実務経験を積んでから在宅に移行しよう 実際の働き方ですが、未経験からすぐにフリーランスになるのは難易度が高いため、まずは企業に就職して実務経験を積むのが堅実な選択肢です。実務経験は、将来的に在宅ワークへ移行する際の大きな強みとなります。 また、クラウドソーシングサイトで小さな案件から始める方法もありますが、継続的なスキルアップと根気強さが求められます。 焦らずコツコツ取り組むことで、在宅で働けるWebデザイナーの道を開きましょう。
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Q
- 営業企画とマーケティングの違いは何ですか?
- 営業企画もマーケティングもどちらも企画職に分類されますが、目的やかかわる相手に違いがあります。 まず営業企画は、おもに営業活動をいかに効率的かつ戦略的に進めるかを裏側から支える役割です。 たとえば、どの商材をどのターゲットにどのような方法で販売するかという戦略を立て、実際の営業成績データを分析して改善策を提案するといった業務をおこないます。営業活動全体の流れを整える裏方の仕事だと言えるでしょう。 一方、マーケティングは、商品やサービスが「売れる仕組み」をマーケット全体に向けて設計する仕事です。顧客ニーズの調査、ターゲット選定、広告戦略の立案などがおもな業務です。 営業が「売る」ことに注力するのに対し、マーケティングは「売れるように仕向ける」ことを担当すると考えるとわかりやすいでしょう。 自身の現状のスキルと興味を鑑みて進路を決めよう 求められるスキルとしては、営業企画には営業数字の分析力や業務改善のアイデア出し、社内調整力などが重要になります。 一方、マーケティングには顧客心理の理解、トレンドをとらえるアンテナ、WebマーケティングやSNSマーケティングといったデジタル領域の知識や経験があると強みになります。 未経験から挑戦しやすいのは、一般的に営業企画のほうだといえるでしょう。営業職の経験を活かしやすく、業界知識や営業の実務経験がそのまま評価されやすいからです。 マーケティングにどうしても挑戦したい場合は、Web広告の運用経験を積んだり、個人でSNSを運用して実績を作ったりすると近道になるかもしれません。自身のスキルと興味に合わせて、どちらの道に進むか検討してみましょう。
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Q
- Web業界はやめとけと言われるのはなぜですか?
- 「Web業界はやめとけ」という言葉の背景には、一部の労働環境や業界への誤解が含まれていることが多いです。 たとえば、制作会社や広告代理店の一部では厳しい納期対応により残業が発生しやすく、「労働時間が長い」というイメージが先行することがあります。 また、技術やトレンドの移り変わりが速いため、常に学び続ける姿勢が求められ、それを負担に感じる人もいるでしょう。 働きやすい環境を整備している企業も多数! 自分に合った企業選びを しかし、これらは「向き・不向き」の問題であり、すべての職場がそうした環境ではありません。 自社プロダクトを持つ企業は比較的働きやすい傾向があり、リモート勤務など柔軟な働き方を導入する会社も増えています。クリエイティブな仕事や変化を楽しめる人にとっては、大きく成長できる魅力的なフィールドです。 未経験から目指す場合、まずは業務委託やアルバイトなどで経験を積み、ポートフォリオ(実績集)を準備することが現実的なルートとなるでしょう。 早い段階で目指す職種を明確にすることで、学習の方向性が定まりやすくなります。
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Q
- セールスフォースのエンジニアはやめとけと言われるのは、なぜですか?
- ネットの意見は一面的なことも多く、大切なのは自分に合うかどうかという視点です。 セールスフォースは世界的に導入が進んでいるCRM(顧客管理)システムで、将来性やニーズの面では非常に高い領域となります。 業務の効率化や自動化に直結するため、企業にとってはなくてはならない存在です。そのため、スキルを身に付ければ長期的に安定したキャリアを築けるでしょう。 セールスフォースは開発志向より課題解決志向の人に向いている 一方で、「やめとけ」と言われる背景には、プログラミング要素が少なめで、設定・カスタマイズが中心の業務になる点があります。 開発の自由度が少ないと感じる人や、モノづくり志向の強い人には物足りなさがあるかもしれません。 逆に、業務理解やコミュニケーション、業務改善に興味がある人にはぴったりです。顧客の課題に寄り添いながらシステムを最適化するため、技術だけでなく、ビジネス寄りのスキルも伸ばせます。 「開発ゴリゴリよりも、現場に近い場所で価値を出したい」という思いがあるなら、セールスフォースエンジニアはとても魅力的な選択肢だと思いますよ。
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Q
- IT関連の資格は、どの順番で取るのがおすすめですか?
- IT関連の資格は、キャリアプランに合わせて段階的に取得するのが効果的だといえます。 IT未経験から初めに取る資格としては、国家資格のITパスポートが最もおすすめです。ITの知識を広く学べるため、業界で働くうえでの基礎スキルを身に付けるのに最適です。 その次には、より専門的な基本情報技術者試験がおすすめです。 プログラミングやアルゴリズムの基礎が問われるため、特に技術職を目指すなら定番の資格であり、取得していると熱意やポテンシャルを高く評価されやすくなります。 目指すキャリアから逆算して資格を取得していこう さらにステップアップをしたいと考えている場合は、目指す職種に合わせて資格を選ぶのが効率的です。 たとえば、SEやPMを目指すなら応用情報技術者試験、ネットワークエンジニアならCCNA、インフラやクラウドに興味があればAWS認定資格、事務系の業務効率化ならMOSやVBAエキスパートが適しています。 資格は単なる知識の証明にとどまらず、自身のキャリアプランを具体化する指標となります。何のために取得したいのかを考えながら、計画的に進めることが大切です。
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Q
- 仕事におけるコミュニケーションの重要性ってどのくらいですか?
- 仕事においてコミュニケーションは非常に大切な要素です。「誰かと一緒に働く」ことが前提である以上、その円滑さは仕事の成果に大きくかかわります。 ここでいう「コミュニケーション」とは、単に会話がうまいことではなく、「自身の考えや状況を、相手に伝えようと努力する姿勢」を指すでしょう。 困っていることを相談せずにいたり、返事が曖昧だったりすると、周囲は状況を把握できず不安になります。 まずは挨拶から! 小さな一歩を踏み出して信頼関係を築いていこう 苦手意識がある場合でも、挨拶や簡単な返事、あいづちなど、できることから少しずつ増やすことが有効でしょう。それらも立派なコミュニケーションの一部です。 どうしても人とのやり取りがつらい場合は、コミュニケーションの比重が比較的少ない職種を選ぶのも一つの方法だと思います。 しかし、どんな仕事でも最低限のやりとりは避けられません。だからこそ、「自分なりにできる伝え方を少しずつ見つけていく」ことが、長く働くうえでの安心感につながります。