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Q
- 一次面接から社長が担当する企業にはどのような意図があるのでしょうか?
- 社長が一次面接にかかわる意図はいくつかあります。 まず、社長自ら面接にかかわることで、直接会社のバリューやビジョンを伝えたいという強いこだわりがある場合が多いです。 特にベンチャー企業や創業間もない会社では、社長自身が人材の適性や熱意を早い段階で見極めたいという思いがあります。 カルチャーフィットが重要! 長期的な活躍の可能性を示そう 社長が見るポイントは、単にスキルや経歴だけではありません。 その人が企業に合うかどうか、カルチャーフィットするかというところも含めて見ています。中長期的に一緒に成長していけるかというところも大切にしているケースが多いです。 質問内容は志望動機だけにとどまらず、価値観や仕事に対する基本的な姿勢、たとえばハードワークを好むのか、それともプライベートとのバランスを大切にしたいのか、といった点にまで踏み込まれることがあります。 将来のビジョンなど、その人のライフプランに関わる深い質問をされる場合もあります。 また、逆質問をする際は、会社の未来や課題について尋ねたり、自分がどのように貢献できるかを確認したりするのがおすすめです。あわせて、企業文化に合う人とはどのような人物かを聞いてみると、自分との相性を見極める手がかりにもなります。 一次面接から社長と直接話すとなると、緊張もするでしょう。逆に言えばアピール次第で内定の可能性を大きく高められるということでもあります。ぜひ前向きに臨んでください。
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Q
- ベンチャー企業の社長面接の逆質問で響く質問を教えてください。
- ベンチャー企業の社長面接は、アピールタイムです。 特にベンチャー企業の社長は、社会課題を解決していきたいという強いビジョンやこだわりを持っている人が非常に多いです。そのため、そこに響くような質問を用意しましょう。 特に、企業の成長戦略について聞くことが有効だと言えます。 スピード感にコミット! 適応力をアピールしよう ベンチャー企業は非常に回転が速い企業です。そのため、今後の1〜3年で特にどのような事業に力を入れていくか、どのような社会課題を解決していくのかということを聞いてみましょう。 プラスして、自分がそのなかでどのように価値貢献ができるかが知りたいといった、自分の可能性に関する質問もしてみてください。 ベンチャー企業では、組織の変化への適応力も非常に重要になってきます。 ベンチャーの特性を理解したうえで、「スピード感に順応している社員はどんな行動やマインドを持っているか」といった質問をすれば、自分がマッチするかを真剣に考えている印象を与えられます。
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Q
- 営業VS事務と言われるくらい仲が悪いって本当?
- 「営業と事務の仲が悪い」という噂は、会社の文化や職場によるため一概には言えず、深刻な対立まで発展するケースは稀です。多くの場合、お互いの役割を尊重し協力し合っているのが一般的と言えます。 しかし、両者の間ですれ違いが生まれやすいのも事実です。その根本的な原因は、営業職と事務職で与えられている役割や評価基準が異なることにあります。 たとえば、営業は顧客への対応スピードを、事務は手続きの正確性を重視するなど、価値観や仕事の進め方が違うため、意見がぶつかることがあるのです。 気になる場合は面接で確かめることもOK! 不安を0にして選考に進もう そのため就職活動の際には、面接などで部署間の連携状況を確認することが大切です。 「部署間ではどのようにコミュニケーションを取っていますか」と直接聞いたり、「評価基準は職種によって異なりますか」と質問したりすることで、その会社の風通しの良さを推し量ることができるでしょう。
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Q
- 中途採用の社長面接では、どのような逆質問をすれば合格しやすいですか?
- 社長面接での逆質問は、あなた自身が会社にどう貢献したいかを伝える絶好のアピールチャンスです。 単に情報収集をするだけでなく、熱意や会社に対する理解度を伝えられるような質問を心掛けましょう。おすすめなのは、会社の未来や戦略に対する興味を示す質問です。 自分なりの視点を加えて企業の将来に関する質問をしてみよう たとえば、「今後どのような事業に力を入れていきたいとお考えですか? 私の経験を活かしてどのような貢献ができるか考えたいので、ぜひ教えてください」といった質問がその例です。 企業の方向性に関する情報収集をしつつ、自分の気持ちや考えもアピールできます。 社長自身の価値観や、どのような企業にしていきたいのかという展望を聞いていくのも良いです。企業理念の話や、社員にどんなことを期待しているのかといったことを聞いていきましょう。 また、入社後のキャリアパスについて聞いていくのも効果的です。事前に調べたうえで、社長ならではの視点を引き出れば、より印象に残ります。 たとえば、社風をふまえたうえで、今後どんなスキルや姿勢を特に重視されるのかを聞いていくイメージです。 実際、企業が大きくなればなるほど、具体的なキャリアパスがどんな風になっているかを社長が把握しきれていないケースもあります。細かなキャリアパスというよりは、組織単位での方向性などを聞いていくと良いと言えます。
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Q
- 15分間のグループディスカッションでは、どのような時間配分が効果的ですか?
- 15分間のグループディスカッションは、おおまかに3つの段階に分けることができます。 まず、最初の3〜4分で、目的の確認と役割分担をしましょう。話すテーマを全員で共有し、誰がどの役をするかを決めておくことがポイントです。 そうすることで、それ以降の流れがスムーズになるため、ここでざっくりと議論の方向性を固めるようにしましょう。 時間と役割を意識して確実に結論を出そう 次に10分弱程度の時間を取り、しっかりと議論を進めていく時間にします。ここでは、意見を活発に出し合いつつも、脱線しすぎないよう注意しましょう。ポイントを押さえながら進めるのが重要です。 ここで、タイムキーパーが「残り〇分です」や「そろそろまとめに入った方が良いと思います」のような声かけをしていくと、議論のペースが調整できます。 タイムキーパーは、時間を知らせるだけでは不十分です。残り時間で話がまとまりそうかを踏まえて立ち回れると、議論の質が高まりやすくなります。 最後はまとめです。2〜3分で、結論の整理と発表準備をします。話した内容を簡潔にまとめて、構造化し、誰がどう発表するかを決めていくという流れです。 30分など時間が長くなる場合も、この構成をベースに議論の時間を厚くするイメージで時間配分を調整すると良いと言えます。
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Q
- グループワークがうまくいかないのはなぜですか?
- グループワークでうまく立ち回れないと感じる原因の一つに、他の人と自分を比較しすぎていることが挙げられます。発言量だけが貢献度ではないことを理解しましょう。 企業はリーダーシップだけでなく、他者の意見を受け止める傾聴力や、チームで成果を出そうとする姿勢など、多角的な視点を見ています。 目指すは縁の下の力持ち! チーム貢献を意識しよう たとえば、誰かのアイデアを尊重したうえで発展的な意見を出すことも評価されます。話が逸れた際に軌道修正したりといった、縁の下の力持ち的な動きも評価が高いです。 目立つことばかりを意識するべきではありません。どのようにグループに貢献できるかを意識することが大切です。 自信がない場合は、無理にリーダー役を買って出る必要もないのです。自分がもっとも活躍できるポジションを見つけ、チームで成果を出すために何をすべきかを考えましょう。
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Q
- オープンESを使っても選考に落ちるのはなぜ?
- オープンESは一度作成すれば使い回しができるため、非常に便利です。しかし、すべての企業にそのまま通用するわけではありません。 汎用性が高すぎるESでは、「うちでなくても良いのではないか」と思われてしまう可能性があります。 企業が見ているポイントは、経験と学びから語られる自己PRの具体性、志望動機と価値観のマッチング、そして熱意とオリジナリティです。 企業に響くESで書類選考を突破しよう どの企業にも出せる内容ではなく、「この企業だから出したい」という内容に仕上げていくことが求められます。 また、オープンESでの通過率が低いのは珍しくありません。新卒採用は倍率が高く、オープンESで書類選考の絞り込みをおこなう企業も多いので、気にしすぎないことも大切です。 通過率を上げるためには、上記のポイントを一つずつ丁寧に実践してください。
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Q
- 既卒と第二新卒の具体的な違いを教えてください。
- 既卒は、学校卒業後に正社員として働いた経験がない人を指します。一方、第二新卒は卒業後一度就職し、3カ月〜1年程度の間に転職活動をしている人のことを言います。 したがって、3年間働いた経験がある場合は第二新卒に該当すると考えて良いと言えます。 実際、既卒者向けの求人に応募できるかどうかはケースバイケースです。そのため、応募資格の欄をよく確認し、不明な点があれば直接企業に問い合わせることをおすすめします。 既卒は社会人としての可能性をアピール! 採用時の見られ方として、第二新卒は社会人経験がありながらも若くポテンシャルが高いと評価されやすい傾向にあります。 一方、既卒は社会人経験ゼロからのスタートと見られがちです。しかし、アルバイト経験や地域活動、自主的な活動を通じて人柄ややる気をアピールできれば、評価される余地は十分にあります。
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Q
- IT業界の適性検査はどんな問題が出ますか?
- IT業界の適性検査は、大きく分けて2種類あり、それぞれ対策が必要です。 一つ目は、SPIや玉手箱といった一般的な適性検査となります。 言語・非言語問題が中心ですが、IT業界では特に、物事を筋道立てて考える論理的思考力を見る問題や、性格診断の比重が高い傾向にあるかもしれません。 二つ目は、エンジニア職などで課されるIT業界特有の技術的な検査です。 プログラミングの基礎知識や、簡単なコーディングの課題が出されることがあります。 これは、候補者のポテンシャルや学習意欲を見るためのものです。 スピードと正確性! 時間配分を意識して練習しよう どちらの検査にも共通して求められるのは、スピードと正確性のバランスとなります。 市販の問題集などを活用し、時間を計りながら繰り返し練習することで、本番での時間配分を体で覚えることが大切です。 しっかり対策して、自信を持って臨みましょう。
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Q
- 中国の大手証券会社にはどんなところがありますか?
- グローバルなキャリアを考えるうえで、巨大な市場である中国の金融業界を知っておくことは非常に有益です。中国の証券業界では、特に以下の3社が大手として知られています。 中信証券は、中国最大手の証券会社で、A株(上海証券取引所)とH株(香港証券取引所)の両市場に上場する数少ない企業の一つです。IPO(新規株式公開)や債券引受、M&A(企業の合併・買収)アドバイザリー業務に強みを持つ業界のリーダーとなります。 特に上海のハイテク企業向け市場である科創板(STAR Market)でも多くの実績を誇っているのです。個人顧客数は870万人を超え、資産管理や金融商品取引の分野でも業界をリードしています。広範囲にわたる支店網も大きな特徴です。 中信建投証券は、テクノロジー金融、グリーン金融、年金金融といった「五大重点分野」を核に成長を遂げているのが特徴でしょう。特にグリーン債券の発行やテクノロジー企業のIPO支援に力を入れていて、デジタル金融分野でも高い評価を得ています。 また、資産買収や企業再編アドバイザリーの分野では業界トップクラスの取引額を誇り、ウェルスマネジメント事業も急成長しているのが特徴です。 国泰君安は、長期にわたり業界を牽引してきた総合金融サービス企業となります。法人向けには株式・債券引受、M&A支援を提供し、個人向けにも証券仲介や資産管理を展開しているのです。 オフラインとオンラインの両チャネルの強みを活かし、幅広い顧客に多様なサービスを提供している点が特徴となります。 自分の興味×企業の強みがポイント! キャリアビジョンを明確にする第一歩 これらの大手証券会社はそれぞれが独自の強みを持っていて、中国の巨大な市場で重要な役割を果たしています。これらの企業を研究する際は、まず自分が個人向けと法人向けのどちらの業務に興味があるのかを明確にしましょう。 そのうえで、海外展開、デジタル化など各社がどのような成長戦略を掲げているのかを比較し、自分の興味や強みと結び付けていくことが効果的な企業研究のポイントです。 もしこれらの企業への就職を考えているのであれば、各社の特徴やあなたが興味を持つ分野をしっかり見極めましょう。企業研究を深めることで、自身のキャリアビジョンをより明確にしていってください。