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Q
- 27歳フリーターから正社員は厳しいのでしょうか?
- 27歳という年齢は、正社員への道が完全に閉ざされるほど遅すぎるということは決してありません。 企業側はもちろん応募者の年齢を考慮します。しかし、それだけで合否を判断するわけではありません。 むしろ企業側が知りたいのは、「なぜ27歳という年齢までフリーターとして働き、今このタイミングで正社員になることを決意したのか」という背景や動機です。 そして「そのうえで、これから入社後にどのように成長し、会社に貢献していきたいと考えているのか」といった将来への展望を重視しています。 これらの点について、自分の言葉でしっかりと説明できれば、採用担当者に「相手にされない」ということはまずありません。 フリーター時代の挑戦を話してポテンシャルをアピールしよう 特に、フリーターとして過ごしてきた期間に、何か目標を持って真剣にチャレンジしてきた経験があるのであれば、それは大きなアピールポイントになります。 たとえば、ミュージシャンや俳優、お笑い芸人などをめざして活動していた人で、非常に高いポテンシャルを秘めていたケースが多くありました。 実際にベンチャー企業などに就職し、入社後すぐに頭角を現して活躍するケースも珍しくありません。 仕事以外の活動であっても、何か一つのことに情熱を注ぎ、大きく挑戦した経験があれば、ぜひその経験から得た学びや成長をアピールしてください。企業にプラスの評価をされる可能性が高いです。
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Q
- 面接で沈黙してしまったときはどうすれば良いですか?
- 面接中に言葉に詰まってしまっても焦る必要はありません。面接は、素早く会話のキャッチボールをしなければいけない場所ではないので、まずは落ち着きましょう。 沈黙してしまったときは、「少し考えるお時間をいただけますか」と正直に一言断りを入れれば大丈夫です。 無理に早く答えようとするよりも、一呼吸おいて落ち着いて考えをまとめる姿勢のほうが、より丁寧な印象になります。 日ごろから少し間を置いて答える練習をしておくと、本番でも自分のペースに持ち込みやすいのでおすすめです。 逆質問は対策あるのみ! 2種類の質問で万全を期して臨もう また、「何か質問はありますか」と聞かれて答えられないのは、準備不足が原因の可能性があります。これは事前に準備をしておくしかありません。 企業によって変える質問と、社員のキャリアパスについてなど、どの企業にも必ず聞くと決めている定番の質問との両方を持っておくと、いざというときに慌てずに済みますよ。
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Q
- フリーターから正社員になる場合、履歴書はどう書きますか?
- フリーターから正社員を目指す際の履歴書作成は、各項目の伝え方次第で、自分の魅力をしっかりアピールすることができます。 職歴欄については、アルバイト経験であっても、包み隠さず正直に記載して問題ありません。 「株式会社〇〇にてアルバイトとして勤務」といった形で、具体的な会社名と勤務形態、そしてどのような業務内容に、いつからいつまで従事していたのかを明確に記述しましょう。 正社員にキャリアアップすることへの熱意を素直な言葉で伝えよう 採用担当者がもっとも知りたいのは、「応募者がどのような仕事に、どれくらいの期間携わってきたのか」という具体的な事実であるため、履歴書ではそれが正確に伝わるように記載することが重要になります。 自己PRや志望動機の欄についても同様です。自己PRでは、アルバイトとしての就業経験であっても、何かしらの責任を担い、工夫を凝らしながら業務に取り組んできた経験があると思います。 そのなかで、ご自身なりに努力し、成果を上げてきたことを、具体的なエピソードを交えて伝えるようにしてください。 志望動機については、特に「なぜフリーターから正社員になりたいと考えたのか」、そして「なぜ数ある企業のなかで、その会社を選んだのか」という点を、無理に難しい言葉や格好の良い理由を並べるのではなく、あなたの素直な熱意や成長意欲として伝えることが大切です。 あなたのこれからのポテンシャルを評価してもらえるような、真摯で前向きな姿勢をしっかりと準備して伝えれば、きっと採用担当者にもその思いは届くはずですよ。
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Q
- 仕事が終わらないです……もうメンタルが限界です。
- まず第一に、そのようなつらい状況で、決して1人で我慢し続けないでください。「メンタルが限界だ」と質問者さん自身で感じているのであれば、それは本当に限界に近い状態である可能性が高いと考えられます。 特にメンタルの不調は、長引けば長引くほど回復にも時間を要するため、できる限り早めに対処することが何よりも重要です。 誰しも、メンタル面で不調をきたし、休職などを経験すると「自分は弱い人間なのではないか」と自己嫌悪に陥ってしまいがちですが、決してそんなことはありません。 むしろ質問者さんは、自分の不調に気づけている今こそが、適切な休養を取ったり、専門機関のサポートを受けたりするための最適なタイミングであるととらえるべきです。 まずは相談! ためらわずに専門期間や相談窓口に頼ってみよう 心身の許容範囲は人それぞれ異なります。周囲の人が平気そうに見えても、あなたが「限界だ」と感じるのであれば、それがあなたの限界なのです。 どうか、ためらわずにSOSを発信してほしいと思います。 具体的な対処法としてはまず、社内に相談窓口や産業医が設置されているのであれば、人事労務担当者などを通じて、速やかに専門家に相談することをおすすめします。 もし、社内の窓口に相談することにハードルを感じるのであれば、まずは信頼できる同僚や直属の上司に「精神的にしんどい状況です」と打ち明けてみるのも一つの方法です。 状況を伝えることで、業務量の調整をしてもらえる可能性もあり、何よりも自分の状態を理解してくれる人がいるという事実だけで、気持ちが少し軽くなることもあります。 あなたが最も心を許せる人に、まずは相談してみてください。
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Q
- 残業規制で仕事が終わらないんです。どうすれば良いですか?
- 残業規制があるにもかかわらず仕事が終わらないというのは、業務の進め方に関して問題がある可能性があります。 その仕事の進め方を改善するには、まず「業務の見える化」と「優先順位付け」の2つを徹底することが必要不可欠です。 それに加えて、たとえば1日の業務開始時に、その日にやるべきことのリスト、いわゆるTo-Doリストを作成し、それを1つずつ確実に消化していくというのも効果的な方法です。 業務が見える化できたら! 作業時間の確保で生産性アップを図ろう タスクが完了するごとにリストから消していくことで、達成感が得られ、気持ちも徐々に軽くなり、「自分ならできる」という自己効力感も高まっていくため、仕事に対するモチベーションの維持にもつながります。 また、集中力を維持して効率的に作業を進めるためには、たとえば「午前10時から30分間はメールチェックの時間」「午後2時から1時間は企画書作成に集中する時間」といったように、特定の業務に取り組む時間をあらかじめブロックして、ほかの予定を入れないようにするのも有効な手段です。 自分自身の作業時間をしっかりと確保し、外的要因に邪魔されずに集中できる環境を作り出すことが、生産性向上において非常に重要になります。
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Q
- 一日の仕事が8時間って長すぎませんか?
- 1日8時間という労働時間を長いと感じる気持ちは、非常によくわかります。私自身もそう感じることがあります。 特に、社会人として働き始めたばかりで、まだ新しい環境や仕事のリズムに慣れていない時期は、なおさらそのように感じやすいのではないでしょうか。 将来的に自由な働き方を手にするためには今が踏ん張り時! 多くの場合、時間の経過とともに徐々に慣れてくるものですが、一方で、無理にその感覚に自分を合わせない選択肢もあるということも覚えておいてください。 たとえば、将来的には時短正社員制度を利用したり、フレックスタイム制が導入されている企業を選んだり、あるいは専門性を活かして業務委託という働き方を選択したりすることも可能です。 どれもすぐに実現できることではないかもしれませんが、将来的にそのような多様な働き方を選べるように、今のうちから着実にスキルを身に付け、自分の市場価値を高めておくという視点を持つことも、長期的なキャリア形成においては有益だと思います。
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Q
- 残業できないのに仕事が終わらないんです……。
- 質問者さんの状況を改善するためには、仕事の進め方そのものに工夫を凝らす必要があると思います。具体的には、以下の3つのポイントを意識してみましょう。 1点目は、タスクの優先順位を明確にすることです。どの仕事がもっとも重要で緊急性が高いのか、どの仕事なら後回しにしても問題ないのかを冷静に判断し、取り組むべき順番を決定します。 2点目は、各タスクにかかる時間の見積もりと、実際にかかった時間の振り返りをセットでおこなうことです。 最初は見積もりの精度が低いかもしれませんが、このサイクルを継続的に回し、見積もりと実績の差異を分析・改善していくことで、徐々に時間管理の精度を高めていくことができます。習慣化することが何よりも大切です。 仕事に関する問題は一人で抱え込まず相談しながら改善すべし 3点目は、決して一人で抱え込みすぎないことです。仕事が終わらない、あるいは終わりそうにないと感じた時点で、できるだけ早めに上司や先輩に状況を正直に報告し、相談しましょう。 業務が逼迫してから共有するのではなく、事前に相談することで、業務量の調整や分担、あるいは進め方に関するアドバイスを得られるかもしれません。 相談することで評価が下がるのではないかと不安に思うかもしれませんが、何も相談せずに結果として仕事が終わらないほうが、はるかに評価に影響します。
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Q
- 何もしてこなかったので、自己PRを考えられません。
- 自己PRを考える際に「何か特別な経験や輝かしい実績がなければならない」と思い込んでしまう人は少なくありません。しかし、決して「特別なことが必要」ということはありません。 むしろ、普段の生活における過ごし方や、大切にしている価値観、物事に対する考え方や取り組み方といった、ごく身近なことのなかにこそ、あなたらしさを伝えるヒントが隠されています。 それらを伝える良い機会だととらえてみましょう。 あなたにとっての普通は当たり前ではないかもしれない! あらためて客観的に自分を見つめなおしてみよう たとえば、熱中している趣味や、継続して取り組んでいる学習、あるいは日常生活で心掛けていることなど、どんな些細なことでもかまいません。大切なのは、それらの活動を通して何を感じ、何を学び、どのように成長してきたのか、といった点を少し深く掘り下げてみることです。 そして、それらの経験を具体的なエピソードを交えながら、自分の言葉で表現することです。たとえば、複数のアルバイトを経験してきたという事実も、見方を変えれば「多様な環境への適応力がある」「さまざまな人と協力して仕事を進めるコミュニケーション能力を培った」といった強みにつなげることができます。 何かを大げさにアピールしようとするのではなく、経験や考えを丁寧に振り返り、それを相手にわかりやすく伝える「言語化」の作業に注力することが、魅力的な自己PRを作成するうえでの鍵となります。
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Q
- 面接で健康状態を聞かれたら正直に答えるべきですか?
- 面接で健康状態についてたずねられると、どのように答えるべきか悩む人は少なくありません。これは非常にデリケートな問題です。 企業側が健康状態について確認する主な理由は、入社後に担当する業務を安全かつ支障なく遂行できるか、そして場合によっては職場で何らかの特別な配慮が必要かどうかを事前に把握するためです。 法律や個人情報保護の観点から、企業側も質問内容には慎重であるべきですが、応募者としては誠実な対応を心掛けることが基本となります。 状況に応じた伝え方を前もって準備しよう 正直に答えることのメリットとしては、もし何らかの配慮が必要な場合に、入社後に会社側が適切なサポート体制を整えてくれる可能性が期待できることや、情報を開示することで企業との信頼関係を築きやすくなる点が挙げられます。 一方でデメリットとしては、残念ながら誤解や偏見によって、選考で不利な判断をされてしまう可能性も皆無ではないという現実も考慮に入れる必要があります。 もし、ご自身の健康状態が、応募する業務の遂行に全く支障がないのであれば、その旨を簡潔かつ明確に伝え、必要以上に詳細な情報を開示する必要はないかもしれません。 答えたくない、あるいは答えるべきか迷う場合は、「業務に支障がないよう、日頃から自己管理を徹底しています」といった前向きな表現で、業務遂行能力に問題がないことを伝えるのも一つの方法として考えられます。
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Q
- 面接練習は前日だけでも間に合いますか?
- 忙しいなかで、面接練習の時間を十分に確保するのが難しいという人もいるかと存じます。 結論からいうと、前日だけの練習であっても、全く無駄ということは決してありません。やらないよりはやったほうが確実に良い結果につながります。 しかし、やはり理想をいえば、もう少し早い段階から少しずつでも練習を重ねておいたほうが、本番での安心感は格段に増し、より落ち着いて実力を発揮できるでしょう。 効果的な直前対策で自信を持って臨もう! もし、前日しか練習時間が取れないという場合でも、その限られた時間を最大限に効果的に使うことが重要になります。 まずおすすめしたいのは、想定される基本的な質問(自己PR、志望動機、長所・短所など)に対する答えを、実際に声に出して言ってみることです。 そして、可能であればその様子をスマホなどで録音・録画し、後から話し方や表情、話すスピードなどを客観的にチェックしてみてください。 次に、面接の基本的な流れを頭のなかでイメージしながら、特に頻出する質問への回答がスムーズに出てくるように練習します。 ただし、回答を丸暗記してしまうのは、忘れた際に何も話せなくなるリスクや、不自然な印象を与える可能性があるため、避けたほうが賢明です。大切なのは、話すべきポイントやキーワードを押さえておき、それを基に自分の言葉で自然に話せるようにしておくことです。