このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
569件
-
Q
- 履歴書の趣味の欄に「音楽鑑賞」と書くのは、一般的すぎますか?
- 「音楽鑑賞」だけで止めてしまうと、確かに一般的で面接官も深掘りしにくいかもしれません。 話が広がりやすいように、次のような点を補足すると、思考の深さを伝えられると考えます。たとえば、自身の音楽鑑賞の好きな点や、音楽鑑賞から派生した新しい仲間や音楽文化との出会いなどについてです。 なぜその趣味が好きなのか理由を言語化しておこう あまり趣味がないなかで「音楽鑑賞」を挙げているようにも見受けられるかもしれませんが、その場合、J-POPやK-POPなどを聴くといった内容でもまったく問題ありません。 ジャンルを問わず、自分自身が聴く音楽について話せば良いです。ただし、なぜその音楽が好きなのか、という理由は必ず言語化しておきましょう。
-
Q
- エントリーシート(ES)の趣味欄に旅行と書くのは自己PRとして弱いですか?
- 趣味に強い弱いはありませんが、「趣味は旅行です」で終わってしまうと、確かにアピールとしては弱いと考えられます。 面接官は、その趣味をとおして、あなたが具体的に何ができる人なのかを知りたいのです。 旅行の準備や行動から強みをアピール! 具体性で面接官の興味を引こう まずは、旅行の前後で意識的におこなっていることはないかを探してみてください。 たとえば「旅行に行く前の準備を入念にしている」「旅行中、あるいは帰ってきてからSNSで発信をしている」など、あなたなりのこだわりがある可能性が高いです。 これらのようないずれかのプロセスで、旅行中にあなたの強みが発揮されていると考えられます。そこまで深掘りをすれば、十分に魅力的なエピソードが伝えられるに違いありません。 ESに書く際は「趣味:旅行(特に旅行前の計画立案が得意です)」のように、括弧書きや補足説明を加えるのが良いです。面接官が興味を持ち、質問もされやすくなるでしょう。趣味を通じて、自分の強みを明確に伝えてみましょう。
-
Q
- ゼミで取り組んだ内容がまだ特にないのですが、どうアピールすれば良いですか?
- これは特に文系の学生によくある悩みかもしれませんね。対処の方法としては3つ考えられます。 1つ目は、ゼミのなかで現時点ではどのようなアプローチで研究をしているのかを伝えることです。その際、なぜそのアプローチが良いと思っているのかをセットで説明しましょう。 2つ目は、まだ研究成果が出ていなくても、ゼミ活動のなかで学んだスキルや知識をアピールすることです。 3つ目は、現在取り組んでいる内容と、結論はまだ出ていないものの、今後どのように進めていきたいかという、現時点で見えている仮説とその検証方法について伝えることです。 答え方の型を意識しすぎず面接官と会話を意識しよう これら3点すべてを順番に伝えるか、もしくはどれか1つの方法を選んで話してみましょう。 あまり長くなると面接官も飽きてしまうので、面接はキャッチボールを意識して進めるのがポイントです。 たとえば、1つ目の「今やっていること」を話して、そこから質疑応答を通じて深掘りしてもらう形が良いと思います。 面接では伝え方を意識しながら、面接官と会話をすることを忘れずにアピールしてください。
-
Q
- 慎重な性格の人に向いている仕事はありますか?
- 世の中には、リスクをしっかりとおさえて進めなければならない職種が数多くあります。 たとえば、品質管理や検査といった、製品やサービスの品質を担保する仕事は慎重な人におすすめです。これは有形の製造業だけでなく、無形のSaaSプロダクト開発やライティングの会社にも必ず存在する役割です。 また、研究職や開発職も慎重さが求められるうえ、事務職のなかでも特に経理や法務など、お金や法律にかかわる職種は、慎重にチェックできる人が重宝されると考えます。 慎重さと正反対の性質が求められる仕事には注意が必要 慎重な性格の人が仕事を選ぶ際に気をつけるべき点、あるいはその性格特性が活かせない可能性のある職種として、正反対の性質を持つ仕事が挙げられます。 たとえば、0から1を生み出すようなダイナミックな仕事は、慎重さが最優先されるとは限らないため、いきなり飛び込むのは避けたほうが賢明かもしれません。 また、人事も一例です。私自身が人事経験者なので私見になりますが、人事は多くの人の意見を取り入れながらも、迅速な判断が求められます。慎重すぎると、八方塞がりで何も進められなくなる可能性もあるため、注意が必要です。 職種によっては慎重であるとマッチしないものもあるため、注意して選びましょう。
-
Q
- マイペースな短所はどう改善すれば良いでしょうか?
- そもそも私は、「マイペース」を短所ととらえて無理に改善しようとする必要はないと考えています。それよりも、自分のとらえ方を変えるほうが建設的です。 面接で伝える際には、まず「マイペース」を短所だと思わないでください。そのうえで、なぜ「マイペース」だと感じているのかを説明しましょう。 たとえば「一人でじっくり作業を進めたい」ということであれば、なぜその進め方が良いと思っているのか伝えるイメージです。 マイペースながらも周囲と協調できることを示してマイナス評価を回避 そのうえで、マイペースが理由でトラブルが起きてしまうことを自覚しているのであれば、対処法も同時に伝えてください。 「しかし最近は、マイペースがゆえに問題が発生することもあるとわかったので、〇〇の場面ではメンバーと進捗を共有するようにしています」といったように、周囲と協調できることを伝えられれば良いと思います。 その際、ゼミなどで複数人と協力した経験などを例に挙げてみてください。マイペースは単なる特性で、それを活かしながら、どうリスクを回避しているのかを説明するようにしましょう。 一方、マイペースなところを長所として伝える場合は、「周りの意見に流されず、自分のパフォーマンスがもっとも上がる仕事の進め方を理解している」「自分の仕事の進め方を確立している」といった表現がおすすめですよ。
-
Q
- 自己PRで強みを2つ挙げるのは効果的ですか?
- 自己PRを2つ伝えるのは非常に効果的です。面接官側からすると、「この学生は自己理解ができている」という印象になります。 それぞれの強みを単独で説明するよりも、2つの強みが掛け合わさることでの相乗効果を伝えることを意識しましょう。 2つの強みを掛け合わせつつ簡潔に説明することがポイント 2つの強みを伝える際は、それぞれの分量や内容が重要です。たとえば「問題解決能力」と「論理的思考力」を自己PRとして挙げたとします。 2つの強みについて「〇〇の場面で、このようにして論理的に考え、問題解決に導けたため、この2つが私の強みです」というように具体的な状況やエピソードを交えて説明します。 さらに、その2つが掛け合わったときにどのような力を発揮できたのかを付け加えられるとより効果的です。トータルで3分程度でシンプルに2つの強みについて説明できれば、双方の強みがぼやけることなく、面接官の印象に残りやすくなりますよ。
-
Q
- 職歴半年の第二新卒の自己PRはどう伝えれば良いでしょうか?
- 半年の職歴だけで、無理に自己PRを作る必要はありません。半年の間に研修で表彰されたなど、目立った実績があればPRすべきですが、それだけにこだわらなくて良いのです。 半年間で得たスキルと、学生時代やアルバイト時代の経験を合わせて伝えてみましょう。企業側も後者の経験を見てくれる場合が多いです。 なかには、学生時代の経験を伝えても良いのかと不安に思う人がいるかもしれません。しかし、半年間の職歴は業務内容を記述する程度にとどめて、学生時代の経験を中心にアピールしても、マイナスな印象にはならないのです。 逆に半年間の経験を無理に誇張しても、企業側に「しょせん半年」と思われてしまう可能性があります。おこなったことは事実として伝えつつ、その経験のなかから自分の良さを見つけてアピールするほうが良いです。 退職理由はできる限り前向きな理由を伝えることが重要 また、早期退職の理由を正直に伝えるべきかという点についても不安があるでしょう。たとえばハラスメントなど、やむを得ない要因であれば、ネガティブな表現は避けつつも正直に伝えて良いと考えます。 気をつけるべきなのは、「あまり深く考えずに就職してしまった」というケースです。「内定を得た企業がそこしかなかった」という状況もあるかもしれませんが、その場合はすべてを赤裸々に話す必要はありません。 感情と事実を切り分けて「なぜその環境になじめなかったのか」を伝え、転職に向けての前向きな姿勢を示すことが大切です。 就職活動の際におこなった自己分析をもう一度おこない、なぜ半年で離職することになったのかを前向きにとらえ直してみてください。そのうえで、自己PRを作成すれば十分に勝負できるはずです。
-
Q
- 人見知りの長所って何が考えられますか?
- 結論、人見知りな性格も長所にできます。 人見知りの人は、人の感情を察知しやすく共感力が高い、失礼がないように場の空気を読む、といった対人関係において重要なスキルを持っていることが多いです。 そのため、十分長所としてのアピールポイントにはなると私は思います。しかし、「人見知り」とそのまま伝えると長所としてはとらえられにくいので、言い換えが必要です。 人見知りする理由をポジティブな側面でとらえ直して言い換えてみよう 人見知りの性格を言い換える際は、なぜ自分は人見知りなのか、人見知りな行動を取ってしまうのはどのようなときで、なぜそうしてしまうのかをポジティブにとらえ直す作業をすると、長所としてアピールできるものが見つかります。 たとえば、「相手の気持ちを理解し、丁寧に人間関係を構築できる」というように言い換えることで長所としてアピールすることができるのです。 この長所は、カウンセラーや対人支援の領域など、信頼関係の構築が非常に重要な業界や職種で活かせると考えます。
-
Q
- 短所「せっかち」の言い換え表現は?
- 私自身もせっかちなタイプなのでとても気持ちがわかります。 たしかに、「せっかち」という言葉をそのまま使用すると、面接官にマイナスな印象を抱かれる可能性があるでしょう。 そのため、シンプルでわかりやすい言い換えをすると良いと思います。 たとえば、「迅速な意思決定ができる」「効率を重視している」「目標意識が高く、スピーディーに行動するタイプ」「行動力がある」といった言い換えがポジティブな印象になるため、おすすめです。 自分がせっかちな理由を明確にしてポジティブな動機につなげよう! 今回のように短所をポジティブに伝えるためのポイントは、視点を変えることです。 まずは、「なぜ自分はせっかちなのか」という原因を掘り下げることから始めてみてください。 せっかちになってしまう理由は必ずあります。たとえば、「目標を絶対に達成したいから、早く行動してしまう」というような答えにたどり着くかもしれません。 このような、ポジティブな動機につなげると、アピールしやすくなります。
-
Q
- 転職面接を控えていますが、成功体験がない私は落ちますか?
- 「成功体験がない」と思い込んでいる人は少なくありません。自分自身を特別だと思える人とそうでない人と分かれてしまいがちですが、多くの日本人は後者にあたるでしょう。 私自身もどちらかと言えば、自分に自信があるほうではないため、とても気持ちが理解できます。 しかし、実際は自身が何気なくやっていることが、他人にとっては非常に難しい場合があるのです。まずは、自分がやってきたことが誰にでもできるわけではないということを認識してほしいと思います。 面接官は結果よりプロセスを重視! 小さな成果もアピール要素になる また、「成功体験」と聞くと、何か大きなことを成し遂げた経験や難しいことを成し遂げた経験を話さなければならないと思いがちですが、面接官は結果よりもプロセスを見ている場合が多いです。 小さな成果や改善でも良いので、それを具体的に挙げ、その過程でどのように考え、行動してきたのかを伝えれば、十分にアピールになります。 そのため「成功体験がない」と諦めず、しっかりと自信の成果を面接で伝えるようにしましょう。応援しています!