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Q
- 就活で使える面白い特技について教えてください。
- 私の新卒時代の同期には、面接で空手の型を披露した人がいました。このような自分を表すものは面接官の印象に残りやすいと思いますが、必ずしも奇をてらったことをする必要はありません。 面接官はその人らしさが出るものを通じて、本来の表情や雰囲気、考え方を引き出したいと考えているのです。そのため、「何か変わった特技や面白い特技を話さないといけない」などと気負う必要はなく、自分らしさを伝えられるツールとして、何か一つ特技があれば良いと思います。 特技を伝える際は、その趣旨を理解し、自分らしさをどう表現できるかを考えることが大切です。特技を聞くことの意図は何なのか、企業目線で考えてみると答えが出るのではないでしょうか。 仕事でどう活かすかとどの程度の熱量なのかを言語化して伝えよう 一般的な特技を伝える際に、より魅力的で興味を引くように伝えるポイントとしては、2つあります。 まず一つめは、シンプルに仕事につながりそうな視点でPRすることです。たとえば私の場合、体内時計が比較的正確で、目的地までの所要時間を当てることが得意なので、それを仕事の時間配分能力につなげて話すことができます。 このように、自分の特技が仕事でどのように活かせるのかを考えてみると良いですね。 二つめは、仕事とは直接関係なくても、自分らしさにフォーカスし、その特技に夢中になっているときの自分の雰囲気や熱量を丁寧に言語化して準備しておくことです。面接用に用意した特技ではなく、自分が本当に熱を持って取り組んできたことに自信を持って、伝えてみてください。
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Q
- インターンから内定につながるって本当ですか?
- インターンから内定につながるケースは実際にあります。特にベンチャー企業や一部の大手企業では、候補者のスキル、ポテンシャル、価値観などを、実際に一緒に働くなかで見極めたいと考えていることが多いです。 そのため、内定につながるというのは事実といえると思います。 特にベンチャー企業であれば即戦力、大手企業であれば優秀な学生を見つける場としてインターンを活用している側面があるのです。 前提として、インターンから内定につながる学生の割合は、企業によって大きく幅があることを理解しておきましょう。 そのうえで、私の肌感覚ではありますが、担当した学生のなかでは1割程度の学生が内定を得ていました。 企業の特徴を見極めアピールしよう! そのような特徴が見られた業界や業種の一例として、私が直接かかわったITベンチャー企業が挙げられます。その企業は、年功序列ではなくフラットな組織文化で、自分の意見をはっきりと伝えることが求められる環境でした。 型にはまった選考や評価ではなく、柔軟に「この人が本当に自社で活躍できるか」という視点で見極めようとする企業は、そういった傾向があるように思います。 大手企業とベンチャー企業では、インターンで意識して取り組むべきことは変わってくるでしょう。 私自身、大手企業でインターンから内定につながった実例を多く持っているわけではありませんが、企業規模や社風によって求める人物像は異なると考えます。 インターンに参加する前には、企業の採用ページなどで、特に新卒にどのような人物像を求めているかを確認しましょう。 そして、自身に合っていると感じる企業であれば、自分の良さをアピールしつつ、内定につながる可能性を探ってみると良いかもしれません。
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Q
- 就活で伝える趣味はゲームでも良いんですか?
- 結論から言うと、面接で趣味としてゲームを挙げること自体は、まったく問題ありません。 大切なのは、その伝え方です。単に「ゲームが好きで、暇つぶしで遊んでいます」というだけでは、あまり良い印象にはならないかもしれません。 しかし、たとえば「オンラインゲームを通じてチームメンバーと戦略を練り、目標達成に向けて協力するコミュニケーション能力や協調性を養いました」という話や、「海外のプレイヤーとも交流することで、異文化理解や語学力向上につなげました」という話ができるかと思います。 このように、ゲームという趣味から一歩踏み込んで、自身がそこから何を得たのか、どのようなスキルを身に付けたのか、なぜそれが良い趣味だと考えているのかを具体的に話すことができれば、むしろ好印象となることも可能です。 趣味での学びがどう仕事に活かせるのか伝えよう また、他に打ち込んでいる趣味があれば、それらと組み合わせて話すことで、自身の多面性や人間としての幅広さをアピールすることもできるでしょう。 重要なのは、単に趣味を列挙するのではなく、その趣味を通じて培われた能力や価値観が、入社後にどのように活かせる可能性があるのかを、自分の言葉で説得力を持って語ることです。 ゲームに限らず、どんな趣味であっても、そこから得られる学びや成長の機会は必ずあるはずです。ぜひ、自身の経験を前向きにとらえ、自信を持って伝えてみてください。