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Q
- 秘書検定は就職に有利ですか?
- 秘書検定は、結論から言うと、就活においては有利にならないと言えます。 これまで多くの学生を見てきましたが、秘書検定が就活で役に立ったと言う学生はほぼいませんでした。 また、面接のなかでも秘書検定の話について質問されたり深掘りされた経験がある学生もほぼいませんでした。模擬面接をするときも、秘書検定の話を深堀りすることは基本的にありません。 秘書検定の級にもよりますが、1級の合格率は約30%前後、準1級で約40%、2級で約60%、3級で約70%となります。 1級ならまだしも、2級、3級は2人に1人以上の割合で受かるレベルとなります。そういった面からも、あまり就活に有利とはいえません。 就活のためだけならNG! 必要な対策に時間を割こう もちろん、秘書検定を持っている人と持っていない人で、二人とも同じような人材なのであれば、持っている人のほうが評価されます。 しかし、実際にそのようなことはほぼないため、秘書検定を受けるくらいなら、その時間をWEBテストなどに費やしたほうが内定の率は上がります。 就活を目的とするのではなく、ビジネスマナーや一般常識を身に付ける目的であれば勉強しても良いと思いますが、就活目的なのであれば時間の無駄だと言えるので、止めておきましょう。
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Q
- 大学4年から就活を始めるのは遅すぎますか?
- 結論から言うと、大学4年からでも十分に巻き返すことは可能です。 ただし、早くから動いている学生と同じ戦い方をしても勝てません。短期間で結果を出すためには、効率と戦略を重視した動き方が必要です。 まず知っておいてほしいのは、4年から就活を始めて内定を得る学生は毎年多く存在するということです。通年採用や追加募集など、まだチャンスは十分あります。 ただし、人気企業の採用枠はすでに埋まっていることが多いため、今からでも受けられる企業を見極める情報戦を制することが大切です。 他者の力も借りる! 焦らずあらゆる進路を検討しよう また、4年からの就活では一人で頑張らないことが成功のカギです。先輩、エージェント、就活塾など、経験者のサポートを積極的に受けることで、最短ルートで内定に近づけます。 もし時間的に厳しいと感じる場合は、就職浪人や大学院進学も現実的な選択肢です。焦って中途半端な決断をするより、自分が納得できる環境を見つけたほうが、長期的に良いキャリアにつながります。 就活は今後の人生を左右する大きなイベントであり、急いで決めるものではありません。 ぜひ、さまざまな選択肢を視野に入れてみてください。
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Q
- 平服指定の面接ではどんな服装で臨むべきですか?
- 就活における平服は、基本的にはオフィスカジュアルが無難な選択肢だと言えます。普段着というより、「スーツ未満、私服以上のきれいめ服装」を意識してもらえると良いかなと思います。 ただ、企業側は正直に言うと、本当に「スーツではなくてなんでも大丈夫」だと思っています。 もちろん、あまりに奇抜すぎるのはどうかと思いますが、そういった点を含めて、その人のファッションセンスを見たかったりするものです。 肩ひじ張らずに気軽に来てほしいという思いのほうが強いため、ビジネスカジュアル的な服装をすればほぼ問題ないでしょう。 清潔感が基本! 不安な場合は周囲に意見をもらおう ビジネスカジュアルとは具体的に、男性はジャケット+シャツ、黒、紺、グレーのチノパン、革靴が挙げられます。 女性はジャケットまたはきれいめカーディガン、ブラウス、膝丈スカートor落ち着いた色のパンツ、パンプスなどが基本的かと思います。 ポイントは、清潔感です。迷う場合は、スーツで行ってもまったく問題ありません。どうしても困るのであれば、周りの大人にファッションチェックやフィードバックをもらいましょう。
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Q
- 面接での一人称は「自分」を使っても大丈夫ですか?
- 基本的には、一人称は「私」を使うことをおすすめします。ビジネスシーンでは最も無難で、どの企業でも好印象につながるからです。 ただし、「自分」という言い方が失礼にあたるわけではありません。実際、体育会系の学生や癖として使う人も多く、面接官によってはまったく気にしないケースもあります。 ただ、一部の採用担当者には「少し砕けている」「学生っぽい」という印象となる場合もあるため、気になる場合は「私」に統一するほうが安心です。 自然体で話せるかどうかが評価を左右する もし本番で「自分」と言ってしまっても問題ありません。重要なのは、敬語が丁寧であること、話の構造が分かりやすいことです。 一人称だけで評価が下がることはまずありません。また、無理に意識しすぎて話がぎこちなくなるくらいなら、「自分」と言っても問題ない企業を選ぶという発想も一つです。 言葉の癖を自然に生かしながら働ける企業の方が、あなたに合っている可能性もあります。 いずれにしても、本番で自然に話せるようになるためには、模擬面接を何度かおこなって慣れておくことが大切です。準備の質が、本番のパフォーマンスを決めます。自信を持って臨めるよう、しっかり対策していきましょう。
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Q
- 学閥のある企業は就活で避けるべきですか?
- 学閥が強い企業は確かに存在します。 しかし、結論から言うと、必要以上に恐れる必要はありません。そもそも、ここに関しては今さら自分でコントロールできるものではないため、考えても時間の無駄だと言えます。 さらに言うと、現代の大企業は人事制度が整っており、出身大学より成果、行動、人柄などが評価される傾向が強く、学閥がキャリアを大きく左右するケースは昔より少なくなっています。 学閥があったとしても、同じ学閥の中でも競争に敗れ入れない人も数多くいます。上記の点から、そこまで深く考えてもしょうがない領域かなと感じます。 学閥の有無に関係なくどの企業でも本領を発揮させよう ただ、学閥がある企業でも、メリットはあり、同じ大学出身の先輩が多いため相談しやすい、飲み会や研修でつながりができやすい、社内政治を理解しやすいなど、むしろ武器にもなる要素があります。 該当する人は、むしろ積極的に活用することをおすすめします。 学閥が強い企業も弱い企業も、やるべきことは、自分か与えられたものをこなし、パフォーマンスを発揮することです。やるべきことから目を背けず、しっかりと対応していきましょう。
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Q
- 生活保護を受けている場合、就職活動の費用は支援してもらえますか?
- 結論からいうと、生活保護を受けている学生は、就職活動にかかる費用負担として一定の費用支援制度があります。 生活保護制度のなかには、要保護者の稼働能力を引き出し、それを助長することによって、その者の自立を図ることを目的として、生業扶助というものが存在し、その中には就職支度費として、就職活動で使用するスーツや靴、初任給支給までの通勤費などが支給されます。 それ以外にも、生計の維持に役立つ生業に就くために必要な技能を修得する技能習得費などの制度もあります。 制度の対象可否をケースワーカーに確認することが最初のステップになる 実際の申請は、まずケースワーカーに相談することが必須です。あなたの状況に合わせて、どの制度が適用されるかを判断し、申請書類や見積書などの準備方法を案内してもらえます。 また、大学に在籍している場合は、大学のキャリアセンターにも相談してみることも有効な方法です。実際に交通費や証明写真代を支援してくれる大学もあります。 ネットである程度情報を調べたら、身の回りのケースワーカーやハローワーク、大学など様々な方向から情報を集めることが、安心して就職活動を進めるための一歩となります。
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Q
- 就活で使われる「持ちコマ」とはどういう意味ですか?
- 持ちコマとは、特に明確な定義があるわけではありませんが、現在選考中の企業の数であることが一般的かなと思います。 人によっては、単にエントリーしただけの企業であったり、書類選考や面接など、選考が現在進行中の企業を数える場合もあり、捉え方は学生によって異なります。 また、エントリーシート(ES)を出したりWEBテストや適性検査の結果待ちの企業、一次面接や最終面接を控えている企業なども持ちコマに含まれます。 ただのエントリー数ではなく選考が動いている企業を数える意識が大切 しかし、説明会に参加しただけの企業や、すでに不合格となった企業はカウントしないケースがほとんどです。 持ちコマの適正な数は人によって異なりますが、これまでサポートしてきた学生の平均は20~30社ほどが一番多かったです。 もちろん志望度や業界の選考スピードによって変わります。外資系や大手企業は早期に集中するため、多めに40〜50社持つ人もいますし、100社近く受ける人もいます。一方、志望業界が明確な人は3〜5社に絞る場合もあります。 就活の戦略は、人の能力や価値観によっても大きく変わるため、個人の能力を自己分析したうえで戦略を練るのが非常に大切です。 なかなか1人ではできないので、就活塾やキャリアコンサルタント、キャリアセンターを活用しながら自分に最適な就活の戦略をとっていきましょう。
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Q
- 文系の大学生が就活で忙しくなる時期はいつですか?
- 文系学生の就職活動は、これまでは大学3年の夏から4年の春にかけてが最も忙しくなる時期と言われてきました。しかし、ここ2~3年で早期化が顕著になり、2年生の2~3月から動き出している学生や企業が非常に増えています。 大学3年の4月~6月は夏インターンの応募がピークを迎えます。そのため、3年生から始めた場合、間に合わずにエントリーシート(ES)が全部落とされたり、面接で通過できないなどの学生を毎年多く見かけます。 早期化に備えるなら準備はできるだけ前倒しに始めるべき そして早ければ8月~10月頃に早期内定が出されます。ひと昔前は外資系やコンサル、ベンチャー企業だけがこの時期に内定を出していましたが、今では日系大手メーカーやメガバンクといった企業までもが年内に早期内定を出しています。 その後は、10月~12月は冬インターンのピーク、年明けはテストや早期選考で忙しくなり、3月に本選考解禁となり、夏や冬で結果を残せていない人は最後のチャンスとして非常に忙しくなります。 スムーズに就活を進めていくためにも、早い段階から準備すること、そして就活は上記のような情報戦でもあるため、就活塾やOB・OG訪問、キャリアセンターなどを利用しながら、さまざまな人を巻き込んで個人戦でなく団体戦で戦うことが大切です。
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Q
- 生命保険の営業を辞めたいのですが、転職に踏み出せません。
- まずは冷静に現状分析をしていきましょう。目標達成や新規顧客開拓が課題なのであれば、どこにボトルネックがあるのかを分析することで、改善の糸口が見つかることが多いです。 また、人間関係に悩んでいるのであれば、自分が変えられることを探していきましょう。ハラスメントがあれば上司や人事に相談することで解決することもありますし、それ以外であれば自分にも原因がないかを見つめ直しましょう。 これらの業務や人間関係の悩みは、転職をしたとしても次の職場でも同じような悩みに直面する可能性が十分あります。本当に自分に原因や改善点がないのかを分析して、自分が退職したいのか・転職したいのかを明確にしましょう。 動く前に原因の正体を整理すると一歩が踏み出しやすくなる 生命保険の営業経験者は、転職先としては同業他社に行くケースが多いですが、その人の強みやスキルによっては他業界の営業職や金融事務職、あるいは公務員などに転身するケースを多く見てきました。 転職に向けては、自己分析、スキルの棚卸し、業界・企業研究のステップが大切です。コーチングやキャリアコンサルティングを受けることでより客観的かつ前向きに転職活動が進められます。 焦らずに、より自分らしく頑張れる環境を一緒に探すつもりで動き出してみてください。
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Q
- 大学の部活動でのマネージャー経験は就職活動で有利になりますか?
- 大学の体育会部活動でのマネージャー経験は、就職活動で非常に高く評価される経験の一つです。 なぜなら、相談者も言っている「責任感やスケジュール管理能力、コミュニケーション能力」は、社会人において必要不可欠なスキルであり、それを実践的に身に付けているからです。 しかし、正しいアピールをしないと、差別化ができず埋もれてしまいます。 よくあるNGポイントは、個人のPRができていない点です。部活のことはわかりやすくかけていても、全体のことしか書けておらず個人のPRが書けていない人は少なくありません。 また、「マネージャーとしての当たり前の業務を書いている人」も良く見かけるNGポイントです。 評価されるのは役割ではなく自分がどう動いたかを示せたとき 採用担当者は、マネージャーの業務が知りたいのではなく、その中であなたが主体的に動いた経験や周りの人がやらないなかでやり遂げた経験を求めています。そのような経験を言語化して伝えるようにしましょう。 マネージャー経験は、正直なところどの業界や職種でも評価されやすく、これまでも多くの学生の内定を見てきました。だからこそより具体的な業界研究や企業研究を行い、なぜその会社に入りたいかを伝えることが大切です。