このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
175件
-
Q
- 学閥のある企業は就活で避けるべきですか?
- 学閥が強い企業は確かに存在します。 しかし、結論から言うと、必要以上に恐れる必要はありません。そもそも、ここに関しては今さら自分でコントロールできるものではないため、考えても時間の無駄だと言えます。 さらに言うと、現代の大企業は人事制度が整っており、出身大学より成果、行動、人柄などが評価される傾向が強く、学閥がキャリアを大きく左右するケースは昔より少なくなっています。 学閥があったとしても、同じ学閥の中でも競争に敗れ入れない人も数多くいます。上記の点から、そこまで深く考えてもしょうがない領域かなと感じます。 学閥の有無に関係なくどの企業でも本領を発揮させよう ただ、学閥がある企業でも、メリットはあり、同じ大学出身の先輩が多いため相談しやすい、飲み会や研修でつながりができやすい、社内政治を理解しやすいなど、むしろ武器にもなる要素があります。 該当する人は、むしろ積極的に活用することをおすすめします。 学閥が強い企業も弱い企業も、やるべきことは、自分か与えられたものをこなし、パフォーマンスを発揮することです。やるべきことから目を背けず、しっかりと対応していきましょう。
-
Q
- 生活保護を受けている場合、就職活動の費用は支援してもらえますか?
- 結論からいうと、生活保護を受けている学生は、就職活動にかかる費用負担として一定の費用支援制度があります。 生活保護制度のなかには、要保護者の稼働能力を引き出し、それを助長することによって、その者の自立を図ることを目的として、生業扶助というものが存在し、その中には就職支度費として、就職活動で使用するスーツや靴、初任給支給までの通勤費などが支給されます。 それ以外にも、生計の維持に役立つ生業に就くために必要な技能を修得する技能習得費などの制度もあります。 制度の対象可否をケースワーカーに確認することが最初のステップになる 実際の申請は、まずケースワーカーに相談することが必須です。あなたの状況に合わせて、どの制度が適用されるかを判断し、申請書類や見積書などの準備方法を案内してもらえます。 また、大学に在籍している場合は、大学のキャリアセンターにも相談してみることも有効な方法です。実際に交通費や証明写真代を支援してくれる大学もあります。 ネットである程度情報を調べたら、身の回りのケースワーカーやハローワーク、大学など様々な方向から情報を集めることが、安心して就職活動を進めるための一歩となります。
-
Q
- 就活で使われる「持ちコマ」とはどういう意味ですか?
- 持ちコマとは、特に明確な定義があるわけではありませんが、現在選考中の企業の数であることが一般的かなと思います。 人によっては、単にエントリーしただけの企業であったり、書類選考や面接など、選考が現在進行中の企業を数える場合もあり、捉え方は学生によって異なります。 また、エントリーシート(ES)を出したりWEBテストや適性検査の結果待ちの企業、一次面接や最終面接を控えている企業なども持ちコマに含まれます。 ただのエントリー数ではなく選考が動いている企業を数える意識が大切 しかし、説明会に参加しただけの企業や、すでに不合格となった企業はカウントしないケースがほとんどです。 持ちコマの適正な数は人によって異なりますが、これまでサポートしてきた学生の平均は20~30社ほどが一番多かったです。 もちろん志望度や業界の選考スピードによって変わります。外資系や大手企業は早期に集中するため、多めに40〜50社持つ人もいますし、100社近く受ける人もいます。一方、志望業界が明確な人は3〜5社に絞る場合もあります。 就活の戦略は、人の能力や価値観によっても大きく変わるため、個人の能力を自己分析したうえで戦略を練るのが非常に大切です。 なかなか1人ではできないので、就活塾やキャリアコンサルタント、キャリアセンターを活用しながら自分に最適な就活の戦略をとっていきましょう。
-
Q
- 文系の大学生が就活で忙しくなる時期はいつですか?
- 文系学生の就職活動は、これまでは大学3年の夏から4年の春にかけてが最も忙しくなる時期と言われてきました。しかし、ここ2~3年で早期化が顕著になり、2年生の2~3月から動き出している学生や企業が非常に増えています。 大学3年の4月~6月は夏インターンの応募がピークを迎えます。そのため、3年生から始めた場合、間に合わずにエントリーシート(ES)が全部落とされたり、面接で通過できないなどの学生を毎年多く見かけます。 早期化に備えるなら準備はできるだけ前倒しに始めるべき そして早ければ8月~10月頃に早期内定が出されます。ひと昔前は外資系やコンサル、ベンチャー企業だけがこの時期に内定を出していましたが、今では日系大手メーカーやメガバンクといった企業までもが年内に早期内定を出しています。 その後は、10月~12月は冬インターンのピーク、年明けはテストや早期選考で忙しくなり、3月に本選考解禁となり、夏や冬で結果を残せていない人は最後のチャンスとして非常に忙しくなります。 スムーズに就活を進めていくためにも、早い段階から準備すること、そして就活は上記のような情報戦でもあるため、就活塾やOB・OG訪問、キャリアセンターなどを利用しながら、さまざまな人を巻き込んで個人戦でなく団体戦で戦うことが大切です。
-
Q
- 生命保険の営業を辞めたいのですが、転職に踏み出せません。
- まずは冷静に現状分析をしていきましょう。目標達成や新規顧客開拓が課題なのであれば、どこにボトルネックがあるのかを分析することで、改善の糸口が見つかることが多いです。 また、人間関係に悩んでいるのであれば、自分が変えられることを探していきましょう。ハラスメントがあれば上司や人事に相談することで解決することもありますし、それ以外であれば自分にも原因がないかを見つめ直しましょう。 これらの業務や人間関係の悩みは、転職をしたとしても次の職場でも同じような悩みに直面する可能性が十分あります。本当に自分に原因や改善点がないのかを分析して、自分が退職したいのか・転職したいのかを明確にしましょう。 動く前に原因の正体を整理すると一歩が踏み出しやすくなる 生命保険の営業経験者は、転職先としては同業他社に行くケースが多いですが、その人の強みやスキルによっては他業界の営業職や金融事務職、あるいは公務員などに転身するケースを多く見てきました。 転職に向けては、自己分析、スキルの棚卸し、業界・企業研究のステップが大切です。コーチングやキャリアコンサルティングを受けることでより客観的かつ前向きに転職活動が進められます。 焦らずに、より自分らしく頑張れる環境を一緒に探すつもりで動き出してみてください。
-
Q
- 大学の部活動でのマネージャー経験は就職活動で有利になりますか?
- 大学の体育会部活動でのマネージャー経験は、就職活動で非常に高く評価される経験の一つです。 なぜなら、相談者も言っている「責任感やスケジュール管理能力、コミュニケーション能力」は、社会人において必要不可欠なスキルであり、それを実践的に身に付けているからです。 しかし、正しいアピールをしないと、差別化ができず埋もれてしまいます。 よくあるNGポイントは、個人のPRができていない点です。部活のことはわかりやすくかけていても、全体のことしか書けておらず個人のPRが書けていない人は少なくありません。 また、「マネージャーとしての当たり前の業務を書いている人」も良く見かけるNGポイントです。 評価されるのは役割ではなく自分がどう動いたかを示せたとき 採用担当者は、マネージャーの業務が知りたいのではなく、その中であなたが主体的に動いた経験や周りの人がやらないなかでやり遂げた経験を求めています。そのような経験を言語化して伝えるようにしましょう。 マネージャー経験は、正直なところどの業界や職種でも評価されやすく、これまでも多くの学生の内定を見てきました。だからこそより具体的な業界研究や企業研究を行い、なぜその会社に入りたいかを伝えることが大切です。
-
Q
- 服装指定なしの内定者懇親会は、何を着れば良いですか?
- 結論から言うと、オフィスカジュアルが最も無難で外さないファッションだといえます。スーツだと堅すぎる印象となりますし、私服の種類もピンからキリまであるため、オフィスカジュアルが一番イメージしやすく好印象になると思います。 もちろん業界や会社の社風によっても、どこまで許容されるかのボーダーラインは変わってくるかなと思います。内定者懇親会であれば、選考とは違いすでに内定を持っているため入社できることは確定です。 迷ったら先輩に相談してみよう そういった意味では心配ありませんが、その後の配属などに影響することは十分に考えられるため、悪印象を与えるような服装は避けたほうが無難でしょう。 具体的に言えば、男性は、ジャケット+シャツ+チノパンやスラックス、革靴やローファーなどです。会社によってはTシャツやスニーカー、シンプルなデニムなどでも良いと思います。 女性であれば、ブラウス+きれいめのパンツやスカート、あるいはシンプルなワンピースがいいでしょうです。過度な露出、派手なメイクやネイル、厚底サンダルなどは控えましょう。 本当に迷ったら社会人の先輩などに相談することもオススメです。
-
Q
- 次の仕事が決まっていないけど辞めました。何から始めればいいですか?
- まずは精神と生活を整えることが第一優先です。精神的に限界を感じてしまい退職してしまった場合は、まず精神を安定させることが大切です。気持ちは落ち着いてきたということであれば、生活面を整えることが必要です。 ハローワークで失業手当の申請をしたり、健康保険や年金の切り替えをしましょう。もし、一人暮らしをしている人は実家に帰ることも経済的・精神的に回復するための大きな手段と言えます。 焦らず現状を立て直すことが次の一歩を踏み出す力になる 精神と生活が安定してきたら、転職活動を進めていきましょう。自己分析をして、自分の強みや適性を把握し、価値観ややりがいを明確にします。それと同時に、転職サイトに登録したり転職エージェントに相談するのがよいでしょう。 現状の自分の選択肢を確認しながら、具体的なキャリアプランの解像度を上げていきましょう。 確かに、何も動いていないと不安になるときもありますが、いきなりエンジン全開で頑張る必要はありません。焦ってまた同じような失敗をすることこそ避けなければなりません。できることから少しずつでも動いていきましょう。
-
Q
- 内定者懇談会の最後に一言を求められたらどう言えば良いですか?
- 懇談会の最後の一言は、「ショート、シンプル、ストレート」の3点を意識すると好印象です。 だらだらと長く話してしまったり、色々盛り込みすぎてよくわからなくなってしまったり、ウケを狙って滑るようなことは避けるようにしましょう。 感謝と意気込みを3ステップで伝えると好印象が残る 構成は以下の3ステップでまとめると自然かなと思います。 ①感謝「本日はお忙しいところ私たち内定者のために貴重な機会を設けていただき、ありがとうございました。」 ②感想「社員の皆様からお話を伺い、改めてこの会社で働くことへの期待やワクワクが高まりました。」 ③意気込みと感謝「入社後は一日でも早く戦力になれるよう日々努力していきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。」 上記のように、感謝を中心に話すと、誠実さと前向きさが伝わります。文字数としては15オ字程度なので、時間としては30秒程度で話せるかと思います。 大切なのは、上手に話すことや面白さではなく、感謝と前向きな気持ちを素直に伝えることです。上記を意識して、謙虚さや感謝の気持ちを伝えていきましょう。
-
Q
- ヘッドハンティングで給料交渉は可能ですか?
- 結論から言うと、ヘッドハンティングでの転職では、給与交渉は可能です。個人的には、むしろ積極的におこなうべきです。 企業側はあなたを「即戦力」として声かけをしているため、あなたの希望条件を提示することは、自然な流れだといえるでしょう。 自分が評価された強みを根拠に交渉することが成功のポイント 提示された金額をそのまま受け入れる前、まず確認すべきは、自分がヘッドハンティングされたのか要因を整理することです。 企業があなた自身の何に対して価値を感じたのか。経験、スキル、成果、人脈など、それらの強みを客観的に分析することで、交渉の精度が高まるでしょう。 エージェントに交渉を頼むのも有効 また、ヘッドハンターやエージェント経由でのヘッドハンティングの場合は、給与交渉がよりスムーズに進めやすくなります。彼らの業務は成果報酬であることが一般的であり、年収の30~50%が紹介手数料となるケースが多いです。 そのため、より高い年収で転職してもらったほうが双方の利益となります。ぜひ積極的に交渉してもらいましょう。 もちろん、焦りは禁物です。まずは自分の市場価値を客観的に踏まえた上で、誠実かつ前向きな姿勢で交渉に臨むことが大切です。