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Q
- 大卒でフリーターのままで大丈夫でしょうか?
- まず、自身が心から望むのであれば、フリーターとしてキャリアを歩むことも一つの選択肢です。 ただ、考えておきたい現実もあります。それは、生涯をフリーターとして過ごすのと、正社員として過ごすのとでは、生涯賃金に1億円、あるいは2億円とも言われるほどの大きな差が生まれるというデータがあることです。 自身のキャリアをどう生きていきたいか、そして、そのうえで「お金」という非常に大切な要素をどう考えるかという、これらの観点をしっかりと考慮したうえで、自身が心から納得できる生き方を選択して欲しいと思います。 正社員を目指すならフリーター期間の過ごし方が重要! もし、あなたがフリーターから正社員を目指すのであれば、企業側は「フリーターの期間に、どんな目的を持って何をしてきたのか」を必ず見ています。 企業は、あなたを組織の一員として迎え入れ、共に力を発揮してほしいと考えているため、「なぜフリーターをしていたのか」という問いに、しっかりと答えられる準備が必要です。 入社後のやる気や貢献したいという思いをアピールできなければ、採用への道は厳しくなるかもしれません。 では、今から何ができるでしょうか。 まずは、じっくりと自己分析をしてみてください。 「自分は将来どうありたいのか」「自分の強みは何か」「その強みを伸ばすために何ができるか」、そして、あなたの好奇心や興味がどこに向かっているのかを探求しましょう。 何か見つかったら、その好きなことに対して「とことん」打ち込んでみてください。ただ楽しむだけでなく、仕事のようにPDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)を回してみるのです。 「やってみて課題になったのは何だろう」「次の目標に向けてこれを改善しよう」というように、日々の行動を積み重ねていきましょう。 そうした経験は、仕事にそのまま活かせる実践的な習慣を身に付けさせてくれます。また、自分自身で目標を見つけて努力する姿勢そのものが、あなたの大きなアピールポイントになるはずです。 まずはあなたの「好きなこと」に、真剣に取り組んでみてください。
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Q
- 働くことが向いてない人っていますか?
- 「自分は働くことに向いていないんじゃないか……」と感じているのなら、少しだけ考え方を変えてみてはいかがでしょうか。 それは「働くこと」自体が向いていないのではなく、「雇われること」という形式が、あなたに合っていないだけなのかもしれません。 働くということは、学生という身分を終えた誰もが担う役割です。 「私には向いていない」とシャッターを下ろしてしまうのではなく、「どういう形なら、自分は心地よくお金を稼ぐことができるだろう?」という視点で考えてみることが大切です。 多様な働き方を知って自分らしいキャリアを築こう また、就職活動というと正社員を目指すのが当たり前だと思いがちですが、働き方の選択肢はもっとたくさんあります。派遣社員や契約社員、アルバイトとして働くのだって、立派な選択です。 また、専門的なスキルや経験を身に付けて、将来的には個人事業主としてプロジェクト単位で仕事にかかわる、という自由な働き方もあります。 もし将来、そういった多様な働き方をしたいと考えるなら、若いうちは「修行の期間」だと割り切って、スキルや経験を積むことに集中するのも一つの有効な手段です。 一つ、気を付けて欲しいことがあります。それは、「働きたくないな」「向いていないな」という不安を抱えたまま就職活動を進めることです。 その気持ちは、面接での言葉の端々や表情に、どうしても表れてしまいます。言葉に覇気がなかったり、熱意が伝わらなかったりするのです。 面接官は、相手の気持ちを見抜くプロなので、あなたが「嫌だな」と思っている気持ちは、きっと見抜かれてしまい、踏み込んだ質問をされた時に、思わず本音が出てしまうリスクがあります。 まずは自身の気持ちと向き合い、どんな働き方なら前向きに取り組めるかを考えてみることから始めてみましょう。
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Q
- 契約社員の退職理由で嘘をついたらいけないでしょうか?
- 契約社員からの転職に関する質問ですね。退職理由の伝え方、円満退職のコツ、そして次の選考への影響について、順番にお話しします。 まず、面接での退職理由ですが、たとえ本音が人間関係にあったとしても、「キャリアチェンジのため」という前向きな理由で伝えることをお勧めします。 ただし、単に「キャリアチェンジしたい」と伝えるだけでは、「今の職場が合わないだけでは?」と誤解されかねません。 大切なのは、「契約社員として〇〇という経験を積んだ結果、△△という目標が生まれました。その目標を達成するために、貴社で働きたいのです」というように、自身の経験と将来のビジョンを結びつけた具体的なストーリーを語ることです。 人間関係については直接触れず、キャリアプランに焦点を当てて話すのが良いでしょう。 次に、契約期間の満了前に退職する際の注意点ですね。円満に退職するためには、まず「契約を守れず申し訳ない」という気持ちを誠実に伝えることが何よりも大切です。 転職先が決まったら、できるだけ早く上司に報告しましょう。そのうえで、残りの勤務期間も責任を持って精一杯頑張るという前向きな姿勢を見せることで、会社との良好な関係を保ちやすくなります。 転職活動の際には熱意を伝えることで短期離職をカバーできる 最後に、契約期間満了前の退職が次の選考で不利になるかという点ですが、これは一概には言えません。あまりにも短期間での転職を繰り返している場合は、マイナスにとらえられる可能性もあります。 しかし、たとえば3年の契約期間を半年前に終えるといった程度であれば、過度に心配する必要はありません。 それよりも、「なぜこの会社で働きたいのか」という志望動機で、いかに熱意を伝えられるかのほうがずっと重要です。選考への影響を心配するよりも、その熱意を伝えるための準備に注力することで、十分にカバーできますよ。 結論として、転職の面接では、背景にある理由が何であれ、常にポジティブで将来を見据えたキャリアチェンジのストーリーとして語ることが成功の鍵となります。 自身の経験と、その企業で実現したいことを明確に伝えることで、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と感じさせることが大切です。
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Q
- 退職理由で家族の病気と嘘をついても良いのでしょうか?
- 転職面接での退職理由についてのご質問ですね。 結論からいうと、「家族の病気」といった嘘の理由を伝えることはお勧めしません。できれば、本当の理由をポジティブな言葉に言い換えて、誠実に伝えるのが最善です。 たとえ本当の理由が人間関係の悩みやキャリアチェンジであったとしても、それを前向きな転職動機として語ることは十分に可能でしょう。 たとえば、「前職での経験を通じて〇〇という学びや気づきがあり、次のステップとして、貴社で△△というキャリアを築きたいと強く思うようになりました」というように、未来志向のストーリーとして構成するのです。 このほうが、話全体に一貫性が出て、仕事へのやる気も効果的に伝わるでしょう。 誠実な姿勢が信頼を築く! リスクを理解して正直に伝えよう 「嘘がバレることはあるのか」という点ですが、可能性は低いもののゼロではありません。万が一、嘘だと分かれば当然マイナスの印象につながります。 そして、それ以上にリスクなのは、面接官に「この話は本当だろうか?」と疑念を抱かせてしまうことです。一度でもそう思われると、あなたのほかの発言すべての信憑性が揺らぎ、選考全体が著しく不利になる可能性があります。 嘘をつかないほうが、最終的には自身のためになるのです。誠実な姿勢で、前向きな転職理由を伝えられるよう準備しましょう。
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Q
- 職務内容の欄を簡単に書く方法を教えてください。
- 企業側は、応募者が「どのようなスキルや経験を持ち、入社後にどう貢献してくれるか」を知るために職務内容を確認しています。 そのため、担当業務、期間、成果・実績、得たスキルの4点を具体的に記述することが重要です。 成果や実績は具体的な数字でアピール! 特に、売上高など具体的な数字で実績を示すと、採用担当者はあなたの働きぶりを具体的にイメージでき、説得力が格段に増します。 入社後の活躍をイメージしてもらえるよう、わかりやすく簡潔にまとめましょう。
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Q
- 体育会系が合わない人の特徴は何ですか?
- 「一つの目標に向かって、全員で一致団結して頑張る」というような、集団での行動や雰囲気が得意ではない人は、体育会系の社風に抵抗を感じるかもしれません。 また自身のペースを大切にしたい人や、多角的に物事を考える人も、入社後に働きにくさを感じる可能性があります。 社員の雰囲気確認や大切にしていることの質問で企業の文化を探ろう 入社前に社風を見抜くには、説明会などで社員の雰囲気を確認したり、「仕事で大切にしていることは?」と質問したりするのが有効です。 「根性」といった言葉が出る場合は、その傾向が強い可能性があります。不安であれば、面接の場で率直に質問してみるのも良いでしょう。
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Q
- 再就職したくないのですがどうすれば良いですか?
- 「働きたくない」という気持ちの奥には、人間関係、多忙さなどの何かしらの不安が隠れているはずです。 まずはその不安の正体を自身で書き出し、明確にすることから始めましょう。 そのうえで、ハローワークの相談員など第三者の力を借りながら、自身の不安要素が少ない職場を探していくことをおすすめします。 ポジティブな経験を思い出して次の仕事選びにつなげよう まずはマイナスな気持ちをすべて吐き出したうえで、過去の仕事でうれしかったことやプラスに感じたことを思い出してみてください。 自身がどのようなときに喜びを感じるのかを理解し、それを次の仕事につなげることで、働くことへの意欲が少しずつ湧いてくるかもしれません。
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Q
- 就職したくないから大学院を考えています。
- もし明確に研究したいテーマがあるのであれば、大学院で学びを深めることは素晴らしい選択肢です。 しかし、「就職したくないから」という消極的な理由での進学はおすすめしません。目的意識がないままでは、多額の学費と時間を無駄にしてしまう可能性があります。 安易な進学はすべてが中途半端になるリスクがある 目的がないまま大学院に進学した場合、多忙な研究生活と就職活動の両立が難しくなり、すべてが中途半端になる恐れがあります。 大学院進学が、自身の目的達成に本当につながるのかをよく考えて判断してください。
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Q
- 就活が本格化してきた3月に焦りを感じています。
- 周りの人が進んでいるように見え、焦りを感じるのはごく自然なことです。 しかし、焦っても良い結果にはつながりませんので、まずは落ち着いて今できることから始めましょう。 最終的なゴールから逆算して、大まかなスケジュールを立て、一歩ずつ着実に進めていくことをおすすめします。 まずは自己分析から! 自分の軸を固めたうえで企業を選んでいこう 一般的に3月は、自己分析と企業分析を並行しておこなう時期です。 特に、自己分析が進まないと応募する企業も絞り込めないので、まずは自己分析に少し比重を置き、そこで見えてきた自分の軸をもとに企業を選んでいくという流れで進める人が多いです。
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Q
- 仕事選びの優先順位はどうしたら良いですか?
- まず、給与、やりがい、ワークライフバランスなど、自身が仕事に求める基準をすべて書き出し、「もし一つしか選べないならどれを選ぶか」という厳しい視点で、項目を並び替えてみましょう。 何かを選ぶことは、何かを諦めることでもあります。心を鬼にして、自身の軸を見極めることが大切です。 優先順位は変化するもの! その都度見直しを こうした優先順位は、結婚、子育てなど年齢やライフステージによって変化していくものです。 変わることは決して悪いことではありませんので、そのときどきの状況に応じて見直し、自分に合った環境を求めていくという柔軟なキャリアの築き方を意識しましょう。