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Q
- 日本の就活はおかしいと感じています。
- 私も、学生に「盛る」「隠す」「偽る」といった指導は基本的にはしません。その「おかしい」という感覚は、非常に真っ当で、素晴らしいことだと思いますので、大事にしてください。 その感覚を押し殺すのではなく、ご自身が「自己一致」できる、つまり偽らなくて良い状態で臨める会社を受ける、という方向に舵を切ってみてはどうでしょうか。 なお、私自身は、社会人になって本当にやりたいことが語れるようになってきました。自分自身で仕事をしながらアンテナを張って、やりたいことをやってみることが大切だと思います。 「おかしい」という違和感を「働く」視点で語ってみよう また、「おかしい」という感覚は、「おかしいことを解決したい」という思いから強くなってきていると思います。「就活」という狭い範囲だけでなく、「これからの働く」という広い視点にフォーカスしてみましょう。 そして、「今の就活の仕組みはおかしいと思う。だから自分はこうしていきたい」と語ることができれば、非常に魅力的な面接になると思います。
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Q
- 就活で「不人気業界」と呼ばれるのは、どのような業界ですか?
- 一般的に、介護や福祉業界は、長時間労働や感情労働、あるいは給与水準といったイメージから、若者に人気がない業界という認識はあります。 実際に合同説明会などでも、介護ブースに就活生が来ない光景は目にしますね。 自分なりのやりがいを貫くべき しかし、ご自身がすごくやりたいのであれば、周りの人の言葉は一切関係ないです。 「私は、その業界・その企業で、こういうことがやりたいんだ」と、自信を持ってご自身の選択を貫いてください。
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Q
- 就活中に適応障害と診断されました。このまま就活を続けるのは無理ですか?
- まずはご自身の体を一番大事にしてください。 できるだけゆっくり休んでいただきたいです。 周りから遅れることへの焦りを感じてしまうのは、本当に当たり前のことです。しかし、その「焦り」や「休むことへの葛藤」が、今まさに体調不良として表れてしまっているのだと思います。 非常に難しいことですが、今は回復に努めることを最優先にしてください。 もし余裕が出てきたら、たとえばご自身の好きな生き方をしている人など、就活とは遠い人と話す機会があると良いなと思います。 「人は強みで必要とされ、弱みで愛される」 病んでしまうときは、葛藤を抱えている状況です。無意識に「~しなければいけない」「こうあらねばならない」という強い思考に縛られていることがあります。 その葛藤やもやもやが頭のなかでこんがらがっている状況なので、それを言葉にしてみると、客観的に自分を見ることができます。 「~しなければならない」という枠をはみ出して楽しく生きている人の考え方に触れることで、ものの見方や考え方を変えるきっかけになります。私にもそういう気付きを与えてくれる友人がいますよ。 「人は強みで必要とされ、弱みで愛される」という好きな言葉があります。完璧である必要はないです。弱みを出して人から愛される人生って、とても幸せだと思います。 その弱みさえもご自身の愛されるポイントなんだととらえ、ポジティブに考えていただきたいです。
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Q
- 就活をしていますが、そもそも働きたくないです。
- まずは、その働きたくない気持ちに向き合ってみましょう。 なぜ働きたくないのか、中心となるテーマから関連するキーワードやアイディアを放射状に広げていく「マインドマップ」などに書き、その気持ちを言語化してみてください。 働きたくない理由として、「頑張った先の労働の義務に絶望している」「社会に出るのが怖い」「毎朝決まった時間に満員電車に乗る生活が耐えられない」など、具体的な理由が見えてくると思います。 次に、「本当に働くって、それだけ?」とご自身の固定観念を疑ってみてほしいです。 「働く=つらい」の固定観念を疑ってみて! 「毎朝満員電車に乗らない働き方はないか?」「頑張った先に得られるのは本当につらいことなのか?」と、別の情報を探してみるのです。 そうすると、「意外と楽しんで仕事をしている人もいるな」と、情報を取りに行けるようになるので、それを頭のなかで整理する。 そして、「働く」ことに対してとらえ直してみてほしいです。
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Q
- 就活がとにかくだるいです。
- 就活へのモチベーションを回復させるためには、「言葉を変える」ことが近道だと思います。まず「だるい」と口に出してしまうと、本当に行動がだるくなってしまいます。 あえて「また振り出しに戻ったけど、楽しみだな」や、ポジティブな言葉を口にしていく。 「なんかゲームみたいで楽しいな」とか、「次こそは」とか、自分に言い聞かせるみたいな言葉を使っていくと思考も前向きになっていくことができるので、試してみてください。 やる気は「やるから」出る! まず計画を立ててみよう また、やる気は「やらないから出ない」ものです。 1日のスケジュールをしっかりと立て、「今日は何時から何時までこれをする」と計画し、それを実行していく。 その繰り返しで自律性が身に付いてくるので、それが身に付くことで就活にも良い影響が出てくると思います。 大変な時期だと思うのですが、頑張っていただきたいです。
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Q
- 就活で将来やりたいことが見つからず、困っています。
- まずは、ご自身が「好きなもの」「興味があるもの」を分析してみてください。よく見る雑誌やYouTubeなどに、「面白い」と思うものが必ず何かしらあると思います。 意外とそこに、ご自身の興味関心のヒントが隠れていたりすることがあります。そのため、普段の生活のなかから自分が心を惹かれるものを探すのが一つの手だと思います。 やりたいことがないまま面接に臨むと、「やりたいことがないんだろうな」「内定が欲しいだけなんだろうな」というのは、回答の端々からどうしても伝わってしまいます。 「Will」が難しければ「Can」から探そう 「やりたいこと(Will)」から探すのが難しければ、「できること(Can)」から探していくのも一つの手です。 「この会社のこの業務なら、自分のこの能力が活かせるかもしれない」という形で理由を作っていくのもアリかなと思います。 また、面接官との相性にもよりますが、赤裸々に「やりたいことがまだ見つかっていないんです」と1回相談してみるのも、一つの方法だと思います。
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Q
- 就活でサークルに入っていないと、選考で不利になるでしょうか?
- サークルに入っていないからといって不利になることはないです。 ご自身がアピールしたい力を必ず何かしら持っているはずです。その経験を語ることがすごく大事なので、それがサークルである必要はありません。 部活やバイト、ゼミ活動、ボランティア、地域活動などでも自己PRはできます。 自分の「PRポイント」探しに注力しよう! なので、「自分自身のPRポイントはどこなのか」と、「それを具体的に説明するエピソードは何なのか」という点を探し、ブラッシュアップすることに注力していただきたいです。
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Q
- 就活でバイトをしてないのは、やはり不利になりますか?
- バイトをしていなくても不利にはならないです。 実際、私の同期も部活がすごく忙しく、さらに自宅から遠方の大学に通うという生活をしていたので、バイトする余裕がなかったようですが、無事に大きい会社から内定をもらっていました。 学生の本分ある「勉強」こそが最強のアピール アピールできる内容は、ほかにも全然あります。特に、学業、研究などは、意外と就活生の皆さんはあまり重視しませんが、やはり学生の本分は「勉強すること」でしょう。 そのため、「大学4年間は何してたの?」「バイトしかしていません」という学生さんよりも、「自分自身の興味関心に基づいて、この学問を学び、このような研究していました」というふうに話してもらうほうが、私はすごく刺さりますね。 「なぜバイトをしなかった?」と聞かれた際も、「研究がしたくて」「忙しくて」といった形で、やりたいことに力を入れたことを伝えれば面接官も納得してくれるでしょう。 バイトしていないから落とされる、ということはないと思います。
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Q
- ゼミの欠席理由を「就活のため」だと正直に伝えても大丈夫でしょうか?
- 欠席理由として「就活のため」だと正直に伝えて大丈夫だと思います。 実際に、大学の先生をしている知り合いも「最近の学生は、就活でよく休むんだよ」と言っていました。大学の先生方も、学生が就活で休む必要があることは重々承知したうえで、指導しています。 ただし、「伝え方」が重要です。 「就活で休みます」とただただメールとかで送ってしまうのは、やはり、あまり印象は良くないかなと思います。 欠席連絡の際に「誠意」を必ず見せよう! そのため、「どうしても行きたい第一志望の企業のインターンがありまして、申し訳ありませんがゼミを欠席します。 ただ代わりに、課題については事前に提出しますので、よろしくお願いします」といった形で、「ゼミを休む」という事実は変わらなくても、できることはあると思うので、そこで誠意を見せれば応援してくれるはずです。
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Q
- 就活をしていますがどうせ受からないと思い、疲れてしまいました。
- ご自身で自信を付けるのが難しいのは当然です。 ぜひ、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーなど、第三者の力を頼ってください。 プロは必ずあなたの良いところを見つけて、客観的なフィードバックをくれます。 AI(人工知能)に相談するのもおすすめです。今のAIは非常に肯定的な言葉をかけてくれるので、それによって「自分にも良いとこあるじゃん」というふうに前向きに取り組めるようになっていきます。 ポジティブな言葉を「口に出して」思考を変えよう また、ご自身が発する言葉がマイナスだと、思考もマイナスなままになってしまいます。 なので、ちょっと抵抗あるかもしれないですが、「できるできる」「自分にアピールできる内容あるな」とか、「ここ良いところだな」というところを、ちょっと口に出してみてください。 そうすると、自分の言葉を頭で聞いて、さらに思考が変わり、行動も変わっていくという、すごくプラスの好循環になってきますので、ぜひやってみてください。 一つひとつの積み重ねが自信につながる 実際に、私は「受かるわけがない」「無理ゲーだ」と、行動する前からやる気さえ起きない学生を支援したことがあります。 そのときは、一つひとつの私から課題を出し、それに対して「よくやってきたね」とか「できているね」とポジティブな声かけをしました。 ちょっと逃げたときには、そこに対して厳しく向き合い、「そこをちょっと直していかないとだよ」と伝えて寄り添いながら、「自分はできるんだ」というところを感じてもらい、最終的には自信を持てるようになりましたよ。