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Q
- 空白期間が1年あることを履歴書に書くとマイナス評価になりますか?
- 1年間の空白期間について、自己分析やスキルアップのための勉強をしていたことが、ネガティブな印象を与えるとは限りません。 スキルアップのための勉強が、応募企業で生かせるものであれば、一定の評価を得られますし、主体的に行動していたことを明確に伝えることで、採用担当者に好印象を与えることもあります。 自己研鑽やスキル習得の目的・成果を明確に語れば評価につながる 履歴書に空白期間を記載する場合は、以下のように簡潔に記述します。 〇〇年〇月~〇〇年〇月 スキルアップのための自己研鑽 〇〇(資格名など)の取得に向けて勉強し、〇〇年〇月に資格取得 面接で問われたときは、自己分析やスキルアップの目的、具体的な取り組み、そして得られた成果について、自信を持って説明してください。 履歴書に記載した内容をさらに具体的に掘り下げ、どのような方法で自己分析をおこない、何を発見し、今後のキャリアプランにどう生かせるのかを語りましょう。 空白期間を通して得た学びや気づきが、応募企業や職種にどのように繋がるのかを示すことで、成長意欲と関連する職務のスキルをアピールできます。 「習得した〇〇のスキルは、御社の〇〇業務で生かせるかせると確信しています」といった具体的な言葉で伝えてください。 空白期間は自己成長の時間として捉え、自信を持って経験と学びを語り、入社への熱意を示すことが大切です。
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Q
- 履歴書の資格欄に「簿記を取得している」と嘘を書いたらバレますか?
- 履歴書の資格欄に「簿記を取得している」と虚偽の記載をした場合、発覚する可能性は十分にあります。 企業によっては、採用選考の過程で資格証明書の提出を求めたり、面接時に資格に関する具体的な質問をしたりすることがあります。 また、入社後に業務で簿記の知識が必要になった際に、能力不足が露呈し、虚偽記載が明るみに出ることも考えられます。 もし虚偽の記載が発覚した場合、企業によって対応は異なりますが。内定取り消しや解雇といった厳しい処分を下す可能性もあります。 これは、経歴詐称が企業の信頼を損なう行為であり、雇用契約上の重大な違反とみなされるためです。 履歴書は自身の能力や経験を正直に伝えるための重要な書類です。虚偽の記載は一時的に有利に働くかもしれませんが、長期的に見れば自身のキャリアにとって大きなリスクとなります。 誠実な姿勢で就職活動に臨むことが最も大切です。 取得予定であれば「〇級取得に向けて学習中」と記載するのが誠実な対応 簿記資格取得に向けて自己研鑽に励んでいることを、履歴書や職務経歴書に記載することが可能です。 履歴書では、資格欄もしくは備考欄に「簿記〇級取得に向けて学習中(〇〇年〇月試験予定)」と具体的に記載することで、採用担当者に計画性と意欲を伝えることができます。
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Q
- ガクチカで学業をアピールするならGPAはどれくらい必要ですか?
- GPAが低いからといって、学業をガクチカでアピールするのを諦める必要はまったくありません。 企業が見ているのは、単に良い成績を取ったという結果だけでなく、あなたがその経験から何を学び、どのように成長したのかというプロセスを重視します。 一般的にGPA3.0以上が一つの目安とされますが、この数字がすべてを決めるわけではありません。 学びの深さをエピソードを用いて伝えよう 学業をガクチカとして効果的にアピールするために最も重要なのは、具体的なエピソードを盛り込むことです。 「勉強を頑張った」といった漠然とした表現ではなく、「〇〇という授業で、△△という難しい課題に直面し、私は□□という方法で解決策を導き出しました」というように、状況、課題、あなたの具体的な行動、そして結果を明確に伝えましょう。数字や固有名詞を交えることで、話に説得力が増します。 次に、学びの深さを伝えることを意識してください。 単に知識を習得しただけでなく、その知識をどう応用したのか、あるいはその経験からどのような本質的な気付きがあったのかを深掘りして伝えることで、表面的な理解にとどまらないあなたの学びの姿勢を示せます。 また、学んだ内容が特定の専門分野であっても、それを汎用的なスキルに落とし込むことが大切です。 たとえば、高度な専門知識の習得は、論理的思考力、問題解決能力、情報収集力、分析力、諦めない粘り強さといった、ビジネスにおいて非常に重要となるスキルと紐づけてアピールできるはずです。 最後に、GPAに直接触れるかどうかですが、もしGPAが非常に低い場合は、あえてその数字には触れず、前述のプロセスや学びのほうを強く強調するほうが賢明です。 もし面接などでGPAについて質問されたとしても、「GPAは決して高くありませんが、〇〇という経験を通じて△△の力を身に付けることができました」といった形で、自身の学びや成長に焦点を当てて前向きに伝えましょう。
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Q
- 農学部から食品メーカーに就職できますか?
- 「幼い頃の経験から健康的な食生活を心掛けるようになり、人々の健康に貢献したいと食品業界を志望する」という動機は、非常に共感を呼びやすく、むしろ強い動機になり得ます。 なぜなら、それはあなた自身の具体的な体験に基づいているからです。多くの人が漠然と「健康に良い食品を作りたい」と考えるなかで、個人的な経験を通して食と健康の重要性を深く理解しています。 この自分ごととして捉えている姿勢は、単なる知識や興味を超えた、本物の熱意や使命感として面接官に伝わる可能性が高いです。 個人的な体験を 企業選びや職種への志望理由と結びつけよう この志望動機をさらに魅力的にするために「なぜその企業なのか」を明確にすることを考えてみてください。 あなたの健康への想いを、なぜその企業の製品や技術、サービスで実現したいのかを具体的に結びつけましょう。 たとえば「御社の〇〇という製品は、幼い頃の私のように食が細かった人でも美味しく栄養を摂れるよう工夫されており、その点に非常に感銘しました。」などです。 具体的な貢献意欲を示すことも重要です。 たとえば「研究開発職として、私の食経験から得た知見を生かし、誰もが美味しく続けられる健康食品の開発に貢献したいです。」など、入社後、あなたがどのように人々の健康に貢献したいのか、職種と絡めて具体的に伝えましょう。 そして「自身の経験から、食の細い人々の気持ちに寄り添い、本当に必要とされる製品を追求する粘り強さには自信があります。」など、あなたの強みがこの健康への貢献という目標達成に役立つかをアピールしましょう。
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Q
- 理系のGPA平均を教えてください! 就活への影響ってありますか?
- GPA2.8は、ガクチカとして直接的にアピールするにはやや弱いかもしれません。企業は、GPAから一定の学業成績を示す指標として参考にしますが、飛び抜けて高い数値ではないため、それ自体を強みとするのは難しいかもしれません。 もし、GPA以外に自信を持ってアピールできる経験があれば、そちらをガクチカの中心にしても良いでしょう。 一般的に、理系のGPAの平均値は学部や学科によって異なりますが、平均が2.6から2.8が平均値と言われています。ただし、これはあくまで平均であり、企業が採用基準として明確な数値を設けているわけではありません。 成績だけで勝負せず経験と成長をセットで伝えよう 結論として、GPA2.8をそのままガクチカにするのではなく、他の経験と結びつけて説明するか、あるいは別の強みに焦点を当てたガクチカを検討する方が効果的でしょう。 重要なのは、GPAの数値そのものではなく、何を学び、どのように成長してきたかを具体的に語ることです。自信を持って語れる経験を深掘りし、それが企業でどのように活かせるのかを具体的に伝えることが大切です。 GPAが高くない学生に対して、GPA以外の強みをアピールすることをアドバイスしています。 研究活動、アルバイト、サークル活動といった経験について、どのように考え行動し、成果を出してきたのかを具体的に掘り下げて伝えることで、あなたの能力が企業の求める人物像と結びつき、GPAに劣らず魅力的なアピールになります。
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Q
- 理系の就活費用はどれくらいかかりますか?
- 理系の大学3年生の就職活動にかかる費用は、個人差が大きいですが、トータルで10万円~30万円程度を見込んでおくと良いでしょう。 おもな内訳としては、まずスーツ代が挙げられます。リクルートスーツ上下に加えて、Yシャツ、ネクタイ、靴、鞄などを揃えると、3万円~7万円程度になることが多いです。 次に大きな割合を占めるのが交通費です。説明会や面接で複数回企業へ足を運ぶ場合、特に遠方の企業が多いと費用がかさみます。1回の往復で数千円~数万円かかることもあり、数万円~10万円以上になることもあります。 その他、宿泊費(遠方での選考が複数日にわたる場合)、証明写真代、SPI対策などの参考書代なども考慮に入れる必要があります。 推薦やインターンを活用すれば交通費や選考回数を抑えられることも 文系の学生と比較すると、理系の学生は研究室に所属しているため、教授や先輩からの情報提供や推薦ルートがある場合、企業への訪問回数が少なく済む可能性があり、交通費が抑えられる場合があります。 しかし、複数の専門分野の企業を検討する場合は、文系と同様に交通費がかさむこともあります。 いずれにしても、早めに情報収集をおこない、計画的に就職活動を進めることで、費用を抑える工夫が可能です。インターンシップに参加することで、早期に企業理解を深められ、その後の選考にかかる費用を削減できる可能性もあります。
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Q
- 2026卒の就活はいつから始めるべきですか?
- 今すぐに取り組んでいただきたいのは、自己分析と情報収集です。 自己分析では、これまでの経験を振り返り、自分の強みや弱み、興味や価値観、将来の目標などを明確にしましょう。なぜそのように考えるのか、具体的なエピソードを交えて深掘りすることが重要です。 情報収集では、興味のある業界や企業について調べ始めましょう。企業のWebサイトやIR情報、ニュース記事などを参考に、事業内容、企業文化、将来性などを把握します。また、就職活動サイトに登録し、インターンシップや企業説明会の情報を集め始めましょう。 具体的なスケジュール感としては、大学3年生の夏~秋に積極的にサマーインターンシップに参加しましょう。実際の業務を体験することで、企業理解が深まり、選考にも有利に働くことがあります。 大学3年生の冬~3月には秋冬インターンシップや早期選考をおこなう企業も出てきます。自己分析をさらに深め、エントリーシートの作成や筆記試験対策を意識し始めましょう。 大学4年生の3月以降は広報活動が本格化し、多くの企業でエントリー受付が始まります。選考対策を万全にし、積極的に応募していきましょう。 就職活動において、綿密なスケジュール管理は確かに重要です。しかし、スケジュールをただこなすことだけに意識が向いてしまうと、本来の目的を見失いかねません。 自己実現ができる舞台を探すためにできることから着実に進めていこう 本当に大切なのは、なりたい自分という羅針盤に従い、その実現に必要な行動を主体的に遂行していくことです。 支援をしている学生のなかでも、就職活動のスタート時期は、個々の学生の状況によって異なります。研究活動に集中したい、クラブ活動に打ち込みたい、留学経験を活かしたい、資格取得に励みたいなど、学生生活には今しかできない大切なことがあります。 焦って周囲に合わせるのではなく、自身のペースで、今取り組むべきことに真摯に向き合うことが大切です。着実に準備を進めることが成功への鍵となります。まずは自己分析と情報収集から始めてみてください。
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Q
- 新卒の仕事の辞め方を知りたいです。
- 仕事の辞め方としてはまず、退職届などの提出期限が企業によって異なるため、就業規則の退職規定などで事前に確認しましょう。 そのうえで、直属の上司に退職の意思を伝えることが次の手順です。口頭で伝える際は、感情的にならずに、考えていた仕事と違って、別のやりたいことを実現したいなど、会社批判にならないような退職理由を伝えるようにしましょう。 退職の意思を伝えるまでは慎重に検討すべきですが、引き止められても原則として退職の意思を貫くべきです。その後、退職願や退職届を提出します。 職務の引継ぎ期間を考慮して、余裕を持って退職を申し出ることが社会人としてのマナーです。 また新卒で入社して半年での退職が、今後のキャリアに影響がないとはいえません。 しかし、第二新卒として転職は可能なため「適性を活かして叶えたいことを実現したい」というように、前向きな気持ちで転職活動おこなうことが重要です。 私がこれまで支援した求職者のなかにも、新卒で早期に離職し、「第二新卒歓迎」や「未経験可」の求人に積極的に応募して、本当にやりたいことのための転職を成功させた人はいます。 転職するときは挑戦意欲と継続の覚悟を示すことが鍵 採用担当者は、次のステップへの明確なビジョンを持っているかを見極めています。安易な退職ととらえられないよう、退職理由を深く掘り下げ、やりたいことの実現など自己分析に基づいた明確な説明ができるように準備しておきましょう。 たとえば、会社への不満ではなく「自身の強みをより活かせる仕事への挑戦」など、前向きな理由を具体的に伝えます。 転職活動においては、早期退職の理由を簡潔に伝えつつ、その経験から何を学び、今後にどう活かしたいのかを明確に語ることが大切です。また短期での離職を繰り返さないという強い意志を示すことも重要になります。 メンタルが問題ないのであれば、できれば在職中に転職活動をスタートさせましょう。焦らず、自己分析と企業研究を丁寧におこなって、あなたのキャリアプランに合った企業を選ぶことが大切です。
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Q
- 転職の給与交渉はメールでおこなっても良いのですか?
- 転職の給与交渉をメールでおこなうことは、失礼ではありません。特に、最終面接後や内定通知を受けた後など、企業側から連絡方法の指定がない場合や、直接交渉の機会が設けられていない場合には、有効な手段となり得ます。 ただし、タイミングや伝え方を誤ると、企業にマイナス印象を残してしまう可能性があるため、慎重におこなう必要があります。 メールを送るタイミングは、内定通知を受け、労働条件の詳細が提示された後、できるだけ早めにおこなうのが適切です。 熟慮した結果、給与条件について相談をしたいという意思を、速やかに企業に伝えることで、企業側もその後の対応を検討しやすくなります。 あまりにも時間が経ってからの連絡は、企業側に「入社の意思がないのではないか」という疑念を抱かせる可能性もあります。 メールで給与交渉をする際の注意点としては、まず丁寧な言葉遣いを心掛けることが最も重要です。ビジネスメールの基本に則り、件名には「内定承諾に関するご相談(氏名)」のように、内容が一目でわかるように記載しましょう。 本文では、内定をいただいたことへの感謝の気持ちを述べたうえで、給与条件について具体的な金額を提示し、相談をしたい旨を明確に伝えます。 感謝の気持ちと根拠を持って相談の姿勢で臨もう 失礼にならない伝え方としては、あくまでも交渉ではなく確認や相談という姿勢を示すことが大切です。 一方的に希望額を主張するのではなく、「提示いただいた年収について、私のこれまでの経験やスキル、業界水準などを考慮すると、〇〇万円程度でのご提示は難しいでしょうか」といったように、具体的な根拠を示しながら、理解を求める形での表現を心掛けましょう。 また、「もし難しいようでしたら、〇〇万円であればお受けさせていただくことも検討しております」といった競歩案を示すことも有効です。 具体的な例文を参考にしてください。 件名:内定承諾に関するご相談(〇〇 〇〇) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 いつもお世話になっております。〇〇です。 この度は、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。貴社の一員として貢献できる機会をいただけること、大変光栄に存じます。 つきましては、先日ご提示いただきました年収〇〇万円という条件について、大変恐縮ではございますが、私のこれまでの職務経験、専門スキル、および業界水準などを総合的に考慮いたしますと、〇〇万円程度を希望していますがいかでしょうか。 もちろん、貴社の給与体系やご事情も重々承知しております。もし、提示させていただいた金額が難しいようでしたら、〇〇万円であればお受けさせていただくことも検討しております。 お忙しいところ大変恐縮ですが、一度ご検討いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 署名 給与交渉では、内定に対して感謝の気持ちを伝えたうえで、具体的な根拠を示しつつ、あくまで相談という形で控えめに交渉することで、企業に与える印象を和らげることができます。 直接会って話すほうがより丁寧な印象を与える可能性はありますが、状況によってはメールでの交渉も有効な手段となります。 私の採用担当者としての経験では、メールでの給与交渉は記録に残せるため、まったく問題ありませんでした。誠意を持って、建設的な対話を試みましょう。
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Q
- 三次面接では、どのようなことを聞かれるのでしょうか?
- 三次面接では、より深い質問を通じて候補者の本質や企業との適合性を深く見極めています。単なる経験の羅列ではなく、その経験から何を学び、どう生かすかという思考プロセスや、具体的な行動が問われます。 たとえば、大学でのプロジェクト経験について、「なぜそれに取り組んだか」「どんな課題に直面し、どう解決したか」「どんな工夫をしたか」など、掘り下げた説明が求められます。 また、入社後のキャリアプランや貢献意欲も詳細に問われます。「当社でどんなキャリアを築きたいか」「当社の事業にどう貢献したいか」といった、企業と自身の未来像を明確に結びつける必要があります。 「なぜ当社なのか」という問いには、他社との比較も含め、強い志望度と企業への深い理解を示すことが重要です。単なる興味ではなく、「本当にこの会社で働きたい」という強い意志と、入社後に「何を成し遂げたいか」「どう貢献したいか」という具体的なビジョンを明確に伝えましょう。企業のビジョンや理念への深い共感を示すことも重要です。 質問回答は論理的かつ簡潔に伝えられるようにしよう 聞かれやすい質問としては、「なぜ当社を選んだのか、他社との違いは何か」「当社の理念やビジョンをどう捉え、どう貢献できるか」「入社後の具体的な目標と達成方法」「当社の事業に関する改善提案や新たな視点」などが挙げられます。 三次面接では、簡潔かつ論理的に、自身の考えを明確に伝えることが求められます。また、企業への深い関心を示す質の高い逆質問を用意することで、入社への意欲をさらにアピールできます。 三次面接は、これまでの面接を踏まえて、アピールすべきポイントを整理して臨むようにしましょう。