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Q
- 三次面接の通過率は一般的にどのくらいなのでしょうか?
- 三次面接の通過率は、一般的に50%前後と言われています。但しあくまでも目安であり、業界や企業規模、面接序盤と終盤、理系・文系などの要因で変動します。 三次面接は、多くの場合、最終面接として位置づけられます。ここでは、経営層や役員が面接官を務めることが多く、入社後の貢献度や企業文化への適合性、入社への意欲などを最終的に見極めます。 大企業のメーカーや総合商社では応募者が非常に多いため、各面接での通過率が相対的に低くなる傾向があります。特に三次面接では、他候補者との比較の中で、より高いレベルでの差別化が求められます。 中小企業やベンチャー企業では、大企業ほど応募者数が多くないため、三次面接の通過率が高くなる傾向があります。ただし、その分、企業とのカルチャーマッチや即戦力としての期待度がより重視されるでしょう。 通過率の変動は採用人数によって異なることが多い 採用人数が少ない企業ほど、各面接での通過率は厳しくなります。また、新卒採用の募集時期によっても通過率は変動し、序盤では50%でも終盤では、10%から20%前後と低くなり、終盤になるほど厳しくなる傾向があります。また理系と文系では、理系の通過率が高い傾向があります。 三次面接では、あなたの強みや入社への熱意を、より具体的に企業にとってのメリットと結びつけてアピールすることが重要です。
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Q
- 食品業界の志望動機で健康志向を理由にするのはありですか?
- 「幼い頃の経験から健康的な食生活を心掛けるようになり、人々の健康に貢献したいと食品業界を志望する」という動機は、非常に共感を呼びやすく、むしろ強い志望動機になり得ます。 なぜなら、それはあなた自身の具体的な体験に基づいているからです。 多くの人が漠然と「健康に良い食品を作りたい」と考えるなかで、あなたは個人的な経験を通して「食と健康」の重要性を深く理解しています。 この食や健康のことを「自分ごと」としてとらえている姿勢は、単なる知識や興味を超えた、本物の熱意や使命感として面接官に伝わる可能性が高いです。 その企業ならではの理由や貢献力について語ってさらに磨きをかけよう この志望動機をさらに魅力的にするために「なぜその企業なのか」を明確にすることを考えてみてください。 あなたの「健康」への想いを、なぜその企業の製品や技術、サービスで実現したいのかを具体的に結びつけましょう。 たとえば「御社の〇〇という製品は、幼い頃の私のように食が細かった人でも美味しく栄養を摂れるよう工夫されており、その点に非常に感銘しました。」などです。 また、具体的な貢献意欲を示すことも重要になります。 たとえば「研究開発職として、私の食経験から得た知見を生かし、誰もが美味しく続けられる健康食品の開発に貢献したいです。」など、入社後、あなたがどのように人々の健康に貢献したいのか、職種と絡めて具体的に伝えましょう。 そして「自身の経験から、食の細い人々の気持ちに寄り添い、本当に必要とされる製品を追求する粘り強さには自信があります。」など、あなたの強みが、この健康への貢献という目標達成に役立つかをアピールしてみてください。
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Q
- 趣味の音楽鑑賞は面接でどう話せば良いですか?
- 面接で「趣味は音楽鑑賞です」と答える際には、ただ趣味を述べるだけでなく、音楽鑑賞を通じて培った学びや、それを仕事にどう活かせるかを意識的にアピールすることが重要です。 音楽鑑賞は、さまざまなジャンルに触れることで異なる文化や感情、表現方法を学べる貴重な機会です。こうした経験は、多様な背景を持つ同僚や顧客と協働する際に、相手の意見を尊重し柔軟に対応する力につながります。 また、楽曲の構成や歌詞、アーティストの意図を深く読み解くことで、集中力や分析力も養われます。これらの能力は、仕事での課題解決や企画立案においても大いに役立つ可能性があるのです。 さらに、音楽から受ける感動やインスピレーションは、言葉やアイデアを生み出す源泉となります。特に企画職やクリエイティブな職種であれば、この感性は大きな強みです。 音楽を通じて人となりや価値観を見てもらうことが必要 自己分析を通じて、これらの経験や学びを具体的に仕事にどう活かすかを伝えることがポイントです。 たとえば、「幅広いジャンルの音楽に触れることで、多様な視点から物事を捉えられ、仕事でもさまざまな意見を柔軟に受け入れてより良いアイデアを生み出せると考えています」と話してみましょう。 具体的な業務シーンを想定して話すと、面接官はあなたの入社後の活躍をイメージしやすくなります。 面接官が「趣味は音楽鑑賞」と聞いて評価したいのは、あなたの内面や感受性です。 趣味をきっかけに自身の人柄や強みを効果的に伝えるためには、「なぜ音楽鑑賞が好きなのか」「どのように向き合い、何を得ているのか」といった深い問いに対して、自分なりの答えを準備しておくことが大切です。
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Q
- 一次面接で逆質問をされなかったのですが、不合格でしょうか?
- 逆質問の機会がなかったからといって、不合格と判断できません。特に応募者が多数いる一次面接では、効率的な選考をおこなうため、企業側からの質問のみで終了することがあります。 また、面接官が応募者の回答から十分な情報を得たと判断した場合や、面接時間が大幅に超過した場合も、逆質問の時間が設けられないことがあるのです。 面接の進行は企業や面接官によってさまざまであり、時間的な制約や、その時点での評価に重きを置いているなどの理由から、逆質問の時間が設けない場合があります。 一次面接では効率重視の進行が多い! 逆質問の機会がない場合も ただし、一般的に逆質問は、応募者が自ら質問をすることで、企業に対する積極性や主体性、理解力、そして事前に企業研究をおこなっているかを示すことができるものです。 そのため、多くの企業が逆質問を通して応募者の意欲や適性を見極めようとしています。 したがって、逆質問の機会がなかったことは、アピールできるチャンスを逃した可能性も否定できません。とはいえ、面接全体を通して素晴らしいアピールができていれば、逆質問がなかったことが大きなマイナスにはならないでしょう。 私の面接官としての経験でも、多くの面接をおこなう一次面接では、逆質問をおこなわなかったことがあります。 今回の一次面接で最後に質問できなかったことが気がかりかもしれませんが、結果が出るまでは過度に心配せず、ほかの選考に集中することが大切です。
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Q
- 新卒の一次面接の通過率を教えてください!
- 新卒の一次面接の一般的な通過率は約30%とされていますが、この数字は絶対的なものではなく、あくまで参考程度にとらえるべきでしょう。 実際には、企業の規模、知名度、採用予定人数といった要因に加え、属する業界や募集職種によって大きく変動します。 たとえば、誰もが知るような大企業や、メディアで頻繁に取り上げられる人気企業の場合、応募者が殺到するため、一次面接で多くの学生が選考から漏れることになり、通過率は10%を下回ることも珍しくありません。 特に、専門的な知識や高度なスキルが求められる競争率の高い職種においては、より一層厳しい選考となる可能性があります。 一方で、中小企業や設立間もないベンチャー企業、あるいは慢性的な人手不足に悩む業界などでは、より多くの学生にチャンスを与えるために、一次面接の通過率が比較的高い傾向があるでしょう。 また、離職率の高い企業では、常に一定数の人員を確保する必要があるため、一次選考のハードルを低めに設定している場合も考えられます。 通過率を上げるコツ! 企業の求める人物像と自分のマッチ率をアピール いずれにしても、一次面接の通過率を上げるためには、徹底的な企業研究と自己分析が不可欠です。 企業のWebサイトや説明会資料を熟読し、理念や事業内容、そして求める人物像を深く理解することが第一歩となります。 そのうえで、あなたのこれまでの経験や強み、興味関心、価値観などを改めて分析し、企業が求める人物像とどのように合致するのかを明確に説明できるように準備しましょう。
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Q
- 1時間の面接の質問数はどのくらいあるのか知りたいです。
- 1時間の面接における質問数の目安は、集団面接か個別面接かによっても違いますが、一般的に10問程度でしょう。 ただし、これはあくまで目安であり、企業の選考スタイルや面接官の深掘り質問によっても大きく変動します。一つの質問に対してじっくりと掘り下げて聞かれる場合もあれば、テンポよく多くの質問が投げかけられる場合もありますので、1時間の面接の質問数を限定することはできません。 質問内容は、大きく分けて、自己紹介、志望動機、発揮できる能力、業界知識、逆質問といった5つのカテゴリーに分類できます。 最初に自己紹介や経歴を問われて、氏名、学校名、学部学科といった基本的な情報に加え、「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「長所・短所」など人物像や経験、強みを把握するための質問がされます。ここでは、具体的なエピソードを交え、企業の求める人物像と結びつけて話すことが重要です。 次に「なぜこの業界・企業を選んだのか」「入社して何をしたいか」「当社のどこに魅力を感じたか」といった入社意欲や企業への理解度を測る志望動機の質問がおこなわれます。企業の理念や事業内容を深く理解し、自分の経験や価値観と結びつけ、熱意のこもった言葉で伝えましょう。 「あなたの強み・弱みは何か」「これまでの経験でどのようなスキルを身に付けたか」「困難な状況をどのように乗り越えてきたか」など、あなたの能力や問題解決能力、適応力を評価するための質問もされます。具体的な事例を交え、どのように考え、行動し、どのような成果を出したのかを説明することがポイントです。 質問数を意識しすぎず誠実に熱意を持って答えよう 「当社の事業内容についてどのように理解していますか」「競合他社と比較して当社の強みは何だと思いますか」など、企業や業界への関心度や知識レベルを測る質問がされます。事前に企業研究を徹底し、自分の意見や考えを述べられるように準備しておく必要があります。 そして、面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれます。これは、あなたの入社意欲や企業への関心の高さをアピールする絶好の機会です。「入社前に学んでおくべきことはありますか」「「今後の事業展開についてどのように考えていますか」など、具体的な質問を用意しておきましょう。「特にありません」と答えるのは避けるべきです。 面接では、これらの質問に対して、正直かつ誠実に、そして熱意を持って答えることが大切です。焦らず、落ち着いて、自分の言葉でしっかりと伝えられるように、事前にしっかりと準備しておきましょう。
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Q
- インターンシップはいつから応募できますか?
- インターンの応募開始時期は企業によって大きく異なりますが、一般的には大学3年生の春から夏にかけて情報が公開され、夏休み期間に実施されるサマーインターンの応募締め切りは6月から7月頃となることが多いです。 しかし、近年では早期に優秀な学生を確保しようとする企業が増えており、大学3年生の春からサマーインターンの募集を開始したり、秋以降に開催されるオータム・ウィンターインターンの情報を夏に公開したりする企業も少なくありません。 特に、外資系企業や一部の日系大手企業、ベンチャー企業などでは、選考プロセスの一環としてインターンを実施し、早期に内定を出す動きも見られます。 そのため、志望企業のインターンについては個別で調べておく必要があるでしょう。 プレエントリーは必須! 気になる企業は早めに行動を また多くの企業でプレエントリーという手続きが存在します。プレエントリーは、本格的な応募(本エントリー)の前に、企業に個人情報を登録し、インターンに関する情報を受け取るためのものです。 プレエントリーをした学生に対して、先行してインターン情報や応募に関する案内が送られることがあります。 プレエントリー自体は選考とは直接関係がない場合が多いですが、本エントリーへの参加資格となる場合や、応募期間が限定される場合もあるため、注意が必要です。 そのため、興味のある企業のインターン情報については、企業の採用ホームページ(HP)をこまめにチェックするのはもちろんのこと、就職情報サイトや大学のキャリアセンターなども活用し、早めの情報収集を心掛けましょう。 プレエントリーの開始時期も企業によって異なるため、少しでも気になる企業があれば、まずはプレエントリーだけでも済ませておくことをおすすめします。
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Q
- 大学院生の就活はいつから始めるべきですか?
- 大学院修士1年生の就職活動開始時期として意識したいのは、早めの情報収集と準備です。学部卒と比較して研究活動が忙しい分、計画的に進める必要があります。 大学院生の就職活動も早期化が進んでいるので、修士1年の夏からインターンに参加し、早期選考に進むことを検討してください。 一般的なスケジュールとしては、修士1年の夏から秋にかけてサマーインターンに参加する学生が多いです。これは企業理解を深める絶好の機会であり、早期選考につながる可能性もあります。 冬から修士2年の春にかけては、企業説明会やインターン、選考活動が本格化し、修士2年の夏頃までに内定を得るというケースが多い傾向です。 キャリアセンターやWeb開催の就活イベントの活用が効率化の鍵 研究と就活の両立のポイントは、時間の有効活用と優先順位付けにあります。研究室の先輩やキャリアセンターに相談し、情報収集を効率的におこないましょう。 インターンや説明会は、オンライン開催も積極的に活用すると効率的な就活ができます。 また、研究内容と関連性の高い企業を探すことで、研究活動で培った知識やスキルをアピールしやすくなります。就活の軸を明確にし、自己PRや志望動機を早めに準備しておくことも重要です。 研究の進捗状況を見ながら、無理のない範囲で計画的に就職活動を進めていきましょう。 院生の支援をしているなかで、研究室の卒業生が企業で活躍していて、その縁で後輩の採用につながったケースがあり、OBやOGからの推薦が採用につながりやすいと実感しています。
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- インターンシップへの参加は、早期選考の案内につながる可能性がありますか?
- これまでの経験から、早期選考につながりやすいインターンは、1dayや2dayのものではなく、5日以上のプログラムであるケースが多いと感じています。 インターン自体に書類選考や面接などのプロセスが含まれていたり、実務に近い業務を体験するジョブ型のものは、企業側が学生をしっかりと見極めようとしているため、早期選考の案内が出やすい傾向にあると考えられるでしょう。 業界別でいうと、外資系のコンサルティングファームや金融機関、また日系のコンサルティングファーム、メガバンク、総合商社、IT・通信系企業などが、インターンから早期選考につながりやすい事例がこれまでの経験上、多く見られました。 とはいえ、インターンから早期選考につながる割合は、業界や企業によって大きく異なるため一概にはいえません。 あくまで私の肌感覚ですが、1dayや2dayの短期インターンでは10%以下、3日以上の選考型インターンでは多くても50%程度、そして企業内で長期間実務経験を積むようなインターンでは50%以上が早期選考の対象となる可能性があると考えています。 グループワークでは協調性をアピール! 企業の評価軸を見極めよう インターンのグループワークでは単に発言が多いことよりも、他者への気配りや議論を円滑に進めるための配慮といった協調性を重視して見ている企業が多いです。 また、インターンには明確な目的意識を持って参加すること、そして論理的で説得力のある発言を適切なタイミングでおこなうことが重要となります。 そして、逆質問の際に「特にありません」と答えるのではなく、事前にしっかりと企業研究をおこなったうえで質の高い質問をすることも大切です。 さらに、社員との交流の際には、説明を聞いて業界や企業への興味が一層深まったと言葉で具体的に伝えることで、早期選考に呼ばれる可能性が高まる傾向にあるといえます。
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Q
- 選考途中の座談会はどのような感じですか? 評価に含まれるのでしょうか?
- 企業が座談会を開催する目的は、学生が企業の詳細な情報や社員の実際の声を聞く機会を提供することです。 座談会に参加することで、実務や社風についての理解が深まり、今後の選考におけるアピールポイントが明確になるでしょう。 ただし、選考ではないとはいえ、座談会の状況が今後の選考に影響を与える可能性もあるため注意が必要です。 選考とは直接関係がないことが多いですが、選考途中の座談会であれば、企業側は学生の面接とは異なる態度や考え方、入社への意欲を把握することで、自社に適合するかどうかを判断することがあります。 座談会に参加する際の心構えとしては、ただ話を聞くだけでなく、入社後の働き方を想像しながら積極的に質問をすることが重要です。 座談会では、「業務で重視していることは何ですか?」「新入社員に対して何を期待しますか?」「御社の社風や企業文化について教えてください」といった質問をしてみましょう。 また、年齢が近い先輩社員であれば、「入社を決めた理由は何ですか?」「仕事でどういったときにやりがいを感じますか?」など質問をしてみると、求めている人材や社風が理解できます。 座談会では鋭い質問がおすすめ! 入社意欲を示そう 座談会は情報収集の場であるため、ポジティブな内容については深く掘り下げた質問をしても問題ありません。このような積極的な姿勢は、入社意欲を示すことにもつながります。 ただし、企業のWebサイトや求人情報で得られるような質問は、情報収集を怠っていると見なされる可能性があるため、注意が必要です。 座談会での情報収集は、今後の選考に役立つだけでなく、自分に適した企業を見極めるうえでも重要ですので、座談会を有効に活用しましょう。