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Q
- IT業界志望です。就活の軸はどう答えれば良いか教えてください。
- 社会課題を解決し、必要とされる人材になりたいという志は、IT業界を目指す多くの就活生が抱く普遍的な軸です。 だからこそ面接で真に光を放つためには、あなたの内なる情熱を具体的な行動と未来への展望で彩り、唯一無二の就職の軸として語る必要があります。 まずしっかり深掘りすべきは、社会課題へのあなたの問題意識です。 漠然と「社会に貢献したい」と述べるのではなく、環境問題、高齢化、教育格差といった具体的なキーワードを挙げ、なぜその課題に心を惹かれるのか、あなたの原体験や価値観と深く結びつけてください。 個人的な経験に基づいた具体的なエピソードは、面接官の共感を呼び起こします。 次に、ITで解決したい内容を鮮明に描き出しましょう。 「システム開発で貢献したい」という抽象的な表現ではなく、あなたが注目する社会課題に対し、AIやIoT、ビッグデータなどの具体的なIT技術をどのように活用し、どのような革新を実現したいのか、あなたの知識と創造力を駆使して語ってみましょう。 そして最後に、自分が業界で必要とされる人材像にマッチしていることを具体的に示すこともポイントの1つです。 単に技術力をアピールするのではなく、IT業界で不可欠なコミュニケーション能力、複雑な問題を紐解く分析力、チームを導くリーダーシップなどを挙げ、これまでの経験のなかで、それらのスキルをどのように磨き、発揮してきたのか、具体的な事例を交えて説明してください。 課題意識や技術の活用、なりたい人物像などの解像度を高めることが鍵 これらの要素を織り交ぜ、あなたのスキルや経験が、応募企業の事業内容や技術とどのように共鳴し、貢献できるのかを明確に示しましょう。 入社後にどのようなキャリアパスを描き、どのような未来を実現したいのか、具体的なビジョンについて、熱意を込めて語ってください。 「社会の〇〇を変革する」「ITで〇〇を再構築する」といったキーワードを用いながらも、抽象的な表現に留まらず、具体的なエピソードや数字を交えて実現したい未来を語ることで、面接官の心をつかむ、あなただけの就職の軸となります。
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Q
- インターンで初めてグループワークに参加します。コツを教えてください!
- グループワークは、協力して課題を解決し、目標を達成することを目的とし、参加者の企画力、役割遂行能力、チームワーク、問題解決能力を重視します。 グループディスカッションは、課題解決型と自由討論型があり、特定のテーマに基づいてグループ内で意見を交わし、チームとしての結論を導き出します。 この際、参加者の発言の論理性や協調性、議論への貢献度を評価します。 グループディスカッションは議論を中心に進行し、グループワークは成果に焦点を当てておこなわれます。 採用担当として姿勢・役割認識・結果へのコミットを確認していた! グループワークは、自己紹介の後に役割分担をおこない、課題を具体的に定義し、意見やアイデアを出し合った後、最終的に成果を発表します。 グループディスカッションやグループワークの成功の鍵は、自分の意見をしっかりと伝えつつ、メンバー間の協力を促し、ほかの意見に耳を傾けることです。 また、意見交換だけでなく、結論に導くための時間配分も重要です。 私は人事担当者として、テーマに対する取り組み姿勢、役割の認識、協調性、そして結果を出すことを最優先に考えているかを確認していました。 初めての参加で少し緊張するかもしれませんが、全体の流れやそれぞれの役割を理解して、躊躇せず積極的に参加すれば大丈夫です。
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Q
- 面接で好印象な人の特徴ってなんですか?
- 好印象の受け取り方は、面接官によって大きな違いはありません。 入室時の挨拶では、目をしっかりと開き、面接官を見つめながら明瞭に挨拶をして、椅子に座る際は顎を引き、背筋を伸ばし、足を揃えて座ることで良い印象を持たれます。 面接官の目を見て、口角を少し上げて明るい表情で回答できる応募者は、好印象を持ちます。 声のトーンが小さいと、回答内容が優れていても聞き取りにくい印象を与えます。 また、語尾を引き延ばす癖があると、話し方が気になる要因となりますので、明るくはっきりとした応答を心掛けることが大切です。 面接官は、話し方の巧拙よりも、自分の言葉で表現しているかどうかを重視します。 棒読みや丸暗記した回答では好印象を得られませんし、早口での応答は聞き取りにくいため、落ち着いて話すことも重要です。 回答は、伝えたいポイントを整理し、結論から明確に述べるようにしましょう。回答に詰まって沈黙してしまうと、面接官はどう対処すべきか悩むことになります。 無言は印象を悪くするため、言葉が出ない場合は「少しお時間をいただけますか?」などと、沈黙の時間を作らないように心掛けます。 面接官の説明に対して、無表情ではなく相槌を打ちながら聞くことで、理解や納得している意思表示になり、好感を持たれます。 目力から入社意欲を汲み取っている 私が面接官をする際は、応募者の目力を重視しています。入社意欲は目力に表れるからです。 応募企業での活躍をイメージしている応募者は、その目力から仕事への強い思いが伝わってきます。
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Q
- 百貨店への就職は「やめとけ」と言われる理由を教えてください。
- たしかに、百貨店業界の売り上げや市場規模は年々減少していて、ネット通販やショッピングセンターの需要が増加しています。そのため、百貨店の厳しい状況は今後も続くと考えられます。 特に、人口が少ない地方都市にある百貨店は、閉店が続く可能性があります。 一方で、都市部の百貨店は、インバウンド需要の増加や富裕層向けの特定商品や接客サービスの提供によって、売り上げを伸ばしています。 目標を明確にすれば視野が広がる! 関連企業も研究しよう 華やかなイメージを持つ百貨店に憧れるだけでなく、百貨店での具体的な目標を考えることが重要です。 顧客に高い満足を提供するための商品知識や接客スキルを身に付けた販売スタッフ、富裕層の顧客への寄り添い、商品の提案や販売をおこなう外商、また市場の動向を把握し店舗で販売する商品の仕入れをおこなうバイヤー、さらにはイベントの企画や運営など、百貨店を中心にさまざまな職種があるので、自分の目指す方向性を明確にすることが大切です。 給与面に不安がある場合は、百貨店やショッピングセンターに出店しているアパレルブランドなどの販売スタッフという選択肢もあり、立ち仕事に不安があれば、ECサイトの運営やショッピングセンターを管理する不動産賃貸業などもあります。 百官店にこだわらず、関連するほかの仕事も企業研究してみましょう。 外商やEC展開を強化するなど新たなビジネスチャンスを探求している百貨店は、今後の成長が期待できますが、生き残っていくためには、時代のニーズを捉えて対応していく適応力が求められます。 なぜ百貨店業界に興味を持っているのか、百貨店で何を目指すのか、それは百貨店でなければ実現できないのかについて、考えてみましょう。
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Q
- 新卒で事務職志望ですが志望動機が思いつきません。何を書けば良いか教えてください!
- 「やりたいことが明確でないから、とりあえず事務職を目指す」という理由では、やはり志望動機としては弱くなってしまうと感じています。 そんなときには、まず「なぜ自分は総合職や営業職ではないのか」という視点から考えてみるようアドバイスしています。 たとえば、総合職としてさまざまな部署を経験するよりも、一つの業務にじっくり取り組み、専門性を高めて正確なサポートをする仕事のほうが自分に合っていると感じることもあると考えられます。 あるいは、営業職のようにノルマや数字を追いかける仕事よりも、人を支える役割にやりがいを感じるタイプであれば、事務職のほうが適しているといえます。 このように、他の職種との比較から自分の適性を見つけることで、事務職を志望する理由がより明確になります。 事務職では、正確さやコツコツとした作業をこなす力が求められます。 たとえば、サークルやアルバイトで事務的な役割を任された経験、スケジュール調整や資料作成が得意だった経験などを振り返ってみてください。そういった具体的なエピソードを交えて、自分の特性が事務職にどう活かせるかを伝えると、説得力のある志望動機になります。 また、Word や Excel、PowerPoint、Accessなどのパソコンスキルは、多くの事務職で求められる基本的なスキルです。独学や講座でスキルを磨くことで、事務職としての適性や向上心をアピールすることも可能です。 「裏方として誰かに感謝される仕事がしたい」といった、将来的なビジョンも添えると、より魅力的な志望動機になります。過去の経験から事務職に向いている点を見つけましょう。 事務職の仕事を具体的に理解して志望動機を作ろう 新卒の人が事務職の志望動機がうまく書けない背景には、「事務職の仕事内容への理解が浅い」というケースが多く見られます。 たとえば、「定時に帰れる」「仕事が楽そう」といったイメージだけで志望していると、具体的な動機を述べることが難しくなります。 実際の事務職は、資料作成、データ入力、経費精算、ファイリング、来客、電話応対など、業務内容が幅広く、企業によって求められる役割も異なります。事務職の仕事内容を理解することが志望動機の第一歩です。 事務職を志望する理由、事務職として活かせるスキルや経験、応募企業を選んだ理由、応募企業で実現したいビジョンを整理して、志望動機を作成してみましょう。
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Q
- 未経験から事務職への転職を考えているのですが、志望動機が書けません。
- 事務職への転職を目指す際、たとえ未経験であっても、これまでの職務経験のなかから事務職に通じる適性を見つけ出し、それをアピールすることが大切だとアドバイスしています。 たとえば、営業職として販促資料や売上データを作成するなかで、事務作業にやりがいを感じた経験があれば、それをきっかけとして事務職を志望する理由を整理してみましょう。志望動機では企業側の視点に立ち、企業にとってのメリットを含めて伝えることが求められます。 また、「なぜこの企業なのか」という問いに悩む人も多いですが、特別なエピソードが必要なわけではありません。企業のホームページや求人情報から、共感できる企業理念やサービスの特徴、強みを見つけ、それに対して自分が惹かれた理由を素直に伝えましょう。 応募企業が求める事務職の役割をよく理解したうえで、「自分がどのように貢献できるか」を具体的に述べることが大切です。 業務を理解したうえでマッチする部分をアピールしよう 事務職の志望動機がなかなかうまく書けないという人の原因として、「事務職の仕事内容を十分に理解していない」ことが挙げられるケースが多いように思います。 漠然と「事務職が良さそう」と感じている場合でも、「なぜそう思うのか」「どのような業務に魅力を感じているのか」といった点を深掘りしてみましょう。 また、事務職と一口に言っても、一般事務のほかに経理、人事、総務などさまざまな分野があります。たとえば、経理事務を目指す場合は、「数字を扱う業務を通じて、経営の支えになりたい」といったように、自分がどの分野の事務職に向いているのか、目指したいのかを明確にしておくことが必要です。 求人募集に経験者のみと明記されていなければ、未経験でも応募可能です。企業が求めている人材を見極めたうえで、活かせる経験やスキルをアピールしましょう。
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Q
- 現在、販売職として働いているのですが、ワークライフバランスを考え、事務職への転職活動を始めました。
- 販売職から事務職へ転職する場合の志望動機として、事務職を志望する理由、そこで活かせるスキルや経験、応募企業を選んだ理由、そしてその企業で実現したいビジョンを明確に記載することが重要だと感じています。 たとえば、販売職で売上管理、発注業務、資料作成などを担当するなかで、事務業務にやりがいや自分の適性を感じた、というような具体的なエピソードを盛り込むと説得力が増します。そのうえで、販売職で身に付けたパソコンスキルやコミュニケーション能力が、事務職でも活かせることを伝えましょう。 さらに、応募企業の経営理念や取り組みに共感した点など、なぜその企業を選んだのかを具体的に述べることも大切です。 最後に、「誰かのサポートがしたい」「縁の下の力持ちとして支えたい」といった将来のビジョンも忘れずに伝えましょう。たとえば、「店舗スタッフが顧客対応に集中できるよう、バックオフィスから支える存在になりたい」など、事務職としての目標を具体的に示すと良い印象につながります。 事務職に活かせる経験を前向きにアピールしよう 未経験から事務職を目指す場合でも、これまでの経験から活かせるスキルをしっかりと整理し、自信を持ってアピールすることが大切です。 転職市場では、短期間で戦力になることが求められるため、「入社後に覚えます」ではなく、「前職の経験をこう活かせる」「現在このような学びを進めている」といった姿勢を見せることで、意欲と実行力を伝えられます。 なお、事務職には一般事務のほかにも営業事務、経理事務、総務事務など、専門的な知識が求められる分野もあります。たとえば、経理事務を希望する場合は、簿記資格の取得に向けて学習中であることなど、スキル習得への前向きな姿勢を示していきましょう。
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Q
- 一次面接から社長が担当する企業にはどのような意図があるのでしょうか?
- 社長が一次面接に登場するのは一般的ではありません。しかし、私の知り合いの社長の一人は、あなたのケースのように、社長が最初の面接をおこない、その後社員が面接を進めるという独自の採用フローを持つという企業もありました。 社長が自ら一次面接に臨む背景には、いくつかの重要な理由が考えられます。 たとえば、少数精鋭で事業を運営している企業では、社長が直接採用にかかわることで、人材に対する強いこだわりや、企業文化への適合性を初期段階から見極めたいという意図があるでしょう。 また、早急に人材を確保する必要があり、選考プロセスを短縮するために社長が同席する、という緊急性の高いケースも考えられます。経営層が早い段階で候補者を直接評価し、企業ビジョンへの共感度を確認したいと考えているのかもしれませんね。 社長面接突破の戦略は徹底的な事前準備に限る! 今回の面接で特に気をつけるべきだった点として、まず企業理念やビジョンへの共感をアピールすることが挙げられます。 会社のトップである社長は、企業の将来像や根幹となる考え方を非常に重視しています。経験やスキルを単に羅列するのではなく、それらが会社の事業成長や目標達成にどう貢献できるか、より経営視点での発言を心がけるべきです。 そして、逆質問の質も非常に重要です。「社長が考える会社の今後の展望は?」など、踏み込んだ質問をすることで、企業への深い関心と自身の成長意欲をアピールできます。 企業研究を徹底的に深化させてください。会社のウェブサイトやIR情報だけでなく、社長のインタビュー記事やSNSなども確認し、社長の考え方や経営戦略、企業の文化を深く理解することが大切です。 最後に、「なぜこの会社なのか」をより深く掘り下げて考えてください。自身の価値観や将来の目標と会社がどのように結びつくのかを明確にすることで、説得力のある志望動機を語れるようになります。あなたのキャリアプランと企業の方向性が合致していることを具体的に説明できるように準備するして、回答できるようにしておくと良いでしょう。
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Q
- 面接でNGな座右の銘はありますか?
- 面接で「座右の銘は?」と問われた際、有名な格言やことわざだけでは個性を際立たせるという観点では弱いかもしれません。 しかし、選んだ言葉が自身の経験と深く結びつき、そこから形成された人生観や価値観、そして仕事にどう活かせるかを具体的に語ることができれば、大きなアピールポイントとなり得ます。 「石の上にも三年」という言葉だけでは個性は伝わらず、「どのような3年間を過ごしたのか」といったように、どのような経験に根ざしているのかを具体的に説明することが大切です。 逆に、「自分らしく生きる」といった個人的な信条は、仕事との関連性が見えにくいため面接では避けた方が賢明でしょう。 価値観や仕事への取り組み方を伝えられる座右の銘を選ぼう 面接で重要なのは、なぜその言葉を座右の銘とするのか、具体的な経験や考えを交えて伝えることです。 たとえば、アルバイトで顧客一人ひとりに丁寧に向き合った経験から「日々の積み重ねが信頼関係を築く」という言葉を自身の信念として語った応募者は高く評価されました。 一方で、座右の銘だけを答え、その理由を深く尋ねられてもスムーズに回答できないようでは、評価は下がってしまいます。 面接官が本当に知りたいのは、座右の銘そのものではなく、その言葉を選んだ背景にあるあなたの価値観や、そこから見えてくる仕事への取り組み方なのです。 成功体験や困難を乗り越えた経験から得た座右の銘は素晴らしいですが、面接で座右の銘を聞かれた際には、なぜその言葉を選んだのか、そこから何を学んだのかを、具体的なエピソードを交えて語ることが不可欠と言えます。
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Q
- 面接で合否連絡の期日を言われない場合は不合格でしょうか?
- 企業によって採用方針は異なるため、就職活動の面接で合否の連絡時期が明示されないことは少ないと思います。私の経験上、連絡がない場合でも、それが直ちに不合格を意味するわけではありません。 特に応募者が大勢いて選考を継続している場合、企業はほかの応募者と比較検討するために、合否の連絡時期をあまり明確にしないケースがあります。 また、内定辞退者の発生を見越して補欠採用を検討している企業でも、合否の連絡時期を提示しないことや、不合格者には連絡をしないという対応を取ることもあるようです。 私の面接官としての経験からも、内定辞退がでることで補欠合格の可能性がある応募者に対しては、合否の連絡時期を具体的に伝えなかったことがあります。 選考日から1週間~10日程度連絡がない場合は問い合わせしてみよう また一方で、面接中に明らかに不合格と判断した応募者に対しても、連絡時期を伝えたこともありますね。私がこれまで求職者指導をした経験からは、連絡がない状況が7日から10日ほど続いた場合は、採用担当者に確認しても差し支えありません。 まず迷惑メールフォルダなどを確認したうえで、最初はメールで問い合わせ、丸1日程度返信がないようであれば、電話で連絡してみましょう。 そして、結果を待つだけでなく、並行して就職活動を続けることも重要です。私がアドバイスするとすれば、今後の面接においては、「合否の結果については、いつごろご連絡いただけますでしょうか? 」と面接後に直接確認するようにすると良いと思いますよ。