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Q
- 就活のエントリーシートでAIの活用はどこまで許されますか?
- 企業側としては「使ってほしくない」というのが本音です。 文章の内容だけでなく、構成や日本語が正しく使えているかという部分も見ているので、ゼロから自分の力でやってほしいと思っています。 もし活用するとしても、言い回しや構成を考えてもらう程度にとどめるべきでしょう。 AIが生成した文章をそのまま転記したら、不自然な言い回しや、誰でも書けるようなありきたりな内容から、担当者に見抜かれる可能性が高いです。 面接でもボロが出る! 自分の言葉で伝えるのが内定への近道 また、AIが作成した文章では、面接で内容を深掘りされた際に、説得力のある回答ができなくなってしまいます。 「なぜそう考えたのですか?」とたずねられて、しどろもどろになってしまえばすぐにわかります。 AIの使用が発覚しても即不採用とは限りませんが、マイナスの印象を持つことは認識しておくべきです。 ESも面接も、自分の言葉で準備することが、内定への一番の近道です。
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Q
- グループワークでハブられるんですが、どうすれば良いですか?
- グループワークは、積極的に発言する人だけが評価されるわけではありません。 どのような答えを出したかだけでなく、そこに至る過程でどんな役割を果たしたか、チームとして意見をまとめられたかなど、協調性やメンバーへの気遣いといった点も総合的に評価することが多いと思います。 もし「孤立しているかも」と感じる場合は、意見を言うことだけに意識を向けるのではなく、ほかの役割に徹してみるのも一つの手です。 傾聴も立派な貢献! まずは落ち着いて状況を把握しよう 議論の流れやメンバーの発言にじっくり耳を傾けていると、論点がずれてきたり、深掘りすべき話題が見つかったりすることがあります。 その気づきをもとに、「少し論点がずれていませんか」と軌道修正したり、「〇〇さんの意見について、もう少し詳しく聞きたいです」と話を促したりするのも立派な貢献です。 議論への参加方法はたくさんあるので、一度落ち着いて状況を把握し、チームにかかわるという姿勢で臨んでみてください。
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Q
- 面接の志望動機は何を言うのが正解ですか?
- 志望動機において「御社が第一志望です!」という熱意を伝えることはもちろん大切です。 しかし、面接官が本当に知りたいのは「入社後、あなたがどのように活躍し、自社に貢献してくれるのか」という部分になります。 その期待に答えるためには、「この企業に入りたい」という気持ちだけでなく、「この企業で、この仕事がしたい」という具体的な意欲を示すことが非常に重要になります。 まずは、あなた自身がその企業で「どんな仕事をして貢献したいのか」を考えてみましょう。そして、その仕事と自分の強みを結びつけるのです。 たとえば、「貴社のマーケティング職として、大学のゼミで培ったデータ分析能力を活かし、新たな顧客層の開拓に貢献したい」といった形です。 このようにやりたい仕事と自分の強みをセットで語ることで、あなたの志望動機は一気に具体性のあるものに変わります。 「なぜこの会社なのか」で差別化! 自分だけの理由を語ろう しかし、「データ分析を活かしてマーケティングがしたい」というだけでは、まだ志望動機としては不十分です。「ほかの会社でも同じようなことはできるのでは? 」と面接官は考えます。 そこで最後のピースとして重要になるのが、「なぜ、この会社でなければならないのか」という、その企業への特別な理由です。 それは、企業理念やビジョンへの共感かもしれませんし、扱っている製品やサービスへの思い入れかもしれません。 あるいは、説明会で感じた社員の方々の魅力や社風に惹かれたという理由でも良いでしょう。 企業研究を徹底的におこない、「自分はこの仕事がしたい、そしてそれを実現できるのは、自分の価値観と一致する貴社しかない」という、あなただけのオリジナルな物語を完成させてください。 「やりたい仕事や強み」「なぜこの会社か」の2つの軸がしっかり組み合わさった時、あなたの志望動機は誰にも真似できない、説得力のある内容になりますよ。
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Q
- 就活と授業の両立はどうすれば良いですか?
- 目の前のことをこなしていくだけでなく、今をしっかり把握し、計画を立てることが重要です。 まずは自身の状況を見える化し、そのうえで必要なことの優先順位を付けていくのが良いでしょう。 たとえば、授業については受講状況や試験日程、卒業に必要な単位数などを、就活については選考中の企業や各社の提出物の締め切りなどを、すべて書き出して可視化します。 漠然とした不安が整理され、やるべきことが明確になります。 優先度が低いものは調整や諦めも必要! 周りにも相談して進めよう そのうえで卒業にかかわる単位や志望度の高い企業の選考といった優先度の高いもの以外を、忙しさとどう両立させていくかを考えます。 ときには、履修を調整したり、志望度が低い企業の選考を諦めたりといった決断も必要になるかもしれません。 もし、どちらも譲れないものが重なってしまったら、大学の先生や企業の採用担当者に素直に相談してみてください。柔軟に対応してくれる場合がほとんどです。
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Q
- 内定を2社もらいました。どっちにすべきか迷っています……。
- まずは改めて、働き方に関して自己分析をしてみるのが良いと思います。 自身の軸は何か、働くうえで譲れないことは何かを自覚する作業をしたうえで、2社の比較表を作ってみることをおすすめします。 仕事内容や給与といった基本情報だけでなく、選考過程で感じた社員や会社の雰囲気、通勤時間、福利厚生など、思いつく限りの項目を書き出して客観視できる状態にすると、自分のなかでの優劣がはっきりしてくるはずです。 そのうえで、自己分析の結果と一覧表を照らし合わせると、「こっちがいいかも」と腹落ちできるのではないでしょうか。 今間違えてもやり直しは効く! 必ず自分の意思で決めよう それでも迷うのであれば、直感も大事です。ただ、最後は誰かに背中を押してもらうのではなく、必ず自身の意思で決めてほしいと思います。 どちらの道を選んだとしても、数年後には「もう一方を選んでいたら」と思う瞬間は訪れるかもしれません。 今の選択がすべてではないので、もし将来違うと感じたら、そのときにまた新たな道を探すことも可能です。
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Q
- 自己分析は企業選びにどう役立ちますか?
- 多くの学生が、最初に「どの企業に入ろうかな」という視点からスタートしてしまいがちですが、実は「どの企業にするか」という部分は、できるだけ最後に考えるのがポイントなのです。 いきなり「やりたい仕事」を見つけるのは難しいものなので、以下のような順序で考えてみましょう。 まず自己分析を通して、「自分はどんな働き方がしたいのか」を明確にします。たとえば、チームで協力し合って仕事がたい、若いうちから裁量権がほしい、プライベートを大切にしたいなどです。 それができたら、次は理想の働き方が実現できるのは、どのような「職種」なのかを考えます。 自分にとっての理想の働き方と職種を理解してから企業を探そう 「自分がどんな働き方をしたいのか」「どんな職種ならそれがかなえられるのか」、この2つを具体的にイメージできて初めて、その職種を募集している企業を具体的に探してみましょう。 そして最後は、「たくさんある企業の中で、なぜこの企業が良いのか」をいろいろな企業で比較、検討し、志望動機を深めていきます。 この順序で考えていくことで、自己分析の結果が自然と企業選びに直結するのです。 今挙げた途中のプロセスを飛ばしてしまうと、企業探しは難しくなってしまいやすいので、まずは「自分がどうしたいか」を突き詰めることから始めてみてください。
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Q
- 履歴書の志望動機はびっしり書くべきですか?
- びっしり書けば良いというものではありませんが、書いてももちろんかまいません。ただし重要なのは量ではなく内容だと私は考えています。 書きたい思いが溢れて結果的に枠いっぱいになったというような、内容の濃い志望動機は熱意の表れとして評価されます。 ただ、長く書かれていても、内容がまとまっていないと「もっと簡潔に書いてほしい」という印象を与えかねません。 どの項目も枠内いっぱいに書いてくれていると意欲的に見えますが、まずは内容をしっかり固めることが先決です。 企業への理解度を見せつつ読みやすさを意識して書こう 特に手書きの場合は、文字の大きさで見栄えを調整する工夫も必要です。 小さな文字でびっしり書かれていると、読む前に「入社したいのかな」というプラスのイメージを持つことがあります。ただ、応募者が多い企業の場合は、読みやすさを重視したほうが賢明です。 採用担当者が特に注目するのは、その内容から企業のことをよく理解しているかという点です。 説明会やインターンの情報などをふまえて書かれていることが伝わると、評価は高まります。
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Q
- 転職先が決まってから退職を伝えるのは一般的なのでしょうか?
- 「一般論通りにすることが、どんな状況でも正解」というわけではないと思います。 大切なのは、一般論のメリットやデメリットを知ることではなく、「自分にとっての優先順位は何か」「どのような形で退職したいのか」を明確にすることです。 「在籍中に転職活動を進めて、退職後すぐに次の会社へ入社したい」のか、あるいは「後任人事や引き継ぎも考慮して、早めに退職の意思を伝えたい」のかを考えてみてください。 自分がどう行動したいのかを、あらかじめはっきりさせておくと良いでしょう。 円満退職は準備が9割! 計画的に進めることがコツ 実際に退職の計画を立てる際は、まず就業規則で退職の申し出時期を確認することが必要です。 有給休暇の残日数から最終出勤日を把握し、引き継ぎにかかる時間を見積もる準備をしましょう。特に次の入社日が決まっている場合は、準備をきちんとおこなってから報告することが、円満な退職につながります。 最終的に会社側と折り合いがつかなくなったときは、「自分が何を一番大切にしたいのか」という原点に立ち返り、結論を出すようにしましょう。
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Q
- 女性が技術職に就くのは難しいですか?
- 現在の求人は性別の指定ができないため、女性が技術職に応募すること自体は、ほぼすべての職種で可能です。ただ、仕事内容によっては体力的に女性には厳しい場面も想定されます。 もし応募したい会社があれば、事前に問い合わせて確認してみてください。企業側も「女性は採用できません」とは言えないものの、職種によっては期待どおりの回答が得られない可能性はあります。 応募前に企業のWebサイトなどで、女性社員の活躍事例などを調べてみるのも一つの方法です。 働きやすい環境も増加している! 他にはない強みをアピールしよう 近年では、女性用の控え室や育児休業の制度など、女性が働きやすい環境を整備している企業も多くあります。求人サイトで調べたり、企業に直接確認したりして、自分の希望に合う職場を探すことは十分に可能です。 就職活動でアピールする際は、細やかな視点や多角的な視点など、あなたなりの強みを武器にしていくと、採用担当者の目に留まりやすくなるでしょう。
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Q
- 面接対策はエージェントに頼むべきですか?
- エージェントも選択肢の一つですが、頼るところはほかにもたくさんあります。身近な友人や家族に練習相手を頼むのも良いです。 面接中の自分を録画して客観的に振り返るのも有効だと言えます。自分では気づかなかった癖や表情の変化がわかるため、改善点が見つけやすくなります。 ハローワークで面接対策のセミナーに参加したり、相談窓口を利用したりするのも選択肢の一つです。公的な機関のサービスであるため、安心して利用できます。 エージェントの役割を知り賢く活用することがコツ エージェントは面接対策というよりは、企業探しを手伝ってくれる要素が強いです。もしそこも含めて悩んでいるのであれば、活用するのも良いと考えます。 ただ、エージェントによっては、自分の実績のために希望と合わない求人を紹介されるケースもあるため、その点は留意しておくと良いでしょう。 紹介された求人をうのみにせず、ご自身の軸と照らし合わせて判断することが重要です。