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Q
- 転職活動に使えるノートを使った自己分析のやり方を教えてください。
- 転職を考えているのであれば、まず「転職をしたほうが良い理由」と「しないほうが良い理由」をノートに書き出すことから始めてみましょう。 そうすることで、自分が何を優先したいのかを具体的に整理することができます。 また、「転職しなかった場合の10年後の自分」を想像してみるのも有効です。現状だけでなく、数年後の未来の自分を想像することで、決断の助けになることがあります。 たとえば、今転職を考えている理由が上司との関係性がうまくいっていないことだとします。 その場合、「10年後は自分は何歳になっていて、こんなやりがいのある仕事をしているけど、上司との関係性は変わっていないかもしれない」などと考えてみると、転職すべきかどうかが自分のなかではっきりと見えてくるでしょう。 転職活動では仕事の棚卸しが重要! ノートにまとめておこう そして、転職活動ではこれまでの仕事でやってきたことの棚卸しが重要です。 「どのような仕事をしてきたか」「どのように取り組んできたか」「具体的な数字や成果は何か」を言語化してみましょう。 それらを誰が見てもわかるようにノートに整理しておくと、履歴書や職務経歴書を作成するうえで非常に役立ちます。
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Q
- 自己PRとガクチカが同じネタでも良いですか?
- 同じネタを使うことで、採用担当者に手抜きだと思われないか心配になる気持ちもわかります。ただ、実際には自己PRとガクチカのネタが同じでも、まったく問題ありません。 むしろ、話に一貫性が生まれ、エピソードを伝えやすくなる場合があります。重要なのは、それぞれの項目で焦点を当てるポイントを変え、効果的にアピールすることです。 ガクチカでは、まず「何にどう取り組んだのか」を書き、そのうえで「その結果から、どのような成果や実績を得られたのか」を明確にすることが求められます。 特に、どのような過程を経て、具体的にどんな行動を起こしたのか、実際のプロセスやアクションを詳しく述べましょう。 一方、自己PRではあなたの強みやスキルを、入社後どのように活かせるのかを具体的に示すことが必要とされます。 このように、ガクチカで語った経験から自己PRへとつなげられると、話に一貫性が生まれやすいです。聞いている採用担当者もスムーズに内容を理解できるでしょう。 変化を起点にして説得力のある自己PRとガクチカを作ろう また、もしどのようにエピソードを見つけたら良いかわからないというときは、あなたの行動によって何かしらの「変化」が生まれた出来事に注目してみましょう。その変化が、あなたの強みを具体的に示すものとなります。 たとえば、あなたの働きかけによって、停滞していたゼミのグループワークが円滑に進むようになったというエピソードがあったとしましょう。 そこで、議論が停滞しないよう積極的に話を振ったり、意見をまとめる役割を担ったりしたのであれば、そこにあなたの強みがあるといえます。あなたの行動で、議論が前に進むという変化を生み出した例だからです。 過去の学生生活を振り返り、変化のきっかけとなった行動がなかったかを探してみてください。それがあなただけの強みとなり、説得力のある自己PRおよびガクチカの作成に役立ちます。
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Q
- 転職活動で業界研究のやり方がわからないです。
- 興味のある業界が自分のなかで決まっているのであれば、同じ業界の複数の会社を比較検討してみることがおすすめです。 一社だけ見ていると情報が偏ってしまう可能性があります。「この会社とあの会社、業界は同じだけど何が違うのだろう?」という視点を持って複数社を比較してみると、より深くその業界を理解することが可能です。 経験者の話を聞くのが一番! どのように転職活動をしていたか聞いてみよう また、業界研究の情報を得る方法はさまざまあります。 たとえば企業HP以外では、その企業が取り扱っている商品やサービスを徹底的に調べることも方法の一つです。ほかにも、取引先企業がどのような企業なのかを調べたり、CMを見て情報を得たりすることもできると思います。 また、未経験の業界であれば、経験者の人に話を聞くのは非常に有効な手段の一つです。その際は「どのように業界研究をしましたか?」と直接業界研究のポイントについて聞いてみましょう。
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Q
- 面接後に社内見学させてくれるのは合格フラグでしょうか?
- 合格フラグというよりは、企業側がミスマッチを防ぎたいという意図の方が大きいと考えられます。学生も入社したいと思って最終選考に進んでいるわけですが、もし社内の雰囲気や環境が学生にとって合わない場合、企業としても申し訳ないと感じます。 それを防ぐために、実際に見てもらう機会を設けているのです。社内見学をさせてもらえたからといって、必ずしも合格とは限りません。 社内見学は面接でわからなかったことを確認する場にしよう 社内見学の際には、たとえば出社とリモートワークの割合や、営業職であれば外回りの頻度など、これまでの面接でわからなかった点を質問してみると良いでしょう。 自分がどのように働きたいかと、実際の社内環境がマッチしているかを確認するのは重要です。気になることは遠慮なく質問して良いですし、むしろ聞いておいた方が双方のためになります。 社内見学を案内された際は、自分と企業のミスマッチがないように確認する機会にしましょう。
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Q
- Web面接を受ける場所は車の中でも良いでしょうか?
- 車内は暗かったり、周囲の騒音が影響したり、通信環境が不安定だったりする可能性があります。 実際に私が面接をしてきたなかで、車の中で受けたいと言っていた人は記憶にないです。ほとんどの人が自宅で、なかには学校の一室を借りて受ける学生もいました。 どうしても車の中しか場所がないのであれば致し方ないかもしれませんが、その場合は事前に担当者に確認し、了承を得ておくのが賢明です。 車内以外にも対面面接や他の場所も検討しよう 背景については、現在ではZoom面接などが当たり前なので、背景をぼかしたり、バーチャル背景を設定することを気にする企業は少ないです。プライバシー保護の観点からも設定して問題ないと思います。 もし車や自宅が難しい場合は、会社が近ければ対面を提案したり、学校の先生に相談したり、コワーキングスペースを利用したりする方法も考えられます。学生から企業に対面での面接を相談することも状況によっては可能でしょう。最適な環境を選んで面接を受けましょう。
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Q
- 面接で趣味について話したことが原因で、選考に落ちてしまうことはありますか?
- 趣味は自由なので、それ自体が直接的な不合格理由になることは考えにくいです。 もし、自分の好きなことを否定するような企業であれば、こちらからお断りするくらいの気持ちでいて良いのではないでしょうか。 企業はあなたの人となりを見ている! ありのままを伝えましょう 企業が趣味について聞く際に見ているのは、その人の人となりや、何に興味を持ち、その興味とどのように向き合っているのかという点です。趣味の話をしている時は、多くの人が一番生き生きとしているものです。 その人らしさ、素に近い部分を見るのに適した話題だと考えています。そのため、チャンスだと思って、自分が話しやすいこと、話したいことを伝えるのが良いでしょう。
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Q
- 就活があっさり終わったのですが、これで本当に良いのでしょうか?
- 就職活動があっさり終わってしまうと、これで本当に良いのかと不安に感じてしまうのも無理はありません。 ただ、自分が決めた就職活動の軸と、その企業が合致しているのであれば、問題はないと言えます。自分のできる範囲で企業研究をし、納得してその結果を受け入れているのであれば、自信を持って良いのです。 どうしても悩むときは「言語化×相談」で納得感を得よう もし、少しでも心に迷いや不安が残るようなら、自分の考えを紙に書き出してみましょう。そのうえで、信頼できる友人や家族、あるいはキャリアセンターの職員に相談をし、悩みを言語化してみることをおすすめします。 頭のなかだけで考えを整理しても、なかなか根本的な解決はしづらいです。言語化をすることで、自分の気持ちを客観的に見つめ直すことができます。 「本当にこれで良いのか」「まだ何かできることはないか」といったヒントが得られ、自分の納得感へとつながっていくため、ぜひ試してみてくださいね。
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Q
- 面接の最初の挨拶がうまくできなかった場合、印象が悪くなりますか?
- 面接の最初の挨拶がうまくできなかったとのこと、心配ですよね。ただし、それだけで合否が決まるわけではないので、過度に心配する必要はありません。 最も重要なのは、面接全体の内容です。最初の挨拶で少し失敗したと感じても、その後の質疑応答で自分の考えや熱意をしっかりと伝えられれば、十分に挽回は可能だと言えます。 悔いが残るなら再挑戦のお願いもOK! 納得できる面接を心がけよう ただし、もちろん第一印象も大切ではあります。しかし、それがすべてではありません。 もし、「最初の挨拶、うまくいかなかったな」という思いが強く残ってしまうようなら、もう一度機会をもらえないかお願いしてみるのも一つの方法です。 たとえば「先ほどは大変緊張しておりまして、失礼いたしました。改めて自己紹介をさせていただいてもよろしいでしょうか?」のように伝えてみましょう。一度落ち着いて、自分が納得できる形で伝え直すことも、ときには必要です。
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Q
- インターンシップに7月から参加するのは遅いでしょうか?
- 7月からの参加でもまったく遅くはありません。 そもそもインターンは、短期のものも長期のものも、夏休み期間に集中して開催される傾向があります。そのため、7月から情報収集を開始して、8月や9月に参加するというスケジュールは、ごく一般的なものです。 インターンには夏以外の開催やオンラインなどさまざまな選択肢がある ただし、企業によってはエントリーシート(ES)の提出や適性検査など、インターン前にいくつかの選考プロセスを設けている場合があります。 そのため、企業のなかでも競争率の高い人気企業を目指している場合には、もう少し早い段階からの準備が必要です。とはいえ、基本的にはそうでない企業のほうが圧倒的に多いので、過度に心配する必要はないと私は考えます。 また私が把握している限り、夏以降も秋・冬採用の一環として、または土日や夜間、オンライン形式などで1dayインターンを実施している企業は多数あります。焦らずにじっくりと取り組んでいきましょう。
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Q
- 一次面接で落ちるのは当たり前なのでしょうか?
- 一次面接で落ちることは、当たり前とまでいえるものではありません。実際に合格している人もいます。 しかし、企業側は「こういう学生が欲しい」というある程度の基準を持って選考しているため、一次面接の段階ですでに「少し合わないかもしれない」と判断されることも少なくはないと思います。 質問者さんの場合は、どの企業ともマッチしなかった、あるいは準備不足だったなど、さまざまな要因が考えられますが、どんな選考であっても落ちる人もいれば受かる人もいるのが現実です。 企業とのミスマッチがないように準備をしていこう 私のいた会社では、しっかりと会社のことに関心を持ち、調べていると感じる発言や回答があると次に進むケースが多かったですね。逆に、待遇面ばかり気にしたり、入社意欲が低いと判断された学生は不合格になることが多くありました。 企業が求めていることをきちんと理解して、ミスマッチのない準備を心掛けましょう。