このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
323件
-
Q
- 面接での志望動機の答え方のコツってありますか?
- 面接で志望動機を述べる際、単に企業への「共感」を伝えるだけでは不十分です。それでは独自性がなく、誰でも言えてしまう内容になってしまいます。大切なのは、自身の軸と企業に通じる部分があるかを明確にすることです。 志望動機の効果的な構成は次の通りです。 まず結論から述べましょう。「私が貴社を志望した理由は〇〇です」と端的に伝えます。その際、単なる企業理念への共感だけでなく、具体的な事業やサービス、企業理念など、企業HP以外で得た情報を交えながら、「貴社の〇〇な点に強く惹かれました」と、なぜその部分に魅力を感じたのか具体的に伝えましょう。 その会社である理由と企業に活かせる点をアピールしよう 次に、自身と企業との接点を伝えます。これまでの経験で培った強みやスキルが、企業の事業内容や求める人物像とどのように結びつくのかを説明しましょう。「なぜこの会社でなければならないのか」を明確にすることで説得力が増します。 さらに、入社後に具体的にどのような形で貢献したいか、また貢献できるのかという具体的なイメージを述べることが大切です。 自己分析と企業研究を徹底的におこない、「なぜこの会社なのか」をしっかりと自分の言葉で伝えられるように準備しましょう。
-
Q
- 立ち仕事がつらいのですが転職したほうが良いでしょうか?
- 立ち仕事が辛いとのことですが、まずは自身の体を大切にすることが最も重要です。体が持たないと、いくら気力があってもついていかないため、それが辛いのであれば転職を検討するのも良いでしょう。 もし可能であれば、現在勤めている企業に立ち仕事ではない部署があり、そこに異動ができるのであれば、相談してみるのも一つの方法です。 転職をする場合は、今の仕事にやりがいを感じているとのことなので、どのような点にやりがいを感じているのかを一度棚卸しし、そのやりがいを再び感じられるような仕事は何か、という方法で職種を絞っていくのが良いでしょう。 転職の場合は自分の状況を整理してミスマッチを防ごう 未経験から挑戦しやすい業界や職種については、挑戦しやすさだけで選ぶとミスマッチが起こる可能性があります。まずは、自分に今できること、得意なこと、そしてやりたくないことといった、自身のことを深く知ることから始めるのが良いでしょう。 もし社内で解決できないのであれば、社外に出る、つまり転職を考えるという方法になるでしょう。前職を辞めた理由を転職先で聞かれる場合、体力的な問題であることを正直に話してまったく問題ありません。これは特にネガティブなことではないため、そのまま伝えても良いでしょう。
-
Q
- 企業分析がやりやすい企業ってあるんですか?
- 企業分析のやりやすさという観点から、やりやすい企業を選んで研究するという順番では終わりが見えません。まずは自己分析をしたうえで、どのような業界や企業を知っていこうかという順番で進めるのが良いでしょう。 もし自己分析ができていて、これから企業を探すという状況なのであれば、商品がわかりやすい、つまり有形商材を扱っている企業は比較的企業研究がしやすいです。 その商品を「誰に売るのか」「企業相手であればどのような企業なのか」「担当者はどのような人なのか」といった形で、商品から仕事、そしてかかわる人を連想ゲームのように膨らませていくと、イメージが湧きやすいでしょう。 まずはその企業が扱っているものが何かを調べ、それが働き方とどのようにつなげるかを考えていくと、企業分析がしやすくなります。 企業分析は他社比較が重要! 自分の働き方と絡めて調べよう 企業分析のおすすめの方法としては、その会社の企業理念を必ず確認しておくことです。また、もし同じ業界で複数の会社を受けたいと考えているのであれば、企業間の比較は必ずおこないましょう。たとえ同じ業界で一社しか受けない場合でも、他社の同業他社との比較は必須です。 「なぜうちの会社なのか」と言われた際に、ほかの企業にはない部分を比較して調べたことが伝わるため、必ず一社だけでなく、複数の企業の研究をおこなうのがおすすめです。 比較する際の観点としては、自身の働き方と絡めて考えると良いでしょう。たとえば、自動車ディーラーの場合、同じ「車を売る」仕事でも、扱っている車種によって客層がまったく異なります。 相手が違うだけで働き方は大きく変わるため、その点を想像し、「自分はこのような働き方をしたいから御社を選んだ」と言えると説得力が増します。商品の先にある顧客を想像することが、企業研究の深さにも、志望動機の深さにもつながるでしょう。 企業理念を確認しておく必要性についてですが、自身がその企業理念に共感できるかどうかという点が非常に重要になるためです。企業研究のまとめ方としては、一社につき1ページでまとめるのがおすすめです。 たとえば、ノートにまとめるのであれば、そのように記載し、加えて比較表のようなものを作成し、複数の会社の違いが一目でわかるようにしておくと良いでしょう。 そうすることで、面接のときにも、一覧表が頭に浮かんでいれば質問されたときにすぐに答えられるため便利です。一社一社をまとめるだけでなく、同業他社のなかで複数受けるのであれば、それらの比較ができるようなまとめ方をすることをおすすめします。
-
Q
- OB訪問の後はどうすれば良いですか?
- OB訪問の後には、OB訪問をして有意義な時間だったと感じたのであれば、直接OB訪問をした社員の人にお礼をするのが良いでしょう。 方法はメールで問題ありません。なるべく早い方が良いため、訪問した当日か、1~2日以内を目安に送ることをおすすめします。メールの書き方に関しては、学生であってもLINEのチャットのようなメッセージではいけません。 まずは、自分で調べてメールのテンプレートなどを参考にしながら、OB訪問で聞いた話のどんな点が参考になったか、どのような言葉が印象的だったかなど、具体的な話の内容について自身が感じたことを伝えると、対応してくれた相手の人も喜ぶでしょう。 OB訪問での学びは選考のなかでもアピールしよう OB訪問で学んだことを今後の選考で活用する、また、OB訪問をしたことを企業にアピールする際は、単にOB訪問をしたという事実だけでは特にアピールにはなりません。 OB訪問を通して何を学んだか、というところを選考のなかで伝えられる場面があるのであれば、話すのが良いでしょう。 相手に送るメールでも、選考のなかで話をする際も、どちらも具体的な話の内容と、それについて自身がどう思ったかをしっかりとまとめて伝えることが大切です。 選考のなかでOB訪問で学んだことを伝えるタイミングとしては、志望動機の中に加えるのが良いでしょう。OB訪問で聞いた話を経て、たとえば志望度が高くなった、さらに良いと思ったといった話がしやすいと思うので、話すのであれば志望動機の部分で触れましょう。
-
Q
- 面接で堅苦しい感じになってしまいます。
- 緊張する・しないは人による特性とも言えますが、緊張している=この面接の場を大事に思ってくれていると捉えることもできます。 緊張すること=良くないことではありませんし、多くの人にとって面接は緊張する場だと面接官も認識しているので、その点は安心してください。 とはいえ、大事な場面だからこそ自分らしさを最大限発揮したい気持ちはとてもわかります。 です・ます調で自然体を意識すれば緊張もやわらぐ 過度に尊敬語・謙譲語にとらわれる必要はありません。です・ます調で丁寧に話すことを心がけて見てください。 少しくらい言葉遣いがおかしくなってしまっても、面接官は緊張の一部分くらいにしか思わないので、気にせず引きずらないようにしましょう。 何事もそうですが、昨日できなかったことが今日いきなりできるようにはなりません。面接本番での心がけや意識も大事ですが、練習を重ねましょう。 いくつか想定質問を準備して、家族や友人、大学のキャリアセンターの方に練習相手になってもらったり、一人でシミュレーションをしたりするのもいいと思います。 練習の際は録音や録画をして、自分を客観的に振り返ってみることをおすすめします。「不自然だな」と感じた箇所があれば、どう改善したらいいかを考え、練習を繰り返しましょう。 友人や家族など、普段自分の近くにいる人に見てもらって指摘してもらうのもいいでしょう。周りの人に上手に頼りましょう。
-
Q
- 座談会後のお礼メールの書き方で悩んでいます。
- お礼メールで最も大切なのは、感謝の気持ちを具体的に表現することです。 ただ「有意義な時間でした」と書くだけでなく、どの部分が有意義だったのか、誰のどんな話が、自分にとってどういうふうに参考になったのかを書きましょう。 特に印象的だった話は何か、座談会で感じたこと、その学びを今後どのように活かせそうか、といった点を記述することが必要です。 このように、「座談会が良かった」という漠然とした感想ではなく、自分の心にどう響いたかをより具体的に伝えられると良いです。 一方で、「良い印象を与え、今後の選考につなげたい」という気持ちが透けて見えてしまうと、かえって相手に与える印象に影響する可能性もあります。 自分が素直に感じた感想に加えて、その企業や仕事に対する熱意や意欲を伝えるだけで十分です。 テンプレートは参考程度にして自分で考えるプロセスも大切にしよう また、メールの書き方やマナーは、まずは自分で調べてみることが社会人になるうえでの大切なプロセスです。テンプレートをそのまま使うのではなく、それをベースにして自分の伝えたいことを盛り込むようにしましょう。 自分で考えて答えをつくる行程も重要です。送るタイミングに正解はありませんが、感謝の気持ちが熱いうちに送ることをおすすめします。
-
Q
- 就活の面接で性格をどうアピールすれば良いですか?
- 企業が求めていそうな答えを意識する考え自体を、一度見直してみることをおすすめします。 企業が知りたいのは「あなたがどんな人か」だからです。 もし企業に合わせるように自分を作って採用されたとしても、本来の自分を活かせない部署へ配属されるなど、入社後にミスマッチが起こる可能性があります。 たとえば、「お調子者で負けず嫌いな性格で、計画的な作業は苦手だが本番には強いタイプ」という自己評価があるなら、それがどんな場面でどう現れるのか、シーンを具体化してみましょう。 さらに、その性格をほかの言葉に言い換えられないか考えてみてください。お調子者は、ムードメーカーや社交的、負けず嫌いは粘り強いや責任感があるといったように、ポジティブな言葉で表現できます。 また、「周囲をよく見ている」といわれた経験があるなら、どういうときにそう感じたのか、具体的な話を聞いてみるのも良い方法です。 構成を意識してあなたの魅力を効果的にアピール! アピールする際は、「私の性格は〇〇です」という結論、具体的なエピソードを交えた理由、「だから私の性格は〇〇です」という再度の結論という構成を意識すると、話が伝わりやすくなります。 もし一言で表すのであれば、まず自分の性格を具体化したうえで、漢字一文字や一つの単語など、いくつかの選択肢を出してみましょう。 そして、どの表現が自分にしっくりくるか、なぜその一言(一文字)で表したのかを言語化できるように準備しておくと良いです。
-
Q
- グループワークがだるいと感じるのですが、どうすれば良いですか?
- グループワークが「だるい」と感じる原因は、準備不足や苦手意識だけではありません。 与えられたテーマについてあまりよく知らない、どんな人が一緒になるかわからない、自分の発言内容に自信がない、場の雰囲気を悪くしてしまったらどうしようといった不安が隠れている可能性があります。 事前の分析や意識の変え方で前向きな気持ちは作れる これらを克服するためには、いくつかの方法があります。 もし事前にテーマが与えられている場合は、「なぜこのテーマなのか?」という背景を自分なりに考え、テーマについての知識を調べておくと、主体的に取り組みやすくなります。 また、司会、タイムキーパー、発表者など、グループワークにおける一般的な役割にはどんなものがあるか、自分は何に適しているのかを事前に考えておくのも有効です。 意見をまとめるのが苦手なのであれば、無理にその役割を担う必要はありません。自分の得意が発揮できるポジションで動いてみましょう。 そして、受け入れるという意識を持って臨むことも大切です。 自分と異なる考えにも否定するのではなく、まずは一度受け入れたうえで自分の意見を発言するなど、「グループが良い方向へ進むにはどうすれば良いか」を考えながら臨んでみてください。 社会に出てからも、チームで動くことや話し合いの場面は多くあります。就活のためのグループワークではなく、プレ社会人経験の場ととらえると、気持ちも変わってくるのではないでしょうか。
-
Q
- グループワークでは、何が学びになりますか?
- 苦手意識で終わらせず、「何かを学ぶ場にしたい」と考えるのは、とても良い姿勢です。 「選考に通過したい」という意識が強すぎると、自分を良く見せようとして本来の自分とは違う振る舞いをしてしまい、結果としてミスマッチを生んでしまうこともあります。 むしろ「社会人生活にも活かせるような学びを得たい」というフラットな意識で臨む方が、自然体でいられる可能性が高いです。 多様な人とのかかわりから自分自身を深く知ろう グループワークは、普段かかわらない人と接することで、多くの刺激を得られる場です。 たとえば、自分とは違うさまざまな考えの人がいるということを、良い悪いという判断ではなく、客観的に知ることができます。 また、集団のなかで自分はどういう役割が向いているのかを知ることで、そこから新たな職業選択の幅が広がる可能性もあります。 ほかにも、ほかの人の発言内容や、発言による空気や話の流れの変化を感じとることで、言うべきことと言わない方が良いことを選別する力もつくのです。 「この人はすごいな」と思う人を観察して学ぶことや、逆に自分が理解できない、あるいは自分だったらしないと思うような行動をする人を観察し、自分がされたら嫌なことを認識することもできます。 目先の選考に通ること以上に、経験を積むという視点の方が、長い目で見ると重要だといえます。
-
Q
- 二次面接がオンラインの場合、何か気をつけることはありますか?
- 評価されるポイントは対面と変わりませんが、オンライン特有の注意点もあります。 たとえば、画面越しでは感情が伝わりにくいため、あいづちや頷きは普段より少し大げさなくらいを意識すると、コミュニケーションが円滑になります。 また、事前に通信状況を確認し、音声や映像が途切れない安定した環境を確保することも大切です。 環境と目線を整えると印象が良くなる! 背景は白い壁など、できるだけシンプルな場所を選びましょう。 バーチャル背景は、動きによって映像が乱れることがあるため、使用しないほうが無難です。 また、照明を使って顔が明るく映るようにすると、表情がわかりやすくなり良い印象につながります。 目線については、相手の目を見て話しているようにするには、カメラに目線を合わせるのが効果的です。 しかし、ずっとカメラを見つめるのは不自然なので、画面に映る相手の顔をみながら、ときおりカメラに視線を向けるくらいで問題ありません。