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Q
- OA事務と一般事務の違いは何ですか?
- OA事務とは、Office Automation(オフィスオートメーション)事務の略で、PCやFAXなどのOA機器を使って効率的に事務作業をおこなう職種です。 かつての事務職は、書類の手書き作成やファイリング、電卓を使った計算など、アナログ作業が中心だったため、一般事務と区別して呼んでいました。 PCスキルが事務職全体の標準スキルになりつつある しかし、現在はPCも一人一台支給されることも珍しくなくなり、一般事務であってもPCスキルが求められるようになってきています。その結果一般事務とOA事務の違いはほぼなくなっているのが現状です。 実際、多くの求人では「一般事務・OA事務」と一括りで記載されており、業務内容にも大きな差は見られません。厚生労働省の職業情報サイトにも「OA事務」の区分はなく、「一般事務」に含まれています。 そのため、職種名にこだわるよりも、WordやExcelなどの汎用性の高い基本的なPCスキルを身に付けることが今後は重要となるでしょう。 事務職では、人をサポートする喜びや、PCスキルを活かせるなどのやりがいもある一方で、目立たない仕事やスキルの更新が必要な点を大変に感じる人もいます。 自分に合った働き方をしっかりと考えてみてくださいね。
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Q
- リテール営業はやっぱりきついですか?
- リテール営業は、目に見える成果が得やすい点はやりがいも大きいですが、一方で現場ならではの大変さもあります。そのため、両面を理解したうえで自分に合うかどうかを考えることが大切です。 「きつい」と言われる理由としては、ノルマによるプレッシャー、顧客都合による勤務時間外の対応やクレーム対応のほか、提案を断られることによる精神的負担や体力面の消耗などが挙げられます。 特に金融や保険業界では、商品知識だけでなく資格の取得も求められるため、常に学び続ける姿勢も必要になり、人によってきついと感じる場合もあるようです。 良い面・悪い面をそれぞれ理解したうえで自分の適性を見極めよう 一方で、営業を苦手だと感じていた人でも、商品やサービスが誰かの役に立つと信じることができれば、自分のすべきことに意義や価値を見出し、やりがいを感じるようになることもあります。 そのため、自分が目指す姿とは何かを意識しつつ、顧客にどうなってほしいかについても考え、忙しさやプレッシャーで落ち込んだ気持ちを切り替える方法も明確にしておくようにしましょう。 そうすることで、きっと困難も乗り越えやすくなるはずです。ぜひ検討してみてください。
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Q
- 20代で仕事をすぐ辞めるのはまずいでしょうか?
- 短期間での退職が続いている場合、採用側が最も懸念するのは「採用しても、またすぐ辞めてしまうのではないか」という点です。 採用には求人掲載、面接、入社後の教育や研修など、多くのコストと時間がかかります。だからこそ、企業としては長く働いてくれる人を求めるのは致し方ないと言えるでしょう。 実際に、私がかかわった企業様でも過去に1年未満で離職をしている人物はお断りしているという企業もありました。 とはいえ、相談者様が伝える退職理由に納得でき、今後は繰り返さないと判断されれば大きな問題にはなりません。 3つのポイントで納得できる働き方を整理しよう 転職の面接対策として、以下の点を整理しておきましょう。 ①短期離職した2社での期待と現実のギャップ ②続けることが難しかった具体的な理由 ③その経験から得た学びや気づき たとえば、そこから自分に合う職場環境や譲れない価値観に気づけたのであれば、次の仕事選びにも活かすことができます。軸が定まることで、面接でも説得力のある話ができるようになります。 ただし、書類選考を通過しなければ、その思いや経験を伝えるチャンスすら得られません。短期離職の数が増えるほど、面接に辿り着く可能性が下がると考えてください。 これ以上繰り返さないためにも、まずは焦らず自分を見つめ直し、「納得できる働き方とは何か」をしっかり言語化してみてくださいね。応援しています。
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Q
- キャリアビジョンが思い浮かばないのですが、どう考えるべきでしょうか?
- 「キャリアビジョンが明確でないと就職活動で不利になるのでは」と不安に思う人も多いですが、実は必ずしもそうとは限りません。 大切なのは、自分の人生にしっかりと向き合っているという姿勢です。まずは焦らず、身近な興味関心から振り返ってみることをおすすめします。 自己分析をしても目標が見つからなかったとのことですが、いきなり明確な夢やゴールを見つけようとせず、少しでも興味を持った経験から丁寧に掘り下げてみましょう。 たとえば、過去に興味を持って取り組んだことについて、以下のように振り返ると、自分がどんなことに関心を持ちやすいのか、何を大切にしているのかが少しずつ見えてきます。 ・興味を持ったきっかけは?(友人の影響、先生のすすめ、SNSで見たなど) ・取り組む中で大変だったことや、それをどう乗り越えたか ・どうしてやる気を保てたのか そこから、向いていそうな業界や職種、合いそうな働く環境を考えるとイメージしやすくなるのではないでしょうか。 プロの視点から問いかけてもらうことで視野が広がる! 一人で考えるのが難しいときは、大学のキャリアセンターやハローワークなどの支援機関に相談してみましょう。プロの視点からの問いかけを通じて、自分でも気づかなかった強みや興味に気づけたり、視野が広がったりすることもあります。 今はまだ見つかっていないだけで、あなたにとって大切な軸はきっとあります。今すぐ見つからなくても、実際に働くうちに見つかったり広がったりしていくものでもあります。まずは、焦らずに今できることをやってみてください。応援しています。
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Q
- 履歴書で契約社員を正社員と偽ると本当にバレるのでしょうか?
- 転職活動を少しでも有利に進めたいという気持ち、とてもよくわかります。 ですが、履歴書に偽りを記載することは経歴の詐称にあたり、発覚すれば内定取り消しや、最悪の場合は解雇につながることもあるため、要注意です。 発覚するタイミングとしては、以下のような場面が考えられます。 まずは、前職への照会をおこなうリファレンスチェックです。そして、面接時の受け答えの矛盾、雇用形態や退職理由の記載がされている退職証明書の提出によって発覚します。 契約社員であっても、正社員と同じく社会保険に加入していた場合は、年金手帳や雇用保険被保険者証からは発覚しづらいかもしれません。 しかし、それを「バレにくいから良いだろう」と考えてしまうと、万一発覚したときに、信頼できない人という印象が強く残り、今後に評価にも大きな影響を及ぼすリスクがあることを忘れてはいけません。 「なぜ契約社員だったか」を前向きなエピソードとして伝えよう むしろ、契約社員だったことをあなたの人柄や前向きな姿勢を伝える材料に変えてみるのはいかがでしょうか。 たとえば、「契約社員としての募集しかありませんでしたが、どうしても携わりたい仕事だったため入社を決意し、正社員と同等の責任を持って取り組んできました」などと伝えてみましょう。 ほかにも、「勤務態度や実績は評価されていたものの、会社の制度上、正社員登用がないと聞き、あえて更新を断って転職を決めました」と伝えるのもポジティブな印象になりますね。 このように背景を語ることができれば、誠実さと行動力が伝わり、好印象を持たれることもあります。 虚偽の記載に迷いがあるのは、あなたが本来、誠実な人だからこそです。その気持もあなたの強みの一つだと思います。ぜひ、自信を持って就職活動に取り組んでくださいね。
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Q
- 公務員のエントリーシート(ES)では、何をセールスポイントにすれば良いですか?
- 公務員といっても、国か地方自治体か、さらに総合職・一般職・専門職などによって、求められる人物像やアピールすべきポイントは異なります。 まずは志望する機関や職種についてしっかりリサーチし、どのような人材が求められているのかを理解する必要があるでしょう。 そのうえで重要になるのが、「なぜ民間ではなく公務員を目指すのか」という明確な動機です。志望動機が定まることで、自己PRにも一貫性と説得力が生まれます。 自己PRでは、民間と同様に過去の実績や成果を挙げてかまいませんが、その経験が公務員の仕事でどのように活かせるかを結び付けて伝えることが大切です。 具体的なエピソードで相手にイメージを共有! 求められるスキルを理解しよう たとえば地方自治体を志望するなら、その地域の課題や取り組みを理解したうえで、「自分がどう貢献できるか」をアピールしましょう。 近年は官民連携が進み、住民だけでなく企業や他機関との協力が必要な場面も増えています。そのため、コミュニケーション能力や協働の経験、人間性は高く評価されやすいポイントです。 また、住民対応が多い職場では、傾聴力や粘り強さ、課題解決力なども重視されます。 これらのスキルを裏付ける具体的なエピソードを盛り込む際には以下を意識すると効果的です。 「いつ、どこで、どのような困難があったか、それにどう取り組んだか、どんな結果・影響があったか」といった流れを書くことで、読み手もイメージしやすくなると思います。ぜひ参考にしてみてください。
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Q
- キャリアビジョンの書き方を教えてください!
- キャリアビジョンと言われても、就職先すら決まっていない段階で、何年も先のことなんて想像できないと思うのは、ごく自然なことです。 にもかかわらず、ESや面接でキャリアビジョンが問われるのはなぜか。それは、あなたがどれだけその企業で働くことを本気で考えているのか、採用担当者が見極めようとしているからです。 評価のポイントは大きく3つあります。 ①志望動機と企業の方向性が合っているか(企業研究ができているか) ②自分の強みや価値観を理解し、それが志望動機や将来像とつながっているか ③主体性や成長意欲があるか(自分なりの目標を持っているか) 企業研究と自己理解をもとに、自分なりの将来像を言葉にしてみよう たとえば、その企業で働く先輩社員のインタビューやキャリアパスを調べてみると、将来像のヒントが見えてくることがあります。5年後、10年後の自分の姿をその会社のなかで想像できれば、志望度や計画性が伝わりやすくなります。 構成としては、まず志望動機を起点に考えてみましょう。 ・どんな経験や価値観から、その業界・企業に興味を持ったのか ・なぜその企業で働きたいのか(強みや思いがどう活かせるのか) そのうえで、「将来的には〜に挑戦したい」「経験を活かして〜を担いたい」「顧客や社会に貢献できる存在になりたい」など、自分なりのビジョンをシンプルに言語化してみてください。 完璧である必要はありません。大切なのは、「今の自分がなぜその会社を選ぶのか」と「その延長線上にどのように成長した自分を思い描いているか」を自分の言葉で伝えることです。
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Q
- 履歴書の志望動機欄が空欄はまずいですか?
- ズバリ、志望動機を空欄のまま提出するのはおすすめできません。 採用担当者は、空欄を見て「どの企業にも同じことを書くのは気が引けたのだな」とは読み取ってくれません。むしろ「入社意欲が低い」「準備不足」と受け取られる可能性が高く、ほかの応募者と比べてマイナス評価につながることもあります。 もちろん、企業ごとに異なる志望動機を用意するのは簡単ではありません。ですが、それは採用側も百も承知です。 採用側が見ているのは「自社をどれだけ調べているか」「そのうえでどんな興味や意欲を持ったか」「言語化する力があるか」といった点となります。 企業の推しポイントを記載するのでOK! 難しい場合はプロを頼ろう つまり、志望動機欄は、入社の熱意だけでなく情報収集力や思考力のアピールにもなる重要な項目なのです。 まだ企業を絞り切れていないとのことですが、履歴書を出す時点で何かしら「良いな」と思ったポイントがあるのではないでしょうか。 難しく考えすぎず、企業研究をするなかで気になった点や、共感したこと、自分が貢献できそうだと思ったことを正直に書いてみましょう。 それでも書くのが難しいときは、大学のキャリアセンターやハローワークなどの支援機関を頼るのもひとつの方法です。まずは空欄にしないことから、始めてみてください。
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Q
- 履歴書に現職の退職日について嘘を書いた場合バレますか?
- 履歴書に事実と異なる退職日を記載することは、学歴や職歴を偽ることに比べ、たいしたことではないと思うかもしれませんが、経歴の詐称であることに変わりはありません。 採用後に発覚する可能性が高く、内定の取り消しや最悪の場合は解雇の対象になることもあるのです。 多くの場合、採用後の入社手続きに必要な書類、たとえば、雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票などを提出した段階で発覚します。 これらは、社会保険や税務にかかわる正式な書類のため、正確な退職日が記載されており、虚偽はほぼ明らかになるでしょう。 経歴詐称は入社後のキャリアにも響く! 誠実な対応を また、前職に確認を取るリファレンスチェックをおこなう企業の場合は、内定前に発覚する可能性もあります。 たとえ故意でなかったとしても、就職活動という人生に大きくかかわる局面で事実と異なることを申告する人物というだけで、信用できないと思われても仕方ありません。 解雇は免れても、その後の評価・配置・昇進に大きな影響を残すでしょう。社内で噂話になってしまうこともあります。 さらに、世間はどこで誰がつながっているかわかりません。同じ業界内で情報が共有されてしまうと、その後のキャリアにも響くことが考えられます。 企業は、経歴やスキルだけでなく、人柄も重視して採用活動をしているのです。バレなければ問題ないだろうと考える人物と一緒に働きたいとは思えませんよね。 仕事は社内でも社外でも信頼関係で成り立つものです。退職日の記載に悩むよりも、あなたの強みや人柄を誠実に伝えることに注力してくださいね。
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Q
- やりたい仕事が見つかりません。
- 実は、「やりたい仕事が見つからない」という相談はとても多く、やりたいことが明確でないまま就職する人も決して珍しくありません。実際に働くなかで、やりたいことや興味がはっきりしてくるケースもたくさんあります。 では、今の段階でやりたいことがわからない場合、どうやって仕事を探していけば良いのでしょうか。 まずは少しでも興味が持てそうなことを探すことから始めてみましょう。 自己分析をしているとのことなので、これまでの経験を振り返り、「どんなときにやりがいを感じたか」「どんなことに夢中になったか」を言葉にしてみてください。アルバイトや部活動だけでなく、幼い頃の遊びや好きだったことでもかまいません。 たとえば、「プラモデル作りが好きだった」→「計画を立てて一つひとつ完成させるのが楽しい」「目に見える形として残ると嬉しい」といった経験から、ものづくりの仕事や形が残る仕事に興味があるかもしれません。 また、「誰かに褒められると嬉しい」と感じていたなら、人とかかわり反応が得られる仕事の方がやりがいを感じられる可能性があります。 日常のなかでも、道を歩いていて自然と目に入るものを振り返ってみるのも良いでしょう。「新しいお店が気になる」「自然の多い場所が印象に残る」など、無意識に惹かれているものがヒントになります。 今無理に答えを出す必要はない! できることから取り組もう 興味関心がまったくない人はいません。小さな気づきや「ちょっと気になる」「やってみたいかも」と思う気持ちを大切にしてください。 実際には、やりたいと思っていた仕事が合わなかったり、苦手だと思っていたことが意外と得意だったということもよくあります。今の段階で無理に明確な答えを出そうとせず、できることから取り組んでみてくださいね。