このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
238件
-
Q
- Web面接でのカンペ使用は、目線でバレますか?
- Web面接は顔がアップになるため、想像以上に目線の動きが伝わります。 カンペ(原稿)を貼りたくなる気持ちもわかりますし、私自身も試したことがありますが目線が泳いでしまい、見事に落ちた経験があります。 結論からいうとわからないようにできるのであれば良いですが、かなり難しいでしょう。文章で書いてしまうとそれを読むために目線がずれ、面接官には「読んでいるな」とわかってしまいます。 丸暗記はNG! キーワードを意識し自然に話そう もしカンペを用意したいなら忘れないように「キーワード」だけを、PCのカメラ付近に貼っておきパッとみて、パッと目線をカメラに戻す程度にとどめましょう。 文章で丸暗記しようとすると、一つ言葉に詰まっただけでパニックになってしまいます。キーワードだけを思い出しそれを自分の中で文章化する練習をしておくのが、一番自然に話せる方法です。
-
Q
- サークルに入っていないのですが、書類にはどんな書き方をしたら良いですか?
- サークルや部活の経験がなければ、無理に書く必要はありません。 ただし履歴書の欄に単に「なし」とだけ記載するのは、工夫がないように見えてしまいます。 面接官としては、サークル活動をしていなかった時間をどのように使っていたのかが気になります。「なし」の一言では、その背景がわからず少し愛想がない、あるいは冷たい印象を持たれることが懸念されます。 空欄を「強み」に変える一言を添えよう そこで「資格取得に集中するため活動しておりません」など、具体的な理由を一言添えるとイメージが変わります。 大切なのは事実でないことを記載しないことです。サークル活動をしていなかった時間を学業やほかの活動に充てていたことを示すことで、かえって自己PRにつながります。 その分エントリーシート(ES)のガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などで、資格取得や学業についてしっかりアピールできるように準備をしておきましょう。
-
Q
- 就活での「自分らしい写真」って、何を出したら良いですか?
- 自分らしいという表現に戸惑っているようですね。 普段の様子と理解して旅行のスナップ写真を貼る人が増えていますが、当然ながら目的が違います。 では就職で使う写真で、自分らしさをどう出すのか。それは「表情を工夫すること」に尽きます。優しい笑顔を心掛けましょう。 その笑顔が好感が持てることは、面接のプラスαのポイントになります。自社を代表しても問題ないという判断基準の一つになるからです。 鏡の前で笑顔の練習をしよう 基準は目が笑っているか、口角が上がっているかです。意外と笑顔のつもりでも写真で見ると笑顔が作れていないこともあります。 口角を上げてほほ笑むという練習を鏡の前でやってみる、頬が痛くなるくらい笑顔の習慣がないなんてこともあります。 就職指導の際感じるのは自分では笑顔を作っていると思っていてもできていない人が多いのが現状です。鏡の前で練習しておくと良いでしょう。
-
Q
- 就活で面接を受けるのは、何社が一般的ですか?
- 面接をうける企業数に設定はありませんが一斉に就職活動を開始するため、複数を同時進行することは重要です。 ただし、話のとおり闇雲に受けるとかえって内定は出ないと考えておく方が賢明です。 以前面接で「何社くらい受けるつもりですか?」と質問した際「100社以上です。内定を100社獲得した人がいるので、自分も負けないように」と答えた人がいました。 これでは論点がずれていますし、意欲や適性を100社すべてに見いだすのは並大抵のことではありません。 人と比べず自分の軸で企業を選ぼう! 大事なのは数ではなくまず自分がやりたいこと、業界、職種を設定し、そのなかで幅を広げていった結果として「10社だった」「20社だった」となる方が望ましいです。 物理的に面接に行く時間も必要なのである程度絞れている段階で、20社か30社くらいで良いのではないでしょうか。つい人と比べたくなりますが、単純に数で比較しないことです。
-
Q
- 就活で、嘘のバイト経験を伝えた場合、源泉徴収でバレることはありますか?
- まず嘘はつかないに越したことはないです。就活でアピールできる材料が欲しいという焦りからつい期間や仕事内容を大げさにいってしまったり、すぐに辞めてしまったことを隠したりするのかもしれません。 特にアルバイトをしておいた方が良いという風潮から言ってしまうのだと思います。しかしアルバイト経験がなかったらないで良いのです。 その間学業や資格の勉強などほかの何かに集中していたのであれば、そのことを言語化できれば問題ありません。無理に嘘をついてアルバイトをしていないことを卑下することはありません。 嘘は未来の自分を苦しめるだけ 質問の「源泉徴収票」でバレるかという点ですが入社手続きの際に提出を求められた場合、短期の嘘や期間のごまかしは発覚する可能性はゼロではありません。 それ以前に自身が挙動不審になってバレてしまうものですよ。 たとえば「カフェのアルバイトしていました」と嘘をついたとします。入社後同期と雑談になったとき「私もカフェでバイトしてたの! どこのお店?」といわれたらどうしますか? 「私もタリーズでバイトしてたの、〇〇店の店長って知ってる?」なんていわれようものなら、しどろもどろになりますよね。 そのように入社後のふとした会話でバレることは多々あります。嘘は自身が苦しくなるだけです。
-
Q
- 内定辞退をLINEで連絡するのはマナー違反でしょうか?
- 近年はLINEで顧客化したり採用活動に活用したり、幅広く浸透していますね。企業のお友達登録ではなく採用担当者とやり取りをしてきた場合、直接担当者にLINEで報告をしても良いと思います。 むしろここまでかかわってくださったのだから、報告しないほうがマナーとして疑問が残ります。 一方で、LINEだけでなく、本来の辞退の連絡方法も同時進行しておきましょう。 担当者への敬意が伝わる報告方法を選ぶことが大切 ただし、電話の場合、担当の方を呼び出していただくのであればLINEは必要ありません。ご本人が不在で、伝言をお願いしたりあるいは別の担当の方にお伝えした場合にはLINEで報告すると良いですね。 これまでかかわってくださった分、言いづらいと思いますがそこは勇気を振り絞ってお伝えしましょう。相手は残念に思われると思いますが、連絡をくれたことに喜んでくださると思います。 私なら逆に人づてに辞退を聞いた場合、直接言ってほしかったとLINEでの報告がないと残念だと思います。 実際に面接をした学生からの連絡を受けたとき、言いにくいことを言ってくれて、今後の人生を応援したくなりました。 以上のことから、自分自身に後ろめたい思いを残さないためにも、勇気を出して直接担当者に伝えましょう。
-
Q
- 週4日・6時間勤務の正社員は現実的に探せますか?
- 週4日・6時間勤務での正社員は実際には存在しますが、求人はかなり少ないと思います。 もともと正社員=フルタイム、パート社員=短時間労働であった雇用形態から、福利厚生の充実や雇用の流動性を防ぐために短時間労働でも正社員同様の扱いになった経緯があります。 これは働きたくても扶養内に抑える、子育てや介護などの環境面から労働時間がやむをえず制限される方々に向けた動きでした。ちょうど私が採用に携わっていた頃のことでした。 志望業界・職種を決めてから理想の働き方を模索しよう 質問者さんはこれから社会に出ていろいろな経験を積む未来に向けて、就職活動をされていると思います。週5日・7~8時間勤務でもワークライフバランスは大切にできると思いますが、いかがでしょうか。 企業側からは就労意欲が低いととらえられるため、体調面、環境面など何かあるのであれば明確に言語化しましょう。 ワークライフバランスは大切ですが、そのバランスは個人差があり、他者、特に面接官に理解してもらえるか懸念されます。 どのような業界を目指しているのか、職種は何をやりたいのかを先に考えて、そのなかでの働き方を模索してみるのはいかがですか。 サービス業や一般事務を中心に探すのが一つの手 比較的多い職業としては、サービス業特にスーパー、飲食業など、一般事務なども探せばあると思います。考え方を逆にして、この先のキャリアの積み方から考え、それから労働時間を考えるのも一つだと思います。 なお、処遇面は低くなりますので、そこも含めてじっくり考えてみてください。
-
Q
- 大学院卒の人が「珍しい」とされる業界や職種はどこですか?
- 一般的な求人では大卒を条件とするものが多く、大学院卒が「珍しい」とされる業界や職種は幅広く存在します。 具体的には、営業、接客サービス業、デザイナー、感性を活かす職種といった職種のほか、IT、建設、不動産、広告といった業界など、選択肢が多くあります。 ご自身のやってみたいことや興味のあることから選択していきましょう。 興味本位の質問は一時的! 働き始めたら気にされない 「大学院卒だから浮いてしまう」とのご心配は「浮く」というよりは、企業側は「なぜ、大学院を出ているのに、専門分野ではなくこの会社を選んだの?」といった興味本位での質問が多いと思います。 ですが、これは一時的なものであり、実際に一緒に働き始めると、いつまでも相手は気にしないものです。 大学院に進学される方の多くは、研究や学びを深めたいという意欲を持って進学されていると思います。その経験を活かして専門分野に就職するのが一般的であるため、面接の場で専門外に進む理由は必ず質問されるでしょう。 この理由も選考の対象になるため、なぜ専門分野の就職活動をしないのか、明確にしておきましょう。 なお、大学院卒の場合、その専門分野以外ではスキルとして評価されず、大卒と同等の評価になるのが現状です。 志望企業での研究経験の活かし方を明確に示そう 研究の経験を強みとするには、その経験が何らかの関連のある業界を選び、応募先の企業でどのように活かしたいのか、接点を見つけることをおすすめします。 たとえば、食品の研究を続けてきたが、営業職を希望する場合、食品業界の営業として、製品や成分の知識を持った営業として重宝されると思います。 このように、自分自身が培ってきた経験と応募企業・職種との接点を見つけることが、採用に近付く重要なポイントとなります。
-
Q
- 上司が怖いので常に萎縮してしまうのですが、どうしたら良いでしょうか?
- 上司と部下の関係はいつの時代も、課題は同じですね。かつては、プライベートも性格も業務に関係ないことまで全否定されたものです。私自身も経験があります。 しかしながら、現代はパワハラに代表されるように、上司の指導が変化してきています。それらを踏まえたうえで、対策は3つあります。 1つ目は、ご自身の考え方を変えることです。 勢いに任せて怒りの感情をぶつける上司だとしたら、業務に関係ないことは聴く必要はありません。ミスしたことだけを振り返り、今後同じことを繰り返さないための対策を取りましょう。 ここで重要な点は、繰り返してしまう原因をすべて上司のせいにしないことは言うまでもありません。何もミスしていないのに叱られているのではなく、ミスをしている点を素直に反省することは必要です。 第三者の視点や上司への相談で関係性を改善できる場合がある 2つ目は、同僚や先輩に相談することです。意外と冷静に聞いている第三者から俯瞰したアドバイスをしてもらえることもあります。 3つ目は、勇気を振り絞って、上司に直接指導を仰ぐことです。忙しくない状況を見計らい、「ご相談したいことがあります。お時間をいただけますか?」と相談して、不安な気持ちを伝えましょう。 ミスをしてはいけないと思っていても、繰り返してしまうこと、本当は上司との距離を縮めたいと思っていることを伝えます。 これら3つを試しても、解決しないなら転職を視野に入れて良いと思いますが、転職先でも同様のミスを起こさない自分になってから転職したほうが良いと思います。
-
Q
- いい人だけど性格が上司が合わない上司がいるのですが、どうしたら上手く付き合っていけるでしょうか?
- 社内にはさまざまな年齢、性格の方が働いておりすべての人と気が合うことはまれですよね。 それが上司だとすれば、関係構築に努める必要はあると思います。ほかのメンバーがうまくやっているなら、相談してみてはいかがでしょうか。 どうしてうまくやっていけているのか、どういうことに気を付けているのか聞いてみると良いと思います。そのアドバイスを真似るところからはじめてみましょう。 上司へ自分の考えを丁寧に伝えると関係が進みやすい 一方で、性格が良いと思っていても仕事の進め方は別ととらえ、自分なりに考えをまとめて伝えてみてはいかがでしょうか。 これは性格という個人的な特徴よりも業務を前に進めるという観点から、「自分はこう思うのですが、いかがでしょうか?」と提案することは反発していることにもならず、改善に向けた意見だと思います。 感情を入れず、業務を進めることを前提に考えてみましょう。 上司の指示に違和感を感じたらすぐに伝えるのが大切 伝え方としては、上司の指示に違和感を感じたそのときに伝えます。後日改めると、こじれる可能性があるためその場で自分なりの考えを伝えてみましょう。 ただし、上司は全体を俯瞰して見ているため、ご自身より視座が高いはずです。自分には見えない景色を見ているからこその判断もあると思います。 聴くこと、伝えることを繰り返し、より良い関係性を徐々に築いていけると良いですね。