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Q
- 就活の自己PRで中学時代のことを話しても良いですか?
- まったく問題ありません。エピソードの古さは問題ではありません。 その中学時代の経験が、あなたの価値観や人間性を形成するうえで非常に重要な出来事だったのであれば、それは立派な自己PRになります。 たとえば、小学生のときの経験がきっかけで消防士を目指したという人もいます。その人にとって、その出来事が人生を突き動かすほどのインパクトを持っていたからです。 今の自分につながる一貫性のあるストーリーを語ろう ただし、その経験を通じて何を学び、今の自分にどうつながっているのかを一貫したストーリーとして語れるようにしておくことが大切です。 「なぜそのとき頑張れたのか」という理由も、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。 「その後、高校、大学では何もしてこなかったのか」という意地悪な質問をされる可能性も考えて、中学時代の経験が、その後の学生生活にどう活かされたのかまで話せると、より説得力が増します。
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Q
- 就活の自己分析、友人に協力してもらうのはありですか?
- ぜひ友人にも虚力を得て、自己分析をやってもらうべきです。特に、同じように就職活動を頑張っている仲間と協力し合うのが良いでしょう。 自分では気付けない客観的な視点から、あなたの強みや良さを指摘してくれるはずです。 就職エージェントなどに相談すると、どうしても当たり障りのないアドバイスになりがちですが、あなたのことをよく知る友人だからこそ、的確なフィードバックがもらえる可能性があります。 就職活動においては本音で語り合える仲間に頼ろう もし「本音を言ってもらえないのでは」「関係性が悪くなるのでは」と懸念するのであれば、それは本当の友人ではないのかもしれません。 「ここから1時間はお互い本気でやろう。終わったらノーサイドだ」とルールを決めれば、きっと有意義な時間になります。 お互いの将来のために本気で向き合える仲間は、就職活動を乗り切るうえで、かけがえのない存在になるはずです。お互い就職活動のために協力し合えると良いでしょう。
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Q
- グループワークの基本ルールについて知っておきたいです。
- グループワークでは、あなたの知識や能力以上に、チームで成果を出すための姿勢が見られています。強調性があるか、リーダーシップがあるか、といった点を評価されていると考えましょう。 単に議論するだけでなく、何かを制作するような課題が出されることもあります。そのときは、まず役割分担を確認し、効率的に進めていくプロセスも重要になります。 ルールを守って協調性と貢献姿勢を意識しよう 守るべき基本ルールは「人の話をしっかり聞くこと」、そして「人の話を中断したり、否定したりしないこと」です。 そのうえで、周りの意見をまとめたり、議論を前に進めたりするリーダーシップを発揮できる人は評価されやすいでしょう。 ただし、一方的に指示するだけでは反感を買うこともあります。あくまで協調性を保ちながら、チームに貢献する姿勢を見せることを大切にしましょう。
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Q
- 面接で深掘りされた質問に答えられない場合、どうすれば良いですか?
- まずは、そうならないように事前準備を徹底することが第一です。 自分のエントリーシート(ES)や職務経歴書に書いた経験について、「なぜそうしたのか」「なぜそう感じたのか」を何度も自問し、深く掘り下げておきましょう。 たとえば、昨日何を食べたか聞かれ「カレーです」と答えたあと、「なぜカレーだったの?」と聞かれて答えに詰まるようではいけません。 すべての行動には理由があるはずです。それを自分のなかで明確にしておくことが、深掘りへの一番の対策です。 面接で答えられない時は正直に伝えて時間をもらおう それでも、当日に頭が真っ白になってしまった場合は、正直に「申し訳ありません。緊張で頭が真っ白になってしまいました。少しだけ考える時間をいただけますか」と伝えるのも一つの手です。 付け焼き刃で的外れな回答をするより、正直に状況を伝えるほうが誠実さが伝わることがあります。 真っ白になっている自分を客観的にとらえ、それを言葉にできる冷静さも、ときには評価の対象になり得るのです。
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Q
- グループディスカッション(GD)形式の選考を今度初めて受けます。
- GDでは議論の中身以前に、チームの一員としての姿勢が見られています。 空気が読めるか、といった点も評価の対象ですが、空気を読みすぎて個性がなくなるのも良くありません。 大切なのは、議論を前に進めるためのチームプレイを意識することです。初めてで不安かもしれませんが、まずはそこを心掛けてください。 GDの鉄則! 聞く、中断しない、否定しないを守ろう 意識すべきことの基本は聞く、中断しない、否定しないの3点です。まずは人の話を真剣に聞くこと。そして、人の発言を遮ったり、頭ごなしに否定したりしないことです。 自分と異なる意見が出ても、「なるほど、そういう考え方もありますね。一方で私はこう思います。」というように、相手を受け入れたうえで自分の意見を述べることが大切です。 この3点を守るだけでも、あなたの評価は大きく変わるはずでしょう。
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Q
- 書類選考で連絡がない場合、問い合わせても問題ないでしょうか?
- 「通過者にのみ連絡します」といった記載がある場合は、いわゆるサイレントお祈りの可能性が高いです。 残念ながらご縁がなかったと判断し、気持ちを切り替えて次の選考に進むのが賢明と言えます。 いつまでも結果を待っていると、ほかの企業の選考機会を逃してしまうことにもなりかねません。自分なりに期限を決めて、次へ進む勇気を持つことも大切です。 気になるなら連絡OK! 気持ちに区切りをつけよう ただ、どうしても結果が気になるのであれば、確認のために連絡を入れてもマイナスな印象になることはないでしょう。 その際は、「貴社とはご縁がなかったものと拝察しておりますが、念のためご確認させていただけますでしょうか」といった形で、お礼と共に連絡してみるのも一つの手です。 企業から返信が来る可能性は低いですが、自分の気持ちに区切りを付けるという意味で行動してみる価値はあるかもしれません。
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Q
- 転職活動における自己分析に役立つ本はありますか?
- キャリア形成に関する本を読むこと自体は有益です。しかし、本に書かれている内容をうのみにして、取って付けたような言葉で話すのは避けるべきです。 重要なのは、「自分自身にとってのキャリアとは何か」をあなた自身の言葉で語れるようにすることです。 自分自身の言葉でストーリーを作っていこう 本から得た知識を参考にしつつも、あくまで自身の経験と将来のビジョンに基づいた一貫性のあるストーリーを構築することが求められます。 面接でキャリアの本質を問われた時に、自分の言葉でしっかり答えられないようであれば、その言葉は使うべきではないと判断しましょう。
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Q
- 人生レベルで自己分析できるおすすめの本はありますか?
- 自己分析は非常に奥が深いテーマであり、特定の本を読んだからといって完璧な答えが出るものではないとまず理解しましょう。 「こうすれば面接に受かる」といったハウツー本に頼りすぎると、かえって自分らしさが失われ、面接官にはすぐに見抜かれてしまいます。 まずは自分の過去を掘りてから書籍を参考にしよう 書籍に頼るよりも、これまでの人生で自分が何にこだわり、何に情熱を注いできたのかをリストアップし、深く掘り下げる作業のほうがずっと重要です。 もし本を読もうとしているのであれば、成功法則を説く本よりも、失敗例や注意点が書かれている本のほうが、客観的な視点を得るうえで参考になるかもしれません。
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Q
- 外資系企業に必要な面接対策を教えてほしいです。
- 日系企業で美徳とされる謙虚さは、外資系企業では必ずしも評価されるとは限りません。 むしろ就活面接のような場では、自信を持って積極的に自己アピールする姿勢が求められます。 「自分を採用すれば、会社にこれだけのメリットがある」ということを臆することなく具体的に伝えてください。 語学力はもちろんですが、それ以上に自分の考えを論理的に伝える能力が重視されると私は思います。
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Q
- OB・OG訪問の質問リストはメールで送るべきですか?
- 質問リストを送るかどうかは、会うOB・OGの人との関係性によりますね。 初対面の人、たとえばアプリなどでマッチングしたような場合は、事前に質問リストを送ることは避けた方が無難でしょう。 相手に準備の負担をかけてしまう可能性があるからです。 いずれも相手を困らせるのは避けよう 一方で、部活の先輩など、すでに関係性が構築できているのであれば、事前に送ることで相手も回答を準備しやすくなる場合があります。 ただし、いずれの場合も「極秘情報を教えてください」といったような、相手を困らせる質問は避けるべきです。