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Q
- 短所として「諦めが悪い」と伝える場合の例文を教えてください。
- そもそも、「諦めが悪い」というのは本当に短所なのでしょうか? 私は、素晴らしい長所だと考えています。「諦めが悪い」という言葉は、いくらでもポジティブな表現に置き換えることができるのです。 たとえば、「目標達成に向けて粘り強く努力を続けることができる」「困難な状況でも簡単には投げ出さない」といった長所として言い換えることができます。 こうした言い換えをすることで面接官は、仕事に対する熱意や粘り強さといった、ポジティブな印象を持つはずです。 具体的なエピソードを盛り込むことで魅力として面接官に伝えることができる 「例文」というよりは、その「諦めの悪さ」が、具体的にどのような行動や結果につながったのか、ポジティブなエピソードを交えて説明することが重要となります。 たとえば、以下のように伝えてみてはいかがでしょうか。 「部活動で、大会前の練習が非常に厳しかったのですが、最後まで諦めずに練習を続けた結果、目標としていた成果を上げることができました。この経験から、最後まで諦めないことの重要性を学びました。ときには『諦めが悪い』と評されることもありますが、目標達成のためには不可欠な資質だと考えております」 このようなエピソードを交えれば、「諦めが悪い」という一見ネガティブな言葉が、あなたの人間的な魅力を伝える強力な武器に変わります。 面接で短所を聞かれ、「諦めが悪いところです」と答える場合は、「短所と言えば短所ですが、見方を変えれば『粘り強さ』という長所でもあります。実際に……」と、準備しておいたエピソードにつなげて話しましょう。 あなたの「諦めの悪さ」は、間違いなく強みになります。自信を持ってアピールしてください。
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Q
- 就活の広告は煽りすぎではないでしょうか?
- 就活の情報があふれるなかで、「周りはもう内定を取り始めている」「早く動かないと乗り遅れる」といった言葉に、心が揺れてしまうこともあるでしょう。 そうした情報に惑わされず、自分のペースで就活を進めるには「自分に正直に動く」必要があります。 まず知っておいて欲しいのは、私たちの悩みの過半数は「他人との比較」から生まれている、ということです。 たとえば、「友人の〇〇さんはもう内定が出たらしい」、「親戚の誰々さんと比べて、あなたは一体何をしているんだ」のような心ない言葉を家族からかけられることもあるかもしれません。 しかし、忘れないでください。その人の人生はその人のものであり、あなたの人生とはまったく別のものです。誰かと比べることに、何の意味もありません。 焦りは禁物! 自分の納得できる形で就活を終えられるように取り組んでいこう もちろん、試験日などに合わせて自分のコンディションを最高潮に持っていくような、自己管理能力は大切です。大学受験などを通して、その訓練をしてきた人もいるでしょう。 しかし、もしあなたがまだ「自分のペース」というものを掴みきれていないと感じるのであれば、無理に周りに合わせる必要はありません。中途半端な気持ちで焦って事を進めても、良い結果につながるとは限らないからです。 地に足がついていない状態で就職活動を進めてしまうと、もし内定を得て入社できたとしても、結局は長続きせず、自分自身だけでなく採用してくれた企業をも巻き込んでしまうことになりかねません。 どうか、周りの声や情報に惑わされないでください。しっかりと自身の内面と向き合い、地に足のついた状態で、あなただけの一歩を踏み出しましょう。
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Q
- 就活から逃げた人の末路を教えてもらえますか?
- まず、「就活から逃げたい」という気持ちは、目前に迫った面接に行きたくないという短期的なものでしょうか。それとも、就職活動そのもの、あるいは「働く」ということ自体への覚悟がまだ定まっていないということでしょうか。 もし後者であるならば、まず伝えたいのは、「人生において、このタイミングで絶対に決めなければいけないということはない」ということです。「新卒」という言葉に過度に縛られる必要はありません。 本当に自分が何をすべきかを見定めるために、1年、2年という時間をかけてじっくり考えることも、非常に価値のある選択だと私は思います。 「逃げる」という言葉を使うと、どうしてもネガティブに聞こえてしまうかもしれません。しかし、視点を変えて「自分が安心できる場所に、一度移動する」と考えてみてはいかがでしょうか。 それは、一時的に面接を受けなかったり、就職活動を休止したりするという選択肢も含む、前向きな戦略の一つだと思います。 なぜなら、自身の覚悟が固まらないまま「お金のために」と無理に就職してしまうと、心に大きな負担がかかり、入社後2〜3カ月で退職してしまうというケースも少なくないからです。 中途半端な決断は自分を苦しめることになる! 自分と向き合って答えを出そう そうなると、採用に時間や費用をかけた企業にとっても不幸な結果になりますし、何より自身のなかに「なぜあんな決断をしてしまったのだろう」という後悔が長く残ってしまいます。 中途半端な気持ちのまま進んでしまうことこそ、実は最も避けるべき状況なのです。 もし今あなたが、「どうしたらこの状況から逃げられるだろうか」と考えてしまうほど追いつめられているのであれば、それは「一度立ち止まりなさい」という、あなた自身の心からのサインなのかもしれません。 勇気を出して一度すべてを仕切り直し、自身の心とじっくり向き合う時間を作ってみることを、私は強くおすすめします。
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Q
- 面接で目が泳いでしまうのですが、どうすれば良いでしょうか?
- 社会には、さまざまな個性を持つ人がいます。なかには、人とかかわるのが少し苦手だったり、大事な場面でつい緊張してしまったりする人もいるでしょう。 特に面接のような重要な場面で、「緊張のあまり目が泳いでしまう」という悩みを抱えている人は少なくないと思います。 「目が泳ぐ」という仕草は、時として「何か後ろめたいことがあるのでは?」という誤解を招く場合もあるのです。 たとえば、空港の入国審査で荷物を念入りに調べられたり、社員旅行の税関でなぜか自分だけ呼び止められたり、という話を聞くこともあります。 だからといって、面接で「目が泳がないように」と意識するあまり、面接官を睨みつけるようにじっと見つめてしまうと、今度は「威圧的な人だ」という、まったく逆の印象を与えかねません。 ありのままの自分で真摯に向き合うことで面接官の理解も得やすい そこでおすすめしたいのが、自身の特性を正直に、そして前向きに伝えるというアプローチです。 面接が始まった際に、このように伝えてみるのはいかがでしょうか? 「大変恐縮なのですが、私は緊張すると目が泳いでしまう癖があります。本日、この場に臨むにあたり、自分なりに直そうと努力してきたのですが、もしお見苦しい点がありましたら申し訳ございません。」 このように先に伝えることで、単に緊張していることを伝えるだけでなく、「自分の特性を客観的に理解し、それに対して誠実に向き合おうとしている」という姿勢を示すことができます。 面接官は、あなたが話す内容だけでなく、その人柄も見ています。無理に自分を取り繕うのではなく、「不器用な部分もありますが、これが私です」と正直に伝える誠実さは、きっとあなたの魅力として相手に伝わるはずです。
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Q
- 面接が朝一なのですが期待されていないのでしょうか?
- 「面接が朝一なのは期待されてないのか」という不安に対して回答します。 まず、企業側の意図を深読みして不安に感じる必要はまったくありません。 企業が面接をおこなう際には、多くの応募者のスケジュールを調整し、効率的に進める必要があります。 そのため、面接する人数が多ければ、朝一番から面接が組まれることはごく一般的です。 どの時間帯でもベストを尽くすことが大切! 事前準備を入念におこなっておこう このように、応募者一人ひとりに対して、面接時間に特別な意図を持たせることは通常ありません。たまたまその順番になっただけだと考えて問題ないでしょう。 それよりも重要なのは、割り当てられた面接時間に、自身の能力や熱意を最大限に発揮し、しっかりと自己アピールができるように万全の準備を整えることです。
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Q
- 短所を「人に頼れない」と伝えるのは避けるべきですか?
- 「人に頼れない」という点は、面接などで正直に伝えてまったく問題ありません。むしろ長所としてアピールすることも可能だと思います。 ただし、その伝え方には工夫が必要です。「短所」という言葉のとらえ方と、それをどのように表現するかが重要となるでしょう。 正直に伝えることが基本ですが、単に「人に頼れません」と伝えるだけでは、ネガティブな印象を与えかねません。 そうではなく、前向きな側面を付け加えて表現することが重要です。 短所を伝えるときは前向きな改善意欲をセットで伝えることで成長可能性を示せる たとえば、「私の短所は、人に頼るのがあまり上手ではない点かもしれません」と最初に短所を端的に伝えます。 そのうえで、「しかし、それは一方で、投げ出さない責任感の強さや、自分で何とかしようとする粘り強さの表れでもあると自負しております」とポジティブな一面を伝えましょう。 そして最後に、「今後は周囲と適切に協調し、チームとして成果を最大化できるよう、意識して改善していきたいと考えております」というように、前向きな改善意欲を表現することができれば、成長の可能性を感じさせるアピールにつながります。 このように、短所を認めたうえで、それが持つポジティブな側面や、そこから得られる学び、成長意欲などを同時に伝えることで、面接官に与える印象は大きく変わるのです。 同じ内容でも、表現の仕方一つで受け取られ方がまったく異なるということを意識し、自身の言葉で前向きに伝えられるように準備しておきましょう。
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Q
- 面接で話すスピードはどれくらいが適切ですか?
- 面接で話すスピードについては、よほど極端でない限り、過度に心配する必要はありません。 何を言っているのか聞き取れないほど早口であったり、逆に間延びして何を考えているのか分からないほどゆっくりでなければ、それ自体が合否を大きく左右することはないでしょう。 録音して聞いてみることで自分の話すスピードを客観的に把握することができる 一般的な面接においては、1分間に200文字から300文字程度が、聞き取りやすく、かつ内容が伝わりやすいスピードの目安と言われています。 一度、自身の自己紹介などを録音して客観的に確認してみてください。 緊張すると早口になりがちなので、練習では意識的に少しゆっくりめに、落ち着いて話すことを心掛けておくと、本番ではちょうど良いスピードになるでしょう。 最も重要なのは、伝えたい内容が相手にきちんと伝わるように、明瞭かつ論理的に話すことです。
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Q
- 転職で入社を3カ月待ってもらうのはありでしょうか?
- 入社を3カ月待ってもらえるかは、転職のきっかけや経緯、そして何よりも採用する企業側の事情によって大きく左右されます。 単に欠員補充などで募集している場合、企業側は特定の時期から人材を必要としているため、3カ月待ってもらうのは難しい可能性が高いです。 誠実な対応が不可欠! 内定承諾前に企業に相談してみよう 一方で、応募者のスキルや経験が非常に専門的で、企業側が強く求めている場合には、ある程度の調整に応じてもらえる可能性はあります。 その場合は、選考の段階や内定後の条件交渉の際に、具体的な理由と希望時期を正直に伝え、相談することが可能です。 ただし、内定承諾後に一方的に伝えることは、最も避けるべきでしょう。必ず内定承諾前に、企業側と真摯に交渉し、双方合意のうえで決定するようにしましょう。
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Q
- 9月卒業予定の就活だといつから動くべき?
- 9月卒業予定の就活はいつから動くべきかについて回答します。 日本も採用のあり方が多様化してきたとはいえ、依然として3月卒業を前提としたスケジュールが一般的です。 ただ、最近では9月卒業者向けの採用枠を設けている企業も増えてきています。 そのため、自分の興味のある企業の採用スケジュールを確認しておきましょう。 3月の卒業生と同じように就活を進めることで余裕を持って進められる 企業の採用選考に応募するタイミングは、基本的に企業の募集スケジュールに合わせる必要があります。 一方で、OB・OG訪問やインターンシップへの参加といった活動は、もっと早い段階から積極的におこなってもまったく問題ありません。むしろ、早ければ早いほど良いでしょう。 9月卒業だからといって活動開始を遅らせる必要はないため、3月卒業の学生と同様に、あるいはそれ以上に早め早めに情報収集や準備を始め、積極的に行動していくことが大切です。
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Q
- 母校以外の大学職員の志望動機がうまく書けません......。
- 「母校以外の大学職員の志望動機がうまく書けない」とのことですね。 これに関しては、まったく心配する必要はありません。大学側が必ずしも卒業生を優先的に採用するわけではありません。 そのため、「母校でないと不利になるのでは」という心配も無用です。 その大学でないといけない理由を準備しよう 志望動機で重要なのは、なぜその特定の大学で働きたいのかという点です。 その大学の教育理念や研究活動、社会貢献のあり方などを事前にしっかりと理解したうえで、その理解と自身の共感、そして貢献意欲を具体的に伝えましょう。 母校であるかどうかよりも、その大学で何をしたいのか、どのように貢献できるのかを明確に示す通常の志望動機をきちんと作成することが何よりも大切となります。