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Q
- 面接での職務経歴の話し方を教えてください。
- 滑舌の良さや表現のうまさといった話し方の技術よりも、その中身が重要です。 まずは自身がやってきたことをすべて書き出し、やってきたこと自体に自信を持って語れるように準備しましょう。周りの友人と比べる必要はまったくありません。 人の悩みのほとんどは、他人との比較から生まれるものです。就職活動においても、自分自身の経験と真摯に向き合うことが、何よりも大切になります。 経験からの学びと身に付いたことをアピールしよう 職務経歴を話すうえで最も大事なのは、何をして、その経験から何を学び、何が身に付いたかという点です。 これはあなたにしか語れないことであり、その学びが次の会社でどう活かせるのか、志望動機にまでつなげて話せると非常に良いでしょう。 身に付いたものが資格のような目に見えるものであれ、「こういう思いになった」という気持ちの変化であれ、その経験が今のあなたをつくり、未来へ向かわせているという一貫したストーリーを伝えましょう。
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Q
- 就活で社長面接の逆質問、どうすれば良いですか?
- 飾らず、ありのままの自分で臨むべきです。下手に取り繕っても、経験豊富な社長には見抜かれてしまいます。お互いのために、ミスマッチは入社前にわかったほうが良いでしょう。 ただし、「なんでも言っていい」と勘違いしてはいけません。相手への敬意や丁寧な言葉遣いは大前提です。無礼講と言われても、本当に無礼な振る舞いをしてはいけないのと同じです。 定番の質問はNG! 本当に聞きたいことで熱意を示そう 逆質問は、マニュアル本に載っているようなものではなく、その会社のホームページ(HP)や資料を深く読み込み、これまでの面接で感じたことをもとに、心から疑問に思ったことを質問するのが一番です。 その質問の質が、あなたの企業理解度や熱意の証明になります。付け焼き刃の質問をすると、再質問されたときに窮地に陥る可能性もあります。真剣にその会社と向き合い、本物の疑問をぶつけてみましょう。
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Q
- 集団面接やグループディスカッション(GD)って何が見られてるんですか?
- 集団面接とグループディスカッションは、性質が少し異なります。 集団面接は、おもに応募者が多いときなどに、効率的に選考を進める目的でおこなわれます。 たとえば、非常に応募者が多い企業では、一人ひとりと面接する時間がないため、集団面接という形式をとることがあります。 ここでは、個々人の基本的な受け答えや、ほかの人が話しているときの聞く姿勢などが見られています。 グループディスカッションはチーム内での振る舞いを見られる 一方、グループディスカッションで最も見られているのは、個人の能力以上にチームのなかでどう振る舞うかという点です。企業は、仕事における協調性やコミュニケーション能力をここで確認したいと考えています。 自分が自分が、と前に出すぎるのも、まったく発言しないのも良い評価にはつながりにくいです。大切なのは、人の話を遮って否定するようなことはせず、前向きで建設的な姿勢を示すことです。 グループディスカッションでの振る舞いは、その後の個人面接で「あのとき、なぜああいう行動をしたのですか? 」と、確認される可能性もあると心得ておきましょう。
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Q
- 建設業界の人手不足って本当ですか?
- 本当です。かつてのきつい、汚い、危険、いわゆる3Kというイメージや、資格取得の難しさ、現場の厳しさなどから若者に敬遠されてきた歴史的背景があります。 それに加え、近年は高度経済成長期に建てられた建築物の一斉建て替え需要や、働き方改革による一人ひとりの労働時間減少が重なり、人手不足はさらに深刻化しているのです。 一人の人間が長時間働けなくなった分、より多くの人手が必要になっているのです。 労働条件の改善が進んでいることはチャンスととらえよう 逆に言えば、業界全体が人材を強く求めており、働き方の改善も急速に進んでいるため、技術を身に付けたい人にとってはチャンスのある業界ともいえます。 近年、建設業界では週休二日制の導入や労働時間の管理が徹底されるなど、大きな変革期を迎えています。 人手不足だからこそ、個人の技術が評価され、活躍できる場が広がっているととらえることもできるでしょう。
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Q
- 海運大手3社を比較したいのですがどこに注目すべきでしょうか?
- まず、「なぜ自分は海運業界を志望するのか」を明確にすることが最も重要です。その軸が定まらないと、企業ごとの特徴を調べても、どこに注目すべきかわからなくなってしまいます。 日本は島国ですから、海運は経済の根幹を支える重要な産業です。そのなかで、自分がどのような形で貢献したいのかを考えてみましょう。そうすることで、企業選びの基準がはっきりしてきます。 各社の特徴を押さえて自分の興味と照らし合わせよう そのうえで、各社の特徴を見ていきます。 たとえば、日本郵船はLNG(液化天然ガス)輸送など国のエネルギーを支える役割、商船三井は発電事業など新規事業にも積極的なイメージ、川崎汽船は自動車輸送に強みがある、といった特徴があります。 各社が何を運び、どのような事業展開をしているかを調べ、自身の興味ややりたいことと照らし合わせてみてください。会社の規模や給与だけでなく、事業内容にまで目を向けることが大切です。
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Q
- デベロッパーとパブリッシャーの違いは何ですか?
- デベロッパーはゲームなどを開発する側、パブリッシャーはそれを世の中に広める側と理解するとわかりやすいです。 パブリッシャーの役割は、単に営業が売り込むだけでなく、インフルエンサーの活用などを含めた広報、マーケティング活動全般を指します。 市場そのものを創り上げていく、非常にクリエイティブな仕事と言えるでしょう。 仕事もキャリアも異なる! 自分の適性を見極めよう 両者の仕事内容は、開発とマーケティングというように、理系と文系くらいの違いがあります。したがって、求められるスキルやその後のキャリアパスも大きく異なります。 デベロッパーはないものを生み出す技術力が、パブリッシャーは市場を調査し戦略を立てる企画力が求められます。 自身がどちらの役割に興味や適性があるのか、しっかり見極めることが重要です。
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Q
- 履歴書の使い回しはバレますか?
- 学歴や資格、職歴など、履歴書の基本的な項目はどの企業に応募する際も変わらないため、使い回しという概念自体が当てはまりません。これらの項目は効率的に作成してかまわないでしょう。 ただし、問題となるのは志望動機です。どの企業にも当てはまるような一般的な内容の志望動機では、相手に熱意は伝わりません。 熱意を伝える部分は使い回さず一から書き上げよう 志望動機や自己PRのうち、特に相手企業への思いを伝える部分については、その都度一から真剣に書き起こすべきです。「音社(御社)の企業理念が」などと誤って書いてしまうのは、笑い話にもなりません。 ほかの企業への応募状況がバレるのではないかと心配するかもしれませんが、企業間で個人情報を共有することは通常ありませんので、その点は安心してください。 バレるかどうかを気にするよりも、いかに熱意を伝えるかに集中しましょう。
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Q
- 事情があって面接に落ちたいです。
- 行きたくない企業の選考が進んでしまい、意図的に面接に落ちようと考えるのは、良い方法とは言えません。最も誠実な対応は、できるだけ早い段階で、正直に辞退の意向を伝えることです。 たとえば、「他社様から内定をいただき、そちらにお世話になることに決めたので、大変申し訳ありませんが、本日の面接は辞退します」というように、正直に伝えるのが良いです。 迷惑をかけないよう辞退の連絡は迅速にしよう 合格が出てからや面接の直前になってから断るのは、準備を進めてきた企業に対して大変失礼にあたります。また、もし学校推薦などで応募している場合は、あなたの行動が後輩たちの就職活動に影響をあたえる可能性も考えておく必要があります。 辞退を決めた時点で、すぐに、そして丁寧な言葉で連絡を入れるのが、社会人としての最低限のマナーです。
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Q
- SPIのWebテストで英語は出ますか?
- 標準的なSPIWebテストでは、英語は出題されないと認識しています。英語版として実施される場合は、事前にその旨がアナウンスされるのが一般的です。 突然英語が出題されることはなく、英語の問題が出るというよりも、試験全体が英語で実施される形式になることが多いでしょう。 英語の試験を受けるなら過去問で慣れるのがおすすめ 相当な英語力を求める企業の場合に英語版が導入されることがありますが、その際は相当な対策が必要となります。 英語が出題されるSPIの過去問を入手し、実際に問題を解いて形式に慣れることが重要です。TOEICとは異なる出題傾向があるため、SPIに特化した対策が必要です。 特に、時間配分を意識した練習を心掛けましょう。
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Q
- 新卒で派遣会社を選ぶ際のポイントは?
- もし将来的に正社員を目指しているのであれば、新卒で派遣社員を選ぶことは慎重に検討すべきです。 日本では、良くも悪くも新卒というブランドには大きな価値があります。これは企業が「新卒一括採用」前提で採用・教育計画を立てているためで、既卒や非正規からの巻き返しが難しい構造になっているからです。 正社員への道が険しくなる可能性も考えて 特別な理由がない限り、まずは新卒で正社員を目指し、その価値を最大限に活用することをおすすめします。 一度派遣社員としてキャリアをスタートさせてしまうと、その後の正社員への道が険しくなる可能性も否定できません。特に未経験職種や人気企業への転職は、書類選考の段階で不利になるケースも多いため、最初の一歩が非常に重要です。