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Q
- 教員の志望動機が思いつきません。
- 教員の志望動機は、「子どもが好き」という理由以外にも、教育への課題意識や、教育をどう変えたいかといった視点が重要です。子どもが好きであることは基本ですが、それがすべてではありません。別のアプローチも存在します。 たとえば、航空業界のホスピタリティやIT業界の技術革新のように、各業界には典型的な志望動機がありますが、まったく別の角度からアプローチする人もいます。 ミュージシャンや演劇経験者が創作物で感動をもたらしたいという思いから、エンジニアを目指すケースもあります。 「子どもが好き」という理由だけでは埋もれてしまう可能性があるため、教育そのものにフォーカスしたり、別の視点から教員としての適性をアピールしたりするほうが良い場合もあります。 なぜ教員を目指すのかを見つめ直して動機を考えよう 教育業界を目指す理由ややりがい、それが現場でどう活かせるかを再考することが重要です。 教育には教材開発やITからのアプローチなど多様なかかわり方があります。その中でなぜ現場の教員なのかを掘り下げる必要があります。 現場から何かを変えたいという思いがあるのか、それともシステム開発や制度構築に関心があるのか、自身の軸を明確にすることが大切です。直接的な影響力は大きいが範囲は限定的、メーカーなどは範囲は広いが影響の深さは教員ほどではない、といった特性を理解することも求められます。 また、先生や親をサポートしたいという動機も考えられます。 改めて、自分のやりたいことを明確にして、それを活かせる方法を考えてみましょう。
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Q
- 教員から転職して高収入は可能ですか?
- まず私が考える結論から言えば、教員から転職して収入をあげることは可能です。 たとえば、私学の教員という選択肢があります。 ほかにも、私の知人にはIT業界に転職した元教員もいて、その人は教育分野を変えたいという強い思いから転職を実現させていました。 現職の教育現場への課題意識を持ち、教員経験を活かしてIT企業の営業職として教育にアプローチするといったケースなどが考えられます。教育現場だけでは変えられない課題感を持つことが重要なのです。 収入面だけでなく教員の経験を活かせるかどうかも考えて決断しよう 教員としてのやりがいを感じているのであれば、これまでやりがいを感じられた経験に関連させられる分野に転職するのが良いと思います。 また、教育現場の外から教育業界の変革を目指すという道もあるかもしれません。教育現場はアナログな部分や、IT化の遅れといった側面もあるため、そうした課題にアプローチし、人脈も活かせる営業職などで活躍する人もいます。 収入面だけでなく、これまでの経験を新しい業界でどう活かし、どのように発展させられるかを考えることが重要です。 これまでの経験をゼロにしないようなキャリアプランを考えましょう。
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Q
- 面接で採用担当の人がメモを取らないのはよくあることですか?
- 採用担当者が面接でメモを取らないことは、その会社の採用システムや面接の位置付けによるため、一概に良い悪いとは言えません。 たとえば、メモを取る必要がないシステムを導入している企業もあります。その場で何も入力していなくても、面接後に何らかの形で情報を入力しているはずです。 また、面接を通して、基本的なやり取りができるかを見ているのか、ストレス耐性を見ているのか、じっくり人物を見て判断しているのかによっても対応は異なります。評価ポイントによって、メモを取らなくても良いと判断されたのかもしれません。 このように面接官がメモを取らない理由はさまざまです。あまり振り回されないようにしましょう。 メモを取って欲しい気持ちはわかりますが、「メモを取ってください」と要求する学生は聞いたことがないため、あまりおすすめできません。 テクニックより内容が大切! インパクトのある話を意識しよう 面接官がメモを取らない場合は、熱意を持って話すことが大切です。「このように話せば受けが良い」というテクニックを意識するより、自身の経験をもとにした企業との接点をいかに魅力的に伝えられるかがポイントとなります。 このポイントを意識することで、面接官も前のめりな姿勢で話を聞いてくれて、キーワード程度はメモをするかもしれません。つまり、キーワードで内容を思い出せるインパクトのある話が求められるということです。 企業の対応に惑わされず、自分のアピールポイントを余すことなく伝えることに集中しましょう。
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Q
- エントリーシート(ES)を締め切りギリギリに提出したら印象が悪いですか?
- ESの締め切りギリギリの提出は、印象が悪いという以前に少し危険だと私は思います。 私が支援してきた学生のなかには、締め切り直前にアクセスが集中し提出できなかったケースも実際にありました。このように印象云々の前に、提出できないリスクがあることを認識しておきましょう。 またオンライン提出の場合は、タイムスタンプで記録が残ってしまうため、悪目立ちをしてしまう可能性もあります。 完璧より早さを重視! 余裕のある行動でチャンスをつかもう 企業側も駆け込み提出はある程度想定していますが、やはり早めの提出が望ましいです。 「完璧を目指すより、ある程度の完成度で早めに提出したほうが良い」とも言われます。 特に大手企業などで複数回締め切りがある場合、早い段階での提出が有利になることもあるため、なるべく余裕を持って準備しましょう。
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Q
- 仕事が決まらないストレスに悩まされています。
- 就職活動が長引くと、精神的なストレスが積み重なるのは自然なことです。そのようなときは、思い切って一時的に就職活動から物理的にも心理的にも距離を置いてみるのが一つの有効な方法です。 数日間から1週間程度、期間を明確に決めて、就職活動に関する一切のことを考えず、リフレッシュする時間を作りましょう。 この期間は、意識的にSNSや就職情報サイトからも離れることで、他人との比較からくる焦りや情報過多による混乱をリセットし、心身を休ませることに専念することが大切です。 一人で悩まず周囲のサポートを活用するのもおすすめ! 一人で悩みを抱え込まず、大学のキャリアセンターや信頼できる人に現状を相談することも、精神的な負担を軽減し、客観的な視点を得るために非常に重要です。 キャリアアドバイザーは、あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスや、時には精神的なサポート、さらには新たな求人情報の提供もしてくれる可能性があります。 また、大学4年生で状況が長引いているのであれば、就職エージェントに登録し、大学のサポートと併用して、非公開求人の紹介や専門的な面接対策といった多角的な支援を受けるのも有効な手段となります。
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Q
- 大企業と中小企業、働くメリットの違いは何ですか?
- 大企業と中小企業にはそれぞれに明確なメリットがあります。 大企業は、研修や人材育成制度がしっかりしている場合が多いものの、事業規模の大きさゆえに個人の業務は断片的になるかもしれません。 しかし、その分、社会的な事業規模の大きさを感じることができます。また、業界全体の動向を把握しやすいという利点もあります。 一方、中小企業は、転勤がないもしくはあっても限定的、経営陣との距離が近い、若いうちから裁量権を持って幅広い業務に携われるなどの特徴から、成長スピードが速い傾向にあります。 何を求めるかで選ぶ! 成長の形は一つじゃない 大企業は、扱うものが大きい分、自分できるところも限られているので、成長に時間がかかるかもしれません。 ご自身が仕事に何を求めるのか、どのようなスピードで成長していきたいのかによって、どちらの環境が合うかは変わってきます。 それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、ご自身のキャリアプランと照らし合わせて選ぶことが重要です。
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Q
- 大学2年でインターンに落ちるのは普通ですか?
- 近年は、1~2年生向けのインターンも増えていて、特に業界・企業理解を深めるワークショップ形式の短期プログラムなどは、キャリア教育の一環として参加しやすいでしょう。 選考直結型のインターンでは、採用対象に近い3年生が優先される傾向にありますが、一方で、実践的なスキル習得や長期的なコミットメントが求められるものでは、意欲的な1~2年生が歓迎されることがあります。 これは、3年生になると本格的な就職活動で多忙になるため、企業が早期からの育成や才能発掘を視野に入れているケースもあるからです。 明確な目的意識を持って選考に参加することで熱い思いが企業に伝わる 参加する際は、本分である学業との両立を最優先に考え、スケジュール管理を徹底することを意識しましょう。 また、アルバイトとは異なり、インターンは就業体験を通じて学びを得て、貢献する場であるという意識を持ち、主体的に業務に取り組む姿勢が求められます。 選考では、その企業や業界への純粋な興味、そこで具体的に何を得たいのか、そして自身の成長にどうつなげたいのかといった明確な目的意識と探究心を、熱意を持って伝えましょう。 単に「就職活動に有利だから」という動機だけでは、あなたの本当の意欲や適性は伝わりにくく、企業側にも見抜かれてしまう可能性もあるため注意が必要です。
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Q
- 向上心がある人とはどんな人のことですか?
- 「一度やったミスを二度と繰り返さない」と決めているとのこと、素晴らしいですね。おそらく日々の振り返りがきちんとできる性格なのではないでしょうか。自己評価と反省ができるのは、向上心があるからだと言えると思います。 企業が言う「向上心がある人」はさらに多岐に渡ると思います。たとえば、目標を持っている、学び続けることができる、現状に甘んじず常に挑戦する、過去の自分と比べて成長したいと思っている、なども挙げられます。 具体的には、現状に満足せずアルバイト先で役立つ新しい知識の習得を続ける、ゼミ活動で前例にとらわれない提案をする、研究内容の更なる勉強を続ける、資格試験に挑戦してみる経験などが当てはまるでしょう。 無理をして企業に合わせようとせず自分らしい表現で表すのも大切 もちろん、日々の振り返りができることも、向上心を体現する行動の一つです。しかし、どうしても、自身の特性と照らし合わせてみて「向上心がある」という表現では、しっくりこないというのであれば、あえて企業に合わせていかなくても良いと思います。 自分らしい表現で自分らしさを表す方が本来の姿をアピールできるのではないでしょうか。
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Q
- 学校推薦で就職したいです。もらい方を教えてください!
- 学校推薦があるかどうかは、その年によっても違いますし必ずあるとも言えません。また時期もマチマチですので、常日頃からキャリアセンターと関係性を密に取っておくことが重要です。 本当にこればかりは毎年、「ご縁」と言わざるを得ず、夏過ぎや秋ごろになって、有名企業や地方銀行などから学校推薦としての募集がかかることもあります。納得のいく就職先がないのであれば、活動の歩みを止めないことも大事です。 また内定はあっても、活動継続中であること、自身の希望をキャリアセンター職員やアドバイザーと共有しおき覚えてもらうことも重要です。学校推薦が来ても、あえて進路決定者には連絡しない可能性のほうが高いです。 理系の学校推薦は内定辞退不可な場合もあるため注意が必要 また、理系の場合は「先付け」「後付け」推薦というパターンも一部の企業であります。 ①完全に自由応募先 ②学校推薦のルートで受験するのか ③内定の段階で学校推薦と言う形にするのか(内定辞退不可) を選択するパターンです。 いずれにせよ、学校推薦の場合、内定辞退は出来ないことが多いので、本当に行きたい企業なのかじっくり考えることが必要です。
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Q
- 平日休みの仕事のメリットは何ですか?
- 平日休みの一番の魅力は、やはりどこへ行っても人が少なく、ゆったりと過ごせることだと思いますね。行列に並ぶわずらわしさや、レストランでの待ち時間を気にすることなく、また、平日限定のお得なランチメニューやサービスを堪能できるのも大きなメリットだと感じます。 習い事を始めるにしても、比較的少人数のクラスで落ち着いて受講できる可能性が高いですね。 自分の理想の働き方に合った休みを選択しよう 私のこれまでの求職者との対話や、周囲の友人の話を聞くなかで、一人で静かな時間を過ごしたい人や、自分のペースで趣味などを楽しみたい人にとって、平日休みの働き方は非常に都合が良いものだと感じます。 週末休みの場合、どこへ行っても混雑を避けることは難しく、待ち時間や移動時の混雑などで、自分の自由な時間をたっぷり確保するのが難しいという声もよく聞きます。 またなかには、ライフステージに合わせて平日休みを有効に活用している人もいます。私の知り合いの一人は、結婚・出産後も平日が休みであるため、平日は育児の中心を担いつつ、子供の休日である週末は夫に育児をお願いして、自分は平日の休みに自分のための時間を確保できると言っていました。 また、平日は子供たちが保育園や学校に行っているため、日中の時間を完全に自由に使えるという点も魅力のようです。 一方で、特に若い世代の人たちにとっては、学生時代の友人たちと休みを合わせにくいという点がデメリットになり得るかもしれません。 結婚式などのイベントごとは週末に集中することも多いため、確実に参加するためには有給休暇を取得する必要が出てきます。子供のいる家庭では、学校行事など週末の予定を早めに把握し、事前に調整しておくなどの工夫が求められます。 さらに、社会全体が週末休みを前提として動いているため、時折、自分の仕事へのモチベーションを維持することが難しく感じる瞬間もあるかもしれません。しかし、それを補って余りあるメリットが平日休みにはあると、私は考えています。 ご自身の理想の働き方を考えて、一致するほうを選択するようにしましょう。