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Q
- 履歴書に電話番号を記載しないと、選考で不利になりますか?
- 履歴書の電話番号欄に「自宅」とあると固定電話がない自分は不利なのかなと不安になる気持ちがありますよね。 結論として携帯番号だけでまったく問題ありません。 現在の新卒採用では固定電話を契約していない学生が多数派で、企業側もそれを前提にしています。私も採用担当として働いた際には気にしたことはありませんでしたし固定電話の有無で評価が変わることはありません。 ただ選考で重視されるのは連絡が確実につくかという点です。 できる限り連絡がつきやすい状態を維持しよう したがって携帯番号を記入し、できれば履歴書内や連絡欄に「日中も連絡可能」など一言添えると安心感が出ます。 また面接前後の期間は着信設定やメール通知をオンにしておく、知らない番号でも可能な限り出るなど、連絡体制を整えておくとスムーズです。 留守電を活用し、折り返しは丁寧に名乗って対応する姿勢も好印象につながります。 履歴書は連絡手段を確認するための書類なので、携帯番号を明記しておけば十分です。「自分の状況で大丈夫かな」と思える慎重さは、社会人になっても役立つ力です。 安心して今のあなたの連絡先を持って書いてくださいね。
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Q
- 就活中の彼女とのかかわり方についてアドバイスお願いします。
- 就活と恋愛の両立、これは難しい問題ですね……。 就職してからも、仕事とプライベートの両立や人間関係の悩みは必ず出てきますし状況は常に変わるものです。 自分の経験を活かし彼女に「今のうちにこういうことをしておくといいよ」とアドバイスするのも一つの手かもしれません。 トラブルは動いている証拠! 自分を認めてあげよう 自分が切羽詰まって周囲に冷たくしてしまうときは、自己肯定感を高めることが大切です。自分はよく頑張っていると認め、小さなできたことを日々褒めてあげてください。 他人と比較するのではなく、自分の中の成長を認めることが心の安定につながります。人生において、仕事と人間関係のバランスは避けて通れない問題です。 今がその練習の機会だととらえてみるのも良いかもしれません。 私自身、トラブルに直面したときは「それだけ自分が動いている証拠だ」と思うようにしています。
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Q
- 就活の質問で大学の先輩に何を聞くべきですか?
- 素直に聞きたいことを聞けばいいと思います。「最終的に何を決め手にしたのか」を聞くのが特におすすめです。 どんな業界を見て決め手のポイントは何か、それはどういう価値観からなのか、などを聞いてみましょう。自分の価値観と照らし合わせるため、自分もある程度の自己分析をしておくほうが良いです。 特に自分とは違う観点を持ち、適当に決めていなさそうな人の話は参考になります。 具体的な質問で自分とは違う価値観を知ろう! もし先輩が「就活は大変だった」といったら、そこで止めずに「何が一番大変でしたか?」と具体的に深掘りしてください。 そのほかには苦労したこと、やっておけばよかったこと、後悔したこと、業界のイメージと実際、ほかにどんな業界を見ていたか、ぶっちゃけ学歴フィルターは感じたか、なども生の声として有益です。 その人ならではの意思決定プロセスを聞くことで、自分とは違う価値観に触れられます。
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Q
- 就活で勤務地を妥協すると後悔しますか?
- 「仕事内容=軸」で決めるか「条件」で決めるかは、最終的には本人の価値観です。転勤があるということは「条件」になります。 ただ実家が近いといった安易な理由だけで決めると後悔するかもしれませんが、一概には言えません。 地方都市にも魅力は多く、東京よりコンパクトで住みやすい場合もあります。特に福岡や札幌は転勤者に人気です。 転勤も数年の間ですし、都市部の給料体系のまま地方で暮らす楽しさもあります。給料をもらいながら地方で経験を積めるのは、長い人生で見れば幸運なことともとらえられます。 転勤は期待の表れ! チャンスととらえることが大切 企業もコストをかけて転勤させるからには、その人への期待があるはずです。 いかにその状況を楽しめるか、チャンスととらえられるかが重要です。 また地方のほうが営業先や要人との距離が近くなる可能性もあります。移住するわけではないので人生で一度くらい経験してみるのも良いかもしれません。 逆に地方から上京してきた友人の話を、聞いてみるのも参考になるのではないでしょうか。
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Q
- エントリーシートは速達で出しても良いですか?
- 締め切りに間に合わないのであれば、速達を利用してください。 速達の印がついているからといって、それだけで不合格になることはないと思います。基本的には「期限に間に合わせてくれたんだな」と好意的に受け止められるのではないでしょうか。 仕事内容によってはマイナスになる可能性も ただし、「誤字脱字」への評価と同様に、例外はあります。 たとえば、非常に厳密なスケジュール管理が求められる職種や、完璧な正確性が重視される企業の場合です。 そうした仕事内容と照らし合わせたときに、「期限ギリギリに対応している」という事実そのものが、「仕事の段取りが悪いのではないか」「計画性がないのではないか」というマイナス評価につながる可能性はゼロではありません。 とはいえ、提出しなければ可能性はありません。あまり心配しすぎず、まずは期限内に届けることを最優先にしてください。
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Q
- いらない人材ってどんな人ですか?
- 多くの企業が頭を悩ませているのが、いわゆる「ぶら下がり人間」の存在です。 これは、言われたことは最低限やるけれど、それ以上の成果を出そうとせず「給料だけもらえればいい」と考える人たちのことです。 自分を高めていかないと、誰しもがこうなってしまうリスクがあります。そのため企業は、新卒採用の時点から「将来、ぶら下がり人材にならないか?」を慎重に見極めようとしています。 面接では「主体性」が重要! 判断基準を振り返ろう 新卒の面接段階では、「主体性がない」と判断されると、この傾向を疑われるかもしれません。 たとえば、大学やアルバイトを選んだ理由を聞いても「先生にいわれたから」「友達に紹介されたから」といったように、自分の意思が感じられない回答ばかりだと、受け身な人材だと評価されがちです。 そのため、面接では自身の判断基準や価値観を言語化できるよう、しっかり準備しておきましょう。
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Q
- 好きな仕事をするデメリットはありますか?
- 「好きな仕事」には、好きだからこそ陥りやすい2つのリスクと、キャリアの視点の持ち方が重要になります。 ①オンオフの境目がなくなり条件を軽視してしまう 「好き」な仕事だと、退社後や休日でもつい仕事のことを考えてしまったり、気になって作業をしてしまったりと、のめり込みすぎてしまう傾向があります。結果、心身が休まらない状態が続くリスクがあります。 また、「好きなことができるなら」という思いから、給与の安さや労働条件の悪さを二の次にして飛びついてしまうケースも少なくありません。納期やノルマに追われるなかで、「好きだったはずが嫌いになってしまう」こともあり得ます。 ②「プレイヤー」へのこだわりが苦しみを生むことも 重要なのは「好きなこと」へのかかわり方です。 たとえばピアノや演劇が好きな場合、自分が演奏者であることに固執しすぎると、芽が出ないときに辛くなり、そのジャンル自体を嫌いになってしまうかもしれません。 しかし、一つのステージは演奏者だけでなく、照明や音響、運営など多くの人に支えられて成り立っています。 「自分は演奏者じゃなくても、この素晴らしい舞台を支える一員なんだ」ということに喜びややりがいを見いだせる人は、好きな業界で長く幸せに働くことができます。 「好き」という気持ちのなかで、自分がどう携わりたいのか、その視野を広げてみることが大切です。
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Q
- 高校生活で頑張ったことって、何を答えれば良いですか?
- 高校時代の経験については、深い意図があって聞いてるというよりは価値判断基準みたいなものを知る材料にしているイメージだと思います。 企業側は「自分史」の一環として、純粋にあなたがどういう人か、人となり・判断基準・価値観・考え方などを知りたがっています。 自己分析として当時の「判断基準」を整理しよう たとえば、高校や部活を選んだ「理由」を聞くことで、あなたの「価値観」や「判断基準」を見ているのです。 自己分析の一環として、「これをきっかけに人見知りを克服した」というような過去のターニングポイントを振り返っておくと良いでしょう。
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Q
- 交換留学は就活で有利ですか?
- 交換留学は、大学によっては選考のハードルが高いケースがあります。そのため、行ったという事実だけでなく「行くまでのプロセス」や「現地でのトラブル対応」に注目してアピールするのも良いと思います。 交換留学の権利を勝ち取るためには、一定以上の成績や論文、面接などの選考を突破しなければならないことが多いです。 この「高いハードルをどう乗り越えたか」という準備期間の努力は、それだけで十分なアピール材料になります。 留学中の話だけでなく、そこに至るまでのプロセスも振り返ってみてください。 語学力より困難を乗り越えたエピソードが有効 また、よく「語学力が伸びました」とアピールする学生がいますが、語学力はTOEICなどのスコアで証明できます。面接という貴重な場で、書類を見ればわかることを話すのは非常にもったいないです。 海外生活では、予期せぬ困難やトラブルがつきものなので、企業は「現地で直面した困難にどう対処したか」というあなたならではのエピソードを期待していると思います。 交換留学によって、どのような壁を乗り越えたのかを具体的に伝えてみてください。
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Q
- なぜインフラエンジニアはやめとけと言われるのですか?
- インフラエンジニアが「やめとけ」と言われる理由は、ホテル業界や公務員の仕事と似ている部分があるからです。 何も起きていないときは良いですが、ひとたびシステム障害などのトラブルが発生すると、早急な復旧が求められます。 まさにホテルマンや、災害時の公務員のような立ち位置です。「何かあった時にすぐ呼ばれる」「一刻を争う対応を迫られる」というプレッシャーは、確かにきつい側面があります。 プロ意識が問われるやりがいのある仕事でもある しかし、そのきつさは「社会の基盤」を支えていることの裏返しでもあります。 インフラであればあるほど、社会への影響力は大きく、その分だけ「やりがい」も非常に大きいです。 公務員が災害時に最前線で働くのと同様に、インフラエンジニアも「自分たちが社会を止めてはならない」という大きな責任を背負っています。 「やめとけ」という言葉は、裏を返せばそれだけプロフェッショナルとしての覚悟が問われる仕事だということ。その責任の重さを「社会への貢献」として前向きにとらえられる人にとっては充実した仕事になるはずです。