このアドバイザーが
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171件
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Q
- 長期インターンシップに参加しても内定がもらえないのはなぜですか?
- 長期インターンに参加したにもかかわらず、ほかの参加者と違って内定がもらえないと、能力を否定されたように感じて不安になるかもしれません。 しかし、これは必ずしもあなたの能力不足が原因ではなく、むしろ企業との「ミスマッチ」が理由である可能性が高いです。 たとえば、その仕事で求められるのが「瞬発力」であるのに対し、あなたの強みが「ミスをしない慎重さ」である場合、企業側は「この人の良さは、別の環境でもっと活きるのではないか」と判断することがあります。 これは優劣の問題ではなく、適性の問題です。 仕事に求められることと自分とのズレを探してみよう この状況でまずやるべきことは、その仕事で求められる能力と、自身の得意・不得意を改めて冷静に分析し、どこに「ズレ」があるのかを突き止めることでしょう。そのうえで、もしその「ズレ」が許容範囲であれば、意識して行動を合わせてみるのも一つの手だと思います。 一社にこだわりすぎるのはNG! 自分に合った企業はほかにある可能性も しかし、より重要なのは、その一社に固執せず、視野を広げてほかの企業にも目を向けることです。 ほかの選択肢を見ることで、現在のインターン先を客観的に評価できたり、自分にもっと合う企業が見つかったりする可能性は大いにあります。 この経験を「失敗」ととらえず、より自分に合ったキャリアを見つけるための貴重なデータとして活用しましょう。
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Q
- 退職後に転職先が決まらないので不安でいっぱいです。
- 退職後の転職活動は、期間が空くほど焦りが生まれやすい状況かと思います。まずは一度立ち止まり、これまでの活動方法を見直してみましょう。 利用している求人サイトや媒体は適切か、応募している企業の幅は狭すぎないか、などを確認してみてください。 また、応募書類の内容や面接での受け答えに改善の余地はないか、客観的に振り返ることも大切です。決まらない原因がどこにあるのかを冷静に分析し、必要であれば応募数を増やすといった行動も求められます。 転職活動のプロに頼るのも有効! 客観的な視点でキャリアの軸を固めよう もし一人で行き詰まりを感じているなら、転職エージェントやハローワークのキャリアコンサルタントなど、第三者の視点を取り入れることも非常に有効です。 客観的なアドバイスをもらうことで、書類の書き方や面接でのアピール方法が改善されることがあります。 「どこでも良いから」という焦った姿勢は面接官に伝わってしまいます。まずは自身のキャリアの軸を再設定することが、内定への近道です。
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Q
- 30代で公務員を辞めたいのですがですが、大丈夫でしょうか?
- 30代で公務員を辞め、民間企業へ転職することは十分に可能な決断です。しかし、一般的な「安定」というイメージとは逆の選択となるため、なぜ転職したいのか、その動機を深く掘り下げることが何よりも重要になります。 まず、「自分にとっての『安定』とは何か」を自問自答し、再定義してみましょう。給与なのか、労働時間なのか、仕事のやりがいなのか、価値観は人それぞれです。 周りの転職の多さなどに流されるのではなく、「自分にとって働くとはどういうことか」という根本的な問いと向き合うことが、後悔のない選択につながります。 目の前のことだけでなく長期的な視点を持つことが大切! そのうえで、公務員のメリットと、転職によって得られるであろうメリットを客観的に比較検討することが不可欠です。 現在の仕事の社会的信用や福利厚生、そして目先の月給だけでなく、現時点で退職した場合の退職金も含めた長期的な視点で、メリットとデメリットを冷静に分析しましょう。 そして、民間企業で活かせる自身のスキルは何か、どのような貢献ができるのかを明確にすることが、成功の鍵となります。
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Q
- 30代で向いてる仕事がわからないのですが、どうすれば良いですか?
- 30代でキャリアに迷うことは自然なことなので安心してください。 まずお勧めしたいのは、現在の仕事を続けながら転職活動を試してみることです。実際に活動すると、自身の市場価値を客観的に把握でき、これまで気付かなかった強みや経験の価値を発見する良い機会になります。 転職活動を通して、自分のキャリアを振り返り、さまざまな企業や仕事に触れることで、向いている仕事の手がかりが見つかるかもしれません。まずは情報収集から始めてみましょう。 自分の興味を明確に! 自己分析からキャリアの軸を見つけよう 基本的には今までの経験を活かせるキャリアを軸に考えるのが一般的ですが、もし未経験の分野に挑戦したいのであれば、相応の努力と時間を要する覚悟が必要です。 その挑戦が許される環境にあるのかどうかも、冷静に判断する必要があります。 まずは自己分析を通じて、自身の興味や得意なことを棚卸しすることから始めてみてはいかがでしょうか。そうすることで、進むべき方向性が見えてくるはずです。
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Q
- 新卒でオーストラリアに海外就職するのは難しいですか?
- 通常、海外で就職する場合には何かしらの就労ビザ(その国独自の場合が多い)が必要になるかと思います。 どの国であっても、まずは、それが最初の難関になるでしょう。どこの国であっても、自国民または、永住権を持っている他の外国人よりも有利な点を持ち合わせる必要があります。 日本が話せるということを武器として活かすなら、国際結婚等で現地在住の日本人よりもあなたを雇うメリットがある必要があります。 多くの国が、そこを考慮してもその外国人の方を雇うメリットを感じないと法的な手続きを取ってくれないことが多いと思われます。 就職と学生ビザで一部就労が認められている場合とは条件が違うと思ったほうがいいです。 オーストラリアはワーキングホリデービザや学生ビザでもアルバイトが出来ると聞きます。 しかし、ワーキングホリデーはあくまでもアルバイトなどの仕事が多いですし、就職とそれらは違うことを念頭においておきましょう。 今、円安も手伝って、高い時給を謳い文句にオーストラリアの農場で働かせる目的で日本人の大学生を狙うビジネスもあるようです。 いわゆる単なる出稼ぎで終わらないように注意が必要かと思います。 現地人を超える価値をどう示すかがカギ これを踏まえると、現地の人よりもあなたを雇うメリットはなにか、そのために見つけるべき経験やスキルはなにかを考える必要が出てきます。 それを考慮すると海外での新卒の就職は、なかなか難しいのが現実かと考えられます。
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Q
- グループワークがつらいです……。
- グループワークが苦手な学生は、まず発言しないと評価の対象にすらならないという点を理解することが重要です。 能力が低いから落とされるのではなく、「発言がないため、どのような人物か判断できなかった」という理由で不合格になるケースは少なくありません。 ただし、派手に目立ったり、議論をリードしたりすることだけが評価されるわけではありません。 たとえば、議論が白熱しているときに「残り時間から逆算すると、そろそろ結論を出すための議論に移ったほうが良いのでは」と提案することも、立派な貢献です。 貢献の形はさまざま! 練習を重ねて苦手意識を克服しよう 苦手意識を克服するためには、大学の授業やゼミで意識的に発言する、友人との練習、あるいは大学や新卒応援ハローワークが開催するグループディスカッション対策講座に参加するなど、実践の場数を踏むことが大切です。 苦手ながらも一生懸命チームに貢献しようとする姿勢は評価されますので、当事者意識を持って取り組んでみてください。
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Q
- 転職に英検1級を持っていると有利ですか?
- 通訳や翻訳など英語力を直接生かして仕事をするなら非常に有利ではないでしょうか。どちらも英語運用能力を表すので有利不利はないように感じます。 しいて言えば、英検だけにあるスピーキングなどが証明できることにもなるでしょう。 しかし、一方でTOEICではビジネス場面での運用力を問われるので、希望している転職先がどのような業界であり、仕事内容がどのようなものなかを考慮することをおすすめします。 英語力をどう活かしたいかが、転職活動の軸になる いずれにしても、どちらも誰でも取得できるものではないので、チャレンジされることは大いにおすすめですし、有利にはなると思います。 しかし、本来、あの山に登りたいからこの靴買った(英語力を身につけた)というなら説明がつきやすいですが、「この靴があるからどの山登ろうか?」の場合、選べることはとても素晴らしいことです。 しかし、企業側からするとほかにもっといい条件があれば、「すぐそちらの山に登るかも」と思われても仕方ないです。 英語が得意ではない私が言っても説得力は薄いですが、英語は、仕事をするための手段であり、もっというと仕事も人生をどんなふうに送りたいかの手段の一つに過ぎません。 転職してどのような人生になれば、自分らしくいられるでしょうか。そこを考えてみることもおすすめします。
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Q
- 面接で自己PRと長所を効果的に伝えるにはどうすべきですか?
- 自己PRや長所を伝える際は、それを裏付ける強みが発揮されたエピソードを具体的に話すことが不可欠です。「私の長所は計画性です」と述べるだけでは、まったく説得力がありません。 その際、応募する企業の仕事内容を深く理解し、自分の強みが、その仕事のどのような場面で活かせるかを具体的に想像しながら話せると、効果的な自己PRになるだけでなく、しっかりと仕事研究をしているというアピールにもつなげられます。 アピールしたい長所は1に絞って深く語ろう もし伝えるべき長所が複数あって迷う場合は、1つに絞ることをおすすめします。3つも4つも話すと、結局何が一番の強みなのかが曖昧になってしまいます。 自分のなかで「この強みが6割を占める」というように、最も自信のあるものを1つ選び、そのエピソードを深く語るようにしましょう。面接官の印象に残りやすく、深掘りされた質問にも対応しやすくなります。
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Q
- OB・OG訪問の始め方を教えてください!
- 現代では個人情報保護法の観点から、企業や大学がOB・OGの情報を安易に開示することは難しくなっています。 まずは、大学のキャリアセンターに相談するのが最も確実な第一歩です。 キャリアセンターでは、卒業生のリストの有無、企業ごとの連絡先など、大学独自のルールを教えてもらえます。知り合いの紹介を通じてつながるのも、非常に可能性の高い方法です。 近年では、ビズリーチ・キャンパスやMatcher(マッチャー)といったマッチングアプリを利用する学生も増えています。 ただし、アプリには企業が公式に紹介を委託しているケースと、社会人が個人の善意で登録しているケースがあります。 後者の場合、過去にトラブルも報告されていて、必ずしも安全とは限りません。利用する際は運営会社の規約をよく確認し、慎重に判断しましょう。 また、X(旧Twitter)など匿名性の高いSNSではなく、実名・会社名が公開されているビジネス用SNSを通じてアポイントを取る方法も有効です。 知りたいことを明確にし準備万端で臨もう 訪問する際は、社会人の貴重な時間をもらっているという意識を持ち、企業の基本情報など、自分で調べればわかることは必ず事前に調べておきましょう。 「何がわからないかすらわからない」という状態での訪問は避けるべきです。
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Q
- 「得意分野は英語」をどうアピールすれば評価されますか?
- 英語を活かして、どのような仕事をしたいのかが重要になると思います。たとえば、通訳、翻訳、英語の先生など英語がそのまま仕事内容と直結するなら、英語力をアピールすることも良いかも知れません。 しかし、多くの仕事の場合、英語はツールであってそれを活かしてどのような仕事をしたいのかということが本質になることが多いです。 一例にすぎませんが、私の前職も英語が必要な仕事のイメージが強く「○○になるには」という特集などでも「英語はやったほうがいい」と表現されることが多いです。 しかしならが、身につけた英語を活かして、客室乗務員として何がやりたいのか、何が出来るのかの方が重要です。 英語で何をしたいか、どう努力したかを明確に伝えよう 質問者さんは、英語が得意とのことなので、その英語力を身につけるために多くの壁にぶつかりながらも、努力を続けられたから、今があるだとと思います。 その過程で身につけた諦めない心、継続力、課題解決力などをテーマに自己PRにするのはいかがでしょうか。 英語力が必要な企業とのことなので、おそらくほかの応募者も英語が得意な方が多いと思います。そういう環境では、英語力だけでは、差がつかない可能性も高いでしょう。