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Q
- IT業界志望です。就活の軸はどう答えれば良いか教えてください。
- 「ITで社会課題を解決したい」という思いはあっても、ほかの就活生と似たような答えになってしまうのではないかと気になっているのですね。 思いは似たような表現であっても、そのような考えに至った理由は人それぞれのはずです。まず「ITで社会課題を解決したい」と質問者さんが思っていることは事実なので、それは大事にすべきだと思います。 差別化をするためには「なぜそう思うようになったのか」を掘り下げましょう。 質問者さんが新しい技術に触れることに興味を持ったこと、メカニックを好きだと感じたことなど、ITの世界に興味を持つようになった出来事を思い返し、書き出してみてください。 学生時代にこういうことがあった、幼い頃からこういうことが好きだった、など何かしら過去の出来事や経験を通して今の考えができあがっています。 それを志望理由に乗せることで、他人とは異なる自分だけの受け答えができあがるのです。 大切なのはその軸に至った経緯! あなた自身のストーリーを振り返ろう たとえばESや面接で「ITで社会課題を解決したいと考えているので、IT業界を志望した」と結論を述べることからスタートしたとします。 そこに「サークル運営に新しいシステムを導入して、情報共有が楽になったとメンバーから喜ばれたことがあった」「自分はこういうことに喜びを感じるのだとわかった」などと続けましょう。 自分が経験した出来事を通して今の思いに至ったという話の流れを作れば、最初の結論が多少ほかの応募者と似たものであっても印象に残るアピールにすることが可能です。 ぜひここを意識して軸の伝え方を工夫してみてください。
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Q
- 面接で好印象な人の特徴ってなんですか?
- 先輩の言う通り好印象はとても大事です。好印象とはどういうことなのか、どうすれば好印象を残せるのか、そして人によって好印象の基準は異なるのかについて答えます。 まず、最初に「好印象の基準は人によって異なるのか」についてですが、ほぼ皆同じです。 たとえば「あの人、感じいいよね」と言われる人は、誰が見ても「感じがいい人」であることが多いです。 つまり「感じがいい」という感覚について、多くの人に共通のものがあるということです。 「面接官によって好印象の基準が違うなら準備するのは難しい」と不安に感じていたかもしれませんが、そんなことはないので安心してください。 では「好印象」とはどういうことでしょうか。 好印象は複数の要素で成り立っている感覚です。安心感がある、親しみがある、受け入れられている感じがする、誠実さといった感覚が合わさって「印象がいいな」という感想になります。 ここで大切なのは、好印象が複数の要素で成り立っているので、いろいろ気をつけないといけないということなのです。 親しみや安心感を与えるのに大切なのは笑顔です。笑顔は自信を表せる表現でもあります。 しかし笑顔だけでいいかというと十分とはいえません。たとえば服装が汚れていて清潔感に欠けると安心感や誠実さに疑問が生じます。 笑顔で清潔感に気をつけていても、声が小さく目を合わさないで伏し目がちに話すと「自信がないのかな」と思わせてしまいます。これは相手に対して不安を与える要素です。 意識して訓練しないと身に付かない! 第三者の目も使って丁寧に練習しよう このように複数の要素で成り立っているので、好印象を与えるためには意識をして練習することが大事なのです。 これは自分一人ではなかなかわからないことが多いので、ぜひ第三者に協力をしてもらうことをおすすめします。 もし可能であれば、大学のキャリアセンターの人や就職エージェントなど専門家に見てもらうのが最も良いですが、それが難しい場合は家族や友人など身近な人でもいいので自分がどう見えているかを第三者に見てもらうようにしましょう。 面倒臭いと思うかもしれませんが、こういう手間をかけるかどうかで差が生まれるので、ぜひやってみてほしいと思います。
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Q
- ガス業界はなくなるのでしょうか? 就職先として検討すべきか迷っています。
- 確かにエネルギー業界はさまざまな変革が起きている業界です。 しかし、個人的にはガス業界がなくなる可能性は低いと考えています。 なぜかというと、確かに世界的に脱炭素化の動きが加速しており、化石燃料に対する依存度は低くなっていくと思いますが、それでも一定のニーズは残る可能性が高いからです。 今でも都市ガスではなくプロパンガス(大きなボンベのようなものにガスを詰めて配達される)を利用しているところはあり、特に都市ガスが整備されていない地方や飲食店、農業施設などでは現役で使われています。 とはいえ質問者さんが書いているように、競争が激化していることや再生可能エネルギーに注目が集まってきているのも事実です。 今のままのサービスではなく、その内容を時代に合わせた形に変えていくことはほぼ間違いないでしょう。 まとめると「ガス業界の需要はなくなる」可能性は低いが「事業内容が変化する可能性は大いにある」といったところです。 選択肢から外すのはもったいない! フラットに自分に合うか分析してみよう エメルギー業界は今後も非常に注目が集まる業界なので、「ガス=斜陽産業」と決めつけて、選択肢から外してしまうのはもったいないと思います。サービス内容を時代に合わせて変化させ、さらなる成長を図ることも大いにあり得るでしょう。 業界研究を通して業界の大きな流れを把握するのは非常に大事ですが、そのうえで企業を見るときにはあまり先入観を持たず、フラットな目線で「自分に合うところかどうか」を見極めていってほしいと思います。 ガス業界に限らずエネルギー業界への就職を目指すのであれば「業界大手の動き」「国の指針」「世界のトレンド」この三つは新聞や経済雑誌などを通して最新情報を掴んでおくと安心です。
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Q
- 百貨店への就職は「やめとけ」と言われる理由を教えてください。
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Q
- SPIで8割取るにはどれくらいの勉強時間が必要ですか?
- これも一般論になりますが、SPIの準備は平均して30時間から50時間程度といわれることが多いです。この時間で7割から9割程度は取れるといわれています。 ただし、これは個人の習熟度によって前後します。たとえば、最短の30時間で準備できるとすれば、1日1時間の勉強で1カ月程度というイメージになります。 質問者さんの現在の準備度合いが分からないので、目安として1カ月程度は余裕をもって見ておくと安心でしょう。 実際にSPI対策を始めてみて、「私はいけるな」と感じれば、もっと短い時間でいける人もいます。 しかし、苦手な部分が多くて50時間程度かけないと8割に届かないと感じるようであればそれくらいかかるでしょう。 まずは30時間から50時間程度かかるというイメージを持ってください。1日1時間で1カ月程度のイメージです。 効率アップ! 得意・苦手を見極めて集中しよう 質問者さんは、まず30時間程度勉強してみて、模擬試験を2回やってみてください。それで8割程度できるのであれば、もうそれで仕上げて問題ありません。100点取る必要はありませんし、あなたは8割程度を取りたいと思っているわけですからね。 ポイントとしては、すべてをまんべんなくやるよりも、対策を始めて早い段階で得意なところと苦手なところを見極めることです。 特に苦手なところにきちんと時間を割くという戦略を早めに取るのが重要です。 8割取るのであれば、そのあたりをまんべんなく取れるほうが良いので、早めに、全体を見て得意なところと苦手なところを見分けて、苦手なところに集中的に時間を投資するという戦略です。 特にどの分野を重点的に勉強すべきなのかは、あなた自身によります。実際にやってみて自分で苦手なところと得意なところを見極め、ご自身で判断してみてくださいね。
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Q
- 総合適性検査のテストセンターで注意することはありますか?
- 質問内容から、質問者の方がとにかくわからないことが多すぎて不安を感じていることが見て取れます。原因は情報不足です。 ですから、まず質問者さんにアドバイスしたいのは、「テストセンター」と検索して解説動画を見てみることです。 10分くらいの動画でも構いませんので、テストセンターがどういうものか、まず概要を把握しましょう。 対策本と動画で全体像を掴むのが第一歩! 私からは2つのアドバイスをします。 まず就活テストセンターと検索して、解説動画を1本見てみましょう。 そして就活テストセンターの対策本を買って、1冊に目を通すこと。 この2つを実行すれば、あなたの現在の不安はかなり軽減されます。 対策本には、対策問題と同時に、当日気を付けるべきことやどういうものかといったことがすべて網羅されています。 これらの準備をせずに「何をすれば良いかわからない」というのは当然です。単なる情報不足なので、その情報不足を解消すれば、かなりの不安が改善されます。 テストセンター自体は、多くの学生が経験することなので、超複雑で難易度の高いことをやらされるわけではありませんので、安心してください。
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Q
- 登録不要でできる自己分析ツールはありますか?
- 登録不要で利用できるツールとして、国が提供しているジョブ・カードの作成支援サイトやjob tag(ジョブタグ)がおすすめです。 これらは無料で登録も不要でありながら、内容は非常にしっかりとしています。国の事業なので信頼性も高く、どのツールを使うか迷ったときは、まずこれらを試してみると良いでしょう。 大々的な広告がおこなわれないため認知度は低いですが、とても優れたツールです。 自己分析用の本もOK! 自分のペースで取り組もう また、オンラインツール以外では、自己分析に関する書籍に付属しているワークシートを活用する方法もあります。 これは個人情報を入力する必要がなく、自分のペースでじっくりと自己分析に取り組めるというメリットがあります。自分に合った方法を選ぶことが大切です。
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Q
- 就活の一次面接が電話で実施されることはありますか?
- 電話面接は、おもに一次面接で実施されることが多いため、重視される点は通常の一次面接とほぼ同じです。基本的な対人スキルやマナー、そして提出書類との整合性が見られています。 電話面接ならではの違いは、表情や身振りといった視覚情報がない点です。そのため、声のトーンや話し方で人柄を伝えなければなりません。 練習の際は、スマートフォンなどで自分の話し方を録音し、友人同士でフィードバックをし合うといった方法も効果的です。 明るい声や返事を意識して電話対応の準備をしよう 電話は自身が思っている以上に声が平坦に聞こえてしまうことがあるため、意識的に声のトーンを一つ上げて明るく話すことが大切です。 また、視覚的なあいづちが打てない分、「はい」といった返事やうなずきを声に出して、相手の話をしっかりと聞いている姿勢を示すことが重要になります。 対面やWebでの面接以上に、声だけで自分のことを表現しなければならない難しさがあることを理解し、準備に臨みましょう。
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Q
- OB訪問の連絡先はどうやって聞くのが適切ですか?
- まずは、大学のキャリアセンターに相談するのが第一です。そこに登録されている卒業生は、後輩からの連絡を歓迎してくれている人たちなので、最も確実で安心な方法といえます。 そこで行きたい企業の先輩が見つからない場合は、SNSやMatcherのようなOB訪問のマッチングサイトを使うのも良いでしょう。 SNSを使うなら丁寧な文面で挨拶をしよう SNSで連絡する際は、突然の連絡になるため、くれぐれも失礼のないよう、丁寧な文章を心掛けてください。 たとえば、「突然のご連絡大変失礼いたします。〇〇大学の〇〇と申します。現在〇〇業界を志望しており、先輩の〇〇様のプロフィールを拝見しました。もし可能でしたら、一度お話を伺えないでしょうか」というように、丁寧な自己紹介から始めましょう。 決して、焦って企業の代表電話にかけるようなことは、相手の迷惑になるので絶対にしないでください。 宛先には気を付けて連絡を取ってみましょう。
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Q
- 自己分析と他己分析は就活でなぜ重要なのですか?
- 自己分析が重要な理由は、おもに二つあります。 一つ目は、採用担当者に対し、自分自身がどういう人間かを論理的に伝えるためです。面接という短い時間のなかで自分を的確に表現するには、事前の自己分析にもとづく準備が欠かせません。 二つ目は、自身の生き方を決めるうえでの判断軸を明確にするためです。世の中にはさまざまな働く環境や選択肢があります。その中から、自分に合った環境を選ぶためには、まず自分の考えや価値観を深く理解しておく必要があります。 他己分析によって自分の気付かない点を見つけていこう 他己分析も同様に重要です。なぜなら、自分だけでは気づけない客観的な特徴を知ることができるからです。 人は誰しもバイアスを持っており、自分を過小評価したり過大評価したりする傾向があります。他己分析は、そうした無意識の偏りを取り払うために役立ちます。 特に、自分の長所や得意なことについて、具体的なエピソードを交えて周囲の人にたずねてみることをおすすめします。 自分では短所だと思っていたことが、他人から見れば長所であることも少なくありません。客観的な評価は、より説得力のある自己PRにつながり、新たな自分の可能性を発見するきっかけにもなります。 そのため、就活では自己分析と他己分析の両方をおこないましょう。