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Q
- 就活で使う封筒では、ボールペンを使っても大丈夫ですか?
- 封筒の宛名書きに使用する筆記具について、就活において「こうでなければならない」という絶対的なルールはありません。そのため、不安を感じたときには、直感に従って筆記具を選ぶことも一つの選択肢です。 履歴書やESの郵送において、意識することは封筒の宛名が丁寧に・読みやすく・にじまず書かれているかです。 水性インクや消せるタイプのペンは避けるべきですが、油性であれば雨などでにじむ心配も少なく、一般的な郵送マナーとしても問題はありません。 自分が納得できる筆記具を使用することが自信につながる ただし、封筒という大きなスペースに対して0.7mmはやや細く感じられることもあるため、できれば1.0mm前後の太さのペンを使うとより見やすく、印象も良くなるはずです。 就活では、自分が納得して選んだ行動が自信につながります。「これで大丈夫かな?」と迷いながら使うよりも、「これなら失礼にはあたらず、自信を持って提出できる」と思える筆記具を使ったほうが、結果として丁寧さや誠意が伝わるものです。 郵送書類は企業に届いて最初に目にされる第一印象でもあります。封筒の準備一つ取っても、自分が納得できる丁寧さを心掛けましょう。選考全体の自信につながっていきますよ。
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Q
- 大学職員の採用試験対策は何をすべきですか?
- 大学職員の仕事に安定や働きやすさなどの魅力を感じる人は多くいます。「急がば回れ」という言葉もあるように、採用試験に向けてまずは自己理解と仕事理解を深めることが選考突破の近道です。 大学職員は、単にデスクワークをこなすだけではありません。教育・学び・組織運営を支える裏方として、学生対応、学内外との調整、制度の運用や改善提案など、多岐にわたる役割を担います。 そのため、「なぜ自分は大学職員を目指すのか」「どのように貢献したいのか」を明確にしておくことが大切です。 試験対策をおこなおう! 数をこなして本番に備える 大学ごとに選考フローや試験科目は異なります。そのため、志望先の試験内容を正確に把握しましょう。 大学の公式サイトや募集要項を確認し、筆記試験(SPI・教養試験など)、論文、小論文、面接の有無などを整理してください。 筆記対策としては、SPIや公務員試験に近い教養問題(数的処理、文章理解、時事問題など)をおこないましょう。出題範囲が広いため、頻出分野から重点的に取り組み、過去問や問題集で問題に慣れるのがおすすめです。数をこなせば、本番でも落ち着いて取り組めるようになります。 また論文では教育の役割、大学の社会的責任、学生支援などが出題される傾向が高いです。 教育関連のニュースや志望大学の取り組みに触れながら、自分の考えを言葉にする練習をおこないましょう。 しっかり準備を重ねて、これまでの経験も踏まえて志望動機につなげてみてください。
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Q
- 大学卒業後に参加できるインターンシップはありますか?
- 大学卒業後でも、インターンシップに参加できる機会はゼロではありません。 特に最近では、既卒者や第二新卒を対象とした実務型インターンやプロジェクト参加型の短期就業体験なども増えてきています。 企業側も「実際の仕事ぶりを見てから採用したい」と考える傾向があるため、既卒インターンを受け入れているケースもあります。 現場理解の手段はインターンだけじゃない! 就労支援を利用しよう また、インターンに限らず、企業説明会や会社見学会、職場体験、地域の就労支援プログラムなど、実際の現場を知る機会や自分に合うかを確かめる手段は複数あります。 大学のキャリアセンターも卒業後数年は利用できることが多いため、相談してみるのもおすすめです。 「卒業してしまったからもう遅い」と思わず、自分の興味や関心のある業界を実際に見て、話を聞いて、理解を深める行動を一つでも多く取ってみましょう。その過程が就職活動での志望動機につながります。 さらに、経験の有無だけでなく、「これから何を学び、どう行動するか」も考えましょう。これが、自己PRとなります。 今からでも遅いということはまったくありません。自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう。
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Q
- 外車ディーラーの営業職の年収はどれくらいですか?
- 外車ディーラーの営業職は、ブランド力や顧客層の違いから「年収が高い」と言われることがありますが、実際はブランドや店舗の方針、個人の実績によって幅があります。 求人データを見ると、400〜800万円程度とされていることが多く、なかにはインセンティブ制度を活かして1,000万円を超えるケースもあるようです。 高年収を目指すには、信頼関係を築く力が不可欠 年収を判断する際には、求人票や企業ホームページ(HP)に記載されているモデル年収やインセンティブの仕組みを丁寧に読み解き、実際にどのような基準で評価・報酬が決まるのかを確認してみましょう。 知り合いの外車ディーラー営業職の人は「車の知識以上に、顧客のライフスタイルを理解し、長期的な信頼関係を築く力が求められる」と話していました。 その人によると、外車は高額商品であるぶん、販売の瞬間よりもその後の関係構築や丁寧な対応が評価につながるそうです。 高年収を目指すには、商品力に頼るだけでなく「この人から買いたい」と思ってもらえる営業スタイルを築くことが欠かせません。 目の前の情報だけでなく、実際の現場に近い視点から企業や働き方をとらえていくことが、納得のいく転職への第一歩になるはずです。
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Q
- 薬学部生はインターンシップに参加したほうが良いですか?
- 薬学部学生にとって、インターンは将来の進路を具体的に描くための重要な機会です。 特に、製薬企業や病院、調剤薬局など、進路の選択肢が広い薬学部学生にとって、自分に合った職場環境や業務内容を知るためには、早い段階での現場体験が役に立ちます。 たとえば製薬会社では、研究開発、MR、薬事などさまざまな職種があります。インターンで実際に社員とかかわれば、自分が興味を持てる分野を見極めやすいです。 また、病院や薬局のインターンでは、患者さんとのかかわり方やチーム医療の現場を体験することで、職場ごとの雰囲気や働き方の違いが実感できます。 インターン参加は5年生の夏から! 選考に向けて職場理解を深めよう インターン参加は5年生の夏ごろから始めるのが一般的ですが、情報収集は4年生後半から少しずつ始めておくとスムーズです。 参加しなかった場合も、本選考時に企業研究や職種理解が不十分だと判断されてしまうことがあるため、説明会や座談会、OB・OG訪問などを活用し、自分なりに職場理解を深めておきましょう。 進路に悩む今こそ、経験を通して視野を広げ、自分の進む道を見つけることが大切です。
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Q
- IT企業のSPIはどんな問題が出されますか?
- IT企業のSPIでは、非言語分野、特に推論・確率・場合の数など、論理的思考力を問う問題の比重が高い傾向があります。これは、システム開発やデータ処理など、論理的な構造を正確に理解・処理する力が求められる職場環境だからです。 また、理系学生を多く採用する傾向のある企業では、一定水準以上の非言語力を前提とするため、SPIの絞り込みラインも高めに設定されていることがあります。 そのため、まずは推論・確率・図表の読み取りといった分野を重点的に復習し、時間配分の感覚を身に付けるのがおすすめです。 コミュニケーションが必要なIT企業では、言語分野も重視される とはいえ、言語分野についても軽視はできません。 IT企業はチームでの協働やユーザー対応も多いため、文章の要点把握や語彙力も評価の対象になることがあるからです。 さらに、大手企業やグローバル志向の強い企業では、英語や構造的把握力といったオプション検査が課されるケースもあります。志望企業の選考情報を早めに確認しておきましょう。 SPI対策に取り組む際は、単なる得点だけでなく、仕事で必要なスキルを測る試験ととらえて取り組むと、学習のモチベーションも高まります。 問題集や模試を通じて自分の苦手分野を早めに把握し、戦略的に対策を進めていきましょう。 焦らず着実に力を付けていけば、SPIは突破できるはずです。
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Q
- 上司と合わないので、仕事を辞めたいです。
- 上司との関係に悩み、「辞めたい」と感じることを、決して甘えだとは思いません。 実際、上司・マネジメントとの関係は退職理由の上位に挙げられることも多く、決して珍しい悩みではないのです。 厚生労働省の「令和5年 雇用動向調査」においても。前職を辞めた理由として常に上位にあるのが「職場の人間関係が合わなかった」という理由です。 特に20代~30代のキャリア形成期においては、上司との相性や指導方針の不一致が、離職要因の一つとなっていることは否定できません。 まずはその感情や状況を、冷静に整理してみましょう。たとえば、指導の仕方、価値観、仕事の進め方など、具体的にどのような点にストレスを感じているのかを言語化することが第一歩です。 そのうえで、信頼できる同僚や人事に相談する、距離感を工夫する、業務の分担について相談するなど、今の職場で働きやすくする方法を少しずつ試してみましょう。 転職では実現したい働き方を軸に前向きに伝えよう! それでも気持ちが変わらなければ、転職を前向きな選択肢として捉えることも一つの方法です。 その際、面接では「より良いコミュニケーション環境で働きたい」「自分の強みを活かしやすい職場を目指したい」といったように、転職先で実現したい働き方を軸に前向きに伝えることがポイントです。 感じている違和感や葛藤は、より良いキャリアを築くための大切な気づきです。 焦らず丁寧に向き合いながら、自分らしい働き方を見つけていきましょう。
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Q
- 合説(合同説明会)ではコートを着たままでも良いですか?
- 冬の就職活動では、合同説明会に限らず、面接などあらゆる場面で「コートの扱い」に戸惑うことも多いかと思います。 基本的なマナーとしては、コートは建物に入る前に脱ぎ、会場内では着用しないというのが一般的です。 これは社会人としての礼儀でもあり、外のほこりや汚れを室内に持ち込まないという配慮を表すものでもあります。 また、合説会場は人の熱気で冬でも暑いため、コートを着たままだと汗だくにもなってしまうでしょう。 コートは丁寧にたたみ所作に礼儀を表そう! 会場に入る前にコートを脱ぐタイミングについては、建物の入り口や受付前のスペースが適切です。 脱いだコートは腕にたたんで持つか、クロークに預けたり、コート掛けが用意されていれば活用しましょう。 荷物が多く移動が大変なときは、移動中は着用し、会場に入る直前で脱ぐという流れでも問題ありません。 コートを持つときは、袖を内側に折りたたみ、丁寧にまとめて持つことで、見た目の印象がぐっと良くなります。 花粉や汚れを落とさないため、裏地を表にしてたたむことがマナーなのです。 会場内でも、無造作に手に持つ・椅子に置きっぱなしにする、といった行為は避けるようにしましょう。 こうした小さな所作にも、就活に対する姿勢や礼儀が表れます。 安心して合説に臨むためにも、脱ぐタイミング・持ち方・預け方を考えて、自分がどう動くかを少しだけイメージしておきましょう。
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Q
- 最終面接で社長への質問はどのような内容を聞くと良いですか?
- 最終面接での社長への逆質問は、「この会社で本気で働きたい」という気持ちを伝える大切な場面です。 「経営視点の質問をすべき」と聞くと身がまえてしまうかもしれませんが、無理に難しい質問を考える必要はありません。 大切なのは、「自分が本当に知りたいことを、自分の言葉で聞くこと」です。 たとえば、 ・「今後の事業の成長ビジョンについて教えてください」 ・「社長が大切にしている価値観を、日々の経営にどう反映させているか」 ・「新入社員に特に期待する姿勢はありますか」 といった質問は、社長ならではの考えが聞ける内容として好印象です。 その企業で働き成長したいという意欲を伝えよう 一方で、待遇面や配属の詳細などの質問も絶対にNGではありません。ただし、「この会社でどう働いていきたいか」という文脈とセットで聞くようにしましょう。 たとえば「長く働いて貢献したいと考えているのですが、評価制度や配属はどのように決まるのか教えていただけますか」といったように、自分の志望の強さや展望を添えることで前向きな印象になります。 質問内容そのものよりも、「なぜそれを聞きたいと思ったのか」にあなたらしさが出ます。 面接を準備する段階で、「この会社で働くとしたらどんなことを大切にしたいか」「どんな姿勢で成長したいか」を整理しておくと、質問の意図も明確になります。しっかり準備しつつ、自分の言葉で丁寧に聞いてみましょう。
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Q
- 就活で必要になる、交通費の領収書を忘れてしまいました。
- 領収書の提出を忘れてしまったことに不安を感じているとのことですが、誠実に対応すれば、それが選考に大きく響くことはほとんどないと考えます。 大切なのは、失敗を恐れるのではなく、「その後どう対応するか」という姿勢です。これは、社会に出てからも問われる大切な力です。 まずはできるだけ早く、正直に企業へ連絡してみましょう。 「このたびはご案内いただいていた交通費の領収書について、提出を失念してしまいました。大変申し訳ございません。 代替としてICカードの履歴や乗車券の控えなどを提出することでご対応いただけるか、確認させていただけますでしょうか」というように、丁寧にお詫びと相談してみることです。 誠実な連絡と相談があなたの信頼につながる こうした対応が、面接では見えないあなたの人柄や信頼性を伝える機会になることもあります。完璧であることよりも、誠実であることが、社会人としての信頼につながると私は考えます。 不安なときこそ、冷静に、そして丁寧に対応することが何より大切です。一人で抱え込まず、「今、自分にできる行動は何か」を考え、前向きに動いていきましょう。