このアドバイザーが
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Q
- 公務員の面接で「最近関心のあること」はどう答えますか?
- 「最近関心のあること」への回答には、大切にしている考えやどのようなことに興味関心があるのかが自然と表れます。 公務員の面接では、知識量よりも「なぜそのことに関心を持ったのか」「自分なりにどう考えているのか」が重視されます。 私は以前、公務員を目指す学生の面接対策を担当した際、「子ども食堂の広がり」に関心があると話してくれた学生がいました。 現状を説明するだけでなく、「行政がどう支援できるか」「地域住民との連携の可能性」など、公務員としての視点を交えて話すことで、面接官から高評価を得たそうです。 「きっかけ→学んだこと→自分の考え→かかわり方」の順で整理 公務員を目指すうえでは、国の政策や自治体の取り組み、地域課題などからテーマを選び、「関心を持ったきっかけ」「調べてわかったこと」「自分の考え」「公務員としてどうかかわっていきたいか」の順でまとめておきましょう。 たとえば、少子高齢化、防災、移住促進、デジタル化などは、多くの自治体が注目するテーマです。関心がある分野であれば、新聞や自治体のホームページから情報を集め、自分なりの意見や疑問を持って面接に臨みましょう。 その「知ろうとする意欲」や「自分の言葉で語ろうとする姿勢」こそが、公務員として大切にされる力です。
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Q
- 女性が就けるかっこいい職業には何がありますか?
- 「かっこいい職業に就きたい」と思ったときに「そもそもかっこいいって何だろう?」と考えることが、職業選びのとても大切な一歩です。 自分が何に心を動かされるのかどんな人に憧れるのかという視点が、仕事を選ぶ土台になるからです。 かっこいいの形は人それぞれです。制服を着て守る人、社会課題に挑む人、静かに誰かを支える人。ではあなたがかっこいいと感じるのは、どんな瞬間ですか。 その感覚には、あなたらしさがぎゅっと詰まっているはずです。そこから順番に考えてみましょう。 どの分野にも誇れる仕事はある! 自分の価値感を基準に考えよう まず自分にとってのかっこよさを言葉にしてみましょう。次にその価値観に近い仕事を探してみましょう。 そしていろいろな仕事や人に触れて「自分にもできそう」「やってみたい」と思えることを見つけていきましょう。 小さな興味をひとつずつ拾っていくことで、選択肢が広がっていきます。どの分野にも、誇れる仕事はきっとあるはずです。 そのなかでどんな仕事であれば自分が胸を張って取り組めそうか。誰かの評価ではなく自分のなかでこれだと思える仕事に出会えるように、今の疑問を丁寧に育てていきましょう。
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Q
- 20代の社会人ですが、自分に向いてる仕事がわかりません……。
- 「向いている・向いていない」で判断しようとすると、どうしても正解探しに偏りがちです。そこで1つの考え方として、自分がその仕事に納得感を持てるかどうかを基準にする方法もあります。 向き不向きは、経験や環境によって変わることがあるものの、納得感があれば前向きに取り組む力になります。 経験の棚卸しと価値観の整理が自分らしいキャリアを導く そのためには、これまでの経験を振り返り、どんなときにやりがいを感じたのか、何がしんどかったのかを言葉にしてみてください。そこに、自分の大切にしたい価値観や、フィットした働き方のヒントが見えてきます。 今の職場でできる工夫やチャレンジを探してみることも1つの方法です。転職を考える場合でも、どんな働き方なら納得できそうかということを基準に、焦らず準備を重ねていくことが大切だといえます。 また、将来の方向性に迷いがあるときこそ、キャリアデザインやライフプランの視点が役立ちます。短期的な感情だけでなく、数年後の自分を想像してみると、今の行動に意味が見いだせます。 納得できる選択を重ねながら、自分らしいキャリアを築いていきましょう。
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Q
- 会社見学の服装は女性の場合どうすれば良いですか?
- 会社見学の服装については、悩む人がとても多いです。 特に「オフィスカジュアルでお越しください」と言われると、どこまでがOKなのか判断が難しく、不安になりますよね。 まずは、どのような会社かによって適切な服装が変わります。 たとえば、フォーマルな雰囲気のところであればスーツやジャケットなどきちんとした服装が無難ですし、自由な社風のところであれば、オフィスカジュアルでも問題ない場合が多いです。 迷ったときには、思い切って企業に「服装の指定はありますか?」と確認してみましょう。丁寧に確認する姿勢はマイナスにはなりませんし、不安を減らすことにもつながります。 オフィスカジュアルなら清潔感を! 失礼のない服装にしよう 会社から「オフィスカジュアルで」と案内があった場合は、清潔感や落ち着いた色味、露出の少なさを意識しましょう。具体的には、白やネイビーのブラウスに膝丈スカートやスラックスを合わせ、上にカーディガンやジャケットを羽織ってもいいですね。 靴はパンプスやローヒールなど、シンプルで歩きやすいものがおすすめです。 服装選びにはその企業や社員の人に失礼のないようにを意識して、印象の良い服装にしつつ、自信をもって会社見学に臨みましょう。
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Q
- アナウンサーになるためにはどうすればいいですか?
- 私は話す仕事をするなかで、「言葉は人なり」という言葉を大切にしてきました。 どんなに上手に話すかだけでなく、自分の言葉に、自分自身の思いや気持ちがこもっているか。それが、人の心に届く力になると実感しています。 技術を磨くことも一つの手段ですが、「これだけは自分の強み」と言えるものを育てることも必要です。それが、伝える力のベースになるからです。 「アナウンサーになりたい」という夢を、憧れで終わらせず、現実に近づけていくに、まず自分をつくることを意識してみましょう。 日々の小さな発信が、伝える力と自信を育む第一歩 たとえば、今すぐにでもできることとして、日常で感じたことを言葉にする習慣を持つこと。 自分の好きなことを「なぜ好きなのか」「どう感じたのか」を自分の視点で人に話してみること。どのような場面でも、人前で話す経験を少しずつ増やしてみてください。 このような経験をコツコツ積み重ねることで、あなたの中に伝える力と自信が育っていくはずです。 夢を追うということは、自分と向き合うことでもあります。それが、アナウンサーという目標にも、あなた自身の人生にも、力になってくれるでしょう。
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Q
- 正規雇用と非正規雇用の違いは何ですか?
- まずは、正規雇用、非正規雇用の定義と違いを簡単に整理してみましょう。 正規雇用とはいわゆる正社員のことで、期間の定めがない働き方です。基本的にフルタイム勤務で、昇給・賞与・福利厚生・社会保険などの待遇が整っており、雇用の安定性が高いと言えるのが特徴です。 一方、非正規雇用には、アルバイト、パート、契約社員、派遣社員などが含まれます。多くは雇用期間や仕事内容、働く時間も限定されることが多いです。 その分、柔軟な働き方ができるというメリットもありますが、給与や福利厚生、将来的な昇進・昇格の機会は限定されがちです。 では、「どちらを選ぶべきか」と悩む気持ちは、どこから来ているのでしょうか? 自分にとって大切な価値観を明確にすることで選択に納得感が生まれる それぞれの働き方において、メリット、デメリットは人それぞれに違います。また就業先によってもそれぞれでしょう。そのため「自分にとって何が大事か」を軸にして考えること。 「今の自分が大切にしたいもの」「5年後、どう働いていたいか」「どんな働き方なら納得できるか」など、自己理解を積み重ねていくことで、選択に納得感が生まれます。 迷ったときは、実際にその働き方をしている人の話を聞いたり、複数の企業を比較してみたりすることも有効ですよ。
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Q
- 面接対策は何時間くらいおこなうのが理想ですか?
- 「面接対策は何時間取り組めばよいか?」という質問に、明確に「◯時間が正解です」とは答えにくいのが正直なところです。 たとえば、同じ1時間でも、想定質問を眺めながらシナリオを作って読むだけの時間と、自分の体験を振り返りどう伝えたら相手に響くかを考えながら練習する時間とでは、対策の質がまったく異なります。 時間をたっぷりかけたからといって準備万端とは言えないのが面接対策です。 自分の言葉で話せる状態を目指して、対策の軸を明確にすることが大切 そこで、時間というよりは「伝えたいことが自分のなかで整理できているか」を一つの目安にしてみてはいかがでしょうか。 面接ではどれだけ自分の言葉で話すことができるかがポイントです。 たとえば、「今日は自己PRに絞ってエピソードを1つにまとめよう」「明日は志望動機を3分で話す練習をしよう」といったように、小さなゴールを設定しながら対策を進めていくと、時間に追われすぎず、達成感も得られやすくなります。 こうして取り組むことで、対策にかける時間は自然と短くなっていきます。それは面接で伝えたいことが増えていき、毎回ゼロからではなく、積み重ねのうえに準備ができるようになるからです。 このように、面接対策では、自分の言葉で伝えられる準備ができているかを軸に取り組んでみましょう。
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Q
- Zoomでのグループワークは対面とどう違いますか?
- Zoomでのグループワークと対面での一番の違いは、非言語のコミュニケーションが伝わりにくいことにあります。 表情や相づち、空気感が感じ取りにくいため、話し出すタイミングや相手との距離感がつかみにくく、不安を感じやすいです。 リアクションや発言の工夫で印象は大きく変わる Zoomでのグループワークは、企業側から課題が提示され、少人数のブレイクアウトルームに分かれて議論し、意見をまとめて発表するという流れが一般的だといえます。 進行自体は対面と大きく変わらないものの、伝え方やかかわり方に少し工夫が必要です。 たとえば、話すときには名前を名乗ること、うなずきや表情などリアクションを大きめにすること、話す内容は簡潔にまとめることを意識しましょう。 通信ラグや音声トラブルも考慮して、明瞭に伝えることも大切です。 また、進行役や時間管理に自ら手を挙げると、積極性や協調性をアピールできます。無理にたくさん話さなくても、一度は意見を出す、相手の発言をまとめる、といったチーム全体を意識した立ち回りも評価されるポイントです。 どの形式でも変わらないのは、相手を尊重し、自分の考えを丁寧に伝える姿勢です。その誠実さは、画面越しでもしっかりと伝わります。ぜひ、Zoomならではの特徴を味方につけて、自信をもって臨んでくださいね。
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Q
- 大学3年なのにガクチカがないです。
- ガクチカを作るのは、今からでも遅くはありません。 まず、大学生活を振り返ってみてください。そこそこでも、なんとなくでもやってきたことはありませんか。 たとえば、アルバイトで自分なりの工夫をしたこと、サークルで築いてきた人間関係など、小さな出来事を丁寧に振り返ることで立派なガクチカになります。 また、ガクチカは探すだけでなく、これから作ることも育てることもできます。 小さな経験を丁寧に振り返ることから始めよう! サークルやアルバイトで新しいポジションにチャレンジしてみる、ボランティアや大学活動など小さなプロジェクトに自分からかかわってみる、なども有効な手段だといえます。 興味のある業界や企業のインターンシップや説明会に参加してみるなど、実際の就職活動のなかから自分の強みや関心を深堀するのも良いです。 そのなかで大切なのは、好成績や成果を目指すことではなく、どのような姿勢で臨み、気づいたことや学んだことは何かを考えることです。 周りと比べたり、振り回される必要はありません。今から自分ができる一歩を丁寧に積み重ねていきましょう。ガクチカは今この瞬間からでも、作ることができますよ。
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Q
- ガクチカで筋トレはダメでしょうか?
- たしかに、ガクチカはアルバイトや学業、ボランティア、ゼミ活動など周囲とのかかわりが見える経験が選ばれやすい傾向にあります。 そのため、個人的な取り組みである筋トレが評価されるのかと、不安になるのも無理はありません。 ですが、大切なのは筋トレを通して自分が何を得たのか、筋トレをどのように考えているのかというように、自分なりの答えをもっていることです。 たとえば、「確かに最初は自己満足だったかもしれないけれど、続けていくうちに目標設定や習慣化できるようになった。記録や振り返りをすることで体調管理といった自分の成長を実感できるようになった。だからこの経験は、将来仕事に取り組むときの粘り強さや自己管理にもつながると感じている」というように話すことができれば、それは立派なガクチカです。 「なぜ続けたか」と「どう活かせるか」を自分の言葉で伝えよう 「自分にとって筋トレとは何か」「なぜ続けてこられたのか」「それを社会人としてどう活かせるのか」という問いに向き合い、自分の言葉で伝えられるようになれば、筋トレは自己満足をこえて、自分の強みを育てたチャレンジとして面接官の心に残るはずです。 これを機に、これまでの経験を今一度振り返ってみましょう。