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Q
- 就活で業種の決め方を教えてください。
- 就職活動で業種をどう選ぶかは、多くの人が悩むところだと思います。 まず伝えたいのは、今すぐ無理に1つに絞らなくても大丈夫だということです。実際、多くの学生がインターンシップや企業説明会に参加するなかで、自分に合った業種や企業像を少しずつ見つけていきます。 そこで、業種を考えるうえではやりたいことも大切ですが、将来性や安定性、成長性、そして何より自分が納得できるかどうかの視点で考えることが大切です。 就活イベントも活用して、焦らず少しずつ絞り込んもう 「自分は安定性を重視したいのか?それとも変化や挑戦の多い環境を求めているか?」 「働き続けるために、何を大切にしたいのか?」 「社会や人の役に立ちたいという気持ちがあるなら、どんな形でそれを実現したいのか?」 このような問いに向き合っていくと、人気業界や周囲の選択に流されることなく、自分目線の業種選びができるようになります。 また、同じ業種でも企業ごとに仕事内容や社風、働き方、キャリアパスが大きく異なるため、企業レベルでの比較・体験も必要です。 インターンやOB・OG訪問などで実際の現場に触れ、働くイメージを持てたかどうかも考えてみましょう。 迷うことは、自分自身と向き合っているということです。焦らず、少しずつでも進めていき、「ここなら頑張れそう」と思える場所を見つけてくださいね。
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Q
- 第二新卒で転職を希望しているのですが、前職の経験が半年しかなく職務経歴書が書けません。
- 前職の在籍期間が半年ということで、職務経歴書に何を書けばよいか悩む気持ちは、とてもよくわかります。「印象が悪いのでは……」と不安になるのは当然でしょう。 ですが、自分のなかで「頑張った」といえることは、半年という期間にも存在しています。あなたが努力して学んだこと、感じたこと、行動したことは間違いなくあなたの実績です。 そしてそれは立派な「経験」として伝えることができます。 第二新卒の採用では即戦力が求められるとよく言われますが、最近では素直さや誠実さを見てくれる企業が増えている印象があります。 このことから、大切なことは「この半年で自分は何を学び、次にどう活かそうとしているか」をしっかり言葉にすることだと言えるのです。 「短い期間だからこそ得たもの」を前向きに伝えよう! 実際に職務経歴書を作る際には、まず業務内容を簡潔に書いたうえで、「どんな思いで仕事に取り組んだか」「何を得たか」を自分の言葉で丁寧に伝えましょう。 たとえば、「最初は慣れない業務に苦労したけれど、自ら先輩に質問したり、自主的に勉強したこと」や「仕事を通して気づいた自分の強みや課題」などを書けると良いですね。 「短いから書かない」ではなく、「短いからこそ得たものがある」と前向きにとらえる姿勢が、かえって好印象につながります。 事実は変えられなくても、それをどう受け止め、どう次に活かそうとしているかは、自分自身の力で表現することができるのです。「頑張った」と言えるその努力に自信を持って、自分らしい職務経歴書を作ってみましょう。
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Q
- オンライン面接で気を付けるべき点について知りたいです。
- いよいよオンライン面接とのこと、頑張ってくださいね。私がこれまで多くのオンライン面接をみてきた経験からいえるのは、画面越しであっても、あなたの熱意や人柄はしっかりと伝わるということです。 まず、私から具体的なアドバイスをするとすれば、カメラを目線の高さに合わせ、話すときは画面ではなくカメラをみるように心掛けましょう。そうすることで、相手と真摯に向き合う姿勢が自然と整えられると私は考えています。 また私がおすすめしているコツとしては、相手の発言が終わった後に 1秒ほど間を取ってから返事をして、話し始めることです。 これにより、相手にとっても心地よい会話のリズムが生まれ、通信のズレによる会話のかぶりも防げると思います。表情やリアクションについては、対面よりも少しオーバー気味にすることを意識すると良いですね。 自然な笑顔や反応を心掛けることで、画面越しでも温かみが伝わり、話の内容もより伝わりやすくなります。 録画練習で自ら気付いて改善していくことで自信を持って臨める もちろん、事前準備も非常に大切です。明るく静かな場所を選び、背景はシンプルに整えるということを普段からアドバイスしています。 私がこれまで求職者指導をした経験からは、実際にオンライン面接で成功した学生の多くが、Zoomの録画機能やスマートフォンなどを活用して、自身の話し方や表情を客観的に確認し、改善を重ねていました。 この方法は、私が日頃から特におすすめしてるもので、人から指摘されて取り組むよりも、自身で気付きを得て実践するほうが、はるかに上達が早いと考えているからです。 一方で、オンラインだからと準備を怠ったり、用意したメモをただ読み上げるだけになったりしてしまうと、話すスピードが不自然に速くなり、声も聞き取りづらくなるなど、結果として印象が悪くなってしまうケースも見受けられます。 面接は確かに評価される場ではありますが、それ以上に企業にとっては「あなたという素晴らしい人と出会う機会」でもあるのです。完璧である必要はまったくありません。 自身の言葉で、誠実に、そして相手との対話を楽しむつもりで臨むことが大切です。その「伝えよう」という気持ちこそが、最も強く相手の心に残ると私は信じています。 あなたのこれまでの道のりと、未来への思いを、堂々と伝えてください。心から応援しています。
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Q
- 面接になるとうまく話せないのはなぜでしょうか?
- 私がこれまで求職者指導をした経験から強く感じるのは、面接でうまく話せないからといって、それは決してあなたの力不足ではないということです。 多くの学生が「失敗を恐れすぎる」「周りを意識しすぎる」「うまくやらなきゃと気負いすぎる」といった気持ちを抱えていると感じます。こうしたあらゆる心理状態が重なることで極度に緊張してしまい、普段の力を出しきれない状態に陥ってしまうのです。 そこで私はいつも学生の皆さんに「面接は失敗してはいけない場」ではなく「自分を知ってもらうための会話の場」ととらえるようにと伝えています。 「完璧でなくて大丈夫」と自分に言い聞かせ、話す内容を丸暗記するのではなく、エピソードのキーワードや流れを意識して練習し、柔軟な対応ができるようにしていきましょう。 リラックスしてありのままのあなたを面接官にアピールしよう 私がおすすめしているリラックス法として、面接前に緊張を和らげるための方法をいくつか紹介しますね。 たとえば、「力を抜くこと」を意識し、肩や手にぎゅっと力を入れてから一気に抜くと、身体がふっと軽くなります。 また、「軽く体を動かすこと」も効果的です。面接会場に入る前に少し歩いたりストレッチをしたりすると、気持ちがリセットされやすくなります。 そして一番は「深呼吸をすること」です。酸素は緊張に打ち勝つ大きな力となります。お腹まで深く息を吸ってゆっくり吐くだけで、心拍数が落ち着き、冷静さを取り戻すことができるのです。 面接など大事な場面では誰でも緊張します。ほど良い緊張は、やる気や集中力を増幅させる効果があるため、適度な緊張感を持って面接に臨むことは悪いことではありません。 大事なのは、その緊張を自分自身でコントロールできるようになることです。面接はあなたの良さを伝える場所だということを忘れないでください。 リラックスしながらあなた自身の言葉で語ることができれば、それが面接官に伝えられる一番の魅力になります。焦らず自分のペースで、一歩ずつ前に進んでいきましょう。その努力は必ず未来へとつながっていくと、私は確信しています。