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Q
- 理系の国立大学生は、学歴フィルターに引っかかりますか?
- 理系の国立大学でも、旧帝大以外を一律に不利とするのは限定的です。理系は学修の深さと再現性で評価されることが多いからです。 確かに、超大手の人気ポジションだけを応募すると、内定が得られる可能性は下がってしまう可能性もあります。 もし絞り込みが心配と感じるのであれば、まずはエントリーの幅を大手だけでなく一次受けの中堅、インフラ、BtoBサービスまで広げましょう。 学内成果の整理がカギ! 3つの切り口で動機を固めよう 選考への準備は3点を意識し、大学名より内容で見てもらえるようにしましょう。 ①授業・実験の成果を整理する:代表レポート・プログラム断片・CAD図面など、自分が大学でどのような学びをしたかがわかる形にする。 ②数理・情報の基礎テスト対策を学内の過去問で固める:玉手箱・TG-WEBなど、比較的難度の高いWebテスト対策も同時に対策する。 ③志望動機は「技術」「顧客」「地域」の三切り口で作ることを意識する:「この製品」×「この強み」×「地元」などでなるべく具体に落としておく。 OB・OG訪問は同研究分野の先輩を中心におこない、配属と働き方の実像を集めておきます。 もちろん、インターンシップなどで実務経験を詰めればより良いですが、学外実務が難しければ、卒論の計画表や実験ノートの見せ方を磨くだけでも説得力になります。
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Q
- 就活で6月時点で持ち駒がなくても大丈夫ですか?
- 6月時点で持ち駒が少なくても挽回は可能です。 その鍵は「土俵を広げること」と「打席数×質」の同時改善です。 まず市場の現実を直視し、通年採用・追加募集・採用再開を狙える業界まで射程を広げましょう。 たとえば、人材、IT・SI、インフラ運用、物流、医療介護周辺、メーカーの営業・保全、地銀系以外の地域金融、専門商社などが挙げられます。 次に一週間でESの汎用的なパーツを整えておきましょう。 自己 PR・ガクチカ・志望動機の骨組みを作るイメージです。まずは、志望する企業の求人票を確認しましょう。仕事の目的、評価指標、必須行動を読み解き、自身の経験を企業で再現可能な行動に翻訳します。 1日のタスクを前日の夜に決めよう 応募は毎日2社、週10社など目安を決めて固定しましょう。同時に模擬面接をキャリアセンターなどで週2本入れてPDCAを回します。 エージェントや大学キャリアセンターの求人も併用してください。面接は朝・夜枠を選べるオンライン中心に集約して回転率を上げます。 とはいえ、忙しく高い基準を自分に課すことでメンタルが消耗し、燃え尽きてしまうリスクもあります。 それを防ぐために、翌日分の3タスクを毎晩寝る前に決めておくのがおすすめです。結果より行動を可視化して、1つずつクリアした自分を褒めてあげましょう。 内定獲得の確率は「行動量×質×時間」で確実に上がります。そのうえで、今は完璧より速さを最優先にしてください。
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Q
- 転職する人は何年目が多いですか?
- 転職者が多い年数は第二新卒の1~3年目と職能が固まりはじめる4~6年目だといえます。前者はミスマッチ是正や環境要因の改善によるもの、後者は専門性やマネジメント経験の拡張を狙った選択が中心です。 企業側の募集要件でも実務2~3年、3~5年が最も厚く、即戦力を期待しやすい帯域になっています。 正解はない! アピールできる成果を作ってから転職しよう ただし「何年目で転職するのが正解」という決まった解があるわけではありません。 むしろ市場で説明可能な成果と再現性、転職理由の前向きさ、健康と生活の維持の三条件が整ったときがベストタイミングです。 年数だけで動くと職務が浅くなりがちです。今の職務で「横展開できる成果」を最低一つは作っておくことを優先しましょう。 たとえば、プロセス改善、定量化できる KPI 達成、チーム貢献の仕組み化な度が挙げられます。レジュメには数字・役割・再現可能な知見として刻むことが重要です。 年収や役割のジャンプを狙うなら4~6年目が有利です。ただ、体調やカルチャーフィットに問題があるなら年数を待たず動くのも、十分に合理的です。
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Q
- 就活の交通費申請メールの件名はこれで良いですか?
- 交通費申請メールの件名は「目的+氏名+選考日」で一目で用件が伝わる型が最適です。 たとえば、「交通費申請の件(6/12 一次面接・〇〇大学 山田花子)」と記載しましょう。こう書いておけば、「目的別」「選考者別」「日付別」など、担当者が検索・仕分けしやすいです。 本文は結論から書きましょう。たとえば、「6月12日の一次面接に関する交通費の精算について、下記の通り申請します」などです。 必要事項を漏れなく記載しよう! 企業のルールの確認も大切 その後、続けて申請の必要事項を記します。以下の項目を、わかりやすく書きましょう。 ①氏名、大学・学部・学年 ②面接日時・会場 ③区間と交通手段 ④金額および領収書の有無 ⑤振込先情報(指示がある場合) ⑥領収書などの添付状況 ⑦不備時の連絡先 もし、企業からフォームやテンプレの指定があれば必ず従いましょう。金額についても、IC実費か領収書金額かといったルールがある場合があります。 もし端数や経路に迷いがあれば、申請前に「御社規定では最安経路での申請でよろしいでしょうか」など一言確認を入れると丁寧です。 件名・本文ともに数字と固有名詞を入れることが大切です。後に続くやり取りが一往復で完結する設計を心掛けましょう。
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Q
- 内定ブルーで働きたくないです。
- 第一志望の企業からの内定、おめでとうございます。 内定後に不安が強くなるのは自然な反応です。 就活が終了し、未来に目を向けることができる環境になったことの証でもあります。 環境変化への緊張や「選択の最終化」が理由で、真面目な人ほど起きやすい現象とも言えます。 そんなとき、まずは不安を分解してみましょう。 ①仕事内容:ミスマッチ感はないか? ②人間関係の想像:不安要素はあるか? ③勤務地・通勤:自分の思い描く生活に近いか? 近付くか? ④生活リズム・健康:健康面などの不安はないか? ⑤将来の選択肢:将来のビジョンやキャリアの方向性と合致しているか? 事実と想像を仕分けよう! 学内相談も活用 この5項目に分け、各項目で事実と想像を仕分けします。情報が足りていないと、想像するしかなく、不安になってしまうこともあります。 そのため、事実が足りない部分は、採用担当に確認面談をお願いし、配属の考え方や研修、評価の見取り図を聞きます。 想像で膨らんだ不安は、事実で補うだけでなく、入社後3カ月のやることリストを書き出してみて、少しでも具体的にできると落ち着きます。 なお、内定後であっても学内のキャリアセンターを活用することはまったく問題ないですよ。 面談の場を設け、やりたいことの棚卸しと強みの言語化を30分で整理してモヤモヤが職務内容起因か、単なる緊張かを見分けるのも有効です。少しでも不安を取り除けますように……!
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Q
- 就活中、6月時点で全滅なのはまずいですか?
- 6月時点で内定ゼロだったとしても、「もう手遅れ」ではないです。 夏以降に追加募集や二次採用、秋採用、通年ポジションは毎年あるからです。 今から挽回するためにやるべきことは、優先度整理とスケジュール管理です。 ①受け皿の広い募集のなかで、自分の志向性や興味と少しでも重なるところに幅を広げる。地銀・地場中小・BtoBメーカー・Sier・人材・物流・不動産など。 ②ESと面接の型を固める。特に自己PRなどは練習して型化するのが吉です。 ③週次で応募・練習・振り返りのサイクルを回す。 ESと面接の型を固めよう! 毎週の振り返りがカギ ESは「結論1文+背景3~4文+取り組みの成果一つ+再現性のある学び」の型で450~600字に整えると通過率がぐっと上がります。 面接は1分間の自己紹介、学生時代に力を入れたこと、志望動機を練習しましょう。録音し、語尾と言い切りの揺れを修正しておくと落ち着いて聞こえます。 業界研究は難しい実務を知っておく必要はなく、学内講義・ゼミ・レポートで学んだことを「企業課題にこう使える」に結び直すだけでも十分です。 週に何十社も大量に応募することより、少数でも良いので質を上げる、毎回の振り返りをするほうが効果が出やすいです。 自分だけでは難しいと感じる場合でも、キャリアセンターや模擬面接の予約を固定し、毎週1回は第三者のフィードバックを必ず入れると、8~10週間で流れが変わっていきます。
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Q
- 就活が終わり、入社式前ならパーマをかけても良いですか?
- 多くの会社は「清潔感があり、業務に支障がない範囲」であれば問題ないです。 ただし、これから内定式など初対面が続く時期なので強いカールや派手色は避けたほうが安全です。 目安は以下の3点を意識しましょう。 ・正面から目と眉が見える ・耳や襟足が極端に隠れない ・セットに時間がかからず乱れにくい 場合によって、入社式・研修は写真撮影や礼法指導が入る場合があります。心配なら内定者懇親会の前に、角が立たない範囲で人事へ一言確認しておくと安心です。 たとえば、「内定式前に軽いパーマで印象は変わらない程度に整える予定です。業務上問題があれば教えてください」と言った形です。 迷うなら入社後が無難! 生活面の準備を優先しよう また、内定先に赴く際はスタイリングはツヤ控えめのワックスやバームで自然な束感に留めます。 正直なところ、身だしなみのルールは業界や職種によって大きく異なるため、迷う場合は、入社後の職場の雰囲気を見てから調整するほうがリスクが低いです。 まずは睡眠や体調、通勤ルートの確認など生活面の準備を整えるほうがパフォーマンスに直結します。奇抜なものでない限り、過度に気にしないでも問題ありません。
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Q
- 就活のメール返信で2回目以降のルールはありますか?
- 就活のメールの2回目以降は、簡潔さと明確さを両立させるのが基本です。読み手の負担を減らし、要件をはっきり示しましょう。 冒頭の会社名や長い定型文を毎回フルで入れる必要はありません。ただ、「スレッドが長すぎる」「別の担当者が加わった」「フェーズが明確に切り替わった」などの場合は、タイトルを変更して仕切り直すと親切です。 私が普段おすすめしているのは、件名は同一スレッドならそのまま、用件が変わるときだけ新件名に変更することです。 本文は初回のみ「会社名・部署名・氏名」を記しましょう。2通目以降は氏名のみで十分です。敬称は「さま」とします。あいさつは「お世話になっています」、 要件は「結論」「必要な事実」「確認事項」の順で書きましょう。 無駄な情報の削減をおこない、返信スピードを徹底しよう 署名は毎回そのまま付けましょう。電話番号を必ず記載します。 引用は必要箇所だけ残してください。時刻やURL、締切など検索で引っかかる語だけを残し、冗長なスレッドは短縮させると、採用側が助かります。 返信は24時間以内、遅れるならその旨だけでも先に一報を入れましょう。このような運用を徹底することで失礼にならず、安心感を持って接してもらえます。
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Q
- 就活の電話を3日後に折り返すとき、どうすれば良いですか?
- 就活中の電話を3日後に折り返す場合であったとしても、まず迅速に埋め合わせる姿勢が重要です。 午前の始業後~昼前の比較的つながりやすい時間に発信しましょう。名乗りと要件、遅れの簡潔な説明、次の行動提案の順で話します。 たとえば、「〇〇大学の△△と申します。 先日〇月〇日にお電話をいただいていました件で折り返しました。 家庭の事情がありすぐに対応できず、申し訳ありません。 もし差し支えなければ、本日以降のご都合の良い日程をこちらからも候補提示します」と伝えましょう。 上記のように、短く要件を述べ、相手の時間を尊重して会話を進めます。 メール送信や通知設定で対策しよう もし留守電なら「氏名・連絡先・折り返した理由・再度つながりやすい時間帯」を残し、同内容をメールでも送っておくと親切です。 以後は、着信があったら当日中にメールで受信確認を入れる運用に変えると信頼感が回復します。 遅れを過度に弁解せず、今後の対応を具体化することが印象改善の近道です。 カレンダーと通知設定を見直し、連絡手段が複数ある場合はメール・LINEのどちらにも同時通知がくるよう整えておきましょう。
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Q
- 内定者懇親会に私服のワンピースで行くのはOKですか?
- 内定者懇親会が私服指定とのことで、ワンピースは適切な選択です。選ぶポイントは、清潔感・動きやすさ・過度に華美でないことの3点です。 色は黒・紺・ベージュなど落ち着いたトーン、丈は膝が隠れる前後を目安にしましょう。座ったときも安心です。素材はしわがつきにくく透けにくいものを選び、柄は無地か細かなパターン程度にとどめると場になじみます。 小物は清潔感と実用性を兼ね備えたものがおすすめ! 体温調整のため、ジャケットやカーディガンを1枚重ねるのもおすすめです。会場の温度差に対応できるばかりでなく、きちんと感も演出できます。 靴はパンプスやローファーなど歩きやすいものを選びましょう。もしヒールを履くなら、高さがありすぎないものが安全です。香水は控えめにし、アクセサリーは小ぶりで1点までにしておきましょう。 荷物は、A4サイズ以上の落ち着いたトートバッグや小さめのショルダーが便利です。資料を配られる可能性もあるので、A4は入るようにしておきましょう。 写真撮影がある場合に備え、毛先や前髪を整え直せるヘアピンやミニブラシを忍ばせておくと安心です。私服といっても社内イベントという公の場です。清潔で上品、動きやすい範囲でまとめれば好印象を得られます。