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Q
- 発想力と頭の良さは就活でアピールできますか?
- どちらも効果的にアピールすることが可能です。 その際、発想力と頭の良さ(論理的思考力)をそれぞれ異なる能力として切り分け、自身のエピソードのなかで両方の側面を示すと、より説得力が増します。 発想力:常識や既存の枠にとらわれないアイデアや、それにもとづいた行動 頭の良さ:物事を構造的に理解し、論理を組み立てて行動に落とし込む能力(地頭の良さ) たとえば、サークルの新歓イベントで参加率を30%から70%に向上させたエピソードを語る場合、以下のように切り分けて説明できます。 発想力:「既存企画を要素分解し、参加者から特に反響がよかった部分を洗い出しました。そして、それらを『オンライン×謎解きゲーム』というまったく新しい形に再構築するというアイデアで、参加者の興味を引きました。」 頭の良さ/論理的思考力:「また、集客においては SNS 広告の文面で A/B テストを実施し、クリック率を15%から32%へと改善させました。」 入社後の活躍につなげ、貢献イメージを明確に伝えよう! このように、発想力を主軸の強みとして提示し、それを具体的に発揮したエピソードのなかで、課題解決に至る論理的な思考プロセスや分析力も示すのが、効果的な伝え方です。 伝える際は、PREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識して結論を先に述べ、具体的なデータを添えると説得力が高まります。 最後に、「入社後は、この強みを活かして多角的な視点から課題を再定義し、事業の収益向上に貢献したいです」のように、入社後の活躍イメージにつなげると、より魅力的なアピールになります。
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Q
- 転職しても、うまくいきません。
- 転職をしたにもかかわらず、なかなか状況が好転しないとのこと、つらいですよね。 「うまくいかない」と一言でいっても、具体的にどのような点で困っているのか、まずはその状況をもう少し詳しく深掘りしてみる必要がありそうです。 コミュニケーションという言葉一つをとっても、さまざまな状況が考えられます。 もし、転職がうまくいかない理由が、自身のコミュニケーションの取り方にありそうだと感じるのであれば、自身の対人スキルを磨くための研修やコーチングを受けてみるのも有効な手段の一つでしょう。 あるいは、ビジネスシーンにおけるコミュニケーションに課題を感じるのであれば、ロジカルシンキングなどを学習し、論理的な思考力や説明力を高めることも役立ちます。 そして何よりも、現職やこれまでの仕事内容、職場環境について、改めて徹底的に分析をおこなうことが重要です。何が合わないと感じるのか、仕事に対して本当は何を求めているのかを具体的に言葉にしてみましょう。 分析方法としては、具体的なエピソードから「なぜうまくいかなかったのか」を深掘りしていくことがおすすめです。 たとえば、コミュニケーションがうまくいかなかったと感じる場面があったとして、それは「どのような状況で」「何が原因で」「誰との間で」発生したのかを複数書き出してみると、一定の傾向が見えてくることがあります。 「この人とのコミュニケーションがうまくいかないことが多い」「こういう業務の伝達が苦手だ」「オンラインではうまく伝えられるが、オフラインでは難しい」といった具体的な課題が見つかるかもしれません。 この場合は「オフラインでのコミュニケーションのほうが得意なのであれば、リモートワーク中心ではなく出社型の企業を選ぶ」といったように、次の職場選びの指針にすることができます。 環境のせいにしていても何も変わらない! プロと一緒に改善点を探していこう 心構えとして大切なのは、うまくいかない原因をすべて環境のせいにするのではなく、自身のなかに改善できる点や成長課題がないかを見つけ出し、具体的な改善行動を起こしていくことです。 そうすることで、少しずつ状況が良い方向へ向かう兆しが見えてくることが多いでしょう。 転職エージェントやキャリアコンサルタントといった専門家に相談してみるのも有効な手段です。客観的な視点からアドバイスをもらうことで、自身では気付かなかった課題や、新たな可能性が見えてくるかもしれません。 過去の転職経験で得た教訓を活かし、焦らずに、そして長期的な視点を持って、次のステップを考えていくことが重要です。
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Q
- 27歳フリーターから正社員は厳しいのでしょうか?
- 27歳での就職活動は決して手遅れではありません。ただし、新卒の学生と比較すると、採用のハードルが多少高くなる側面があるのは事実です。そのため、しっかりとした対策と準備が必要です。 企業が27歳のフリーターを採用する際にリアルな視点でみているのは、年齢そのものよりも「なぜこれまで正社員を目指さなかったのか」そして「今後どのように働きたいのか」という明確な理由や目的意識だと言えます。 新卒の学生に比べて、若干不利になる可能性は否定できません。しかし、その理由や目的、そして仕事への意欲をしっかりと伝えることができれば、十分にリカバリーできます。 フリーター時代の経験を正社員になりたい理由と結びつけて語ろう 大切なのは、なぜ今正社員になりたいのかという前向きな理由を自分で整理し、計画的に就職活動をおこなうことです。 その理由を整理する際には、客観的な意見を取り入れるために、キャリアコンサルタントなど、第三者に相談してみるのも有効な手段の一つだと言えます。 これまでのアルバイト経験などを通じて培ってきたスキルや経験をしっかりとアピールし、正社員としての覚悟と貢献意欲を明確に伝えることができれば、道は必ず拓けます。諦めずに、自信を持って挑戦してください。
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Q
- ベンチャー企業の長期インターンは意味ないって本当ですか?
- ベンチャー企業の長期インターンで、「意味がない」と感じるケースが全くないとは言い切れません。実際にそのような現場が存在する可能性はあります。 特に「意味がない」と感じやすいのは、次のような場合です。たとえば、インターンシップに参加する目的が不明確で、ただ指示された作業をこなすだけになってしまうという状況が挙げられます。 あるいは、企業の規模や仕事内容への期待が大きすぎて、現実とのギャップに直面してしまった場合も意味がないと感じやすいです。 また、自分が何をやりたいのか、どのように成長したいのかという目標が曖昧で、主体的に行動を起こせない場合なども、無意味だと感じやすい状況と言えます。 得られるビジネススキルを主体的に掴んでいこう しかしながら、インターンシップ先を吟味して目的意識をしっかりと持って臨めば、ベンチャー企業での長期インターンは非常に有益な経験となりえます。 具体的には、まず、企画立案やマーケティング、営業といった実務レベルのビジネススキルを磨くことができます。また、意思決定のスピードが速い環境で働くことを通じて、変化への対応力が身に付きます。 さらに、自分の裁量で物事を進めていく経験は、主体性や責任感を育むことにつながります。社長や経営層と近い距離で働く機会からは、経営的な視点やビジネス感覚を涵養することも期待できるのです。 つまり、ベンチャー企業の長期インターンは、明確な目的を持って主体的に行動することで、非常に有意義なものになります。反対に、曖昧な目的のまま受け身の姿勢で参加してしまうと、無意味だと感じてしまう可能性も否定できません。 今回のインターン探しが、納得のいくものとなりますよう願っています!
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Q
- フリーターから正社員になる場合、履歴書はどう書きますか?
- フリーターから正社員を目指しているのですね。 正社員としての職務経験がない場合でも、アルバイト経験があるのであれば、履歴書の書き方を工夫することで、採用担当者に良い印象を残すことは十分に可能です。 履歴書の書き方のポイントとして、まず職歴欄には、これまでの「アルバイト経験」も堂々と記載しましょう。その際、具体的に担当した業務内容や、その経験を通じて得たスキルなどを、できる限りわかりやすく書くことが大切です。 たとえば、「〇〇株式会社(飲食店)にてアルバイトとして勤務(おもな業務:ホールでの接客、レジ業務、新人スタッフの指導を担当)」といった形です。 次に、自己PRの欄では、アルバイト経験を通じて培われた、社会人として重要となる要素を具体的にアピールすることがポイントになります。 具体的に、長期間同じアルバイトを続けていたなら継続力、任された仕事を最後までやり遂げた経験がある場合は責任感、などの能力がアピールできる要素になるのです。 フリーターで培ったことと正社員業務を照らし合わせて貢献力を示そう そして、志望動機の欄では、フリーターとしての経験から何を学び、何を得たのか、そして、なぜ今正社員を目指したいのかという理由を、前向きな言葉で具体的に伝えましょう。 正社員としての就業意欲や仕事に対する責任感、そして入社後どのように企業へ貢献していきたいのかという具体的なビジョンを、自信を持って記述してください。 フリーター経験は、決してマイナスではありません。そこで得た多様な経験を、ぜひあなたの強みとしてアピールしてください。
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Q
- 自己分析をしたら「働きたくない」と感じてしまいました。
- 「働きたくない」と感じるとき、その感情の背景にある「何に嫌悪感を抱いているのか」を具体的に細分化してみることで、対処法が見えてきます。 たとえば、満員電車での通勤が嫌なのか、厳しい人間関係が苦手なのか、あるいは業務内容そのものに興味が持てないのか。 価値観を整理するカードワークやライフラインチャートなどを活用し、自身が「避けたい条件」と「許容できる条件」を明確にしましょう。このように、原因を特定することが、解決への第一歩です。 多様な選択肢が世の中には存在する! 知らない自分から抜け出そう 現代社会では、リモートワークやフリーランス、週休3日制の正社員など、働き方は多様化しています。 まったく働かない以外の選択肢を調べることで、自身に合った働き方が見つかるかもしれません。 また、就労経験が乏しい段階では職業観が狭くなりがちなので、インターンシップや短期のアルバイトで働くことを経験して、リアルな感触を得ることで意識が変わることもあります。 どうしても一歩が踏み出せない場合は、キャリアカウンセラーや学生相談室などの専門家に相談するのも有効です。
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Q
- 仕事が終わらないです……もうメンタルが限界です。
- 仕事が終わらず、精神的にも限界を感じているとのこと、本当につらい状況ですね。私も同様の経験があるので、気持ちはとてもよくわかります……。 しかし、メンタル面で限界を感じている状態で無理を続けるのは非常に危険です、すぐにでも対策を取りましょう! 心のケアのポイントとして、まず最も大切なのは、信頼できる同僚や上司に現在の状況を正直に伝え、サポートを求めることです。一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。 専門家に相談したうえで休職や業務量の調整など適切に対処しよう もし、職場にそういった相談できる人がいない、あるいは相談しにくい状況であっても、メンタル面の不調を放置せず、産業医や社内外のメンタルヘルスの専門家、たとえば、カウンセラーや心療内科医などに相談することを強くおすすめします。 専門家のアドバイスやサポートを受けることで、適切な対処法が見つかるはずです。 そして、仕事の負担を軽減できるよう、職場の理解を得ながら、一時的にでも業務量を調整してもらう必要があります。場合によっては、医師の診断のもと、休職という選択肢も検討すべきかもしれません。 メンタルの健康は何よりも優先すべきものです。自分を責めたり、追い詰めたりすることなく、できるだけ早めの対処を心掛けてください。
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Q
- 就活面接の一問一答でどう対策すべきですか?
- 面接対策として、まずは自己紹介、志望動機、ガクチカ、強み・弱みといった基本質問の回答を準備し、150〜400字くらいでまとめておきましょう。 そのうえで、スマートフォンなどで録音して聞き返し、話のクセや冗長な部分を客観的に把握し、30秒や60秒で簡潔に話せるように練習します。 模擬面接などでは、「STAR法(Situation/Task/Action/Result)」を意識して話す習慣を付けることで、どのような質問にも構造的に答えられるようになるでしょう。 丸暗記はNG! キーワードで覚えて自然な会話を心掛けよう 大切なのは、準備した回答を丸暗記するのではなく、キーワードだけを覚えておき、その場で肉付けしながら話すことです。丸暗記は、話し方が不自然になったり、少し角度を変えた質問に対応できなかったりするリスクがあります。 キーワードを軸にアドリブで話す練習を重ねることで、本番でも面接官との自然な対話が生まれ、あなたの魅力がより伝わるでしょう。 突飛な質問対策として、「好きな色」や「最近驚いたこと」などの雑談系の質問に10秒くらいで返す練習も効果的です。
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Q
- 残業規制で仕事が終わらないんです。どうすれば良いですか?
- 残業が制限されるなかで業務量が減らないというのは、非常に苦しい状況ですよね。仕事の効率化を図るには、以下のような工夫をおすすめします。 まず、あなたの業務を棚卸ししてみましょう。それぞれのタスクが細分化できたら、その一つひとつにどれくらいの時間がかかっているかを把握します。 その際、単に実績時間を記録するだけでなく、「本来どれくらいの時間で終えるべきなのか」という見積もり時間も意識してみましょう。 そこから、それぞれのタスクに優先順位をつけてみてください。 たとえば、「緊急かつ重要」「重要だが緊急ではない」「緊急だが重要ではない」「どちらでもない」というように、緊急度と重要度で4つのグループに分けて優先順位を明確化する方法があります。 そして、その優先順位について上司と共有し、認識に相違がないかを確認してみましょう。 具体的な改善案とセットにした相談で助け合いの体制強化につながる! その後、チーム内で業務分担を見直したり、助け合える体制に調整してもらえないかを確認することも重要です。 同僚やチーム内で業務負担を共有・調整して、仕事を一人で抱え込まないようにしましょう。それと同時に、現在の業務プロセスのなかで、さらに業務効率化できる部分はないか、あるいは何か自動化できる作業はないかなども検討してみてくださいね。 上司に相談する際は、単に「仕事が終わりません」と訴えるのでは不十分です。 「現状はこのようになっています。つきましては、このように業務改善を進めたいと考えていますが、〇〇についてご支援いただけないでしょうか」といった、具体的な改善案を示して支援を依頼することで、上司も状況を理解しやすい上、前向きに検討してもらいやすくなる傾向があります。
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Q
- 社会人が自己分析するのにおすすめのツールはありますか?
- 自己分析を客観的に、そして効率的に進めるために、世の中には多くの優れたツールが存在します。ここでは代表的なものをいくつか紹介します。 自身の目的やタイプに合わせて、使いやすいものから試してみましょう。 自身の「強み」を具体的に知りたい方には、「ストレングスファインダー」が有名です。 34の資質のなかから、自身の才能がどの分野で強みとして活かせるのかを具体的に示してくれます。 また、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」は、無料かつ約30分という手軽さで、自身の5つの強みを知ることができるものです。診断結果をそのまま職務経歴書に転記できる点も、転職活動中の人には嬉しいポイントでしょう。 自身の思考のクセやタイプを知りたい場合は、「MBTI(16パーソナリティ)」が参考になります。16種類のタイプのなかから、自身の性格や価値観に近いものを知ることができるものです。 そして、これまでの経験から自分の志向を整理したい人には、2つのアプローチがあります。 「モチベーショングラフ」は、過去の経験をモチベーションの上がり下がりで可視化することで、自身の「やる気の源泉」や行動原理を深く掘り下げることができるでしょう。 一方、「ジョブ・クラフティング・シート」は、現在の仕事のタスクを「好き・得意・苦手」といった観点で色分けし、より実践的に自身の仕事に対する好みを整理するのに役立ちます。 ツールはきっかけ! 結果と経験を結び付けて価値が生まれる 大切なのは、これらのツールの結果を鵜呑みにするのではなく、あくまで自己理解を深めるためのきっかけとして活用することです。 診断結果という客観的なデータと、「そういえば過去のあのプロジェクトで、この強みが活かせたな」というように、自身の職務経歴や具体的なエピソードを結び付けて、初めて価値が生まれます。 ツールは、自分の強みや価値観を言語化するための補助輪ととらえ、自分なりの言葉で語れるように整理することが重要です。