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Q
- 履歴書で長所・短所を短く書くコツを教えてほしいです!
- 履歴書の記入欄が想定よりも小さい場合、伝えたいことを簡潔にまとめる工夫が必要ですよね。 その際は、①結論、②根拠となる具体的なエピソード、③入社後の活かし方という3つの要素を、接続詞をうまく使いながら一つの文章にまとめることで、2〜3行でわかりやすく記述できます。 文字数を効果的に削るコツは、抽象的な形容詞を多用するのではなく、動詞と数字を用いて客観的な事実を示すことです。 また、文末を「〜です。」「〜ました。」と端的に言い切ることも、文字数を抑え、自信のある印象を残すうえで重要なポイントになります。 長所の例:「私の長所は粘り強さです。ゼミの発表資料を教授から 3度差し戻された際も、諦めずに最後まで改訂を重ね、最終的に最高評価を獲得しました。」 短所の例:「私の短所は完璧を求めすぎる傾向がある点です。この点は、タスクを細かく分割してそれぞれに期日を設定することで改善し、円滑に目の前の作業を遂行できるようになりました。」 記入欄が小さい場合は面接で深掘りされる可能性も! しっかり準備しよう なお、記入欄の文字数割合は「長所2:短所1」くらいにすると、バランスが良くポジティブな印象になります。 短所については、上記の例ように改善のための具体的な対策をセットで書くと、課題解決能力があることを示すことができ、採用担当者に好印象を残せます。 記入欄のスペースが小さいからといって、その項目が重視されていないと判断し、手を抜くのは避けましょう。 記入欄がある以上、面接でその内容について深掘りされる可能性は十分に考えられます。スペースが小さくても、要点を的確に伝えられるよう、しっかりと準備しておくことが大切ですよ。
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Q
- 自己分析で向いてる仕事を見つけられますか?
- 自己分析は向いている仕事を見つけるうえで非常に有効ですが、そのやり方や結果の活かし方にはコツが必要です。 まずは3つのステップで自己分析を深めてみましょう。第一に過去の棚卸しとして、モチベーショングラフなどを用いて「何に熱中し、何に意欲をなくしたのか」を言語化します。 第二に現在の測定として、ストレングスファインダー®などの診断ツールで自身の思考や行動の癖を客観視します。 そして第三に未来の実験として、業界や企業について調べた内容に対し「ワクワク度/ストレス度」を記録し、評価が高い領域を仮の志望先として設定します。 この自己分析の結果を、特定の職種名ではなく、行動特性×環境条件で定義することが重要です。 たとえば、「人前で説明し人を動かすのが好き」で「意思決定が速いベンチャー環境が合う」と定義すれば、法人提案営業やカスタマーサクセスの立ち上げといった複数の職種候補が自然と浮かび上がります。 分析で終わらせない! リアルな情報収集でミスマッチを防ごう 次に、その仕事が本当に自分に向いているかを、OB・OG訪問で仕事のリアルな情報を収集したり、短期インターンで実際に業務を体験したりすることで検証します。 もし、ここまでのプロセスを経ても向き不向きが明確にならない場合は、志望群を3つほどに絞って選考序盤は並行して受験し、最終面接前に比較検討する表を作成して、データにもとづいた意思決定をすると後悔が少なくなります。
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Q
- 中途採用の二次面接でよく聞かれることは?
- 中途採用の二次面接では、一次面接よりも深く、候補者の能力や人柄、そして企業とのフィット感を確かめるための質問がされます。 たとえば、「当社の課題をどのようにとらえていますか? 」という質問には、事前にニュースやIR情報をリサーチしたうえで課題を一つ挙げ、自分自身の現職での類似経験とからめながら、具体的な解決アプローチを提示できると良いです。 「退職理由をもう少し詳しく」と深掘りされた場合は、ネガティブをポジティブに転換することが鍵となります。 現職の制約が自身の成長機会をもとめるきっかけになったこと、そしてその経験が応募先企業でどう活かせるか、という順序で語ると、前向きな姿勢が伝わり納得感が生まれます。 条件や経験は数字で語り、自身の価値を具体的に示そう! また、「年収・条件の希望」については、市場調査にもとづいた希望レンジとその根拠を示しつつ、「御社の規定に準じて柔軟に検討します」と譲歩の姿勢を添えるのが賢明です。 マネジメント経験を問われた際は、かかわった人数や期間、そして「売上〇%増」といった具体的な成果を数字で示すことが重要です。 失敗経験やハードなことに関する質問では、そのことから何を学び、どう乗り越えたかを2分くらいで簡潔にまとめ、得られた教訓が現在も活かされている点を強調できると評価が高まります。 二次面接では逆質問の時間も多めに設定される傾向にあるため、「今後の部署が目指すKGIは?」「入社後に成果を出した人の共通点は?」など、企業の内情に一歩踏み込んだ具体的な質問を準備しておきましょう。
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Q
- 座談会には何分前に行くのが適切ですか?
- 座談会に参加する際の到着時間は、企業の案内に従うのが基本ですが、余裕を持った行動計画を立てることが大切です。 たとえば、集合案内に「5分前入室」とあれば、それに合わせて行動します。 ビルの構造によっては受付から会場まで時間がかけることもあるため、会社ビルに15分前、受付に10分前に到着し、指定された部屋に5分前に入る、というように段階的に計画すると安心です。 もし万が一、到着が遅れそうな場合は、まず電話で一報を入れ、その後メールでも連絡するのが丁寧な対応です。その際、「〇時〇分には到着できる予定です」と具体的な時間を伝えましょう。 待機時間もアピールの場! スマートな振る舞いを心掛けよう 逆に早く着きすぎた場合もマナーが問われます。 受付がないビルであれば1階の共有スペースや近隣のカフェで静かに待機し、受付がある場合は、まず名前を告げたうえで「案内時間までこちらで待機してもよろしいでしょうか」と許可を得ると良いです。 入室後は、先にいる社員や学生の人に「おはようございます」「よろしくお願いします」と軽く挨拶をし、待機席では背もたれに寄りかからず、良い姿勢を保つと良い印象です。 早く到着した待機時間は、企業の Web サイトの最新情報をチェックしたり、質問を再確認したりと、最終準備のチャンスとして有意義に活用することをおすすめします。
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Q
- 面接の自己紹介と志望動機、それぞれの違いは何ですか?
- 面接における自己紹介と志望動機は、似ているようで明確な役割の違いがあります。 自己紹介は、自分の人となりを短時間で提示する名刺のようなもので、アイスブレイクの目的も兼ねています。 一方、志望動機は、自分の強みが「なぜその会社で活きるのか」を具体的に語るセールストークと言えます。この役割の違いから、時間配分も自ずと変わってきます。自己紹介は30〜60秒、志望動機は60〜90秒が目安です。 具体的な構成として、自己紹介は氏名や学校名といった基本的な情報に、自分の強みを表すキーワードとそれを裏付けるエピソードを1文くらいで添える、簡易的なPREP法を意識すると良いです。 評価軸の違いを意識して効果的な練習で説得力を高めよう 対して志望動機は、「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」「なぜ自分なのか」という 3つの「なぜ?」を掘り下げる構成が効果的です。 この二つの重複を防ぐには、自己紹介では強みのキーワードを提示するにとどめ、その具体的な成果や入社後の応用案を志望動機で深掘りするというテクニックが有効です。 面接官は、自己紹介では論理的な構成力や明瞭な話し方を、志望動機では企業への共感度やリサーチの深さをみています。 それぞれの評価軸を意識し、練習の際は別々に録画して客観的に見直すと、より効果的な対策ができます。
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Q
- 二次面接の日程調整メールの返信で気をつけることはありますか?
- 二次面接の日程調整メールを返信する際は、丁寧かつ迅速な対応を心掛けることで、採用担当者に良い印象を持ってもらいやすくなります。 まず、件名は「【日程ご返信】二次面接のご調整につきまして(〇〇大学・山田花子)」のように、用件と差出人が一目でわかるようにするのが鉄則です。 これにより、採用担当者の受信箱でメールが埋もれにくくなります。 本文の冒頭では、「一次面接の合格通知をいただき、誠にありがとうございます。貴社でさらに学び、貢献できる機会をいただけたことを大変光栄に存じます」といった形で、一次面接通過へのお礼と今後の選考への意欲をセットで示しましょう。 候補日の提示にもマナーがあります。 企業側から提示された日程で調整するのが基本ですが、もし都合が悪い場合は、「恐れ入りますが、×日は大学試験のため難しく、〇日または△日はいかがでしょうか」と理由を述べたうえで、代案を2〜3案提示すると良い印象です。 その際、時刻は「〇月△日(火)10:00〜14:00 の間くらいで 1 時間ほど」のように幅を持たせて提示すると、担当者がほかの面接との調整をしやすくなります。 迅速な返信と丁寧な結びで最後まで良い印象を保とう 万が一に備え、署名欄には電話番号とメールアドレスの両方を記載し、「当日遅延などが発生した際は、上記携帯までご連絡いただけますと幸甚です」と一言添えておくと、リスクヘッジになります。 返信は24時間以内におこなうのが目安です。ビジネスメールでは、迅速な返信が誠実さの表れと評価されることが多いです。 最後に、多忙な担当者への労いと敬意を示すため、「ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いします」といった言葉で締めくくることが大切です。
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Q
- 就活を9月から始めるのは遅いですか?
- 9月から就職活動をはじめるのは、決して遅すぎるということはありません。本格的な選考は年明け以降に本格化する企業が多いため、この時期は準備期間といえます。 スケジュール例を紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。 9月:自己分析は「過去の経験→価値観→強み」を言語化しまずは5〜6業界を広く浅く見ることで自分の目指す方向性を探ってみましょう。 ・自己分析スタート ・就活サイト登録 ・業界研究の全体像を掴む 10月:志望業界が見えてくる時期で実際の社員や企業文化に触れるチャンスなので、積極的に情報収集をしましょう。 ・オープンカンパニー/座談会に参加 ・企業研究の深堀り ・適性検査(SPI・玉手箱など)の勉強開始 11月・12月以降は本選考を意識した実践的な準備を進めていこう 11月:面接練習は一度始めておくと安心感が増すので早めに着手するのがおすすめです。ESについても就活支援課やキャリアセンター、先輩に添削を依頼してブラッシュアップをしていきましょう。 ・ガクチカ・自己PRのブラッシュアップ ・志望業界を2〜3に絞って研究 ・ES練習・添削/面接練習 12月以降は冬期インターンなどで経験を積んでいくことが必要です。そのため、11月までに諸々の準備をしておくと安心ですね。 9月スタートが遅いということはないので計画的に就活を進めていきましょう。
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Q
- 向いてない仕事は見切りをつけて、早めに辞めるべきでしょうか?
- 「向いていない」と感じたからといって、すぐに辞めるのが必ずしも最善とは限りません。 ただし、 ①長時間労働・ハラスメント等,心身を害する環境 ②業界動向的にスキルが汎用化しにくい(例:旧式オペレーションのみ) ③会社の業績が悪化していたり、倒産のリスクがある などの場合は、早期離職が正解となるケースもあります。 もありのは、心身を害する劣悪な環境、スキルが汎用化しにくい、会社の業績悪化・倒産リスクなど明確な理由がある場合です。 早計な判断を避けつつもタイムリミットを決めて次への動き出す準備もしよう 早計な判断は逃げ癖につながる可能性もあります。まずは自己分析と改善努力をすることが大切です。 「環境が悪い」と他責にするのではなく「自分にも足りない部分があった」と自責思考で考えてみる+「キャリア戦略上の不一致」と言語化すること。そして次の職場で活かせる、これまでの経験を、次の転職先でも活かせるスキルに昇華できるかどうかを考えてみましょう。 ただし考える際もタイムリミットを設けることが大切です。 つらい状況のままでは身体を壊してしまう可能性もあります。その場合は休職なり退職なりを検討しても大丈夫です。 今すぐに仕事を辞めるというのではなく、転職先が決まる、あるいは離職期間が半年以内に次を決められる準備が整ったときに退職を検討しましょう。
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Q
- 向いてない仕事を続けるのはありですか?
- 「向いていない」と感じる=成果・成長・健康いずれかが著しく低下しているときであることが多いです。 ただし新卒1-2年は「適性不確実ゾーン」ということで、ひとつのことに大きく心を揺さぶられることも多いでしょう。 まだいろいろな物事が見通せる立場でないことからくる苦痛である可能性もあります。 続けるメリットとデメリットを整理して自分自身で判断しよう 仕事を続けるメリットとデメリットは以下のことが挙げられます。 ・続けるメリット:基本スキル(報連相・顧客対応)が身に付く/職歴の連続性を保てる。配属転換や業務改善で適性が開花するケースもある ・続けるデメリット:心身消耗→スキル停滞→市場価値下落の負のスパイラルに陥るリスクがある メリットとデメリットを整理した後に判断するためには3か月観察してみて、その後3ヶ月行動してみるということです。 業務内容や評価方式、人間関係なのかを具体的に分解し、何が合わないのかをしっかりと考えましょう。 そこからその合わなさを解消することができるのか、アクションを起こしても難しいのかをやってみることをおすすめします。それでも改善の兆しが見えなそうであれば、退職を検討してみることがおすすめです。 早急にやめてしまうのではなく、まずは自分が物足りなさを感じていたり、苦痛を感じているものの正体を明らかにしましょう。 続けるか否かは「改善余地」と「自分のキャリア軸」で定量比較すると納得感が高くなります。
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Q
- 大学生でしたい仕事が見つからないのはやばいですか?
- 大学生の時点で明確に「これがしたい」という仕事が見つからないのは、決して「やばい」ことではありませんし、むしろ普通のことです。心配しすぎる必要はありません。 「興味の持つ分野ががある」というは素晴らしいことなので、その部分を切り口に考えていきましょう。 興味からやりたい仕事を見つけていく作業こそ就活の醍醐味 興味のある分野があるとはいえ、それがどう仕事につながっているのか、自分にあっているのか悩んでいるということは、まだ仕事に関する情報量不足や、自己理解にまだ深めていく余地があるかもしれません。 具体策として、 ①週1業界研究会 ②OB訪問を始めてみて、社会人のあり方に実際に触れてみる ③1dayインターンを複数社受けてみる(業界が決まっていなければ横断的に複数) ④自身の興味関心マップ作成→仕事にどうつなげられるかを考えてみる というステップで仕事を見つけていく方法がおすすめです。 興味があることも複数見つけて自分の可能性をどんどん見つけていってくださいね。