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Q
- 職務経歴書の職務要約、フリーターはどう書けば良いのですか?
- 正社員経験がない場合でも、これまでのアルバイト経験を要約し、あなた自身の強みや特徴を伝えることは可能です。また、アルバイト経験を書くことで職歴の空白期間がないことを示すことができます。 まず、これまでのアルバイト経験のなかで、最も長く続けたものや、応募する企業の仕事内容に少しでも関連性がありそうなもの、あるいは自身が力を入れて取り組んだ経験などをピックアップしましょう。 そして、それらの経験を通じて「どのようなスキルを身に付けたのか」「どのようなことを学んだのか」「仕事をするうえで何を大切にしてきたのか」といった点を、200~300字くらいで簡潔にまとめます。 アルバイトで培ったスキルと熱意を記入して経験を余すことなく伝えよう たとえば、「〇年間、△△のアルバイトを通じて、お客様のニーズを的確に把握する傾聴力と臨機応変な対応力を培ってまいりました。常に笑顔を心掛け、チームメンバーと協力して業務に取り組むことを大切にしてきました。」と具体的なスキルと働くうえでのスタンスを示します。 そのうえで、「これらの経験を活かし、貴社では〇〇の分野で貢献したいと考えています」といったように、入社意欲を示すと良いでしょう。 職歴がないからと卑下する必要はありません。これまでの経験をポジティブにとらえ、働くことへの前向きな姿勢を伝えることが大切です。 アルバイト経験が多数ある場合、すべてを詳細に書くと冗長になる可能性があります。その場合は、応募する企業や職種に関連性の高い経験を優先的に詳しく書き、それ以外のものは期間と簡単な業務内容、成果などを簡潔にまとめると良いでしょう。 どれくらいの数や期間の経験があるかによって、記載のボリュームを調整することが大切です。
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Q
- 中途採用の最終面接に合格フラグはありますか?
- まずは、中途採用の最終面接、お疲れさまでした。結果待ちの期間が落ち着かないのは、よくわかります。さらに、面接官の反応が良かったのなら、質問者さんの期待も高まっていることでしょう。 一般的に「合格フラグ」と呼ばれるものは、おもに5つあります。 「具体的な入社日の確認があった」「給与や待遇など、条件面の話が詳細に出た」「ほかの部署の責任者や、メンバーに紹介された」「今後のキャリアプランについて深く聞かれた」「握手を求められた」などが例です。 これらの反応があった場合は、企業側があなたに入社してほしいと考えている可能性が高いサインだと言えます。 フラグ=合格の確証はない! 反応の良さを自信に変えつつ次の準備も進めよう しかし、これらはあくまで一般的な傾向であり、企業文化や面接官の個性によっても対応は異なります。 期待しすぎたうえで、逆に不合格になった場合、大きなショックを受けてしまいます。だからこそ、フラグはあくまで参考程度にとどめ、正式な結果が出るまでは冷静に待つことが大切です。 面接官の反応が良かったことは自信につなげつつ、万が一のことも考えて、次の準備も少しずつ進めておくと、気持ちに余裕が持てます。
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Q
- 面接で持病はありますかと聞かれたらどう答えるべきですか?
- 企業が持病について質問する主な理由としては、「入社後に健康上の問題なく業務を遂行できるか」「業務内容が持病に悪影響を与えないか」「企業として必要な配慮があるか」といった点を確認するためです。 これは、応募者の健康と安全を守り、安心して働ける環境を提供するための企業側の責任ともいえます。 とはいえ、プライバシー保護の観点から考えると必ずしも正直に答える必要はありません。 合否への影響は少ない! 必要な配慮があれば具体的に相談しよう 一方で、もし持病があり、業務に何らかの影響が出る可能性があるのであれば、正直に伝えるべきです。 その際、現在の症状の程度、日常生活や業務に支障があるかどうか、通院の頻度、そして必要な配慮などを具体的に伝えられると、企業側も理解しやすくなります。 たとえば、「〇〇という持病がありますが、定期的な通院と服薬でコントロールできており、通常の業務に支障はありません。ただし、月に一度、半日くらいの通院が必要となりますので、その点をご配慮いただけると幸いです」といった形です。 企業によっては、前向きに持病に向き合ってくれる企業もあるため、あまり心配しすぎる必要はありません。選考に不利になることを恐れて隠すよりも、誠実に伝え、企業側の理解を求める姿勢が大切です。 また、基本的には、持病があること自体が直接合否に影響することは少ないでしょう。ただし、企業側が合理的配慮を提供できない場合や、業務遂行に著しい支障があると判断される場合には、選考に影響する可能性があります。 たとえば、車椅子での業務が必須な場合にバリアフリー設備がない、特定の業務が持病を悪化させるリスクが高いといったケースなどです。 貧血などの一般的な持病であれば、合否に影響することはまずありません。企業側に配慮を求めない場合は、あえて公表しないほうがリスクは低いともいえます。
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Q
- ゼミで培った協調性をガクチカでアピールするのはありですか?
- ゼミ活動は、企業が求める「チームで成果を出す力」を示すうえで有効なエピソードとなるため、良いと思います。 面接で協調性をアピールする際は、1. 課題・チーム状況、2. 自分の役割、3. 工夫した行動、4. 結果、5. 教訓・学び、という流れで具体的に話すと、面接官に協調性が伝わりやすいためおすすめです。 具体的には、まず、課題やチームの状況から話し始めましょう。たとえば、ゼミのメンバーとの間で混乱や対立があった具体的な状況を説明します。 次に、そのなかであなたが果たした役割に焦点を当ててください。ファシリテーターとして議論を調整したり、メンバー間の意見の溝を埋めたりするために、どのような工夫をしたのかを具体的に述べましょう。 工夫した行動として、議論のルールを設定したり、役割分担表を作成したりした経験があれば、それを詳しく説明してください。これらの行動が、どのようにチームの状況を改善し、目標達成に貢献したかを明確に伝えることが重要です。 そして、その結果としてどのような成果が得られたのかを伝えます。たとえば、発表で最優秀賞を獲得した、教授から高い評価を得られたなど、客観的な事実を交えて話すと説得力が増すでしょう。 最後に、その経験から得られた教訓や学びをまとめます。この経験を通じて、協調性やチームワークについて何を学び、それが今後どのように活かされると考えるかを語ってください。 協調性をアピールするだけでなく研究内容を深掘りした内容でもOK もし、協調性に関する具体的なエピソードが少ないと感じる場合は、研究内容に言及するのも一つの手です。 たとえば、発表の際のデータ分析、論文執筆プロセス、産学共同プロジェクトなど、共同で何かを成し遂げた経験があれば、それは協調性やチームビルディング力をアピールする絶好の機会になります。 共同作業でなくても、「成果」や「専門性」を前面に出すことで、あなたの強みを効果的に伝えることができるでしょう。 この構成を使うことで、面接官はあなたの協調性を単なる抽象的な能力としてではなく、具体的な行動と結果にもとづいたものとして理解しやすくなります。
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Q
- 大学の留年は就職するうえで不利になりますか?
- 留年したという事実が、選考においてまったく影響がないとは言い切れません。しかし、必ずしも決定的に不利になるわけではないと言えます。 企業が知りたいのは、あなたが「なぜ留年したのか」、そして「その経験から何を学び、今後にどう活かそうとしているのか」という点です。留年の理由を、正直かつ建設的に説明するようにしましょう。 留年時の経験からの成長を示して企業へアピールしよう 選考時には、留年の理由を隠さず、正直に伝えることも必要です。その理由がネガティブなものであったとしても、そこから何を反省し、どのように改善しようと努めたのかを具体的に説明しましょう。 たとえば、「学業への取り組みが疎かになり留年しましたが、その反省から計画的に物事に取り組む重要性を学び、現在は〇〇という目標をもって努力しています」というように、成長した姿を示すことができれば、企業も理解を示してくれると言えます。 留年の期間中に、何かしら就職活動につながるような主体的な行動をとることも、意欲を示すうえで有効です。インターンへの参加や資格の取得も検討してみてください。
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Q
- リクルーター面談は選考に関係ないのでしょうか?
- リクルーター面談で「選考には一切関係ありません」と言われたのですね。しかし、面接のような質問をされたとのこと、不安になるのも無理はありません。 企業側の言葉通り、本当に選考とは切り離して、学生の疑問解消や企業理解を深めるためだけにおこなわれる面談も存在します。 しかし実際には、面談でのあなたの印象や受け答えが、何らかの形で人事担当者にフィードバックされ、選考の参考情報の一つとなる可能性は否定できません。 面接と同様にさまざまな点が見られるからこそ油断せずに臨もう 選考に関係ないという言葉を完全に鵜呑みにせず、ある程度は見られているという意識を持って臨むほうが賢明だと思います。 具体的な注意点としては、くだけすぎた態度や言葉遣いは避け、あくまで社会人と学生という立場をわきまえたうえで、誠実に対応することです。 評価されるポイントとしては、コミュニケーション能力や企業への関心の高さ、論理的な思考力、そして何よりも、一緒に働きたいと思わせるような人柄や熱意などが挙げられます。 自己PRやガクチカなど、これまでの面接で話してきた内容と矛盾がないように気を付けることも大切です。リラックスして臨みつつも、節度ある態度を心掛けてください。
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Q
- ガクチカがアルバイト経験しかないのですが大丈夫でしょうか?
- アルバイト経験しかガクチカがないということですね。まったく問題ありませんので安心してください。 企業側が「ガクチカ」で何を見ているのは、必ずしも華々しい活動経験や役職経験だけではありません。 むしろ、その経験のなかであなたがどのように考え、どう主体的に行動して課題を乗り越えようとしたのか、そしてその結果何を学び、どのような成長を遂げたのか、といったプロセスや再現性のある能力を知りたいと考えています。 アルバイト経験は、社会との接点を持つ貴重な機会であり、仕事への取り組み方や責任感、コミュニケーション能力、問題解決能力など、たくさんのことを学べる場です。 たとえば、以下のような点に着目してみましょう。 ・単にいわれたことをこなすだけでなく、自分なりに工夫したこと 例:業務効率を上げるために新しい方法を提案した、顧客満足度向上のために率先して行動した ・困難な状況や課題に直面した際に、どのように考え、行動したか 例:人手不足のなか、ほかのスタッフと協力して乗り切った、クレーム対応で誠意をもって顧客の信頼を回復した ・その経験を通じて、どのようなスキルや強みが身に付いたか、また、それが今後どのように活かせると考えているか 上記の点をガクチカのなかで具体的に伝えることができれば、アルバイト経験は十分に強力なアピールポイントになります。 肩書き不要! あなたの言葉で魅力やポテンシャルを示すことが大切 「バイトリーダーをしていた」といった役職名がなくても、あるいは「売上を大幅にアップさせた」といった派手な成果がなくても構いません。 大切なのは、その経験からあなた自身の個性や能力を企業に伝え、入社後にどのように貢献してくれるかをイメージさせることです。 どのような種類のアルバイトであっても、あなたが主体的にかかわり、そこから何かを得ようと努力したのであれば、それは立派な「学生時代に力を入れたこと」です。 自信を持って、ご自身の言葉でその経験を語ってください。 企業の採用担当者は、それらのエピソードからあなたのポテンシャルを見出そうとしていますよ。
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Q
- 面接で「最近読んだ本を教えて」と聞かれそうですが、本を読んでいないです......。
- 読んだものが「漫画」であっても、その作品の内容やそこから得た学び、感じたことを具体的に、そして自身の言葉で熱意を込めて語れるのであれば問題ありません。 面接官がこの質問で本当に知りたいのは、「どんなジャンルの本を読んだか」ということよりも、「その本から何を学び取り、それを自分自身にどのように活かそうとしているのか」という点です。 したがって、選んだ本を通じてどのような価値観に共感したのか、あるいはどのような気付きを得て、それが自身の考え方や行動にどう影響を与えたのか、といった具体的な視点を添えて話すことができれば、たとえ漫画であっても良い印象につながります。 自分の言葉で語れる本選びが最も重要! もし、どうしても選ぶ本に迷ってしまう場合は、就職活動に関する書籍やビジネス書を選ぶのも一つの手です。 ただし、その際も必ず「なぜその本を選んだのか」「そこから何を学び、今後どう活かしていきたいのか」という点をセットで、自身の言葉で具体的に説明できるようにしておく必要があります。 表面的な情報ではなく、自身が本当に何かを感じ、考えさせられた本を選びましょう。
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Q
- 3月なのに何もしてないのですが、今から就活を始めるのはもう遅いでしょうか?
- 3月という時期にまだ就職活動を本格的に開始していないと、「もう手遅れなのではないか」と不安に感じてしまう人もいるかもしれません。 しかし、結論から言うと、決してそのようなことはありません。今からでも十分に間に合うため、安心してください。 大切なのは、焦らずに一つひとつのステップを着実に進めていくことです。 まずは自身のことを深く理解するための自己分析から始め、次に興味のある業界や企業について詳しく研究していきます。 そして、その結果をもとにエントリーシート(ES)の作成に取り組む、というように順を追って進めていきましょう。 他人と比べず自分に集中することが大切! 困ったらサポートを活用しよう 周囲の友人たちの状況を見て焦りを感じてしまうのは、無理もないことです。 しかし、重要なのは他人と比べることではなく、「今、自分にできることは何か」という点に意識を集中することだと思います。 また、就職活動は一人ですべてを抱え込む必要はありません。大学のキャリアセンターや就職エージェントなど、利用できるサポートは積極的に活用してください。 早めに専門家や支援機関に相談することで、より的確なアドバイスを得られたり、精神的な支えになったりすることもあるでしょう。 今からでも、落ち着いて計画的に取り組めば、きっと道は開けます。
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Q
- 就活で採用が決まらない自分が無能に感じて悲しいのですが、どうしたら早く採用されますか?
- 採用が決まらないからといって、自身を無能と決めつけてしまう必要はありません。 まずは、面接やエントリーシート(ES)のフィードバックを冷静に振り返り、改善点を見つけることが内定への近道です。 必ずしも能力不足だけが不採用の原因とは限りません。就職活動には、「企業との相性」や「運」、「縁」といった、自分自身ではコントロールしきれない要素も影響してくるからです。 また、志望度が高すぎると、かえって緊張してしまったり、失敗が増えたりすることもあります。「まずは面接の経験値を積む」くらいの気持ちで、気負いすぎずに臨んでみましょう。 自分自身を客観的に見るために面接練習を動画で記録しよう! さらに、面接練習は非常に重要で、特に客観的な視点を取り入れることが効果的です。 新卒であれば、大学のキャリアセンターや新卒向けのエージェントなどを活用し、誰かと一緒に練習することをおすすめします。 その際、練習の様子を動画で撮影するか、最低でも音声を録音することが最も効果的です。録画や録音を見返したり聞き返したりすることで、自分の話し方の癖、「ええと」「あの」 といった口癖、話が途切れる箇所などが客観的に把握できます。 できれば、実際に誰かに面接官役をしてもらい、その様子を記録するのが理想的です。記憶だけに頼ると客観的な振り返りが難しいため、記録を活用して改善点を見つけていきましょう。 練習相手は友人でも問題ありません。ただし、もし友人と練習してうまく話せずかえって自信を失ってしまうようであれば、キャリアセンターの職員など中立的な第三者にお願いするほうが良いと思います。 タイプによっては、友人との練習が必ずしも適しているとは限らないこともあるため、自分自身に合った方法を選びましょう。 十分な準備と練習を重ね、本番では落ち着いて対応することで、自信を持って面接に臨むことができます。