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Q
- 勇気がなくて、就活ができません。
- 勇気が出ずに焦燥感が募る気持ち、とてもわかります。 いきなり面接や大量応募に挑む必要はないですよ。 そういうときは、将来という大きな単位で考えるのではなく、目の前の取り組みのステップを細かくすると動き出せます。 目の前のことに取り組む4ステップで少しずつ前に進もう 第一段階は、キャリアセンターで「履歴書とエントリーシート(ES)のひな形」を一緒に作ることです。予約して30分、まずは誰かと一緒に取り組んでみましょう。 第二段階は、OB・OG訪問を1件だけ大学内で実施することです。オンラインでも可能ですので、緊張せず臨んでください。質問は知りたいことを3つだけ準備しましょう。 もし質問が思い浮かばなければ「その人が働いてみてどうだったか」「社風」「活躍している人の共通点」などがおすすめです。調べてもわからない、先輩に聞くことに意味のあることにフォーカスしてみましょう。 第三段階は、企業説明会を1社だけ視聴することです。カメラOFFでも可能なものを選択するとより心理的負担が軽くなります。 第四段階は、エントリーを1社だけ提出することです。 この順で取り組むだけでも十分前進します。 完璧主義を手放して、情報を集めよう 漠然とした不安や焦燥感の正体は情報不足と完璧主義になってしまうことです。 情報を少しずつインプットすることで不安は少しずつ軽減しますし、学内でできること(授業の発表準備、レポート改善、資格の基礎)に手を付けると自信の土台になります。 自己分析は難しく考える必要はありません。自分が得意なこと、好きでついやってしまうこと、失敗から学んだことを箇条書きにして、面接のネタに変えましょう。 小さな成功を一つ積むたび、次の一歩が軽くなります。不安とうまく付き合いながら少しずつ前進しましょう。
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Q
- 大卒看護師になるメリットは何ですか?
- 専門学校卒の看護師と比較した際の大卒看護師の強みは、選べる道が広いことと中長期で伸びやすいことです。 4年制では一般教養と研究の基礎、統計やEBN(根拠に基づく看護)に触れる機会が多く、実習も比較的多彩です。 大学附属病院や高度急性期での募集で有利に働くことがあり、将来は認定看護師・専門看護師(CNS:修士相当)や教育・管理職へ進みやすい土台になります。 保健師・助産師の養成課程を学内で選べるケースもあり、キャリアの選択肢が増えます。 費用も視野に入れてやりたいことができる環境を選ぼう 一方で学費と年数は負担ですし、新卒の初任給は学歴差が小さい病院もあります。 最終的には患者さんとチームにどう貢献するかが評価軸になります。 大学を選ぶなら、研究テーマ(例:感染管理・がん看護)や英語論文の要約、ICT機器の活用を早めに経験しておくと、就職後の学習スピードが上がります。なお、専門学校でも臨床力は十分に育ちます。 学費・通学環境・将来像を並べ、5年後にやりたい看護がどちらで実現しやすいかで選ぶと後悔しませんよ。
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Q
- 転職で年収が300万円ダウンするのは許容範囲ですか?
- 私もこれまで4回転職していますが、そのたびに100万円〜200万円程度の年収のアップダウンを経験しているので、その不安については共感します……。 年収が300万円下がる転職をおこなうかどうかは、感情ではなく「ライフ設計・健康・成長」の3点で損益分岐を見極めるのが賢明です。 一つ目に、ライフ設計です。まず家計を固定費・変動費に分け、手取りベースで毎月いくら残るかを試算します。住宅・教育・貯蓄目標を含めて赤字なら要再考しましょう。 二点目に、健康についてです。労働時間やストレスが大幅に下がり、睡眠や家族時間が回復するなら、現在かかっている、あるいはこれから現職に残ることでかかりうる医療費・離職リスクの低下も含めた総合メリットは大きくなります。 三つ目に、成長についてです。これは将来価値で、たとえば職務内容が市場で伸びるスキルや実績(プロジェクト責任・データ活用・英語・マネジメント)につながるなら、2〜3年で年収を戻すルートは十分あります。 給与交渉も検討! 希望が満たさせるか確認しよう 交渉余地としては、基本給が難しくても入社時の一時金、評価テーブルの前倒し、在宅・フレックス、残業代の取り扱い、住宅手当など総合年収で調整できないかを提案しましょう。 具体的にランク表などがあれば事前に確認し、元の年収に戻すためにどれくらいの成果やロールを持つべきなのかをイメージし、実施イメージが持てるかどうかを考えましょう。 最終判断は「健康が戻る」「成長できる」「3年で挽回できる計画が描ける」の3つが同時に満たせるかです。 もしそれが満たせるなら下げて上げる戦略は現実的ですし、どれかが欠けるなら再検討が安全です。 環境を変えることでキャリアが好転する事例はたくさんありますし、私もそのうちの一人です。 特に、一度下げた年収はなかなかもとに戻すのが難しいので、現職での異動の可能性なども含めて考えてみることを個人的にはおすすめします。
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Q
- 大学4年で休学して就活を遅らせるのはありですか?
- 大学4年で休学して学生の就活を1年遅らせる選択は、「目的と成果が明確なら有効」ですが、不明確ならリスクが勝つのでおすすめできません。 企業が見るのは以下の3点です。 一つ目は、なぜこの1年の休学が必要だったかです。語学力、資格、研究、制作、家業支援など、何に時間を充てたのかを説明できるようにしておきましょう。 二つ目は、期間中に何を達成したかです。数値や成果物で測れる目標を提示し、それをどう達成、あるいは修正していったかを明確にしましょう。 三つ目は、復学後〜入社までのスケジュールです。ここが具体的かつ納得感あるものであれば、マイナスにはなりません。 成果を出すまでの具体的な計画を立てておこう 逆に「自己分析の時間がほしい」だけだと評価は伸びにくく、面接官が「仕事などでも期限の延期が常態化するのではないか」などといった不安を感じる可能性があります。 おすすめは、開始前に「成果の設計図」を作ることです。 たとえば、学会発表1本、資格合格、制作物3点のポートフォリオ、長期インターンで週○時間・改善目標○件などです。 学生の活動では、「休学理由→取り組み→成果→仕事での活かしほう」を一気通貫で語れるように準備しておきましょう。 スケジュールとしては、復学6〜9カ月前に情報収集、4〜6カ月前に応募開始のタイムラインを引くと動きやすいです。 経済面・卒業時期のズレも含め、指導教員と早めに相談しておくと安全です。
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Q
- 大学生の男です。大学生のうちにやるべきことは何ですか?
- 私は、大学生のうちにやるべきことは、「将来の選択肢を広げる汎用スキルを付けること」と「語れる具体成果を意識して、目の前のやるべきことを一つひとつ積み上げること」と伝えています。 派手なことに挑戦するのではなく、目の前にあることをしっかり積み上げることこそ重要です。 ここで言う汎用スキルは、おもに以下の3つが土台になります。 ①言語化力(要点を短く書き話すこと) ②数的思考(Excelでの集計・可視化、基本統計など) ③対人基礎力(他者の話を傾聴する・異なる意見を持つ人と合意形成すること・約束を守る進行管理ができること) 事実や数値が大事! 自分を変える経験を積もう 具体成果は、アルバイトでもサークルでも、学校の授業でもかまいません。いずれであったとしても「課題→工夫→結果」を、具体的な事例や数値で残すことが大切です。 例:アルバイト先のSNS運用で来店を週△件増、アルバイト先で在庫表を作り廃棄率を○%削減、サークルの新歓でイベントの進行管理をし、集客に力を入れたところXX名応募、応募からの歩留まりをXX%改善した もし自身の活動以外で時間が許せば、短期インターンや社会人OB・OG訪問で職種の実像に触れ、興味の幅を広げておきましょう。 英語やITの基礎(TOEIC・MOS・タイピング/ショートカット)はどの職種でも効きます。 生活面では、早寝早起きと運動の習慣、家計の記録を身に付けると学生のときのパフォーマンスが安定しますし、自分の仕事に求める要件もより地に足がついたものになりやすいです。 たとえば年収などを考える点で、日頃の家計管理があると見極めやすくなります。 有名な実績ではなく小さくても自分が変えた事実を複数持つことが、面接の強さに直結します。
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Q
- 看護師採用試験の証明写真で、前髪はどうするべきですか?
- 看護師採用試験の証明写真では、民間学生以上に清潔感と規定遵守が重視されます。規則を守れるか、衛生観念が高い水準であるか、などが業務にも影響するからです。 前髪は「目にかからず、眉がある程度見え、表情がはっきり伝わる」状態であれば下ろしても問題ありません。 額を全出しすることに抵抗があるなら、厚みを軽く梳いて斜めに流し、黒目のうえに影が落ちないよう根元をドライヤーで立ち上げ、分け目に軽くキープスプレーを使うと時間が経過しても崩れにくいです。 サイドは耳にかけておき、ほほや顎のラインを見せると端正な印象になります。 暗い印象はNG! 企業の指定を確認して撮ろう 避けたいのは、重いぱっつんで暗く写る、束が目やまつ毛に触れる、強いカールで不自然に見える状態です。 服装は白シャツにダークジャケット、アクセサリーは外し、肌のテカリはパウダーで押さえると安心です。 証明写真は自治体・病院ごとにサイズや背景、加工の可否が定められることもあるため、出願要項の指示を先に確認し、それに合わせて準備するのが失敗しないためのコツです。
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Q
- オンラインの内定者懇親会の服装はどうすれば良いですか?
- オンライン内定者懇親会は「私服で良い」と言われていても、画面越しに清潔感が伝わるオフィスカジュアルが安心です。 カメラに映る上半身が主役なので、無地で中間色のトップスに襟付きシャツやシンプルなブラウスを合わせると、照明映えして顔色もよく見えます。 ロゴや大柄は映像で主張が強くなるため避け、アクセサリーは小ぶりに押さえると落ち着いた印象になります。 下半身は見えないこともありますが、席を立つ場面やカメラの引きで見える可能性があるので、デニムでもダメージのないきれいめやチノなど整ったボトムを合わせてください。 過去に担当していた学生さんで、下はジャージ、上はジャケットで参加したところ、休憩時間に立ち上がってそのジャージが見えてしまったことがあったそうです。 参加環境も大事! 明るい印象を受ける設定にしよう 背景の生活感を減らし(背景の設定でも良い)、カメラは目線の高さ、正面からの自然光かデスクライトで顔を明るくすると、それだけで印象が一段上がります。 「自由=何でも良い」ではなく、あくまで「清潔・簡素・感じがよい」を満たすかどうかを軸に選べば、場に馴染みつつ自分らしさも保てます。
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Q
- 就活のメール返信で件名は変えるべきですか?
- メールの件名は、内容が変更になって件名を変更しなければならない場合は別として、基本的には件名をそのままにして返信しましょう。 特に同じやり取りが続く間は「Re: 先方の件名」を基本的に維持したほうが相手の検索・引継ぎに親切です。 スレッドの途中で頻繁に件名を変えると、担当者やシステムうえで会話が分断されて探しづらくなるからです。 用件が変わる際は件名変更して内容がわかるようにしよう 一方で、用件が確定や辞退など別フェーズに移ったときは、メールを返信するなかたちをとりながら、件名を編集することが可能な場合もあります。 たとえばGmailであれば、受信したメールに返信をする際、下部に返信を打ち込むボックスが表示されますが、その左上の矢印をクリックすると、「件名を編集」という項目が出てきます。 また、日程候補のやり取りから確定の連絡に移るなら「一次面接の日程確定のご連絡(氏名)」とし、辞退であれば「一次面接辞退のご連絡(氏名)」のように、要点と自分が誰かを一目で示すと処理が早く進み、見落としも防げます。 なお、大量採用で同姓同名が多そうな場面では、案件名や応募職種を件名に入れて識別を助けるのも有効です。 迷ったら「スレッド維持が原則、明らかにフェーズが変わり、タイトルが現状と異なるものになったら新件名にしてもよい」という基準で判断するのが良いです。
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Q
- 就職に有利なMOSはどの種類を取るべきですか?
- 就職に直結して評価されやすいMOSは、まずExcelです。 事務職志望ならExcelスペシャリストで基礎運用を証明し、余力があればエキスパートまで進むと「集計・可視化・効率化ができる人」という印象になります。 営業や企画を視野に入れる場合は、ExcelやPowerPointを足すと提案書作成の実務イメージが伝わります。 Wordは基礎があれば足りる企業が多く、優先度は相対的に低めです。 データ系や在庫・販売管理にかかわるならAccessが生きる場面もありますが、応募先の業務で使うかを確認してからでも問題ありません。 資格だけでは弱い! 活用したエピソードを準備しよう 資格は「持っている」だけでは弱いので、実際に使った際の具体の活用エピソードを自己PRに添えると効きます。 たとえば、「ピボットと関数の組み合わせで週次レポートを30分短縮した」、「XLOOKUPでマスタ連携を安定化した」などです。 もし、対策にかけられる時間が限られるなら、まずはExcelスペシャリストの合格を目指し、加えて模擬データで1枚のダッシュボード(グラフ・スライサー・簡易KPI)を作ってみて、ポートフォリオとして提示するのが費用対効果の高い就職対策となり、おすすめです。
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Q
- 就活の面接で自分の大学の呼び方はどうすればいいですか?
- 面接や企業とのやり取りで自分の大学を呼ぶとき、ちょっと迷いますよね。 基本的に「〇〇大学」と正式名称で伝えるのがもっとも自然で丁寧です。 学内の公式文章で使う「本学」「当学」は、外部に向けた自己紹介では不自然に響くことがあるので注意しましょう。「うちの大学」「〇〇大」は口語的で砕けた印象になりやすいので避けましょう。略称も避けましょう。 「わが大学」「母校」は硬すぎたり、卒業していないのに違和感をもたれる可能性もあるため、面接では使わないほうが安全です。 状況によって丁寧語でもOK! 話す順番も注意しよう 状況に応じて、「私が所属しています大学では」と謙譲語で述べる方法もあります。 特に接客やサービス業などを志望する場合、謙譲語を添えた敬語表現だと、より丁寧な印象を持たれます。 面接の雰囲気に合わせて、より自然な表現として「私が通っている大学」などと言い換えることも可能です。 面接の場では「〇〇大学〇〇学部の△△と申します」「私が在籍する〇〇大学では〜を学んでいます」といったように、「名称」→「所属」→「要点」の順に簡潔に述べると伝わりやすいです。 迷ったら「正式名称をそのまま言う」と覚えておけば失敗しません。