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Q
- 文系の大学生が就活で忙しくなる時期はいつですか?
- 文系がいちばん忙しくなる山は3つあります。 第一の山は3年夏~秋のインターン期で、エントリーやエントリーシート(ES)、適性検査の練習が重なります。 第二の山は冬の早期選考(12~2月)で、面談・座談会・一次面接が平日夕方に入りやすい時期です。 第三の山が本選考のピークで、ES解禁前後(2~3月)に大量提出、4~6月は面接が連日入ります。 3年春から土台づくりを始めよう! そこから逆算すると、3年春は必修科目を固めつつ「就活で動ける時間」を平日午後に確保しておくこと、3年夏前までに自己分析とガクチカの骨子を作っておくこと。この2つをしておくと楽です。 秋は「志望3業界を仮決め」×「3社応募企業を決める」で深掘りを始めましょう。冬はキャリアセンターなどを活用し、面接練習を月2回程度はルーティン化。 4年の6月以降も追加募集や秋採用は続くので、焦りすぎず。 スケジュール管理も重要になってくるので、締切カレンダー(企業ごとのES締め切りなどを自身のカレンダーやアプリなどで管理する)、進捗表(応募→面接→最終の進捗が企業ごとにみれるように管理する)この2つで全体を管理すれば、学業との両立がぐっと現実的になります。
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Q
- 生命保険の営業を辞めたいのですが、転職に踏み出せません。
- 保険業界の営業から転職したいと思っているんですね。とはいえ、すぐに踏み出せないのは自然な感情です。 まず「辞めたい理由」を分解し、環境要因(ノルマ運用・土日イベント・紹介文化・上司のマネジメント、など)、適性要因(新規開拓が苦手・数字の締めで消耗・個人戦が合わない、など)を切り分けましょう。 もし環境要因が主なら同業他社の内勤型(コール/来店)や既契約フォロー中心の保全部門へ、もし適性要因が主なら隣接職種。 インサイドセールス、カスタマーサクセス、営業企画、採用コーディネーター、コールセンター SV、総合受付・事務などの検討が現実的です。 経験を武器化し、小さく行動を始めよう! 次に、現職経験を「武器化」します。 例:契約数・継続率・解約阻止、紹介獲得のプロセス、クレーム対応の再発防止策など、面接で語れる形にする。 これらを数字と手順で言語化し、職種ごとの「翻訳版」職務経歴書を作ると、書類通過率がぐんと上がります。 心理的ハードルは、転職軸を3つに絞る(働き方・人・評価)、情報収集はOB・OG訪問と面談3社で締める、期限を決めて小さく応募開始する、で越えやすくなります。 転職を逃げではなく適合の再設計と位置づけ、まずは書類と面談で外の空気を吸ってみるところから始めましょう。
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Q
- 大学の部活動でのマネージャー経験は就職活動で有利になりますか?
- 大学の部活動でのマネージャー経験は、就活で強い武器になります。評価されるポイントは、以下の3点です。 ①目立ちにくい業務を継続して回す責任感 ②限られた資源で成果を最大化する段取り力 ③選手・指導者・外部との橋渡しをする調整力 自己PRでは「裏方でした」だけで終わらせず、試合当日のオペレーション表の作成、備品・予算管理、スケジュール調整、怪我対応の動線づくり、SNSや協賛への連絡などを「数・スピード・品質」をセットにして語りましょう。 例:遠征 8 回の交通・宿手配を担当、見積 3 社比較で 30%コスト削減、遅延ゼロを達成 経験を翻訳し自信を持ってアピールしよう 志望職種に合わせた活動の翻訳も効果的です。事務・企画なら「情報整理と抜け漏れ防止」、営業なら「関係構築と約束の管理」、CSなら「相手の不安を先回り解消」といった具合です。 面接では、トラブル時の対応もセットで語ると信頼が増します。プレーヤー経験に劣等感をもつ必要はありません。組織を支える役割を果たした事実は、多くの企業で再現性の高い力として評価されます。
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Q
- 服装指定なしの内定者懇親会は、何を着れば良いですか?
- 服装指定なしの内定者懇親会だった場合、基本を「清潔・サイズが合う・動きやすい」の3点に置けば外しません。 私服であれば、男性は襟付きシャツやニットにチノ/スラックス、革靴かきれいめスニーカー。女性はブラウスやカットソーにテーパードパンツ/ロングスカート、ローファーやパンプスが無難です。 色はネイビー・グレー・ベージュなど中間色を基調にし、派手なロゴや強い原色、ダメージ加工は避けましょう。 もし会場がオフィスならオフィスカジュアルに寄せ、カフェやイベントスペースならきれいめカジュアルに寄せる、と覚えておくと判断しやすいです。 迷ったら「会社説明会に行ける私服」を基準に 体温調整用に薄手のカーディガンやジャケットを一枚もつ、バッグはA4が入り自立するもの、香水は弱め、アクセサリーは小ぶりにすると安心です。もし迷ったら、会社説明会に行ける程度の私服を基準にしてください。 大切なのは、服装で個性を出すより、笑顔と姿勢、相手の話をよく聴く態度です。初回は少し控えめに整え、次回以降は社風に合わせて調整しましょう。
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Q
- 次の仕事が決まっていないけど辞めました。何から始めればいいですか?
- 精神的な限界を感じて次の仕事が決まっていないまま辞めたとのこと、お金の面での不安があると、過ごし方にも迷いが出ますよね。まず「生活を安定させる」「心身を整える」「再就職の土台を作る」の三段構えで進めると迷いません。 まず最初の3日で、家計の全固定費と手元資金を洗い出し、何カ月もつかを見える化します。失業給付の受給条件や健康保険(任意継続・国保)と年金の切替も、この期間に手続きしましょう。 次に1~2週間を使って、睡眠・食事・運動のリズムを整えつつ、職務の棚卸しを進めます。アルバイトや副業も、成果や役割に翻訳すれば立派な経験です。ここで「できること・好きなこと・求められること(求人)」の交わる点を仮決めします。 焦らず「半年続けられる」1社を目標にしよう 3週目からは、求人サイトのブックマーク10件、書類の共通テンプレ1枚、面接想定問答10問の準備に着手します。 平日午前は応募・午後は学習という日課にするとスムーズです。 退職理由は「健康や環境の再設計のために区切った。次では◎◎を実現したい」と前向きに一貫させると評価が落ちにくいです。焦って職種を広げすぎず、まずは半年続けられる現実的な1社を目標に据えると、再起動がスムーズです。
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Q
- 内定者懇談会の最後に一言を求められたらどう言えば良いですか?
- 内定者懇談会の「最後に一言」は、簡潔に印象をよくし、未来への期待を醸成する役割があります。 内容自体は30秒・3ブロックで十分です。構成は【名乗り】→【感謝】→【学びの具体】→【今後の行動】といった形でシンプルにしましょう。 例:「【名乗り】◎◎大学の◎◎です。 【感謝】本日は貴重なお時間をありがとうございます。 【学び】配属予定の〇〇業務で、△△さんのお話にあった「顧客の課題を定義し直す」姿勢が特に印象に残りました。 【行動】入社までに〇〇の基礎を学び、入社以降皆さんの役に立てるよう準備します。今後ともよろしくお願いします。」 固有名詞や学びを盛り込むことで印象に残りやすくなる 「面白かったです」のような抽象語は避け、具体的なエピソードに加えて、固有名詞や数字を1つ入れると熱量が伝わります。 声は少しゆっくり、語尾は上げず、消えずに言い切るようにしましょう。 オンラインならカメラ目線、オフラインなら聴衆の中央後方をみて話すと安定します。 事前に30秒・60秒の2パターンを用意し、順番が前後しても対応できるようにしておくと安心です。
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Q
- ヘッドハンティングで給料交渉は可能ですか?
- ヘッドハンティングは交渉余地が大きい採用形態であることをまずは念頭に置きましょう。 提示額をそのまま飲む必要はありません。進め方としては以下の3つがポイントです。 ①情報整理 現年収の内訳(基本給・賞与・残業・各手当・株式報酬)、市場相場(同職種・同規模・同エリア)、自分の持ち込める価値(売上・コスト削減・プロジェクト実績)を数字で準備。交渉するうえでの材料になります。 ②条件設計 年収総額だけでなく、役割定義、評価ランク、賞与係数、サインオンボーナス、リモート可否、退職金制度、RSU/SOの有無、見直しタイミング(入社6カ月で昇給評価)などについても設計。 年収だけを見ると、仕事の内容や責任範囲、仕事のあり方などは見えてきません。働き方や評価などの詳細についても確認しておきましょう。 ③伝え方 責任→成果→対価の順で論理立てて依頼。相場感としては横移動で+10~20%、スカウト起点で希少スキルなら+20~30%が目安です。 例:「現状維持ではなく、御社でこの目標をこの期間で達成する。その再現性の根拠はこの 3 実績から。責任範囲がこの定義なら、このレンジで合意したい」 交渉は承諾直前がピーク。言いづらい年収はエージェント経由で調整してもらうのが安全です。
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Q
- 営業で成績が悪いので、辞めたいです。
- 営業職として働く以上、営業成績が伸びず辞めたくなるときは誰にでも訪れます。まず「逃げか挑戦か」を白黒・二元論で決めるのではなく、1カ月だけ検証期間を設けてください。 ①案件分解(業界×決裁者×提案内容×活動量)を表にし、ボトルネックを1つだけ絞る。 ②トークを「事実→課題→提案→合意」の 4 段でそれぞれ台本化し、録音して自己チェック。 ③先輩の同席を週 1 程度で依頼し、商談へのフィードバックを3点もらう。 やめるべきかは3つの基準で判断しよう これで改善の手応えがゼロであれば、職務の隣接移行を社内外で検討します。 たとえば、インサイドセールス、カスタマーサクセス、営業企画、営業事務などです。 辞める判断は「健康を壊しそう」、「学習しても成果曲線が立ち上がらない」、「評価指標が自分の強みと決定的に合わない」のいずれかが明確になったときです。 退職するなら、「失敗の物語」としてとらえるのではなく「検証→学び→次の職での活かし方」の文脈に変換して伝えましょう。 そうすればそれは逃げではなく、環境適合の再設計であり、仮説検証の過程にあるといえます。
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Q
- 26歳フリーターから正社員を目指すのは遅いですか?
- 前提として、26歳から正社員を目指すのは(新卒カードは使えないものの)遅くありません。 企業が見ているのは年齢よりも再現性のある能力と働く意欲です。 以下を取り組んでみてください。 ①直近3年の活動を「仕事の行動」に翻訳、つまり正社員として働くうえでの強みとなりそうな要素を抜き出してみます。(例:接客アルバイト=「傾聴・クレーム対応」、倉庫アルバイト=「安全・正確性」、飲食アルバイト=「段取り・同時処理」など) ②現在の生活リズムや1日の過ごし方はいかがですか?もし乱れがちだったり、フルタイムでの労働に対応していない場合、週20時間程度の学習・週10時間程度の就活ルーティンなどを決め、生活リズムを職業人仕様に戻します。 業界にもよりますが、朝の始業時間に間に合うような生活リズムを作りましょう。 ③職種は「未経験 OK×定着重視」の土台づくりとして、事務(営業事務・一般事務)、カスタマーサポート、物流管理、製造オペ、ITサポート・ヘルプデスク、販売(計数管理が学べる店舗)などが現実的です。 ニーズは社会情勢やテクノロジーの進化などによって変化し、それに伴って求人数も変わってきますので、1つの可能性に絞らず、色々な可能性を模索しましょう。 継続できる環境を選び、意図的に学ぼう ④履歴書は空白を作らず、アルバイトでも「数・スピード・品質」など、働くうえでの指標を入れます。もし成果を示す客観的な数字があれば盛り込みましょう(社内表彰など)。 ⑤応募は「広く浅く」より、1社ごとに丁寧に。職務要件に合わせて自己PRを微調整しましょう。 ⑥面接は「継続できる環境条件(通勤・勤務時間・教育)」を必ず確認しましょう。 正社員として、仮に半年以上続けば職歴は「武器」に変わります。 最初の一社を踏み台ではなく「基礎作りの経験を得るためのもの」ととらえ、意図的に仕事から学ぼうという意識を持つことで、5年後の31歳までに、将来の十分な選択肢が開けます。
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Q
- 配属面談で内定取り消しになることはありますか?
- 配属面談で内定取消になるケースは極めて稀で、ほぼないといっていいでしょう。 配属面談は基本的に「適材配置と相互理解」のための場であり、内定可否を決める場ではない(既にそのフェーズは完了している)からです。 内定取消の多くは学歴・経歴の虚偽や重大な非行など採用条件違反であり、希望を述べたから取り消されるものではありません。 希望は戦略的に! 複数選択肢を用意しよう その点では安心してよい一方、希望を伝える際の伝え方は戦略的におこないましょう。 第一希望の結論だけを強く押し通すのではなく、 ①なぜその部署か(自分の強み×成果仮説)を具体の業務に結びつける ②第2・第3希望も「やれる理由」を添えて提示する ③勤務地・勤務形態など譲れる条件と譲れない条件を整理しておく この3つをセットにすると、配属の選択肢が広がります。 避けたいのは他部署の否定や「希望外では働けない」と受け取られる表現です。(特に、希望の配属先でないと働けない、という態度は、先の質問にあった「内定取消」までは行かずとも、やんわり別の可能性を示唆される可能性もなくはないです) 最後は「まずは割り当てられた部署で早期に成果を出す意志」を明確にし、半年後の面談機会やローテーション制度の有無を前向きに確認すると、評価も配置も進めやすくなります。