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Q
- 配属面談で内定取り消しになることはありますか?
- 配属面談で内定取消になるケースは極めて稀で、ほぼないといっていいでしょう。 配属面談は基本的に「適材配置と相互理解」のための場であり、内定可否を決める場ではない(既にそのフェーズは完了している)からです。 内定取消の多くは学歴・経歴の虚偽や重大な非行など採用条件違反であり、希望を述べたから取り消されるものではありません。 希望は戦略的に! 複数選択肢を用意しよう その点では安心してよい一方、希望を伝える際の伝え方は戦略的におこないましょう。 第一希望の結論だけを強く押し通すのではなく、 ①なぜその部署か(自分の強み×成果仮説)を具体の業務に結びつける ②第2・第3希望も「やれる理由」を添えて提示する ③勤務地・勤務形態など譲れる条件と譲れない条件を整理しておく この3つをセットにすると、配属の選択肢が広がります。 避けたいのは他部署の否定や「希望外では働けない」と受け取られる表現です。(特に、希望の配属先でないと働けない、という態度は、先の質問にあった「内定取消」までは行かずとも、やんわり別の可能性を示唆される可能性もなくはないです) 最後は「まずは割り当てられた部署で早期に成果を出す意志」を明確にし、半年後の面談機会やローテーション制度の有無を前向きに確認すると、評価も配置も進めやすくなります。
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Q
- 就活における髪色について、黒染めは必須ですか?
- 髪色は「清潔感・表情の見えやすさ・当日の再現性」が基準で、必ずしも真っ黒一択ではありません。 そもそも、もともと地毛が黒でない人もいらっしゃいますし、昨今は多様性への許容度も上がっています。 髪色単体で選考の評価に影響することはほぼありませんが、金髪など奇抜な髪型は、TPOを問われるのもまた事実です。 地毛に近い自然なダークトーン(6~7トーン前後)なら大半の業界でほぼ問題ありません。逆に黒染めを濃くしすぎると光を吸って顔が暗くみえることがあるため、面接当日の照明下でも健康的に見える範囲に整えるのがコツです。 業界のTPOに合わせ美容室で相談しよう 金融・公務員・接客など保守的な業界は暗めに寄せておく(5~6トーン前後)と安心です。 IT・広告・ベンチャーはやや許容幅がありますが、初回は無難なダークトーン(6~7トーン前後)に合わせてから現場の色に寄せるのが安心です。 美容室でオーダーするときには「就活用に地毛に近い暗髪にしたい。赤みを抑え、色落ちで明るくなりにくい薬剤」をオーダーするとよいでしょう。 カットは目にかからない前髪と耳まわりの毛流れを整えてもらうと、清潔感のある印象となり、かつ写真・面接の双方で再現しやすくなります。
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Q
- 就活メールで「了解しました」は失礼ですか?
- 企業からのメールの内容について、了解したことを返信する際に「了解しました」と伝えるのはやめておきましょう。 「了解しました」は友人同士でのやり取りなどでは自然ですが、目上の人に使う敬語ではないので注意が必要です。代わりに「承知しました/承知しました」もしくは「かしこまりました」が適切です。 「承知」+「次の行動」で配慮を伝えよう 短文でよい連絡でも、件名は相手のスレッドに合わせ、冒頭に「お世話になっています。〇〇大学の△△です。」を入れ、結びに「何卒よろしくお願いします。」を添えると丁寧になります。 例:「面接日程の件につきまして、【◎◎月◎◎日(曜日)◎◎時〜◎◎時】にて承知しました。 当日までにご案内いただいた履歴書をご提出します。 引き続き、何卒よろしくお願いします。」 このように、承知だけで終わらせず、次の行動を一言添えると配慮が伝わります。 なお、相手が社外の個人名なら「了承しました」も誤りではありませんが、就活の文脈では「承知しました」を使っておくのが安心です。
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Q
- 休学中に就活を始めても問題ないですか?
- 休学中に学生の活動(就活)を始めること自体は問題ありません。 企業が知りたいのは「休学の目的と成果」「現在の在籍・卒業見込み」「入社可能時期」の3点です。ここが整理されていれば、在学中と同様にエントリーや選考に進めます。 伝えかたは「目的→取り組み→得た学び→仕事での活かしかた」を一気通貫にするのがコツです。具体性があると好印象です。 たとえば、以下の伝え方があります。 「語学力の強化と異文化協働を目的に留学中で、◯◯月に帰国予定です。 授業外で現地団体の広報を担当し、英語での資料作成と打ち合わせを週次でおこないました。帰国後はこの経験を活かし顧客折衝と資料作成に活かしたいです」。 目的が明確なら不利じゃない! スケジュールを工夫しよう 留年扱いを心配する声もありますが、目的と成果が明確ならマイナスにはなりません。 スケジュールは休学中に自己分析・OBOG訪問・ES雛形・面接練習までをおこなっておき、復学前後の数カ月で本応募に入るかたちが現実的です。 エントリーときは「復学予定月/卒業予定月/入社希望月」を明記し学業と面接が重なる時期はオンライン面接を柔軟にお願いすると、企業側も調整しやすくなります。
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Q
- 社長に給与交渉をすることは可能でしょうか?
- 社長への給与交渉は、小規模企業ほど十分に可能です。 また失礼に当たるかどうかは、頼み方と根拠の出しかたで決まります。 まずは「感情」でなく「事実」を準備します。 ①貢献の数値(売上・粗利・コスト削減・工数削減・品質改善など) ②役割の広がり(担当→リーダー、教育、改善提案の採用) ③市場相場(同規模・同業・同職種の中央値) この3点が柱です。 「相談」の形で伝えよう! タイミングの見極め・代替案の準備も忘れずに 次に代替案を用意します。 たとえば「基本給の改定が難しければ、成果連動の手当」「役割定義の見直しと等級アップ」「在宅・フレックスなど非金銭的条件」などの選択肢を提示すると、合意の余地が広がります。 面談は繁忙期を避け、評価タイミングの1〜2カ月前に15〜30分のアポを取りましょう。 話す際には「この1年の成果共有→来期の貢献計画→その前提としての処遇相談」の順で話します。 言い回しは「昇給してください」ではなく「来期この成果をコミットするために、職責に見合う処遇へ調整のご相談をさせてください」などが望ましいです。 結果が否定的でも評価基準と次回の到達条件を言語化して合意できれば前進です。 条件が曖昧で改善見込みがない場合は市場へ出る準備(職務経歴書の更新・相場確認)に移る判断材料にもなります。
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Q
- 就活しない大学生は、卒業後どうなりますか?
- 仮に在学中に学生の活動(就活)をしない選択をしても、卒業後に就職は十分可能です。 ただ同級生と比べるとスタートが遅れることや新卒一括採用という実績を問わない採用に乗れないというマイナスはあります。 選択肢が少なくなるため、最初の数カ月は選択肢が限られやすいのが実情です。 一般的には下記の3つのルートが現実的です。 ①アルバイトや派遣で生活を支えつつ就職活動 ②既卒向け求人(通年採用・第二新卒枠)に挑戦 ③職業訓練や短期スクールでスキルを身に付けて職種転換 最初の一社は土台作りと割り切り就活を進めよう 重要なのは「なぜ在学中に学生の活動をしなかったのか」を前向きな目的と成果で説明できることです。 たとえば学生の活動の代わりにおこなっていた活動を挙げ「学業・研究・創作・家業手伝い・長期インターン」などでどんな力を身に付け、仕事でどう再現できるかを具体に語れると評価は上がります。 既卒の最初の一社は「土台作り」と割り切って成長機会と教育体制を重視して選ぶのがおすすめです。 応募は「数×質」双方を見すえながら進め、職務経歴書の代わりに実績ポートフォリオ(課題解決の事例、学んだことのアウトプット)を用意すると差がつきます。 生活面では固定費の見直しと3カ月分の資金計画、就活スケジュール(平日午前に面接枠が多い)を立て、週次で応募・面接・振り返りを最低でも1回は回すようにすると未経験でも内定に近づきます。
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Q
- 面接当日にベルトを忘れたら、どうすれば良いですか?
- 面接当日にベルトを忘れたと気づいたとしても落ち着いて行動しましょう。最優先は清潔感と落ち着いた所作です。 もし出発前に気づいた場合は最寄りの量販店やコンビニでもかまわないので、黒のシンプルなベルト(光沢控えめ、バックル小さめ)を購入して向かうのが無難です。 もし移動中や会場近くで気づいた場合はジャケットを着用したままボタンをとめて腰回りを目立たせない、シャツはしっかりタックインしズボンのウエストをずらさないように姿勢を正す、などの工夫で乗り切れます。 申告は不要! 次回以降は前日のチェックリストで再発を防ごう 受付や面接で自ら申告は不要です。言及するとかえって印象に残ります。 座るとシャツが出やすいので、着席前にさりげなく整える一呼吸を挟むと安心です。 仮に先方から指摘があったら「大変失礼しました。以後気をつけます」と短く謝意を示せば十分です。 次回以降のために前日チェックリスト(スーツ・シャツ・ベルト・靴下・ハンカチ・筆記具)をスマホに入れておき、出発前に必ず確認する習慣をつけると再発防止になります。
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Q
- 内定者懇親会の参加メールの返信に対する返信は、どうすべきですか?
- 内定者懇親会の参加連絡に対して人事から「ご返信ありがとうございます。当日お会いできるのを楽しみにしています」などの確認メールが来た場合、基本は再返信不要で問題ありません。 そのメールで往復が完結しており、相手側が次の手続きを進められる状態だからです。 新情報や依頼があるときだけ返信! 前日確認も忘れずに とはいえ不安なときや伝え忘れがあるとき(当日の連絡先、食物アレルギー、到着が遅れそうな前の用事があるなど)はギリギリに連絡せず、調整のタイミングで短い一文で追加情報のみ返しておけると親切です。 たとえば「承知します。当日前の予定の終わりが前後する可能性があるため、当日の連絡先を共有いただけると幸いです。」程度にとどめれば十分です。 返信を重ねるほど相手の受信箱が埋まり、重要連絡が埋もれることもあります。 迷ったら、下記の2点で判断しましょう。 ①相手が次の行動に移るのに自分の返事が必要か? ②新しい情報や依頼があるか? 懇親会前日は集合場所・持ち物、服装指示の再確認当日は開始10分前到着を目安に動けば連絡面の不安はなくなります。
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Q
- 就活の証明写真で前髪があっても問題ないですか?
- 学生の証明写真で前髪があっても問題はありません。大事なのは「目にかからず、眉がある程度みえ、表情がはっきり伝わること」です。 おでこを全出しにすると幼くみえると感じるようであれば厚みを軽く調整して斜めに流し、黒目のうえに影が落ちないようにセットすれば十分に清潔感は出ますし大人っぽい印象にもなります。 撮影前に根元をドライヤーで立ち上げ、分け目付近だけキープスプレーをひと吹きすると時間が経っても垂れにくいです。 眉は1/3〜半分みえるだけでも印象が明るくなります。 重い・影がある・目が隠れているはNG! リハーサルしておこう 前髪なし(上げる)はキリッと端正、前髪ありは柔らかく親しみやすい印象になります。 どちらでも「目・眉・輪郭がみえる」「テカリを押さえる」「当日に再現できる」の三条件を満たせば評価に差はほぼ出ません。 重たいぱっつんで影が落ちる横の毛束がほほにかかって顔の輪郭を隠す、前髪だけ強いカールで不自然は避けましょう。 自宅で撮影当日と同じ手順で一度リハーサルし、カメラ(スマホ)で正面・斜めを確認しておくと安心です。
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Q
- 就活で女性が紺色のスーツを着るのはありですか?
- 女性の紺色スーツは幅広い業界で問題なく、むしろ上品で知的な印象を与えます。ポイントは色味と素材感です。 黒に近いダークネイビーの無地(または極細のシャドーストライプ)を選ぶと、金融・メーカー・インフラのような保守的な業界でも違和感がありません。 ジャケットは体に合うサイズで肩の浮きや袖丈を整え、ブラウスは白・薄いブルーのレギュラーカラーやスキッパーでも開きが深すぎないものを選びましょう。 小物は色味を統一し全体を清潔感でまとめよう 靴はプレーントゥの黒パンプス(ヒール3〜5cmまで)バッグは黒の自立型、ストッキングは肌色が基本です。 高すぎるヒール、光沢が強い生地や明るいネイビー、派手な金具は避けるとより無難です。 髪は顔まわりをすっきりさせ、前髪は重すぎないようにし清潔な印象に。 メイクもナチュラルを意識し「清潔感>華美」を意識しましょう。 写真・面接の場でも紺は肌映りがよく柔らかい印象を出せます。 周囲が黒でも評価が下がることはないので自分に合うトーンの紺を選び、全体の色数を抑えて「きちんと感」を整えれば安心です。